2021-03-01
【節約術】無理なく誰でも簡単に始められるものだけを紹介
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「節約術で簡単にできるものを知りたい」と思う人は少なくないでしょう。出費を抑える方法はさまざまですが、やり方によっては労力だけかかってあまり成果が得られないことも多いです。無理なくできて、効果の大きい節約術を紹介します!
節約をして少しでも生活に余裕を持たせたいと考えることはありませんか?「毎月の出費がもう少し少なければ…」と思っている人も多いでしょう。しかし、安い食材を買ったり、電気の使用量を控えたりなど定番の節約術を手当たり次第に実践しても、期待するほどの成果は得られないのが現実です。
そこで本記事では、初心者でも実践でき、効果も大きい節約術を紹介します。「努力したのにあまり節約にならなかった」と残念な結果にならないように、まずは効果的な節約方法を覚えておきましょう。
初心者でも実践しやすい節約術とは?
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これから節約を始めたいという初心者なら、やみくもにいろいろな方法を試すより、実践しやすい簡単なものから始めてみましょう。初心者でも実践しやすい節約術の条件は次の2つです。
- 我慢をせずに続けられる
- 日常的に実践しやすい
反対に考えると、我慢を強いられるものや、日常的に取り組みにくい方法は、失敗しやすい節約術であると言えます。
条件1.我慢をせずに続けられる
初心者でも実践しやすい節約術の1つ目の条件は、我慢や無理をすることなく継続できる方法であるということです。
節約術と言えば、「数円でも安い商品を求めていくつかのスーパーをはしごする」「電気代を抑えるためにエアコンを使わないようにする」などの方法をイメージする人も少なくないでしょう。しかし、これらの方法はストレスがたまるばかりで、節約としての効果が大きいとは言えません。
また、ストレスの多いものはなかなか長期的に継続することができないため、ごく一時的な節約にしかならないということも問題です。無理せずできる自分に合った節約術を実践するようにしましょう。
条件2.日常的に実践しやすい
実践しやすい節約術のもう1つの条件としては、日々の生活に取り入れやすいものであるということが挙げられます。特に、次の2つに当てはまるものは、無理なく実践できるのでおすすめです。
- 自動化できる
- ルーティンに組み込める
自動化できる節約術としては、後述する固定費の見直しなどが挙げられます。たった1回見直しをして毎月の出費金額を減らせば、あとは毎月その状態が続くのでほとんど手間がかからないというのが魅力です。
また、日々のルーティンに無理なく組み込めるものも、実践しやすい節約術になります。例えば、利用するスーパーを1つに絞ってそのお店のポイントを貯める、休日の時間があるときに作り置きおかずを作るなど、普段のライフスタイルを考え、その中でできそうなことを取り入れると良いでしょう。
生活費の内訳をおさらい
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節約を始める前に、毎月どのくらいの生活費がかかっているのかをきちんと把握できていますか?節約を始めるには、最初に生活費の内訳を把握しておくことが大切です。まずは生活費の主な項目をご覧ください。
- 食費
- 住居費
- 水道光熱費
- 家具、家事用品費(日用品などを含む)
- 被服費
- 保険医療費
- 交通費
- 自動車関連費
- 通信費
- 教育費
- 教養娯楽費
- 交際費
- その他(雑費、仕送り、こづかいなど)
ここからは、平均的な生活費の内訳をご紹介します。ただし、生活費はライフスタイルによって金額に大きく差があるため、あくまで参考にしてください。生活費のイメージが掴めたら、自分の生活費も分かる範囲で書き出してみましょう。
1人暮らしの場合にかかる生活費の内訳
まず、1人暮らしにかかる生活費の内訳をご紹介します。
1人暮らしの平均生活費(2019年)
食費 |
40,331円
|
住居費(持ち家、社宅などを含む)
|
20,847円
|
水道光熱費
|
11,652円
|
家具、家事用品費
|
5,308円 |
被服費
|
5,720円 |
保険医療費
|
7,666円 |
交通費
|
5,270円 |
自動車関連費
|
8,925円 |
通信費
|
6,793円 |
教育費
|
19円 |
教養娯楽費
|
18,746円 |
交際費
|
14,683円 |
その他(雑費、仕送り、こづかいなど)
|
17,820円 |
支出合計
|
163,781円 |
(2020年2月7日公開時点の金額)
引用:e-Stat(政府統計の総合窓口)
1人暮らしの平均的な生活費は約16万円です。住居費は持ち家や社宅、寮に住んでいる人も含んでいるため、賃貸住宅に住んでいる人はさらに高くなるでしょう。
大学生で収入が少ない場合はもちろん、社会人でも手取り収入によってほとんど貯金ができないケースもあるため、節約は非常に重要だと考えられます。
4人家族の場合にかかる生活費の内訳
