2022-02-17
車検証の住所変更はオートバックスではできない?代行できる業者をご紹介
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「車検証の住所変更をオートバックスで代行してもらいたい」と考えていませんか?この記事では、オートバックスでの車検証の住所変更の可否や、代行を依頼できる業者について解説しますので、転居をされる方は参考にしてくださいね。
車検証の住所変更はオートバックスでも代行してもらえるのかと、気になっている人は多いのではないでしょうか?「自分で手続きをするのは面倒くさい」「時間がなくて手続きをしに行けない」などと思っている方は、近くのオートバックスで代行してもらえたら…と考えますよね。
そこで本記事では、オートバックスで車検証の住所変更を代行してもらえるかどうかについて解説します。また、オートバックス以外に代行をお願いできる業者や、自分で手続きを行う方法も併せてご紹介しますので、最近引っ越しをした方や引っ越しを控えている方はぜひ参考にしてくださいね。
オートバックスでは車検証の住所変更はできない?
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オートバックスではカー用品の販売だけでなく、車の整備などのさまざまなサービスを提供していますが、車検証の住所変更もしてもらえるのでしょうか?
結論から言うと、オートバックスでは一部の店舗で車検証の住所変更を代行しています。
しかし、住所変更をしてもらえる多くの店舗では、車検と一緒に依頼する場合に限って受け付けており、住所変更のみ代行しているところはあまりありません。
また、代行費用も店舗ごとに異なるため、住所変更の代行の可否や詳しい料金については、利用したい店舗で確認する必要があります。
それでは、オートバックス以外で住所変更手続きを代行してくれるのはどのようなところなのでしょうか。車検証の住所変更は次のような業者で代行してもらうことができます。
これらの業者はオートバックスとは異なり、車検証の住所変更だけでも依頼できることが多いです。
そのため、車検と引っ越しのタイミングがたまたま合ったというわけでなければ、基本的にはいずれかの業者で住所変更の代行を依頼すると良いでしょう。
住所変更に必要な書類や費用
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業者に住所変更の代行を依頼するとなると、「費用が高いのでは?」と心配になりますよね。また、手続きの代行を依頼するといっても、自分で用意しなければならない書類もあります。
そこで、ここでは車検証の住所変更を業者に代行してもらう場合の費用と必要書類をご紹介しますので、代行を依頼する前に確認しておきましょう。
必要書類
基本的に、車検証の住所変更を業者に代行してもらう場合には次の書類が必要です。
- 自動車検査証(車検証)
- 自動車保管場所証明書(車庫証明)
- 新しい住所を証明する書面(発行後3ヵ月以内の住民票など)
- 印鑑
- 委任状
この内、自動車保管場所証明書は車の保管場所を管轄する警察署で発行してもらうことができます。「取りに行くのが面倒くさい」「窓口が開いている時間に警察署に行くことができない」という場合、自動車保管場所証明書の取得も業者に代行してもらうことが可能です。次の項でご紹介する通り、その分料金は高くなりますが、とにかく手間をかけたくないという人は住所変更と一緒に依頼することを検討してみてください。
費用
車検証の住所変更を業者に代行してもらう場合の費用の目安は次の通りです。
車検証の住所変更の代行費用の目安
車検証の住所変更(ナンバー変更なし)
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10,000~25,000円
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車検証の住所変更(ナンバー変更あり)
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20,000~35,000円
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車検証の住所変更+車庫証明の取得代行(ナンバー変更なし)
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20,000~35,000円
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車検証の住所変更+車庫証明の取得代行(ナンバー変更あり)
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30,000~45,000円
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(2022年1月現在)
当然ながら、代行の場合は申請手数料などに加えて業者の利益分である代行手数料がかかるので、費用が高くなります。
この金額を見ると、「住所変更の手続きをするだけなのに何万円もかかるのは高すぎる…」と感じる人も多いでしょう。
少し手間はかかりますが、自分で手続きをすれば費用を安く抑えることが可能です。自分で車検証の住所変更を行う方法は次項で解説しますので、そちらをご覧ください。
自分で車検証の住所変更をする方法
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業者で手続きをしてもらうと手間はあまりかかりませんが、その分数万円の費用がかかることがおわかりいただけたかと思います。
決して安い金額ではない上に、引っ越し前後は何かと物入りで、できるだけ費用を安く抑えたいと思う人は多いのではないでしょうか。
