2023-12-14
スタッドレスタイヤはレンタルと購入どちらがお得か徹底比較|タイヤ保管サービスやチェーンレンタル費用も解説
スタッドレスタイヤのレンタルの利用を検討していませんか?この記事では、スタッドレスタイヤのレンタルと購入の費用やメリットを比較・解説します!
スタッドレスタイヤのレンタルサービスを検討中ではありませんか??
雪の積もった道や凍結路で安全に走行するためのスタッドレスタイヤは、寒冷な地域の冬に欠かせないものですが、その一方で、年に数回程度しか雪が降らない地域に住んでいる方にとっては、購入するほどではないと感じる人は多いのではないでしょうか。
スタッドレスタイヤを一式揃えるとなると、少なくとも数万円はかかりますし、もし自宅で保管場所が確保できない方の場合は、タイヤの保管サービスを利用しなくてはなりません。
費用面や管理の手間を考えると、「もしかしたらレンタルの方がいいのかもしれない」と考えてしまいますが、実際のところはどうなのでしょうか?
本記事ではスタッドレスタイヤは、レンタルと購入のどちらがお得なのか徹底比較していきます。
レンタルを初めて検討している人は、費用や注意点などを知っておくようにしましょう。
スタッドレスタイヤのレンタルはどんなサービス?
画像出典:photo AC
スタッドレスタイヤのレンタルサービスは、必要な期間だけスタッドレスタイヤを借りることができるサービスです。
そもそも、スタッドレスタイヤとは、気温が低くなる時期に雪道や凍結路上を走行することに特化したタイヤで、冬タイヤ・スノータイヤとも呼ばれています。
寒冷な地域に住む人にとっては必須のスタッドレスタイヤですが、雪があまり降らない地域に住む人にとっては、スタッドレスタイヤを購入すべきか悩んでしまう人や、雪の多い地域にスキーなどのレジャーで行く数日間だけ、スタッドレスタイヤが必要になる人にとっては、タイヤレンタルはとても便利なサービスです。
タイヤレンタルのサービス内容は?
スタッドレスタイヤのレンタルサービスは、一部のタイヤ専門店やカー用品店、ガソリンスタンドなどで提供されているサービスです。
ほとんどの場合は、スタッドレスタイヤのレンタル、タイヤ交換2回(レンタル時、返却時)、レンタル期間中のタイヤ保管がセットになっています。
予約をしてお店に行けばその場でスタッドレスタイヤを装着してもらうことができ、返却日には保管してもらっていた自分のタイヤに交換までしれくれるため、自分でタイヤ交換をしたり、タイヤを保管したりする必要はありません。
お店によって異なりますが、多くの場合レンタル期間は1〜3泊から設定されています。ただし、年末年始は店舗営業をしていないなどの理由で、1日単位での貸し出しはせず、年末年始数日間をまとめて年末年始料金としていることが多いです。
スタッドレスタイヤをレンタルするメリット3つ
スタッドレスタイヤのレンタルには、次のような3つのメリットがあります。
- 短期間、数回だけの使用の場合に経済的
タイヤサイズにもよりますが、新品のスタッドレスタイヤ4本の金額は数万円と高額です。サイズの大きいものやブランドタイヤともなると10万円以上になることが珍しくありません。数日だけの使用に購入するのはもったいないですが、レンタルならその期間のレンタル料金だけで済むので経済的です。
- タイヤ交換、タイヤ保管がセットで便利
ほとんどのお店では、その場で交換やタイヤ預かりまで行ってくれます。例えば、温暖な地域から寒冷な地域へのスキー旅行に行く場合、道中のお店でスタッドレスタイヤをレンタルし、帰り道に返却するといった使い方も可能です。
- 複数人での割り勘も可能
友人間で旅行をする場合など、ガソリン代は割り勘できますが、タイヤ購入費用は割り勘にしにくいものですよね。レンタルなら割り勘にもできるので、友人間での旅行にも便利です。
スタッドレスタイヤのレンタルサービスは、1シーズンの中で短期間の利用やレジャー、旅行といったシチュエーションで非常に便利です。
タイヤと一緒にチェーンのレンタルは可能?
豪雪地などでは、大雪警報などが発生すると一部区域の道路や高速道路でチェーン規制が発生する場合があります。
チェーン規制が発生すると、たとえスタッドレスタイヤを装着していたとしても、チェーンを取り付けなければ、走行することはできなくなります。
もしものために、スタッドレスタイヤと一緒にチェーンもレンタルしたいと考える人も多いかもしれません。
しかし、タイヤレンタルと一緒にチェーンの貸し出しをしている店舗は今現在ではほとんどないようです。
一部の豪雪地域の観光地では、チェーンレンタルを行っていることもありますが、実施している地域が少なく、レンタル費用が割高であったり、数に限りがあるため、自分自身で用意する方がおすすめです。
チェーンの費用は材質によっても異なりますが、タイヤ4本分で4,000〜15,000円程度で購入することが可能です。
スタッドレスタイヤをレンタルした場合の費用相場
画像出典:Adobe Stock
スタッドレスタイヤのレンタルを考えたときに気になるのは料金のことですよね。ここでは、レンタル費用の相場を、1泊借りた場合と1シーズン借りた場合に分けて解説します。
1泊2日あたりの費用相場
まずは1泊あたりのレンタル費用の相場をご紹介します。
1泊2日あたりのレンタル料金相場
14インチ |
6,600~11,000円 |
15インチ |
8,800~14,300円 |
16インチ |
11,000~17,600円 |
17インチ |
13,200~21,500円 |
※2023年7月時点の費用相場
利用するサービスにもよりますが、軽自動車や普通自動車に使用されるタイヤであれば、1泊あたり5,500~11,000円台からレンタルすることが可能です。
2泊目以降は、1泊ごとに2,000〜5,000円程度、料金が追加されていくことが多いです。
2泊以降のレンタル費用相場
|
2泊3日 |
3泊4日 |
7泊8日 |
14インチ |
9,900〜13,200円 |
12,100〜15,400円 |
23,100〜24,200円 |
15インチ |
11,000〜14,300円 |
13,200〜16,500円 |
4,200〜25,300円 |
16インチ |
13,200〜16,500円 |
15,400〜18,700円 |
26,400〜27,500円 |
17インチ |
15,400〜20,350円 |
17,600〜22,550円 |
28,600〜33,550円 |
※2023年7月時点の費用相場
また、多くの場合、この料金にはタイヤ交換費用や、レンタル期間中のノーマルタイヤの保管費用も含まれています。
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