続いて、4人家族にかかる生活費の内訳をご覧ください。
4人家族の平均生活費(2019年)
食費 |
83,799円
|
住居費(持ち家、社宅などを含む)
|
16,988円
|
水道光熱費
|
23,731円
|
家具、家事用品費
|
12,542円 |
被服費
|
14,212円 |
保険医療費
|
12,707円 |
交通費
|
7,257円 |
自動車関連費
|
33,550円 |
通信費
|
17,003円 |
教育費
|
28,739円 |
教養娯楽費
|
34,495円 |
交際費
|
13,736円 |
その他(雑費、仕送り、こづかいなど)
|
39,892円 |
支出合計
|
338,650円 |
(2020年2月7日公開時点の金額)
引用:e-Stat(政府統計の総合窓口)
4人家族の場合、平均的な毎月の生活費は約34万円です。
夫婦共にフルタイムで働いている家庭や、子供が社会人で働き手が3~4人いる場合は余裕があるかもしれませんが、子供が小さく1人で家計を支えているなどのケースではなかなか貯金に手が回らないという可能性もあるでしょう。子供が育ち盛りの間は食費や被服費、教育費もかさむので、節約の工夫が重要になります。
無理なく簡単に実践できる節約術5つ
では、誰でも取り組みやすく、成果も出やすい節約術を具体的に5つご紹介します。先ほども述べた通り、節約に我慢や無理は厳禁です。全て実践する必要はないので、まずは1つからでも無理のない範囲で取り組んでみましょう。
h3 1.固定費を見直す
まず、最も効果的な節約術は、固定費を見直すことです。固定費とは、毎月必ず発生する一定金額の支出のことを言います。具体的には、下記の項目が生活の中で発生しやすい主な固定費です。
- 住居費
- 水道光熱費(基本料金)
- 通信費(基本料金、インターネット回線料)
- 保険料(生命保険料など)
- 教育費(習い事代など)
- 車のローンや駐車場代
- その他のローン
なぜ固定費を優先的に見直すべきかというと、前述の通り、固定費は毎月決まって発生する出費だからです。つまり、たった1回見直しを行って出費金額を抑えることができれば、その状態がその後も毎月継続します。
例えば、固定費を1ヵ月あたり5,000円抑えることができれば、1年で60,000円、1ヵ月あたり10,000円抑えることができれば1年で120,000円もの節約となるのです。
たった1度の見直しで非常に大きな成果を得ることができるので、節約を始めたい人はここから実践してみましょう。
2.積立預金をする
毎月一定額を預金する積立預金は、節約をして確実に貯金をしていきたいという人におすすめの方法です。自分で預金額を設定すれば、毎月自動的にその金額が口座から積立口座に移されます。
給料から生活費を使って残った分を貯金しようと思っても、なかなかお金が残らないという人は少なくないでしょう。そこで、先に貯金をして残りのお金でやりくりするという方法なら、確実に貯金ができることに加え、生活費として使って良い金額の把握もしやすいため、節約をするための金銭感覚も身につきます。
また、定期預金に比べると高利率とまでは言えないものの、普通預金よりは金利が良いことが多いという点もメリットです。
3.自炊をする
毎月の出費の中でも比較的大きな割合を占める食費は、工夫次第で簡単に数千円から数万円の節約ができる項目です。食費がかさむ最も大きな原因は外食なので、自炊を心がけることができれば一気に出費を抑えることができます。
自炊にかかる食材費はピンからキリまでさまざまですが、1食当たり200~300円に抑えることも十分可能です。それに対し、外食をすると最低でも1食500~1,000円はかかるでしょう。1ヵ月で考えると数万円の差になります。
しかし、忙しくて毎日3食自炊をするのは難しいという人も少なくないはずです。その場合、あまりにも厳しいルールを設定するのではなく、下記のような工夫をするだけでも食費を抑えられます。
- 冷凍ご飯をストックしておいて、忙しいときは惣菜だけ買うようにする
- 「飲み会は月2回まで」のように飲み会の回数を制限をする
- 水筒でお茶を持ち運び、コンビニや自動販売機で飲料を買わないようにする
健康にも関わるため、無理に食費を抑えることを推奨するわけではありませんが、大幅に節約が可能な項目なので、できる範囲で取り組んでみてください。
4.日用品はインターネットでまとめ買いする
定期的に購入が必要な日用品類は、インターネットでまとめ買いをすると節約になります。一般的に、実店舗よりもインターネットの方が安く商品が販売されていることが多く、まとめ買いならさらに割引価格で販売されていることもあるためです。
また、通販サイトは一定金額以上の購入で送料が無料になる場合がほとんどで、まとめ買いなら送料がかからないことが多いでしょう。
ただし、あくまでも確実に必要な分の購入に留め、不要なものを買いすぎないように注意してください。
5.賢くポイントをためる
ここまで、支出を減らすという観点から節約術を解説してきましたが、最後の節約術は直接的に支出を減らすのではなく、買い物などでポイントを貯めるという方法です。
