2022-10-20
車を擦ったら塗装がはげた!対処方法や費用を解説
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「車を擦ったら塗装がはげた!どうしたらいいの?」と考えていませんか?
車を擦ってしまった場合、傷の程度によって、対処方法や修理費用は大きく変わります。本記事では、車を擦った場合の対処方法や費用に関して詳しく解説します。
車を擦って塗装がはげてしまった場合、「修理費用の相場が知りたい」「自分で補修できる?修理業者に依頼すべき?」など多くの疑問を持つ人が多いのではないでしょうか?
小さな擦り傷だから大丈夫とそのまま放置してしまうと、後々大きな修理が必要になってしまう可能性があるためなるべく早めに修理が必要です。
しかし、修理にかかる費用の相場が分からなかったり、修理業者に依頼するべきか判断がつかず、ついつい後回しにしてしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、車の擦り傷が車体に与える影響や、修理費用の相場、業者に修理を依頼する際に知っておきたいポイントなどについて詳しく解説します。
車を擦った際の修理に関する基本知識を深めたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
車を擦ったら塗装がはげた!すぐに補修は必要?
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車を擦ってしまった場合、すぐに修理するべきなのか解説します。
結論からお伝えすると、たとえ小さな擦り傷や、目立たない箇所についた擦り傷であったとしても、放置せずにすぐに補修するか、修理に出すことをおすすめします。
理由としては、車のボディの大部分が鉄板でできているためです。ボディにほどこした塗装は、鉄板部分が雨や水濡れによってサビてしまうのを防ぐ役目を担っています。
擦り傷の補修を行わずに放置してしまうと、わずかな傷から水分が浸透していき、徐々にサビが広がっていきます。
サビは塗装の内側でじわじわ広がっていくため、目に見えて分かりにくく、気付いたときには大規模な修理が必要になることもあります。車体の劣化にもつながるため、売却する際の査定額にも影響が出てしまうかもしれません。
このように、擦り傷の放置はメリットがないだけでなく、デメリットが大きいことが分かります。
塗装は大きく分けて、もっとも外側に位置する「クリア層」と、クリア層の下にある「色の層」に分かれています。クリア層のみを擦った傷の場合は、すぐにサビが進行する可能性は低いですが、色の層まで届くような擦り傷はサビが進行しやすいため、補修や修理が必要です。
ただ、普段から車の擦り傷を見慣れていない方は、傷の程度の判断がつかず放置してしまいがちです。
走行に影響も出ないことから、補修したり修理に出したりするのが億劫に感じることもあるでしょう。
ただ、上記のようなケースにならないよう、なるべく擦り傷がついた際は放置せずに修理に出すのがおすすめです。
塗装剥がれは自分で直せる?
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擦り傷と塗装剥がれを自分で直す手順
車についた擦り傷は、傷の程度によって補修方法や、使用する道具が異なります。
【傷の程度ごとの補修方法】
|
料金相場 |
補習方法 |
軽度 |
・クリア層のみを擦った傷 ・壁や枝で擦った傷 ・飛び石傷 |
タッチペン |
中度 |
・色の層まで届いている傷 ・ドアやバンパーの広範囲についた擦り傷
|
スプレー、ハケ、ローラー |
重度 |
・鉄板まで損傷しているような傷 ・全面の塗装を塗りなおす傷
|
スプレー、ハケ、ローラー |
タッチペン・スプレー・ローラー(ハケ)の補修に関して、それぞれ必要な道具や手順を解説します。
タッチペンを使った補修方法
- タッチペン
- コンパウンド(磨き用・仕上げ用)
- シリコンオフ
- マスキングテープ
- ワックス
- 台所用中性洗剤
【補修方法】
- 台所用中性洗剤で傷周辺の汚れを落とす
- シリコンオフで脱脂する
- 傷の周囲にマスキングテープを貼る
- 傷をタッチアップペンで塗装する
- タッチアップペンを乾かす
- 4と5を3回ほど繰り返す
