2024-01-30
ベンツの中古はやめたほうがいい理由は？注意点やメリット、おすすめ車種を解説
画像出典：photoAC
ベンツの中古はやめたほうがいいと聞いて、購入を迷っていませんか？本記事では、ベンツの中古はやめたほうがいいと言われる理由を解説します。デメリットとメリットの両方を知って、購入を検討してみてくださいね。
ベンツの中古はやめたほうがいいと言われる理由をご存知ですか？高級車であるベンツは、新車だと購入費用の負担が大きいので中古車の購入を考えている方も少なくないでしょう。しかし、ベンツの中古はやめたほうがいいと聞いて、不安になっている方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、ベンツの中古はやめたほうがいいと言われる理由を詳しく解説します。否定的な意見があることは事実ですが、そう言われている理由はすべての人に当てはまるものばかりではありません。人によっては全く気にならない場合もあるので、ぜひ本記事を参考にベンツの中古車の購入を検討してみてくださいね。
ベンツの中古はやめたほうがいいと言われる理由
画像出典：photo AC
ベンツの中古はやめたほうがいいと言われる主な理由は次の通りです。
- 見栄をはっていると思われる
- 修理代が高額になりやすい
- ベンツのアフターサービスが受けられない
- 車の状態が悪い可能性もある
しかし、これらの理由の中には人によっては気にならないものもあるでしょう。ここでは1つ1つ詳しく解説しますので、「ベンツの中古はやめたほうがいい」と聞いて購入を迷っている方は参考にしてくださいね。
見栄をはっていると思われる
ベンツと言えば、日本でも広く知られている高級車です。車に全く興味がないという人の中でも、ベンツのエンブレムなら見分けがつくという人は少なくないでしょう。
ひと目でわかる高級車として絶大な知名度を誇るベンツだからこそ、中古でベンツに乗っていると「見栄をはっている」と感じる人もいるようです。この点は、人目を気にする人にとってデメリットの1つになると言えるでしょう。
しかし、ベンツの中古車を購入する人=新車価格でベンツを買えない人というわけではありません。詳しい解説は割愛しますが、中古の高級車を購入すると節税になるので、一時的に大きな利益が上がったような場合にベンツの中古車を購入するという経営者もいます。
また、近年中古車の購入そのものが一般的になってきており、中古車に対して良くないイメージを持っている人も多くないでしょう。
自分自身が気にするわけでなければ、あまり人目を気にする必要はないのではないでしょうか。
修理代が高額になりやすい
新車だと非常に高額なベンツですが、中古だと大幅に価格が下がっている車もあるので、新車価格では購入することができない人でも手が届く可能性があります。
しかし、ここで見落としがちなのが、高級車は修理費用も高額になりやすいという点です。高級車は部品代なども高い傾向があるので、修理にかかる費用も上がってしまいます。
このことを把握していないと、後から思わぬ維持費が家計を圧迫してしまうため、普段高級車に乗らない人が安いからといってベンツの中古を購入するのはやめたほうがいいと言われているのです。
ベンツを中古で購入する場合は、車両価格だけでなく購入後の修理代もシミュレーションしておきましょう。
ベンツのアフターサービスが受けられない
正規ディーラーからベンツを新車で購入した場合、購入後も手厚いアフターサービスが受けられます。例えば、代表的なアフターサービスは、新車購入から3年間、走行距離無制限で一般保証修理や定期メンテナンスが受けられる「メルセデス・ケア」という保証プログラムです。
中古車でも、保証期間が残っているメルセデス・ケア対象車なら、保証期間の継承をすることが可能ですが、有料の継承手続きを受けなければなりません。また、メーカー指定部品以外が使用されていたり、改造されていたりすると、修理を受けなければ保証期間を継承することができないことになっています。
そのため、「メルセデス・ケアの保証期間あり」として販売されている中古車でも、保証を無条件に引き継げるわけではありません。中古車を購入する場合はアフターサービスが受けられない可能性を理解しておきましょう。
車の状態が悪い可能性もある