例えば、クレジットカードでの支払いで1%のポイントが付くのであれば、10,000円の支払いで100ポイントが付与されます。ポイントにもよりますが、1ポイント1円として利用できるものなら100円のお得になるということです。このように日々の生活でポイントを集める活動は近年「ポイ活」と呼ばれ、人気が高まっています。
中には、ポイントの2重取りや3重取りが狙えるポイントサイトなども利用して、毎月1万円分以上のポイントを獲得している人もいます。ただし、ポイントを集めることが目的になってしまうと、無駄な買い物をするなど裏目に出てしまったり、手間や時間をかけすぎてしまったりすることもあるので、まずは無理のない範囲で取り組むようにしましょう。
節約のためにポイ活を始めたいと考えているなら、「楽天ポイント」がおすすめです。楽天市場や街の加盟店での買い物はもちろん、楽天Car車検や楽天の保険の利用など、日々の生活におけるさまざまな場面でポイントを貯めることができるので、ポイントが分散せず効率的にポイ活をすることができます。
成果の出にくい節約術2つ
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ここまで、初心者でも実践しやすく、比較的効果の大きな節約術を紹介してきました。そんな節約術に対して、世の中では広く節約術として認知されているものの、実は成果が現れにくい節約術も存在します。ここでは、あまり効果が大きいとは言えない節約術を2つ紹介しますので、努力が無駄とならないように注意しましょう。
労力のいる家計簿を作成すること
意外かもしれませんが、家計簿を作成することの節約効果はあまり高いとは言えません。広く利用されている手書きの家計簿は非常に手間がかかり、わずかな金額の節約に対して時間がかかり過ぎるためです。
しかし、支出を見直すこと自体は、無駄な出費を見つけるために重要であることは否定できません。そこで、次のような工夫をして、無理なく支出の管理を行いましょう。
- 自動入力など簡単に記録できる家計簿アプリを利用する
- レシートを取っておいて週に1回など定期的に見直すだけにする
- スマホ決済を利用し、履歴で支出を確認する
最近はアプリなど便利なツールが充実しているので、手間を削減するために利用できるものは積極的に利用してみてください。
ストレスのたまる節約をすること
節約と言えば、何か我慢しなければいけないというイメージはないでしょうか。しかし、我慢や過度な努力を強いられるような節約術はあまりおすすめできません。
ストレスがたまる方法は長続きしないため、長い目で見て効果が大きいとは言えないためです。むしろ、ストレスがたまったことによって思わず衝動買いをしてしまうなど、苦痛から余計な出費が生まれる可能性すらあります。節約術は無理なく続けられる方法を選んで、長期的な成果を狙いましょう。
ただし、無理のない節約術は人によって異なります。一般的には大変だと言われていても、楽しんで取り組めそうなものがあれば積極的に試してみてください。
まずは無理せず支出の大きいものから優先的に節約を
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この記事では、初心者でも実践できる節約術について解説しました。節約術の中にもさまざまなものがありますが、手間や労力だけかかってなかなか成果の出ない方法もあるので、簡単に取り組めて効果の大きい節約術を選んで実践することが重要です。中でも固定費のように大きな金額の節約が期待できるものは、優先的に取り組むようにしましょう。
その他、金額の大きい支出の1つとして車検代が挙げられます。車を所有している限り定期的に受けなければならない上に、1回あたりの金額も高額になるので、節約の効果が期待できる出費です。
車検は料金の安い業者を探して依頼することで数万円の節約となりますが、自分で安い業者を見つけるのは手間がかかります。そこで、簡単に近くの車検業者を比較して安いところを探せることに加え、割引やポイントの獲得でさらにお得に車検を受けることができる「楽天Car車検」がおすすめです。
「楽天Car車検」を利用すると、どのくらい節約になるのかをまとめてみましょう。
- 料金の比較をして安い業者を探すことができ、数万円の節約が可能
- 早割でさらに1万円引き
- 楽天Car車検からの依頼で楽天ポイントが2,000~3,500ポイント加算される
- カード払いに対応している業者を探すことができ、クレジットカードのポイントも獲得できる
車検を依頼するときは、ぜひ「楽天Car車検」を利用してみてくださいね。
楽天Car車検
参考サイト
一般的な生活費の内訳は? 家族構成別に見る一ヵ月の支出と家計の見直し方(参照日:2021-01-16)
https://www.navinavi-hoken.com/articles/living-expenses-breakdown
定期預金と積立預金の違いは何?メリットやデメリットとは(2021-01-16)
https://www.nature-inter.com/column/3018/
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