スバル スバルXVハイブリッドのカタログ｜価格・燃費・新型 / 中古車情報

優れたパッケージの都市型SUVは悪路走破性が強化された

都市部に多く存在する立体駐車場に対応した、優れたパッケージングでスマッシュヒットしたSUVのスバルXV。2017年5月から販売開始した2代目となるモデルは、クルマの骨格にあたるプラットフォームを一新したものの、優れたパッケージングは継承されているのが特徴。先代モデルでXVハイブリッドと呼ばれていたモデルは廃止されXVに吸収。パワートレインの名称もe-BOXERへと変更され2018年10月の一部改良時に追加された。SGPと呼ばれる操舵応答性と操縦安定性が向上した新プラットフォームを採用したXVのボディサイズは、全長4485mm×全幅1800mm×全高1550mmで全長と全幅が先代モデルより拡大されている。外観デザインはスバル共通のデザインフィロソフィー“DYNAMIC×SOLID”を採用し、都会的で洗練された機能性を感じさせるスポカジスタイルを実現。インテリアではブラックとグレーを基調とした質感の高いインテリアの各所にオレンジステッチをアクセントとして加え、XVらしい遊び心やアクティブ感を表現している。最高出力145psを発生する2L水平対向4気筒エンジンとモーターを組み合わせたe-BOXERを搭載するアドバンスグレードは、先進性や特別感のある専用のブルー内装を採用している。搭載するパワートレインはe-BOXERをはじめ、最高出力115psを発生する1.6L水平対向４気筒エンジン、そして最高出力154psを発生する2L水平対向４気筒エンジンの3種類。ミッションは全車CVTが組み合わされ、駆動方式は全車4WDで燃費性能はJC08モードで16.0～19.2km/Lを実現している。XVは4WDの走破性をさらに高める電子制御システム「X-MODE」を搭載。このシステムはエンジン・ミッション・4WD・VDC（横滑り防止装置）を統合制御し、4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールすることで、悪路や滑りやすい路面、下り坂も安心して走行できるというもの。安全装備では、スバル独自の運転支援システム、「アイサイトver.3」を全車に標準装備。従来のシステムに車線中央維持機能の追加や全車速追従機能付クルーズコントロールを進化させ、安全性能をさらに高めている。さらに自車の後側方から接近する車両を検知し、ドライバーに注意を促す「スバルリアビークルディテクション」を採用している。XVは2020年9月にマイナーチェンジを実施。このマイナーチェンジでは、内外装の変更をはじめ、搭載されているパワートレインは2Lガソリンエンジンが廃止し、1.6L水平対向４気筒エンジン＋CVTと2Lガソリンエンジン＋モーターのe-BOXERの２種類となった。またe-BOXERにはスポーティな走りをサポートするアダプティブ変速制御「e-アクティブシフトコントロール」を採用。さらに視界確保をアシストする「フロントビューモニター」を設定し、安全性の向上をさせている。2L水平対向エンジンとモーターを組み合わせたe-BOXER搭載車では、ドライバーの気分や走行シーンに合わせて走行性能を3つのモードで使い分けられるSI-DRIVEと、強調するアダプティブ変速制御「e-アクティブシフトコントロール」を新採用。この新機能は「SI-DRIVE」のスポーツモードを選択した際に、スポーティな走りをサポートするという機能。例えば、コーナー進入時、アクセル・ブレーキの操作状況などからスポーティな走行と車両が判断した場合に制御を開始し、高いエンジン回転数によるコーナリングを維持。コーナー後はモーターアシストを作動させ力強い加速を実現するなど、ダイレクトな変速感覚が味わえる。そして安全性能では、見通しの悪い交差点や、駐車・発進時にドライバーの視界をサポートする「フロントビューモニター」をオプションで設定。これはフロントグリルに装着されたカメラの映像をマルチファンクションディスプレイに表示。自車の前方の様子が確認できて、見通しの悪い交差点や駐車・発進時に前方確認をサポートしてくれる機能となっている。（2020.9）