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車検の有効期間、正しく理解してますか?

2018年08月23日

車検の有効期間に迷ってあたふたしている人のイラスト

車検の有効期間、皆さんはきちんと理解していますか?ゴールドだったら5年に1回でしょって、それは運転免許証のハナシですよ!車検が1日でも切れた状態で公道を走ると「無車検運行」として違反点数6点(一発免停!)、6か月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金が科せられるので注意しましょう!

1.車検期間はいつからいつまで?

車検期間の終わりは気になっても、はじまりについてはあまり気に留めていませんよね。新車で購入した場合はその車両の登録日が車検期間のはじまり。車検切れの中古車を購入した場合は新たに車検を通し直した日から、有効期限が残っている中古車を購入した場合は車両ごとに異なるのであらかじめ販売店に確認をするようにしましょう。
ちなみに新車の場合、有効期限は登録日から3年。2018年7月1日に車両の登録を行った場合、2021年6月30日までが1回目の車検有効期間です。2回目以降の車検の有効期限は2年で、新車の3年目車検が過ぎたら5年目→7年目→9年目の順に車検期間がやってきます。

2.10年目以降はどうなるの?

以前は車両登録から10年が過ぎた車両の有効期間は1年でしたが、現在は10年目以降の継続車検でも有効期限は「2年」に法改正されました。
ただし現在でも「1トン以上の貨物自動車」「タクシー」「バス」といった、事業用途の車両は10年目以降も1年に1度の車検が必要です。

3.車検期間の確認の仕方

車検の有効期間の確認方法は2通りあります。ひとつはフロントガラスに貼ってあるステッカー「検査証票」を見ること。おもて面は有効期限の年月しか表示されていないので、必ず車内から裏側を確認して日付までチェックを!
そして、もうひとつは「自動車検査証」を見ること。自動車検査証の左下にある『有効期間の満了する日』の日付が満了日なので、この日が来る前に必ず受けるようにしましょう。
車検は基本的に満了日の1ヶ月前から受けることができ、1か月前に受けた場合でも有効期間が短くなることはありません。直前になって慌てないように1か月前が近づいたら予定を立ておくと安心ですよ♪

車検ステッカーと車検証のイラスト

4.車検期間を過ぎてしまったら…

車検が切れたまま公道を走ることはできません。農家の方が自分の敷地内で走らせる、サーキットなど限定的な場所で運転する以外は車検を通し直すようにしましょう。
車検自体は車検期限内でも、過ぎた後でも必要書類・検査項目は変わりません。ただしそのままでは公道を自走して検査場や整備工場にいくことはできません。所轄の区役所・市役所・町役場で仮ナンバーを発行してもらうか、レッカー車を頼む必要があります。その分の費用や手間もかかるので、車検は期限内に通すのがやっぱり一番。きちんと期間を確認して、楽しいカーライフを過ごしましょう!

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