2021-06-04
洗車で高圧洗浄機は使って良い?使用するメリット・おすすめの製品を紹介!
画像出典:Adobe Stock
洗車で手軽に車を綺麗にしたいけど、高圧洗浄機は使って良いのかな...と思っている方はいませんか?車をきれいに保つためには定期的な洗車が必要ですが、手洗い洗車は時間がかかりますよね。また、出来ることなら楽に済ませる方法を知りたいと思っている方が多いのではないでしょうか。そこで今回は、洗車で高圧洗浄機を使って良い理由・使用するメリットについて解説します。
「車を綺麗に保ちたいけど、手洗い洗車は手間がかかるなぁ...」「出来ることならもっと楽に洗車したいけど、高圧洗浄機って使って良いのだろうか...」と思っている方はいませんか?車をきれいに保つためには定期的な洗車が必要ですが、手洗い洗車は時間がかかりますよね。また、出来ることなら楽に済ませる方法を知りたいと思っている方が多いのではないでしょうか。そこで今回は、洗車で高圧洗浄機を使っても良い理由について解説します。
高圧洗浄機を使うメリットやオススメの高圧洗浄機もまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※本記事記載の商品・サービスの価格は、2019年9月時点のものです。
洗車で高圧洗浄機を使ってもいいの?傷はつかない?
画像出典:Adobe Stock ※画像はイメージです
高圧洗浄機は勢いよく水を吹き付けるイメージが強いため、車のボディを傷つけてしまう...と思っている人もいるのではないでしょうか。確かに水圧で汚れを飛ばしますが、「高圧洗浄機を使った洗車方法」を覚えておけば、車に傷を付ける心配はありません。また、製品によっては、水圧を調整できる高圧洗浄機もあります。それだけでなく、高圧洗浄機ならではのメリットもたくさんあります。
そこで次に、高圧洗浄機のメリットについて解説しますね。
洗車で高圧洗浄機を使うメリットとは?
高圧洗浄機を使うメリットは、大きく分けて以下の3つです。
・汚れを手早く落とせる
・洗車場で洗車するよりも安い
・ホースよりも効率的に洗車できる
それぞれ詳しく解説しますね。
洗車で高圧洗浄機を使うメリット1:汚れを手早く落とせる
高圧洗浄機は水圧で汚れを飛ばすため、汚れを一気に落とすことができます。砂埃、泥汚れなどをゴシゴシ洗って落とす必要がないため、とても楽ですね。花粉の汚れや雪道を走った後の融雪剤も落としやすいです。また、洗車時のシャンプーも手早く泡を落とせるため、水シミが残る心配もありません。洗車が楽になるので、とても便利です。
洗車で高圧洗浄機を使うメリット2:外で洗車するよりも安い
プロに手洗い洗車をお願いすると1回2,000円 ~ 3,000円程度かかってしまうため、洗車頻度が少ない人もいるのではないでしょうか。高圧洗浄機を持っていると自分で洗車がしやすくなるため、費用を抑えつつ洗車頻度を増やすことができます。高圧洗浄機の価格は少し高めですが、普段の洗車費用を抑えることができるためコスパも悪くありません。
「高圧洗浄機で落ちない汚れもあるのでは...」と心配な方は、定期的な洗車を高圧洗浄機で終わらせておき、月に1回プロに手洗い洗車をお願いすると良いでしょう。楽天Carの洗車・コーティング予約サービスを使えば、近場で洗車をお願いできるお店を探すこともできます。合わせて覚えておくと良いかもしれませんね。
楽天Carの洗車・コーティング予約サービスは、こちらからどうぞ
洗車で高圧洗浄機を使うメリット3:ホースよりも効率的に洗車できる
高圧洗浄機を使えば、車の周りを動き回って水をかける必要がありません。最小限の動きで洗い流せるため、効率的に洗車できます。また、ルーフ(ボディの屋根)などの手の届きづらい場所も洗えるため、ボディ全体を手早く綺麗にできるのです。水を使う時間も減るため、水道代の節約にもつながります。
洗車で使える高圧洗浄機の選び方とは?