- 塗料が完全に乾くまで1週間ほど待つ
- コンパウンドで磨き用→仕上げ用の順に磨いていく
- ワックスで艶出しをする
タッチペンの塗料は、乾くと縮む性質があるため、たっぷりと塗るのがポイントです。3回ほど重ね塗りした際に、少し盛り上がる程度を目安にしましょう。その後、コンパウンドで磨く際に盛り上がりを取れば、盛り上がりは目立たなくなります。
スプレーを使った補修方法
【必要な道具】
- カラー剤スプレー
- サンドペーパー
- コンパウンド(磨き用・仕上げ用)
- マスキングテープ
- 養生用ビニール
- シリコンオフ
- 下塗り剤
- クリア塗装剤
【補修方法】
- 傷以外の部分を養生用ビニールとマスキングテープで養生する
- サンドペーパーで軽く塗料を剥がして足付けする
- シリコンオフで脱脂する
- 下塗り剤を吹きかけて下地処理をする
- カラー剤をかける
- ボカシ剤をかける
- 色ムラがなくなるまで、5と6を繰り返す
- 1日乾かしたら、クリア塗装のために足付けをする
- クリア塗装がしっかり付着するように、シリコンオフで脱脂する
- クリア塗装剤をかける
- 1週間ほど放置して、しっかり乾かす
- 最後に少しデコボコした表面をコンパウンドで磨き上げ光沢を出す
スプレーで塗装する場合、カラー剤が広範囲に広がるため、念入りに養生する必要があります。また、つい厚塗りしたくなってしまいますが、乾燥するとデコボコになりやすく、仕上がりが汚くなってしまいます。薄塗りを心がけましょう。
ローラー(ハケ)を使った補修方法
【必要な道具】
- 塗料
- ローラー
- ハケ
- マスキングテープ
- 養生用ビニール
- サンドペーパー
- ウエス(布)
- シリコンオフ
- 下塗り剤
- バケツ
- クリア塗装剤
【補修方法】
- 傷以外の部分を養生用ビニールとマスキングテープで養生する
- サンドペーパーで軽く塗料を剥がして足付けする
- シリコンオフで脱脂する
- 下塗り剤を吹きかけて下地処理をする
- メーカーごとに定められた配分で塗料・硬化剤・シンナーを混ぜる
- 塗料を塗っていく
- 一日乾かしたら、クリア塗装のために足付けをする
- クリア塗装がしっかり付着するように、シリコンオフで脱脂する
- クリア塗装剤をかける
- 1週間ほど放置して、しっかり乾かす
- 最後に少しデコボコした表面をコンパウンドで磨き上げ光沢を出す
ハケやローラーは広範囲に塗りやすいですが、塗料に跡が残りやすく、難易度が高くなります。塗料を混ぜたり、スピード感のある作業が必要になったりと、作業が大がかりになるため、塗装に慣れた人が側にいない限りは、業者に頼むのが得策です。
難易度が高いポイント
塗装の補修に慣れていない初心者が、自力で補修を仕上げるのは想像以上に難易度が高く、つまずきやすいものです。初心者がつまずきやすいポイントを例に挙げて解説します
まず、塗装は薄く重ね塗りしていくのが鉄則です。きれいに塗れていない部分を見つけると、その部分だけ厚く重ね塗りしてしまいたくなりますが、厚塗りはスプレーやハケ、ローラーの型が残ってしまいます。
乾燥後も、デコボコとした仕上がりになり、きれいに仕上がりません。補修の最中は、丁寧に薄く塗っていくことを心がける必要があります。
また、暑すぎる日や雨の日は塗料と相性が悪いため、なるべく避けたほうがいいでしょう。塗料は気温が高いと固まりやすく、気温が低い・湿度が高いと固まりにくくなります。
夏場は通常よりも塗料が乾くスピードが早くなるため、スピード感のある作業が必要になることから、初心者にとって難易度が高いと言えるでしょう。
雨の日のように塗料が乾きにくいと、乾燥させるまでに余計な時間がかかってしまいます。塗装の補修に慣れていない初心者は、秋や春先など涼しい時期を狙いましょう。
そして、傷の大きさにもよりますが、塗装を完全に乾燥させるまでに一定の時間が必要になります。数日~1週間ほどは車が使えないと見積もっていたほうがいいでしょう。自力で行う補修は代車がないため、車を使わないスケジュールを立てる必要があります。
車の塗装剥がれの補修に関しては、下記の記事で詳しく解説しています。さらに詳しく知りたい方はチェックしてみてください。
関連記事:車の塗装剥がれはDIYできる!?やり方や業者に依頼した方がいい場合についても解説
補修は自分でするべき?プロに依頼すべき?
