2020-03-30
【これで迷わない】車用コーティング剤おすすめ10選を種類別で解説!
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コーティング剤は種類が豊富で、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。また、コーティング剤はどれを選ぶかだけでなく、正しい方法で施工することが重要です。そこでこの記事では、おすすめのコーティング剤と選び方、正しい施工方法について解説します。
車をきれいに保つために、コーティング剤を施工しようとする方は多いでしょう。しかしコーティング剤は、種類が豊富です。コーティングについて詳しくないと、どれを選べばいいのかわからないですよね。また、コーティングをどうやって施工するのか、正しく理解できているでしょうか。そこでこの記事では、以下のことを解説していきます。
- コーティング剤の選び方
- おすすめのコーティング剤10選
- コーティング剤の施工方法
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コーティング剤の選び方
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コーティング剤を選ぶ基準は、以下の3点です。
- 目的にあった種類を選ぶ
- コンパウンド(研磨剤)入りのものは避ける
- 揮発性は車の色で決める
ひとつずつ解説していきますね。
1.目的に合った種類を選ぶ
コーティング剤といっても様々な製品がありますが、大きく分けると以下の3種類です。
- ポリマーコーティング(安価で最もツヤが出る)
- ガラスコーティング(高価だが、最も強度が高く長持ちする)
- ガラス系コーティング(ツヤと強度をバランスよく得られる)
それぞれ特徴があるので、コーティングをする目的に合わせて選びましょう。
<ツヤを出したいならポリマーコーティング>
ポリマーコーティングは、3種類の中で最も安価で、ツヤ出し効果が優れています。使い方も簡単なので、コーティングに慣れていない人でも扱いやすいコーティング剤です。しかし、持続性が低いので、2〜3ヶ月ごとに塗り直さないといけないというデメリットがあります。
<強度を重視するならガラスコーティング>
車に傷をつけたくないのであれば、ガラスコーティングが最も効果的です。強力な被膜を形成するので、雨や汚れ、傷からも車を守ってくれます。効果も長持ちするので、1度施工すれば、1年間は塗り直しの必要がありません。しかし効果が強い分値段が高く、施工するには専門的な知識が必要です。どうしてもガラスコーティングをしたいのであれば、記事の最後で紹介する方法で、プロにお願いするのが確実です。
<ツヤと強度の両方を求めるならガラス系コーティング>
ポリマーコーティングとガラスコーティングの中間ほどの効果があるのが、ガラス系コーティングです。ツヤも強度もバランス良く得られ、効果は3〜6ヶ月で比較的長持ちします。値段も、ポリマー・ガラスコーティングの中間くらいです。
2.コンパウンド(研磨剤)入りのものは避ける
コーティング剤の中には、コンパウンド(研磨剤)が含まれているものもあります。コンパウンドは、車を削るためのものです。車についた傷や水垢を取り除くときに役立ちますが、車を削るので、塗装面に傷がついてしまうかもしれません。車に傷をつけたくないのであれば、コンパウンドなしのコーティング剤を選びましょう。コンパウンドが入っているときは、コーティング剤の成分表記のところに「コンパウンド」と書かれています。
3.撥水性は車の色ごとに決める
撥水効果は、以下の2種類があります。それぞれ、車の色によって使い分けないといけません。
- 撥水タイプ→淡色車向き
- 親水タイプ→濃色車向き
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撥水タイプは、水を粒状にして弾きます。しかし、水の粒がレンズのような役割をしてしまい、太陽光を通して水垢の原因になることがあります。水垢ができた場合、黒や紺など濃い色の車だと目立ちやすいです。そのため撥水タイプは、水垢が目立たない白や水色など、淡い色の車に向いています。それに対し親水タイプは、水が粒上にならず流れ落ちていくので、水垢ができにくいです。そのため、濃い色の車でも安心して使えるので向いています。しかし、水を弾かない分、撥水効果を実感しにくく、効果が弱まっていても気づきにくいです。そのため、こまめに塗り直さないといけません。
コーティング剤のおすすめ10選をタイプ別に紹介
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コーティング剤は種類が多く、どれを選べばいいか迷いますよね。そこでここからは、おすすめのコーティング剤を10選をタイプ別に紹介します。なお、ここで紹介するコーティング剤は、すべてコンパウンドが含まれていないものです。
ポリマーコーティング剤おすすめ3選
1.スマートミスト ボディコーティング(撥水タイプ)
出典:https://item.rakuten.co.jp/ap-zakka/4960851701845/