ここまで読んだ方の中には、「洗車に便利なのはわかったけど、高圧洗浄機ってどれが良いんだろう...」と思っている方もいるのではないでしょうか。そこで次に、洗車で使える高圧洗浄機の選び方について解説します。高圧洗浄機を選ぶときのポイントは、大きく分けて以下の5つです。
- 洗浄力
- 静かさ
- サイズ・重さ
- 節水性
- コスパ
それぞれ詳しく解説します。
1. 洗浄力
1つ目は、「洗浄力」です。洗車において、「汚れが落ちること」はとても重要ですよね。洗浄力を見極めるときは、水圧の強さを見ましょう。「最大吐出圧力」と「常用吐出圧力」の2種類がありますが、最大吐出圧力は製品の最大出力です。そのため、なるべく「常用吐出圧力」を見て強さを判断しましょう。9Mpaが国内最大水圧なので、7Mpa以上がおすすめです。
2. 静かさ
2つ目は、「静かさ」です。高圧洗浄機を使う時に気になるのが、騒音問題ではないでしょうか。集合住宅に住んでいる方はもちろん、一軒家に住んでいる方も音は気になりますよね。「音がうるさくて苦情が来てしまい、結局使う機会がなくなってしまった...」となってしまわないように、音についても見ておきましょう。高圧洗浄機には、静音設計がされている製品も多いです。パワフルな水圧を保ちつつ、静かに洗車できる製品を選ぶことがおすすめです。
3. サイズ・重さ
3つ目は、「サイズ・重さ」です。自宅の前で洗車するとはいえ、重たいと準備に時間がかかってしまいますよね。「水圧の高さや静音性は良いけど、重たくて洗車が億劫...」となってしまわないように、サイズ・重さに関しても見ておきましょう。特に女性の方は、コンパクトに使える高圧洗浄機を選ぶのがおすすめです。
4. 節水性
4つ目は、節水性です。水圧がよくコンパクトな作りになっていたとしても、水圧の変更ができないと余計に水を使ってしまいます。また、水圧変更ができないと、車についている汚れを洗い流す前に吹き飛ばしてしまい、ボディに傷がつく可能性もあります。そのため節水性の高い、水圧調整ができる高圧洗浄機を選びましょう。
5. コスパ
5つ目は、「コスパ」です。お金をかければ、全ての条件を満たす高圧洗浄機を探すのは容易かもしれません。ただ、初期費用に数十万かかってしまうと…プロに洗車を毎回お願いするのと、変わらなくなってしまいますよね。そのため、使い勝手も良く、価格もちょうど良い高圧洗浄機を選ぶのがおすすめです。
洗車におすすめの高圧洗浄機3選
ここまで、高圧洗浄機の選び方について解説してきました。ただ、いざ調べてみると...「高圧洗浄機おすすめ20選!」のように、オススメされている高圧洗浄機がとても多く迷ってしまう方が多いです。そのため、購入に迷わないよう3つの製品に絞って紹介します。国内でも人気の高い「ケルヒャー」の高圧洗浄機から厳選しているので、ぜひ参考にしてみてください。
1. ケルヒャー K2シリーズ K2.4 高圧洗浄機
引用:https://item.rakuten.co.jp/karcher/1602-2180_26452100-95483210/
ケルヒャーの中でも最もコンパクトな高圧洗浄機が、K2シリーズです。特にK2.4の高圧洗浄機はハンドルと大きなタイヤが付いており、持ち運びがとても楽です。また、小型モデルの中で唯一2つのノズル(バリオスプレーランスとサイクロンジェットノズル)がついており、汚れを落としやすいのも特徴のひとつですね。コンパクトに持ち運べるパワフルな高圧洗浄機で、価格も抑えたい...という方におすすめです。
|
概要 |
評価
|
洗浄力
|
小型モデルの中で、一番強い
|
★★★☆☆ |
静かさ |
静音重視のタイプではないため、稼働音は強め
|
★★☆☆☆
|
重さ |
とても軽く、小回りが利く
|
★★★★★
|
節水性 |
高圧洗浄機ならではの節水性
|
★★★☆☆
|
コスパ |
小型モデルの中で、一番良い
|
★★★★☆
|
2. ケルヒャー K3サイレントベランダ 高圧洗浄機
引用:https://item.rakuten.co.jp/karcher/1601-4480_4490/