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軽度〜中度ほどの擦り傷がついた場合、補修にかかる手間と費用を考えて自分で直すべきなのか、プロの修理業者に依頼した方が良いのか判断しなくてはいけません。自分で補修を行う場合と、プロに修理依頼を出す場合のメリット・デメリットをまとめました。
【プロに修理依頼を出すメリット・デメリット】
補修方法 |
メリット |
デメリット
|
自分で補修する |
・費用が安い。 ・業者に持ち込む手間がかからない。
|
・道具を用意する必要がある。 ・きれいに仕上がらない可能性がある。 ・サビや色味のズレなど失敗するリスクがある。
|
プロに修理依頼を出す |
・仕上がりがきれいになる。 ・失敗するリスクはほとんどない。 ・時間と手間を節約できる。
|
・費用が高い。 ・傷の程度によっては数日預けることもある。
|
自分で補修するメリットは、補修にかかる費用を抑えられる点です。道具をそろえる必要はありますが、1回そろえてしまえば何度も補修できるため、1度の補修にかかる費用はわずかなものになります。
ただし塗装の補修に慣れていない初心者が、完璧な状態に仕上げるのはかなり難しいものです。自分で無理に修理しようとすると、かえって不自然な仕上がりになり、失敗する可能性も高くなります。また、落とすべきサビを見落としてしまったり、塗装の色味がズレて傷が浮いたようになったりすることも十分に考えられ、リスクが高いと言えます。あくまでも、修理を行うことで「傷をきれいに直す」のではなく、「現状よりいい状態にする」「傷を目立たなくさせる」ということを頭に入れておいてください。
プロの修理業者の場合は、軽度〜中度ほどの擦り傷なら、持ち込んだその場で修理してもらえる場合が多く、時間と手間を節約できます。プロの技術と道具を使って塗装を直すので、仕上がりは自作と比較にならないほど美しく仕上がるでしょう。ただやはりそれだけの技術を要するので、自分で補修するよりも費用は高くなります。
以上のことから、自分で補修するか、プロに依頼するか、迷った場合は「仕上がりの美しさ」と「費用」を軸に、判断するのがおすすめです。
- 仕上がりの美しさよりも、費用を抑えたい・・・自分で補修する
- 費用よりも、仕上がりの美しさを重視したい・・・プロに修理依頼する
それぞれのメリット・デメリットを考慮して、検討してみましょう。
業者に補修を依頼すると費用はどれくらいかかる?