これはベンツに限らず中古車全般に言えることですが、新車と違って中古車は1台1台の状態が異なります。
新しく傷や汚れがほとんどないような車もあれば、不具合の見られる車までさまざまです。せっかく憧れのベンツを手に入れても、傷や汚れがあったり不具合があったりすると残念ですよね。
しかし、これは中古車選びのポイントを理解していればある程度回避できることです。特に、第三者機関の査定士が車の状態をチェックして発行する鑑定書付きの中古車なら、「聞いていた状態と全然違った」というトラブルを避けられます。
中古車を購入する際は、鑑定書付きの中古車を取り扱う信頼できる販売店を利用しましょう。
ベンツを中古で購入するメリット
画像出典：photo AC
先ほど、ベンツの中古はやめたほうがいいと言われる理由を解説しましたが、ベンツの中古車にはメリットも多いです。人によってはメリットがデメリットを大きく上回るでしょう。ここでは、ベンツを中古で購入するメリットを解説します。
新車価格より大幅に安い車も多い
ベンツの中古車の大きなメリットは、新車価格よりも大幅に安くなっている車があるという点です。
ベンツ購入者層の中心は高所得者で、中古車よりも新車を好む傾向があります。そのため、ベンツは新車よりも中古車の方が売れにくいとされ、中古車価格が安くなるのです。
特に、近年SUVブームに押されて人気が低迷しているセダンなどではその傾向がより顕著に見られます。
例えば、新車だと1,000万円を大幅に超えるSクラスでも、中古車では200～300万台まで価格が下がっていることも珍しくありません。
大衆車を購入するような予算でもベンツを手に入れられるので、ベンツの中古車は非常にコスパが良いといえるでしょう。
車の選択肢が多い
ベンツは輸入車メーカーですが、国内でも人気と知名度が高いです。販売台数でもベンツは2022年度は17.4%、2021年は15.54%のシェア率で輸入車トップ（参考：日本自動車輸入組合）となっています。
新車登録数が多いということは、それに比例して中古車市場に流れる車の数も多くなるので、中古車選びの選択肢が増えることがメリットです。
流通量の少ないメーカーの車だと、なかなか希望のスペックの中古車に出会えないことも珍しくありませんが、ベンツならその心配はないでしょう。ベンツの中古車は、中古車でも妥協せずに自分の希望に合った1台を見つけたい方にもおすすめです。
頑丈で安全性が高い
中古車は新車よりも安全性や不具合などのトラブルが心配な人も多いかと思いますが、ベンツは頑丈で安全な車として知られています。
非営利団体の米国道路安全保険協会（IIHS）が、毎年安全性の高い車を評価して発表するトップ・セーフティ・ピック・アワードでは、2023年にベンツのCクラス、GLCクラス、GLEクラスの3車種が最高評価の「トップ・セーフティ・ピック+」を獲得しました。
何となく国産車の方が安全なのではないかというイメージを持っている人もいるかもしれませんが、ベンツは昔から安全性に定評があるので、中古で購入しても安心して乗ることができるでしょう。
ベンツの中古車を選ぶポイント
画像出典：photo AC
ベンツを選ぶ際は、「クラス」と呼ばれる車名に着目しましょう。
基本のラインナップはAクラス、Bクラス、Cクラス、Eクラス、Sクラスの5種類で、アルファベットが後ろにいくほどランクが上がり、Sクラスがフラッグシップモデルです。この5つのクラスに加え、SUVモデルとしてGクラスが設定されています。
また、スポーツカーモデルはSL、クロスオーバーSUVモデルはGLという2文字のアルファベットに続き、上記の基本のクラスを表すアルファベットを付けて「SLC」「GLE」のように名付けられるのが特徴です。
ベンツはどのモデルも高級車と言える価格帯ですが、AクラスやBクラスは車両価格も比較的リーズナブルで、維持費も上位クラスよりも安くなる傾向があります。普段使いしやすく、維持費を抑えてベンツを所有したい人にはAクラスやBクラスがおすすめです。
反対に、高級車としてのステータス性を重視したいならCクラス以上のモデルが良いでしょう。広く高級車として知られるベンツですが、車好きの人の中にはCクラス以上のベンツこそが高級車であると考える人も多く、Cクラス以上のモデルが特に人気になっています。