K3シリーズはケルヒャーの中型モデルの中で、K2シリーズよりも静音性が高い製品です。水冷式静音タイプを採用しており、モーターの周りに水を循環させることで熱を冷ましています。そのため本体に空気穴がなく、内部の音が漏れにくい設計になっているのです。集合住宅やマンションに住んでいる場合は、K3シリーズがおすすめです。ただ小型モデルと比べて重量が重いため、持ち運びやすさを重視する場合は、K2シリーズでも良いかもしれませんね。
|
概要 |
評価
|
洗浄力
|
中型モデルで、洗浄力が強い
|
★★★★☆ |
静かさ |
水冷式静音タイプで、静音性が高い
|
★★★★☆
|
重さ |
ハンドルとタイヤ付きなので、動かしやすい
|
★★★☆☆
|
節水性 |
高圧洗浄機ならではの節水性
|
★★★☆☆
|
コスパ |
静音性が高く価格も抑えられる
|
★★★★★
|
3. ケルヒャー K5シリーズ 高圧洗浄機
引用:https://item.rakuten.co.jp/karcher/1601-9420_9430/
K5シリーズは、ケルヒャーの中で最も静音性に優れたモデルです。K3シリーズと同じく、水冷式静音タイプになっています。また、家庭用高圧洗浄機の中で、最も水圧が強いモデルです。そのため、汚れの落としやすさと静音性を兼ね備えた、最上級モデルとなっています。また、高圧洗浄機で取りづらい汚れも、付属の回転ブラシを使って簡単に洗い落とすこともできます。シリーズの中では高価ですが、性能を重視したい方におすすめです。
|
概要 |
評価
|
洗浄力
|
大型モデルで、洗浄力が圧倒的に強い
|
★★★★★ |
静かさ |
水冷式静音タイプで、静音性が高い
|
★★★★★
|
重さ |
重たい分、高圧ホースが12mで長い
|
★★★☆☆
|
節水性 |
高圧洗浄機ならではの節水性
|
★★★☆☆
|
コスパ |
性能がとても良い分、K3シリーズよりは劣る
|
★★★★☆
|
高圧洗浄機で洗車する具体的な方法とは?
次に、高圧洗浄機を使った洗車手順について解説します。洗車手順は、大きく分けて以下の5つです。
・高圧洗浄機を使った洗車手順1:足回りの汚れを落とす
・高圧洗浄機を使った洗車手順2:高圧洗浄機でボディを水洗いする
・高圧洗浄機を使った洗車手順3:シャンプーをつけてボディを洗う
・高圧洗浄機を使った洗車手順4:高圧洗浄機でシャンプーを洗い流す
・高圧洗浄機を使った洗車手順5:マイクロファイバークロスなどで拭き上げる
洗車に必要な準備から、詳しく解説しますね。
高圧洗浄機を使った洗車の準備編
洗車に必要な道具は、以下のとおりです。
・高圧洗浄機
・バケツ
・カーシャンプー
・洗車用スポンジ
・拭き取り用のクロス
シャンプーを選ぶときは、ボディの色に合ったシャンプーを選びましょう。また、シャンプーを泡立てるときに、バケツが必要です。ホイールを洗ったときの汚れをボディにつけないためにも、スポンジはホイール用とボディ用の2つ用意しておくと良いでしょう。
高圧洗浄機を使った洗車手順1:足回りの汚れを落とす
ここからは、高圧洗浄機を使った洗車手順について解説します。洗車をするときは、まず車の足回り(ホイール・タイヤ)を洗いましょう。タイヤには油分や土汚れなどがついており、水圧で汚れがボディに飛びつく可能性があるためです。また、ホイールの奥にあるブレーキローターはサビやすいため、水を付けすぎないように気をつけましょう。
高圧洗浄機を使った洗車手順2:高圧洗浄機でボディを水洗いする
足回りが終わったら、ルーフ(車の屋根)からボディ全体を洗い流していきます。水圧が変更できる高圧洗浄機を使っている場合は、最初は弱い水圧で洗い流してください。いきなり強い水圧で洗ってしまうと、ボディについているホコリや汚れを飛ばしてしまいます。ボディを傷つける原因となるので、気をつけましょう。水圧調整ができない場合は、車との距離を遠くして調整してください。
高圧洗浄機を使った洗車手順3:シャンプーをつけてボディを洗う
満遍なく洗い流せたら、次にシャンプーを使います。まずは、事前に準備したバケツを使って、シャンプーを泡立てましょう。泡立て終わったら、ボディの上から下に向けて洗っていきます。シャンプーが乾かないように、手早く終わらせるのがポイントです。
高圧洗浄機を使った洗車手順4:高圧洗浄機でシャンプーを洗い流す