シーシーアイのスマートミストは、車のすべての色に対応しているコーティング剤です。洗車後のボディにスプレーを噴射して拭きとるだけなので、女性やコーティング初心者でも簡単に仕上げられます。2種類の特殊ガラス成分が含まれていて、ボディ表面の凹みを埋めることで、きれいな光沢を出してくれます。水を弾く効果も高いので、撥水力が弱まってきたコーティング車にも最適です。
2.イージーグラスコート(撥水タイプ)
出典:https://item.rakuten.co.jp/carpicaism/001-0500/
スプレーを噴射するだけの手間ながら、優れた光沢と撥水性があるコーティング剤です。塗装面はもちろんのこと、以下の場所にも施工できます。
- ガラス
- メッキ
- モール
- カーボンパーツ
- プラスチック
- ホイール
これらの箇所に施工しても、撥水性が得られます。簡単な作業で、優れた光沢と撥水性を得たい方におすすめです。
3.撥水コーティング剤 ファインクリスタル(撥水タイプ)
出典:https://item.rakuten.co.jp/sensya/565291/
車には、虫の死がいや鳥の糞といった汚れが付着することが多いですよね。ファインクリスタルは、ボディに皮膜を作り、頑固な汚れから車を守ってくれます。市販品・業務用を問わず、ほとんどのポリマー液は、石油系溶剤を使用しています。そのため、酸化による油膜の発生を、どうしても抑えられません。しかしファインクリスタルは、油膜が発生しないよう作られています。メーカー直販だからこそ可能な、プロ仕様ながら低価格のコーティング剤です。
ガラス系コーティング剤おすすめ4選
4.AZ自動車用 ガラス系コーティング剤 アクアシャインクリア(親水タイプ)
出典:https://item.rakuten.co.jp/az-oil/aw301/
アクアシャインクリアは、車外はもちろんのこと、車内のツヤ出しにも使えるコーティング剤です。ガラス系コーティング被膜で高い水引効果を発揮し、雨などの汚れをつきににくします。繰り返し使用することで被膜が厚くなっていくので、光沢がさらに強まります。ただ、撥水効果を施している窓に使用すると、撥水が弱まることがあるので、注意が必要です。
5.VAC バリアスコート
出典:https://item.rakuten.co.jp/hatoya/10035956/
新開発の「Wハイブリッドポリマー」により、樹脂・塗装・金属全般に効果のある、多用途コーティング剤です。まるでガラスのような光沢を出してくれ、コーティングは最長6ヶ月持続します。洗浄効果も高く、なかなか落ちないグリス汚れや、こびりついた虫の死がいもきれいに落とせます。コーティング後は、水洗いだけで光沢を維持できるのも、大きな魅力です。
6.CCウォーターゴールド300(撥水タイプ)
出典:https://item.rakuten.co.jp/auc-orangetokei/kc-4975163223428/
CCウォーターシリーズのコーティング剤は、洗車後のぬれたボディーにスプレーして拭くだけで、効果が得られます。その中で「ゴールド300」は、ツヤを重視したプレミアムタイプです。今までにない深いツヤと、高い光沢が出る仕様に進化しています。車のすべての色に対応しているので、どの車にも施工できるコーティング剤です。
7.コーティング剤 ゼロウォーター(ガラス系コーティング・親水タイプ)
出典:https://item.rakuten.co.jp/comroad/4975203103086/
ナノ成分「nano+」と「ガラス系特殊シリコーン」を配合した、ガラス系コーティング剤です。この2つの成分により、きめ細かく平滑な被膜を形成し、ツヤと光沢の向上を実現しています。紫外線吸収素材も配合されているので、紫外線によるコーティング被膜や塗装面の劣化を軽減させる効果もあります。
ガラスコーティング剤おすすめ3選
8.ピカピカレイン プレミアム
出典:https://item.rakuten.co.jp/topran2014/10000020/
世界最高硬度レベルの強度を実現し、日米特許を取得しているコーティング剤です。車の塗装面に、正真正銘のガラス質の保護膜を形成します。強度が高いだけでなく、効果は約3年間持続するという結果(2016年 大阪市立工業研究所で実証)が出ています。また、親水と撥水の両方の効果をもっていて、水を弾く効果も抜群です。
9.次世代ガラスコーティング 3Dナノストロング(撥水タイプ)
出典:https://item.rakuten.co.jp/g-coat/g-coa3dstrong/
ミクロレベルの粒子を含んだ、ガラスコーティング剤です。業界初の超硬度ガラス皮膜による、「プロテクトバリア効果」が備わっています。撥水タイプのコーティング剤なので、水をよく弾き、汚れも落ちやすいので、洗車が簡単です。ナノレベルの粒子が車に付着するので、コーティングが落ちる心配もありません。ムラになりにくい仕様なのも、大きな魅力です。
10.AQUADROP GLASS COAT PREMIUM (ガラスコーティング)
出典:https://item.rakuten.co.jp/auc-aquadrop/premium1/