少しでも安く手続きを済ませたいという場合、自分で住所変更の申請を行うことを検討してみてください。ここでは、自分で車検証の住所変更をする方法を解説します。
費用
では、まず自分で車検証の住所変更をしたときにかかる費用を見ていきましょう。
車検証の住所変更にかかる費用
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普通自動車、小型自動車
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軽自動車
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申請手数料
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350円
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0円
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自動車保管場所証明書の取得費用(申請手数料+標章代)
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2,500~2,850円 (都道府県により異なる)
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取得不要 |
ナンバープレート交付手数料※
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1,500~5,700円
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1,500~5,700円 |
合計
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2,850~8,900円
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0~5,700円 |
※その車を使用する本拠地の管轄が変更にならない場合は不要
(2022年1月現在)
ナンバープレート交付手数料は、使用の本拠地の管轄が変わる場合に必要です。例えば、品川ナンバーの車に乗っている人が世田谷区に引っ越した場合、管轄が変わって世田谷ナンバーに変更になるため、新しいナンバープレートを交付してもらわなければなりません。ナンバープレートの交付手数料は、申請する都道府県や形式(ペイント式または字光式)の違い、番号を希望するかどうかで異なります。
同じ管轄内での引っ越しならナンバープレートはそのまま使用できるため、新しいナンバーの交付は不要です。
必要書類
自分で車検証の住所変更申請を行うときに必要な書類は次の通りです。
車検証の住所変更に必要な書類
(2022年1月現在)
引用:国土交通省 / 軽自動車検査協会
オンラインでの申請を除き、自動車保管場所証明書や住所を証明する書面(住民票の写しなど)といった、警察署や役所で発行が必要な書類もあるので、早めに用意しておきましょう。
また、申請書はオンラインでダウンロードが可能なので、事前に必要事項を記入したものを持参するとスムーズです。
手続きの手順
続いて、実際の手続きの手順を確認しましょう。車検証の住所変更ができる場所は次の通りです。
- 普通自動車、小型自動車…管轄の運輸支局、検査登録事務所またはオンライン
- 軽自動車…管轄の軽自動車検査協会の事務所、支所、分室
車の種類によって手続きができる窓口が異なるため注意してください。ここでは、直接窓口に足を運んで手続きをする方法とオンラインでの申請方法をそれぞれ解説します。
窓口での申請
オンラインではなく直接対面で申請する場合、普通自動車および小型自動車は管轄の運輸支局、検査登録事務所が窓口になります。軽自動車は管轄の軽自動車検査協会の事務所、支所、分室が窓口となるため、間違えないように注意しましょう。
前述の必要書類を用意したら窓口に行き、次の手順で申請を行います。
- 申請書を持参していなければ、窓口で受け取って記入する
- 印紙販売窓口で登録手数料分の印紙を購入し、手数料納付書に貼り付ける(軽自動車以外)
- 窓口に必要な書類(自動車税・軽自動車税申告書を除く)を提出する
- 新しい車検証の交付を受ける
- 税関係の窓口で自動車税(軽自動車税)申告書と新しい車検証を提出
- 古いナンバープレートを返却し、新しいナンバープレートの交付を受ける(ナンバー変更が必要な場合)
車検証を受け取るときは、記載されている内容に間違いがないかその場で確認しましょう。
オンラインでの申請
普通自動車または小型自動車の場合、「自動車保有関係手続のワンストップサービス(OSS)」を利用してオンラインでも申請ができます。2022年1月4日にオンライン申請可能な都道府県が拡大され、2022年1月現在では京都府と高知県を除く45都道府県が対象です。
OSSでの申請には前述の必要書類に加え、マイナンバーカードを読み取るためのICカードリーダが必要になるため、オンライン申請を希望する場合は事前に購入しておきましょう。
- 必要書類を準備する
- OSSのサイトで必要事項の入力、データの添付をする
- ICカードリーダにマイナンバーカードをセットし、電子署名をする
- 申請書送信ボタンを押す
OSSは運輸支局と市町村、警察署、民間機関、税事務所とも連携しており、車検証の住所変更に関わる手続きを一括して行うことができます。
本来、管轄の警察署に取りに行かなければならない自動車保管場所証明書や、市町村の役所で取得する住民票など、住所を証明する書類を別途取りに行く必要はありません。
車検証の住所変更はいつまですればいい?