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擦り傷を修理業者に依頼する場合、擦ったパーツや、傷の深さによって金額は大きく変動します。パーツ交換が必要ないレベルの擦り傷ということを前提として、パーツ別・傷の程度別に修理費用の相場を紹介します。
修理費用の相場:パーツ別
日常生活の中で傷がつきやすいパーツは、おもに下記の3種類です。
・バンパー
・リアゲート・リアバンパー
・フロントバンパー
パーツごとに修理の作業や手間が変わってくるので、修理費用は各パーツごとに若干変動します。例として、部分塗装(15cm×15cm程度)と全面塗装になった場合の相場をそれぞれ解説しますので、参考にしてください。
【修理費用の相場:パーツ別】
修理箇所 |
修理範囲 |
修理費用 |
フロントバンパー |
部分塗装 全面塗装 |
1~3万円 3~6万円 |
リアゲート・リアバンパー |
部分塗装 全面塗装 |
1~3万円 4~7万円 |
ドア・フェンダー |
部分塗装 全面塗装 |
1~3万円 5~10万円 |
※2022年7月調べ
【フロントバンパー】
フロントバンパーの修理費用の相場は、部分塗装で1万円〜3万円程度、全面塗装で3~6万円程度となります。バンパーは車のフロント部分に位置しており、比較的傷がつきやすいパーツと言えるでしょう。飛び石や枝で擦った、浅くて細かい傷なら1万~2万円程度で済みますが、深い擦り傷の場合はパーツを取り外して全面塗装になる場合もあります。傷の範囲が広く、フレームやフェンダーにかけて傷がついた場合は、パーツごとに修理費用がかかり、高額になる可能性が高いです。
【リアゲート・リアバンパー】
リアゲート・リアバンパーの修理費用の相場は、部分塗装で1万円〜3万円程度、全面塗装で4〜7万円程度となります。バック駐車や、荷物の搬入の際に傷つくことの多いパーツです。リアゲートとリアバンパー両方にわたる擦り傷の場合は、両方のパーツを取り外すことになるので、修理費用は高額になります。リアゲート周辺のライトやウィンカー、などに傷が及んでいるとパーツ交換になる可能性も出てくる可能性があります。
【ドア・フェンダー】
ドア・フェンダーの修理費用の相場は、部分塗装で1万円〜3万円程度、全面塗装で5~10万円程度となります。ドア・フェンダーは車の側面に位置するため、塀や枝で傷がつきやすい場所です。特にフェンダーは取り外しの難しいパーツなので、修理費用は高額になりがちです。
また車の側面を大きく擦ってしまい、ドアの関連部品であるサイドミラーに傷が入った場合、修理ではなく交換になる可能性が高いので注意しましょう。相場としては、カバーの交換で1万円前後ほどです。
修理費用の相場:傷の程度別
の程度は、前述した塗装の層ごとに、大きく分けて3種類に分かれます。
・クリア層のみを擦った軽度の傷
・色の層まで届いている中度の傷
・鉄板まで損傷している重度の傷
ボディについた傷が深くなるごとに、修理にかかる手間と作業時間が増えるため、料金は高額になります。こちらも、手のひらサイズ以下(15cm×15cm程度)の傷がついた場合の相場を解説しますので、参考にしてください。
【修理費用の相場:傷の程度別】
傷の程度 |
修理費用 |
クリア層のみを擦った軽度の傷 |
数千円〜2万円 |
色の層まで届いている中度の傷 |
1〜3万 |
鉄板まで損傷している重度の傷 |
3〜10万 |
※2022年7月調べ
【クリア層のみを擦った軽度の傷】
クリア層のみを擦った傷の場合、修理費用の相場は、数千円〜2万円程度です。クリア層は塗装の最も表面に当たる部分で、色のある層を保護しています。洗車や飛び石など、日常生活の中で細かい傷がつきやすいのが特徴です。おもにコンパウンドを使用した修理になることがほとんどなので、修理時間も短く、費用も安くつきます。この層のみの傷なら、自分で修理することも可能です。
ただ傷が浅くても、傷の範囲が広い場合は修理費用がかさんでしまう可能性があることを頭に入れておきましょう。
【色の層まで届いている中度の傷】
色の層まで達している傷の場合、修理費用の相場は、1万〜3万程度です。色の層まで傷が届いている場合は、塗装の隙間から水が入り込み、サビにつながる可能性が出てきます。なるべく早く修理に出しましょう。
