2023-05-03
車の傷の種類を徹底解説|傷がつきやすいシチュエーションや修理方法などについて解説
画像出典:photoAC
「車についた傷に合った修理がしたい」
一見同じように見える車の傷ですが、実はそれぞれ種類があり、対応すべき修理方法も異なってきます。傷の種類ごとに見た修理方法や、準備するべき道具について詳しく見ていきましょう。
車に傷がついてしまった場合、「いつついた傷か分からない…」「適切な修理方法が知りたい」と考える人も多いのではないでしょうか?
車の傷は、一見同じように見えてそれぞれ種類が分けられており、傷の状態や深さが変わってきます。それぞれの傷がつきやすいシチュエーションを知っておけば、傷を予防できる可能性もあります。また、修理する前に知っておくべき注意点やポイントを押さえておくことで、失敗するリスクを減らせます。
本記事では、車の傷の種類と、傷がつきやすいシチュエーションや修理方法などについて詳しく解説します。愛車についた傷をきれいに直したいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
車の傷の種類は主に3つ|傷つきやすいシチュエーションは?
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車の傷とひとくちに言っても、さまざまな傷が存在します。まずは、とくにつきやすい代表的な傷を3つ見ていきましょう。
それぞれどのような傷なのか、詳しく解説していきます。
ひっかき傷
日常生活のなかで最もつきやすい傷として、「ひっかき傷」が挙げられます。ボディの表面につく浅い線状の傷で、よく見ないと気付かないことが多いのが特徴です。どのような状況でつきやすいのか見ていきましょう。
- 草木、爪、カバン、キーなどが当たってできる線状の傷
- 空気中の砂ぼこりやゴミがボディに付着してできる細かい傷
ひっかき傷は、基本的に車のキーや枝といった鋭利なものがボディに触れることでつきます。不注意や無意識のうちについてしまうことが多く、「気付いたら傷が入っていた」とびっくりする人も多いのではないでしょうか。
また、ボディに空気中のホコリが付着したまま放置することで、ボディに無数の細かい傷が入ることがあります。何もしていないのに、ボディが曇ってきたと感じる場合は、ホコリによって傷がついているのかもしれません。
擦り傷
車と障害物が接触したり、車に細かいホコリが付着した状態で擦り続けてしまったりしてつくのが「擦り傷」です。具体的に擦り傷がどのような状況でつきやすいのか見ていきましょう。
最も代表的な擦り傷が、縁石やガードレールに走行中の車が触れるケースです。主にバンパーやサイドミラーなど、ボディのなかでも突出しているパーツに傷が入りやすいのが特徴です。また、車のボディに砂利やホコリがついたまま洗車してしまい、ボディの表面に細かい擦り傷が入ってしまうケースもあります。
対して飛び石傷とは、路面に転がっている小さな石や砂利を車の後輪が巻き込み、高速走行とともに勢いよく飛び出して後続の車にぶつかってつく傷のことです。小石が車体を傷つけるほどのスピードでぶつかってくる現象なので、高速道路で起こることがほとんどです。特に高速走行するスポーツカーや、タイヤのサイズが大きいトラックは、小石を巻き込みやすいため、飛び石が起こりやすい車と言えます。
へこみ傷
ボディにくぼみが入っている状態を「へこみ傷」と呼びます。車を障害物に勢いよくぶつけてつく傷で、3つの傷の中で最も損傷の激しい傷です。
また、自ら車をぶつけるのではなく、障害物がぶつかってきてへこみ傷になる場合もあります。「駐車場に車を停めていたらぶつけられた」「上から物が落ちてきて車にぶつかった」などでへこみ傷がつく場合もあるため、自分の不注意以外でも起こりやすい傷と言えます。
傷がつかないようにするための予防方法は?
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「なるべくボディに傷をつけたくない」と考える人も多いでしょう。傷がつくのを予防するために、日常生活のシーンごとに見た予防方法を解説していきます。
洗車時に気をつけること
細かいひっかき傷や磨き傷のほとんどは、小まめに洗車していない・洗車時の不注意が原因で起こります。
洗車の頻度は車の保管場所やボディの色で変わります。ホコリや直射日光をさえぎるガレージに駐車しているのであれば、1〜2か月に1回の頻度で洗車しましょう。反対に、屋外駐車場やカーポートのような場所に駐車する場合は、1か月に1度の洗車が望ましいとされています。
また、車のカラーが黒・白の場合は汚れが目立ちやすいため、頻繁に洗車したくなるという人も多いかもしれません。ただし頻繁に洗車を行うと洗車時の磨き傷がつくリスクが高まるため、1か月に1度程度の洗車がおすすめです。赤やブルーといった鮮やかなカラーの場合は、汚れが目立ちにくいため、1〜2か月に1回の頻度にしましょう。
そして、洗車時は磨き傷がつかないよう、車についたホコリや砂利をあらかじめ水で落としてから洗車するのがポイントです。少しの工夫で磨き傷を予防できるので、意識してみてください。
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