また、中古車は新車と違って1台1台状態が異なるので、同じモデルの車ならどれを買っても良いというわけではありません。欲しいモデルを見つけたら、次のようなポイントをチェックして購入する中古車を選びましょう。
- 年式
- 走行距離
- 修復歴の有無
- 装備
- 傷、汚れ
- 鑑定書の有無
失敗しない中古車の選び方は、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせて読んでみてくださいね。
関連記事：中古車の選び方｜初めてでも失敗しない選び方のコツを解説
中古で買えるベンツのおすすめ車種5選
画像出典：photo AC
Cクラス
出典：楽天Car
基本情報
| サイズ |
全長：4,755～4,785mm
全幅：1,820mm
全高：1,435mm
|
| 車両重量 |
1,660～1,750kg |
| 乗車定員 |
5人 |
| 駆動方式 |
2WD(FR)、4WD |
| 総排気量 |
1.494～1.992L |
| 燃費（WLTCモード） |
14.3～18.5km/L |
| 価格※ |
新車価格：698～867万円
中古車価格：30～478.8万円
|
（中古車価格以外は現行モデルのスペック）
※2024年1月現在
引用：楽天Car
Cクラスは日本で最も売れている定番モデルです。ベンツの中ではリーズナブルなAクラスやBクラスに比べ、Cクラスからは高級感が一気にアップします。反対に、さらに上位のクラスに比べると車体も大きすぎず、日本の道路でも運転しやすいので、高級車のステータス性と日常的な乗りやすさのバランスが取れたおすすめの1台です。
また、人気の高い主力モデルであることから、Cクラスからはこれまでに豊富なラインナップが販売されてきました。さらに、新車が売れているということは中古車の台数も多いので、中古車の選択肢が多いのも魅力です。
Cクラスのカタログはこちら
販売中のCクラスの中古車価格を見てみる
CLAクラス
出典：楽天Car
基本情報
| サイズ |
全長：4,690mm
全幅：1,830mm
全高：1,445mm
|
| 車両重量 |
1,460～1,570kg |
| 乗車定員 |
5人 |
| 駆動方式 |
2WD(FF) |
| 総排気量 |
1.331～1.949L |
| 燃費（WLTCモード） |
16.7～18.8km/L |
| 価格※ |
新車価格：573～607万円
中古車価格：118～469.8万円
|
（中古車価格以外は現行モデルのスペック）
※2024年1月現在
引用：楽天Car
CLAクラスは、Aクラスをベースにした4ドアクーペです。ベンツの中核を担う定番のボディタイプはセダンですが、CLAはクーペらしい流れるようなルーフラインや重心の低い車体で、軽快な走りを思わせるスポーティーなスタイリングとなっています。
ベンツが展開するクーペの中では最もコンパクトなサイズの車体で、日本の住宅街に多い狭い道でも比較的運転しやすいでしょう。
CLAクラスのカタログはこちら
販売中のCLAクラスの中古車価格を見てみる
GLAクラス
出典：楽天Car
基本情報
| サイズ |
全長：4,415～4,445mm
全幅：1,835～1,850mm
全高：1,605～1,620mm
|
| 車両重量 |
1,510～1,760kg |
| 乗車定員 |
5人 |
| 駆動方式 |
2WD(FF)、4WD |
| 総排気量 |
1.331～1.949L |
| 燃費（WLTCモード） |
14～16.4km/L |
| 価格※ |
新車価格：599～806万円
中古車価格：84.8～478万円
|
（中古車価格以外は現行モデルのスペック）
※2024年1月現在
引用：楽天Car
GLAクラスは、AクラスをベースにしたSUVモデルで、ベンツでは初めてのコンパクトSUVとして誕生しました。
ベンツのSUVとしてはエントリーモデルにあたりますが、可変トルク配分型四輪駆動システムの「4MATIC」など、ベンツのオフロード技術が注がれた本格的な性能に仕上がっています。SUVらしいアクティブな走行性とベンツらしい高級感が、運転しやすいサイズのボディに凝縮された1台です。
GLAクラスのカタログはこちら
販売中のGLAクラスの中古車価格を見てみる
Eクラス
出典：楽天Car
基本情報
| サイズ |
全長：4,845～4,940mm
全幅：1,850～1,860mm