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車検証の住所変更は、引っ越し後15日以内に行わなければなりません。このことは、道路運送車両法で次のように明記されています。
道路運送車両法 第12条
自動車の所有者は、登録されている型式、車台番号、原動機の型式、所有者の氏名若しくは名称若しくは住所又は使用の本拠の位置に変更があつたときは、その事由があつた日から15日以内に、国土交通大臣の行う変更登録の申請をしなければならない。
引用:e-Gov法令検索
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車検証の住所変更を期日までにしていなかった場合、50万円以下の罰金が科せられることが道路運送車両法第109条で定められています。実際に罰金が科せられたというケースは多くないものの、期日までに余裕を持って住所変更が完了するように計画しておきましょう。また、住所変更をしていないと自動車税(軽自動車税)納付書やリコール通知書などの大事な書面が届かないというリスクもあるため、忘れずに手続きを行うべきです。
まとめ
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車検証の住所変更を業者に代行してもらう方法と、自分で手続きをする方法をどちらもご紹介しましたが、メリット・デメリットを一言でまとめると次のようになります。
- 業者に代行を依頼する…費用は高くなるがあまり手間はかからない
- 自分で手続きをする…手間はかかるが費用は安く済む
このことから、費用をかけたくない人は自分で手続きをし、手間をかけたくない人は業者に依頼すると良いでしょう。
車検と一緒に車検証の住所変更の代行をお願いできる業者もあるので、車検と引っ越しのタイミングが近いのであれば車検を受ける予定の業者に依頼するのもおすすめです。
ただし、全ての車検業者が車検証の住所変更を受け付けているわけではないので、事前に依頼できるかどうか確認してください。
料金の違いはあれど基本的にはどの業者に依頼しても構いませんが、車をディーラーローンで購入し、ローンの支払いが終わっていないという人は、ディーラーで代行を依頼するのが良いでしょう。
車をディーラーローンで購入すると、車の所有者がディーラーになっています。他の業者に手続きを依頼したり、自分で申請を行ったりする場合、所有者であるディーラーに委任状を用意してもらわなければならないので、最初からディーラーに全て任せてしまうのがスムーズです。
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この記事では、車検証の住所変更をディーラーで代行してもらうことについて解説しました。 車検証の住所変更の手続きには手間がかかるので、面倒くさいと感じる人は車を購入したディーラーで依頼することを検討しましょう。
前述の通り、車検と一緒に住所変更を代行してくれる車検業者もありますが、引っ越し後15日以内に住所変更をしなければならないため、基本的には車検の時期を待たず、引っ越し後速やかに手続きをしてください。
また、車検に関しては車検証関連の手続きだけでなく、車検の費用や業者選びなど心配なことが多いですよね。
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参考サイト
普通車の住所変更(参照日:2022-01-14)
https://www.keyaki-oss.com/address/01/
【車検証の住所変更】手続き方法と必要書類を説明|変更しないとどうなる?(参照日:2022-01-14)
https://matome.response.jp/articles/2600?page=1#outline19
住所変更の方法・やり方(参照日:2022-01-14)
https://annai-center.com/juusyo/yarikata.php
店舗情報について <車検問い合わせについて>(2022-01-14)
https://www.autobacs.com/shop/info/questions?subject_id=DB
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