また、車のカラーによっても修理費は変動します。日本市場では白・黒・シルバー系のカラーがスタンダードとされており、車種限定のカラーや外車のカラーは専門色扱いとなるため、修理費が高く設定されていることがほとんどです。
加えて、色に関係なく、塗装に手間のかかるボディカラーを使用しているかも重要なポイントです。市販車で塗装されているボディカラーは大きく分けて「ソリッド」「メタリック・マイカ」「パール」に分けられています。
【塗装の種類】
ソリッド |
基本的な単色塗り。 |
メタリック・マイカ |
ソリッドの上に特殊な塗料を重ねて輝きを強調している。美しい反面、塗装の手間が2重にかかる。 |
パール |
ソリッドの上に特殊な塗料を重ねて輝きを強調している。美しい反面、塗装の手間が2重にかかる。 |
メタリック・マイカやパールのように、塗装の修理に2重の手間がかかる特殊な塗装は、そのぶん高額になりやすいことを頭に入れておきましょう。
【鉄板まで損傷している重度の傷】
鉄板まで損傷している傷の場合、修理費用の相場は、3万~10万程度です。金属部分まで傷が達している場合、放置するとほぼ必ずサビが発生すると思っておきましょう。現状の状態から悪化させないためにも、早めに修理依頼を出すことをおすすめします。
すでに時間が経過してサビている場合は、サビ落としが必要になるため、別途費用が必要になります。深い擦り傷がついた場合は、パーツの取り外しやサビ落とし、車体システムの確認など、余計な修理費用がかさんでしまうため、注意が必要です。
業者に依頼する場合の注意点
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車の塗装がはげてしまったら楽天Carキズ・修理!
【修理業者別のメリット・デメリット】
修理業者 |
メリット |
デメリット |
デントリペア |
・仕上がりがきれいで安定している ・修理業者を探す手間がかからない ・預かりの場合は代車サービスを利用できることもある。
|
・費用が高い |
ガソリンスタンド・カーショップ |
・全国展開しており店舗が多い ・在籍しているスタッフが多く、修理時間が短い
|
・重度の傷は修理を断られる可能性がある |
板金塗装工場 |
・費用が安い ・腕のいい板金屋なら仕上がりがきれい
|
・重度の傷は修理を断られる可能性がある |
ディーラーに修理依頼を出した場合、ディーラーと契約している板金塗装工場に依頼を回し、修理を行います。このときの中間マージン料が発生するため、修理費用が高額になるデメリットがあります。
ただし、ディーラーと契約している板金塗装工場は、自動車メーカーの一定の基準をクリアした工場のみなのでレベルが高く、仕上がりの美しさは保障されています。わざわざ自分でレベルの高い業者を探し出す手間がかかりません。塗料も社内の純正品を使用し、調整を行うので、現状のボディカラーと色味が一致した仕上がりになるでしょう。修理にかかる時間が長い場合は、代車を貸してくれる場合もあるため、サービス面では充実しており、安心感があると言えます。
ディーラーへの依頼がおすすめの人 |
・費用よりも、仕上がりのレベルを重視したい人 ・修理業者を探す手間をかけたくない人 |
ガソリンスタンド・カーショップへの修理依頼を出すメリットは、店舗数が多いため持ち込みやすい点が挙げられます。全国展開している店舗なら修理費用が大きく変動することなく安心です。加えて、回転率を重視してスタッフを店舗に多く配置しているため、修理時間が短いのも魅力のひとつでしょう。
ただし塗装が大きく剥がれた傷や、車体の鉄板を損傷しているような傷の場合は、板金や再塗装といった大がかりな修理が必要になるため、修理を断られる可能性があります。あくまでも軽度〜中度のその場で対応できる傷が対象と覚えておきましょう。
ガソリンスタンド・カーショップへの依頼がおすすめの人 |
・まずは傷の程度をプロに見てもらってから判断したい人 ・どの修理業者に依頼すればいいのか分からない人 |