全高：1,430～1,455mm
|
| 車両重量 |
1,720～1,850kg |
| 乗車定員 |
4～5人 |
| 駆動方式 |
2WD(FR) |
| 総排気量 |
1.496～1.992L |
| 燃費（WLTCモード） |
12.4～18km/L |
| 価格※ |
新車価格：889～997万円
中古車価格：39～498万円
|
（中古車価格以外は現行モデルのスペック）
※2024年1月現在
引用：楽天Car
Eクラスはミドルクラスセダンです。ベンツの中心的なモデルの1つで、ルーツとなった車種を含めるとその歴史は1940年代までさかのぼります。
各モデルは時代の最先端となる技術を取り入れており、現行型のEクラスでは「アクティブレーンチェンジングアシスト」「緊急回避補助システム」を搭載するなど、革新的な優れた安全装備を備えています。
Eクラスのカタログはこちら
販売中のEクラスの中古車価格を見てみる
Sクラス
出典：楽天Car
基本情報
| サイズ |
全長：5,180～5,290mm
全幅：1,930mm
全高：1,505mm
|
| 車両重量 |
2,090～2,260kg |
| 乗車定員 |
5人 |
| 駆動方式 |
4WD |
| 総排気量 |
2.988～3.982L |
| 燃費（WLTCモード） |
9～13.7km/L |
| 価格※ |
新車価格：1,518～2,233万円
中古車価格：58～498万円
|
（中古車価格以外は現行モデルのスペック）
※2024年1月現在
引用：楽天Car
Sクラスはベンツのフラッグシップモデルです。最上級モデルらしく、最先端の安全装備やワンランク上のドライブを実現する快適装備など、充実した装備を備えています。また、高級感あふれるデザインで、ベンツのステータス性を存分に堪能できるでしょう。
現行モデルの新車価格は1,500万円以上と非常に高額ですが、この価格帯の車の購入層である高所得者は新車を好む人が多いので中古車のニーズはあまり高くなく、中古車価格が下がりやすい傾向にあります。新車価格と中古車価格の差が特に大きい狙い目のモデルです。
Sクラスのカタログはこちら
販売中のSクラスの中古車価格を見てみる
ベンツを中古で購入するなら楽天Car！
画像出典：photo AC
この記事では、ベンツの中古はやめたほうがいいと言われる理由を解説しました。ベンツの中古車に否定的な意見を持つ人もいますが、人によっては気にならない理由も多いです。
むしろ、新車よりも大幅に安い予算でベンツオーナーになれるなどのメリットを考えると、ベンツの中古車は十分に検討する価値があるでしょう。
そこで、ベンツの中古車を安心して購入したいなら、楽天の中古車販売サービス「楽天Car」がおすすめです。
楽天Carでは、10万台以上の豊富な在庫の中から価格や走行距離、年式などを簡単に比較して中古車を選ぶことができます。また、保証などのアフターサービスも充実しているので、購入後も安心です。もちろん、購入金額に応じた楽天ポイントも進呈されます。
お店に行かずに車を購入したい方や、鑑定書付きの車を選びたい方はぜひ「楽天Car」を利用してみてくださいね！
楽天Car
参考サイト
メルセデス・ベンツ日本 オフィシャルサイト（参照日：2024-01-07）
https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars.html?group=all&subgroup=see-all&view=BODYTYPE
メルセデス・ケア メルセデス・ベンツ（参照日：2024-01-07）
https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/services/service-contracts/mercedes-care.html
2023 TOP SAFETY PICKs Insurance Institute for Highway Safety（参照日：2024-01-07）
https://www.iihs.org/ratings/top-safety-picks
楽天Carマガジンは、楽天Carが運営するウェブマガジンです。クルマの維持費をお得にする様々なコンテンツをお届けします！
この記事をシェアする！
あなたにおすすめの記事