「AQUADROP GLASS COAT PREMIUM」は、コート剤自体が硬化してガラス結晶化する、硬化型ガラスコーティング剤です。 実際にプロが高額で施工している製品を小分けにしたもので、強度の高い膜を形成します。目安として、1度の施工で3年、2度の施工で5年間持続するほど、効果が高いです。車を長く、きれいな状態で保ちたい人におすすめです。
車用コーティング剤の施工方法を7つの手順で解説
コーティング剤を施工するときは、まず下地処理を行います。下地処理をしないと、コーティング剤がうまく定着せず、効果を引き出すことができません。ここからは、下地処理の段階から、コーティング剤の施工方法をひとつずつ解説してきます。
1.水洗いとカーシャンプーで車の汚れを落とす
まずは水洗いで、車に付着した泥などの汚れを落とします。水洗いで落ちない汚れは、カーシャンプーを使って落としましょう。洗車は、汚れを落とそうと、ゴシゴシ洗ってしまいがちです。しかしゴシゴシ洗うと、車に付着した砂埃などの微粒子で、洗車傷がつく可能性があります。おすすめなのは、マイクロファイバークロスを使うことです。繊維が細かく、汚れが落ちやすいので、何度も拭かなくてすみます。
2.水垢・鉄粉を取り除く
シャンプーだけでは、水垢を十分に落とすことができません。シャンプーで落ちなかった水垢は、水垢除去剤を使用して落としていきます。ただ、水垢をすべて自分で取り除くのは、至難の業です。自分の目で確認できる、気になる場所だけでも落とせるようにしましょう。次に鉄粉ですが、こちらは鉄粉除去用のねんどを使用します。手でちぎって扱いやすいサイズにして、鉄粉が付着している箇所を、水でぬらしながら優しくこすってください。塗装面を触って、ザラザラしなくなっていたら、鉄粉を除去できています。
3.コンパウンド(研磨剤)で車を磨く
車の塗装面を削り、傷や水垢を取り除いていきます。車を磨くのは、市販されているコンパウンド剤(研磨剤)を使用して行います。コンパウンド用のスポンジで磨き、終わったらマイクロファイバークロスでコンパウンドを拭きとりましょう。
4.車を水で洗い流す
ここまでの作業で車に付着した、液剤や洗剤の残留物を洗い流していきます。マイクロファイバークロスで撫でながら洗っていくと、より残留物を落としやすいです。
5.脱脂(油脂や化学成分を落とす)
ここまでの作業で使用したシャンプーやコンパウンドには、油分や科学成分が含まれています。これらを除去するのが、この作業です。脱脂を行うことで、コーティング剤による光沢や艶をよりはっきり出せますし、効果が長持ちします。そのため、下地処理の中で最も重要な作業です。水洗いでは油分を落とすことができないので、専用の脱脂剤を使用して落としていきます。マイクロファイバークロスを何枚か用意し、脱脂剤を染み込ませて、ボディを拭いていきましょう。脱脂作業を行ったあとは、水洗いをしなくて大丈夫です。
ここまでで、下地処理が終了しました。次からは、コーティング剤を塗り込んでいく作業なので、車に水が付着していない状態にしておいてください。
6.コーティング剤を車に塗り込む
コーティング剤をクロスにつけて、50cm四方の小さい範囲で塗っていきます。コーティング剤は、1度に多く塗っても効果が変わりません。塗りムラがないよう、縦と横に1回ずつ塗っていきましょう。ボディ全体に一通り塗ったら、全体を見て、塗り残しやムラがないかを確認します。懐中電灯の光を当てると、塗り残しやムラを確認しやすいです。ガラスコーティング剤の場合は、すぐ拭きとらないとムラが残ったまま硬化するので、特に注意が必要です。より詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。
ガラスコーティング剤の見極め方・おすすめ・施工時の注意点を解説!
7.硬化するまで乾燥させたあと、マイクロファイバークロスで拭きとる
コーティング剤を塗り終わったら、完全硬化するまで待ちましょう。硬化するまでの時間は、コーティング剤のタイプによって異なるので、取り扱い説明書を確認してください。また、コーティング剤は施工後すぐだと完全に定着していません。水をかけてしまうと、コーティング剤の余剰成分が流れてしまう可能性があるので、硬化するまでは水をかけないようにしましょう。コーティング剤が硬化したら、マイクロファイバークロスで塗装面を拭き取ります。これで、コーティング剤の施工は完了です。
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前述したように、コーティングを施工するまえには、下地処理が非常に重要です。しかし、慣れていない人には難しい作業が多く、車をきれいにするどころか、傷をつけてしまう可能性もあります。また、ガラスコーティングの施工は、専門的な知識が必要です。コーティングの施工に慣れておらず、専門的な知識もない場合は、プロにお願いしたほうが確実です。「楽天Car洗車・コーティング予約サービス」を使えば、コーティングをお願いできる店舗をいつでも簡単に探せます。自分でコーティングを施工するのが不安な方は、ぜひ使ってみてくださいね。
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