次に、シャンプーで浮き上がらせた汚れを高圧洗浄機で流していきましょう。汚れを飛ばさないよう、優しい水圧で流すのがおすすめです。また、ボディの上から下にかけて流すと、汚れが飛び散るのを防ぐことができます。
高圧洗浄機を使った洗車手順5:クロスで拭き上げる
シャンプーを洗い流したら、手早くクロスで拭き上げましょう。水がついたまま放置してしまうと、乾いて水シミができる原因になるので注意してください。事前に近くにクロスを用意してから、洗車すると良いかもしれませんね。
洗車で高圧洗浄機を使う時の注意点
ここまで、高圧洗浄機を使うメリット、オススメの高圧洗浄機、高圧洗浄機を使った洗車手順について解説しました。メリットの多い高圧洗浄機ですが、使用時に以下のような注意点があります。
・注意点1:水をかける箇所に注意する
・注意点2:ボディとの距離に注意する
・注意点3:洗車するときの服装に注意する
それぞれ詳しく解説しますね。
洗車で高圧洗浄機を使う時の注意点1:水をかける箇所に注意する
高圧洗浄機は、水圧がとても強いですよね。そのため、水をかけると壊れてしまう箇所があります。以下の箇所は、高圧洗浄機を使わないよう注意が必要です。
・エンジンルーム
・ブレーキ部品
・マフラー(車の排気ガスを出す場所)
エンジンルームを高圧洗浄機で洗ってしまうと、電装系が壊れてしまう可能性があります。また、ブレーキは壊れやすい部品が多く、「油圧パイプ」などを破損させてしまう可能性もあります。高圧洗浄機を使う場合は、ボディの外部のみ洗うようにしましょう。
洗車で高圧洗浄機を使う時の注意点2:ボディとの距離に注意する
高圧洗浄機は勢いが強いため、距離が近すぎるとボディをへこませる原因になります。初めて高圧洗浄機を使う場合は、先に地面に噴射して水圧を確かめるのもひとつの手です。水圧が確認できたら、水圧を弱くしたり、距離を取ったりしてから洗車を始めましょう。慣れてきたら徐々に距離を近づけたり、水圧を調整するのがおすすめです。
洗車で高圧洗浄機を使う時の注意点3:洗車するときの服装に注意する
高圧洗浄機を使うと、少なからず水が飛びます。そのため、服が水で汚れる可能性が高いです。使い慣れている方は調整できるかもしれませんが、塗れても良い服を着て洗車するのがおすすめです。長靴を履いたり、カッパを着て洗車するのも良いかもしれませんね。
愛車を隅々まできれいにしたいなら、プロにお願いするのもおすすめ!
今回は、洗車で高圧洗浄機を使って良い理由・使用するメリット・具体的な洗車手順について解説しました。高圧洗浄機を使えば、洗車の手間を減らして定期的な洗車がしやすくなります。ただ、水シミや鳥の糞など落としづらい汚れもあるため、定期的に手洗い洗車をすることも重要です。手洗い洗車には手間と時間がかかるため、手軽に洗車したい方はプロにお願いするのが良いでしょう。楽天Carの洗車・コーティング予約サービスを使えば、簡単に近くの店舗を調べて予約できます。その上、利用金額に応じて楽天ポイントが貯まるお得な特典もついているので、ぜひ使ってみてくださいね。
楽天Carの洗車・コーティング予約サービス
参考サイト
高圧洗浄機での洗車方法は?ケルヒャーでの洗車には注意が必要? (参照日:2019.8.19 )https://car-moby.jp/101660
高圧洗浄機で洗車を手軽に!効率のよい使い方手順と注意点 | ビギナーズ (参照日:2019.8.19 )
https://www.rere.jp/beginners/8605/
洗車におすすめの高圧洗浄機 - LaBoon!! (参照日:2019.8.19 )
https://car-accessory-news.com/car-wash/
洗車には高圧洗浄機が楽!でもコーティングとの相性は?(参照日:2019.8.19 )
https://www.rentio.jp/matome/2016/09/carwash-coding/
ケルヒャー家庭用高圧洗浄機の選び方(参照日:2019.8.19 )
https://www.kaercher.com/jp/home-garden/pressure-washers/guide.html
楽天Carマガジンは、楽天Carが運営するウェブマガジンです。クルマの維持費をお得にする様々なコンテンツをお届けします!
この記事をシェアする!
あなたにおすすめの記事