板金塗装工場に修理依頼を出すメリットは、費用の安さが挙げられます。ディーラーと比較して中間マージン料が発生しないため、純粋な修理費用だけで依頼できるのが魅力です。腕のいい職人がいる板金塗装工場に修理依頼を出せば、納得のいく仕上がりが期待できるでしょう。
ただ、腕のいい板金塗装工場や、自分が納得して修理を依頼できるスタッフを自力で探す必要があるため、修理を依頼するまでに手間がかかります。相性のいい板金塗装工場が見つかれば、長いお付き合いができるでしょう。そのために、直接工場に見積依頼を出したり、ネットで口コミを調べたりと、情報収集する必要があることを頭に入れておかなくてはいけません。
板金塗装工場への依頼がおすすめの人 |
・修理を依頼する手間が多少かかっても修理費用を安くしたい人 ・腕のいい板金屋を見つけて、今後長く依頼していきたいと考えている人 |
このように、修理業者ごとにメリット・デメリットがあり、費用もそれぞれ異なります。修理依頼を出す前に、各業者から修理見積を取るのがおすすめです。それぞれの費用やサービスを比較検討することで、納得感をもって修理依頼を出せるでしょう。
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車についた傷をそのまま放置してしまうと、サビが発生し、車体の劣化につながる可能性が高まるので、なるべくすぐに補修しましょう。
このとき傷の程度によって、自分で補修できる傷と、修理に出すべき傷に分けられます。ボディの表面のみについた浅い傷の場合は、コンパウンドやタッチペンを利用して自分で補修することが可能です。準備するものや工程が多いため、大変に感じるかもしれませんが、費用を抑えられるのが特徴です。
反対に、塗装が剥がれてボディの鉄板が見えているような傷の場合は、自分で無理に直そうとせず修理業者に依頼しましょう。修理業者は、ディーラー・ガソリンスタンド・カーショップ・板金塗装工場などが挙げられ、それぞれ特徴やメリット・デメリットがあります。傷の具合・予算・サービスなどで総合的に判断して、修理業者を選ぶのがおすすめです。
ただ、自分で傷の程度や、塗装の剥がれ具体から判断して修理業者を選ぶのは難しいものです。無駄に高額な修理費用を払わないためにも、修理業者の比較サイトを使うという方法も便利です。
『楽天Carキズ修理』は、車の傷やへこみを修理してくれる業者を比較・予約できるポータルサイトです。
お近くの修理業者を一括で探せる上に、修理箇所の写真を送信するだけで見積もりも送ってもらえるので、家から出ずに見積もり業者を決められます。
楽天ポイントも貯まるので、修理で貯まったポイントでオトクに他の買い物ができるのもうれしいですね。
車の傷やへこみを直したい方は、『楽天Carキズ修理』でお近くの業者を比べてみてくださいね。
参考サイト
楽天Carマガジン|車の全塗装をすると費用はどれくらい?格安塗装の注意点も解説(参照日:2022-07-27)
https://car.rakuten.co.jp/magazine/articles/2022/carwash67/
楽天Carマガジン|車の塗装剥がれはDIYできる!?やり方や業者に依頼した方がいい場合についても解説(参照日:2022-07-27)
https://car.rakuten.co.jp/magazine/articles/2022/repair10/
ForDrivers|バンパーの塗装について徹底解説!塗装にかかる費用をチェック!ひび割れていてもDIYでの修理は可能?(参照日:2022-07-27)
https://magazine.tire-hood.com/tokusyuu/020073/
池内自動車|フロントフェンダーの板金塗装はいくらかかる?修理代にDIY修理法(参照日:2022-07-27)
https://www.ikeuchi-jidousha.com/column/frontfender-repair/
ネクステージ|車を全塗装する費用はいくらかかる?メリット・デメリットも検討しよう(参照日:2022-07-27)
https://www.nextage.jp/buy_guide/info/255320/
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