BMW X2 2023年モデルのグレード一覧・新型 / 中古車情報

立体駐車場に対応した、優れたパッケージが特徴の都会派SUV

2018年4月に導入されたBMW X2は、BMWの新しいデザインコンセプトを導入し、BMWのSUVシリーズであるXモデルらしいオフロード走行とユーザーの創造性を駆り立てる都会的な存在感を併せ持つクーペSUVだ。X2のボディサイズは全長4375mm×全幅1825mm×全高1535mmで都市部に多く存在する立体駐車場に対応した全高とした優れたパッケージが特徴。外観では、BMWのアイコンであるキドニーグリルは、下部の幅を広げた他には無いデザインとなっており、大型エアインテークと共に低重心かつワイドな印象を演出。ルーフラインは、クーペスタイルにこだわることなく、BMW Xモデルらしい強烈なインパクトを与える、やや無骨な形状とすることで、躍動感を表現している。そして、C ピラーには、歴代BMW クーペの名車を彷彿とさせるBMW ブランド・ロゴをあしらった。これは近年採用されていないデザインで、BMWの伝統と創造性を融合させる要素として、モデルコンセプトを象徴している。インテリアは、BMW ならではのドライバーを中心においたコンセプトとモデルの個性を調和させ、低重心のシートポジションを設定し、スポーティな印象を強調。また、モデル全体にフラットな造形が採用されているため、広々とした室内空間を実現している。さらに新しい挑戦として、エクストリーム・スポーツからインスピレーションを受けたM Sport Xモデルを設定。BMW X モデルのオフロードキャラクターが強調されたデザインで、フローズングレーのシャープかつ洗練されたアクセントがちりばめられた専用装備などにより、新型BMW X2 の個性をより強調したデザインとなっている。搭載しているエンジンはX2sDrive18iには最高出力140ps、最大トルク220Nmを発生する1.5L直列3気筒ガソリンンターボ。そしてX2xDrive20iは最高出力192ps、最大トルク280Nmを発生する2L直列４気筒ガソリンンターボエンジン。組み合わされるミッションは1.5Lエンジン車が7速デュアルクラッチミッション。そして2Lエンジン車は8速ATが組み合わされ、駆動方式は1.5Lエンジン車が2WD（FF）、2Lエンジン車は4WDとなる。安全装備では、衝突回避・被害軽減ブレーキをはじめ、4つの機能を採用した安全機能・運転支援システム「ドライビングアシストを搭載。高速道路などで追従走行が可能なアダプティブクルーズコントロールはオプションで設定されている。また、「もしもの時に備える万全の安全性」と「カーライフを進化させる革新の利便性」を実現したBMW コネクテッドドライブを標準装備。機能としては、深刻な事故が発生した際、車両から自動的にSOSコールを発信するBMW SOSコールや車両が自動的に整備関連のデータを指定の正規ディーラーに送信するＢＭＷテレサービス。スマートフォンを利用して車両を遠隔操作できるBMWリモートサービスなどが用意されている。2019年1月X2に新グレードを追加した。一つはX2 xDrive18dで、最高出力150ps、最大トルク350Nmを発生する2L直列４気筒ディーゼルターボエンジンを搭載したモデル。そして最高出力302ps、最大トルク450Nmを発生する2L直列４気筒ガソリンンターボエンジンを搭載し、専用チューンが施されたMスポーツサスペンションやMスポーツブレーキなどを採用したハイパフォーマンスモデルのM35iを設定した。そして2020年6月には最高出力190ps、最大トルク400Nmを発生する2L直列４気筒ディーゼルターボエンジンを搭載したxDrive20dを追加。高出力とWLTCモード燃費14.5km/Lという好燃費を両立し、ロングドライブで威力を発揮する。（2020.6）