アウディ A3のカタログ｜価格・燃費・新型 / 中古車情報

日本初車内でのWi-Fi接続を可能としたコンパクト5ドアモデル

2013年9月に3世代目となるアウディA3スポーツバックが登場した。ボディサイズは全長4325mm×全幅1785mm×全高1435mmと先代モデルより拡大しているものの、キャビンに熱間成形スチール素材を採用するなど最新に超軽量技術により、キャビン単体の重量は従来比37kgの軽量化を達成。1.4Lエンジンン搭載モデルの車両重量は1320kgに抑えられている。外観デザインは、低いフロントエンドからはじまり、ボディ後方まで続くボディラインによって伸びやかさを表現。さらに3つの窓を配したボディサイドは、張りのあるデザインとなっている。インテリアは、エレガントかつ軽快で清潔感あるデザインを追求。低い位置に装着されたメーターパネルとドライバー方向に向けて、傾いているセンターコンソールとあいまって、浮き上がったようなダイナミックな印象となっている。搭載しているエンジンは最高出力122ps、140psの2つの仕様のある1.4L直列４気筒ターボと最高出力180psを発生する1.8L直列４気筒ターボエンジンの2種類。組み合わされるミッションは2WD（FF）の1.4L車には7速AT、4WDの1.8L車には6速ATが組み合わされる。最新の運転支援システムに加えて、アウディコネクトと呼ばれる最新のインフォテイメントシステムを搭載。従来から搭載されているMMIナビゲーションシステムの拡張機能として搭載されるもので、走行中のインターネット接続を可能とし、簡単な直感的動作でドライバーに適切な情報提供を受けられる。ナビゲーションにGoogle EarthのイメージやGoogleストリートビューを表示することができる他、近隣空港のフライトインフォメーション、天気予報、駐車場やガソリンスタンドの情報などが入手可能というスグレモノ。またこのシステムには最大8台まで接続可能な無線LAN機能があり、ポータブルデバイスを使用して同乗者もネットサーフィンやメール送受信などが可能となっている。2014年8月に一部改良を行い、これまでオプション装備として装着率の高い最新の運転支援システム、アウディブレーキガード付きアダプティブ クルーズコントロール（ACC）を標準装備とした。さらにエクステリアやインテリアを専用パーツでスポーティに仕立てたS line パッケージをオプションで追加設定している。また、アウディコネクトの新機能としてアウディコネクトナビゲーターを追加。この機能を利用することで、専任オペレーターを介しての施設検索や、レストランやホテルの予約が可能となった。2017年1月にアウディA3スポーツバックはマイナーチェンジを行った。内外装の変更に加えて、従来の4WDモデルに搭載されていた1.8Lエンジンを新開発の最高出力190psを発生する2L直列4気筒ターボエンジンに変更。同時にミッションも6速から7速へと多段化され、燃費性能は8％向上しJC08モードで16.0km/Lを実現した。さらに運転支援システムについては、ブレーキやアクセルをシステムが自動制御して車間距離と速度を一定に保つ「アダプティブクルーズコントール」をはじめ、追突防止／歩行者保護のための自動ブレーキ機能を含めた「アウディプレセンス フロント」を全モデルに標準装備。さらに車線維持操作を助ける「アウディアクティブレーンアシスト」、車線変更時の危険を減らす「アウディサイドアシスト」、渋滞時のドライバーの負担を軽減する「トラフィックジャムアシスト」といった先進システムも選択できるようになっている。2018年9月に一部改良を行い、オプション装備を拡充し、ラグジュアリーパッケージに上質なチェスナットブラウンのパーシャルレザーを選べるようになった。そしてこのタイミングでグレードの名称が変更されている。（2018.9）