2023-09-06
エアロの修理はどうやるの?割れたときの補修方法や費用を解説!
画像出典:photoAC
エアロの修理がしたいですか?エアロが傷ついたり割れたりした場合、放置せずに修理をする必要があります。DIYでの補修方法や業者に依頼するときにかかる費用相場などを解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
エアロの修理方法をお探しですか?空気抵抗を抑えて走行性能をアップさせたり、好みの見た目にしたりする目的でエアロパーツを装着されている方も多いかと思いますが、こだわりのエアロが傷つくとショックですよね。中には、エアロが割れてしまって「修理代が高くなるのではないか」と心配されている方もいるのではないでしょうか?
そこで本記事では、エアロが傷ついたり割れたりしたときの修理方法やかかる費用について解説します。エアロの傷や割れを直す際は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。特に、割れてしまっているなど損傷がひどい場合は放置すると危険なので、できるだけ速やかに対処しましょう。
エアロの割れは修理が必要?
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エアロが割れてしまうと、修理代が高くなるのではないかと心配になりますよね。そのため、修理せずに放置することを考える方もいるかもしれません。しかし、結論から言うと、割れたエアロは放置せずに修理をする必要があります。
割れたエアロをすぐに修理すべき1つ目の理由は、放置することで危険な事故に繋がるリスクがあることです。
例えば、エアロが大きく割れてしまっているような場合には、走行中にパーツそのものが脱落してしまったり、バンパーに取り付けるエアロならタイヤなどに干渉してしまったりする可能性があります。エアロが外れたり他のパーツに干渉したりして走行に支障をきたすと大変危険です。
たとえ最初はごくわずかな割れだったとしても、放置することで少しずつ割れが大きくなることがあるので、割れの程度が軽いからといって安心できません。
エアロが割れたときに放置すべきでないもう1つの理由として、割れの程度や状態によっては車検に通らないことが挙げられます。検査官の判断によるところもあるため、エアロが割れていると必ずしも車検に通らないというわけではないものの、割れたところが車体の外にはみ出している場合などは合格できない可能性が高いです。
車検で問題を指摘された場合、その業者で修理をしてもらって車検に通すことができますが、修理の内容によっては車検にかかる日数が伸びてしまいます。
さらに、車検業者によっては修理費用が相場よりも高いことがあるので、車検前に安く対応してもらえる業者で修理してから車検に出した方が安くつくことも多いでしょう。車検時に修理してもらえば手間がかからないと思うかもしれませんが、費用の総額を考えると車検前に修理をしておくことも検討すべきです。
エアロの修理は自分でもできる?
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業者に依頼するとお金がかかるので、「エアロをDIYで修理したい」と考えている方もいるのではないでしょうか?しかし、修理の内容によっては難易度が高いので、自分でも無理なくできるかどうかを正しく判断する必要があります。
例えば、軽度な傷程度であればDIYで直すことも可能です。もちろん、修理のクオリティを求めるのであればプロにお任せしてしまった方が良いですが、「とりあえず傷が目立たなくなれば満足」という場合は、自分で補修しても良いでしょう。
それに対し、エアロが割れてしまっていると修理の難易度が非常に高いです。傷の場合は、修理に失敗しても修理箇所が目立って見た目が悪くなったり、塗装の保護効果が薄れてしまったりする程度で、事故などの重大リスクに直接つながるわけではありません。
しかし、割れの場合は適切に修理しないと、パーツの脱落やタイヤへの干渉などから走行中の事故を引き起こす可能性があります。修理箇所がボディに干渉するような部分でなければ絶対に不可能とも言えませんが、普段から自分で車の補修をしているといった経験がなければ、無理をせずにプロに依頼しましょう。
エアロをDIYで修理する方法
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ここでは、エアロの傷や割れをDIYで修理する方法について解説します。
ただし、先ほど解説した通り、エアロが割れているときは自分で直さず業者に依頼するのがおすすめです。また、傷の修理でも、傷が大きい場合や仕上がりを重視したい場合はプロにお任せする方が良いでしょう。
自分で修理をする際は、適切な道具と作業場所を用意し、十分に作業内容を確認してから行ってください。
傷の修理
傷の場合、コンパウンドやタッチペンといった道具を使って修理します。水をかけるとほとんど見えなくなる程度の薄い傷であればコンパウンド、ひっかき傷のような線状の傷ならタッチペンと、傷の状態に合わせたものを使用しましょう。
それぞれ、必要な道具や修理方法は次の通りです。
コンパウンド・タッチペンを使った傷の修理方法
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コンパウンド |
タッチペン |
必要な道具 |
・コンパウンド(2~3種類) ・コンパウンド用のスポンジや布 ・コンパウンド拭き取り用の布 ・水洗い後の拭き上げ用の布 ・養生用のマスキングテープなど
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・タッチペン ・耐水ペーパー ・脱脂剤 ・脱脂剤拭き取り用の布 ・水洗い後の拭き上げ用の布 ・養生用のマスキングテープなど |
大まかな手順 |
1.車を水洗いし十分に拭き上げる 2.修理箇所の周りにゴムパーツがあれば養生する 3.コンパウンドで傷を磨く 4.コンパウンドを拭き取る
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1.車を水洗いし十分に拭き上げる 2.修理箇所の周囲を養生する 3.脱脂剤で修理箇所の脂分を取る 4.タッチペンで傷を埋める 5.耐水ペーパーで修理箇所を磨く |
必要以上に粗いコンパウンドで研磨してしまったり、エアロの色と異なる色のタッチペンを使用してしまったりすると、かえって修理箇所が目立ってしまうことがあります。使用するコンパウンドやタッチペンは作業内容やエアロの色に合ったものを選びましょう。
以下の記事では、コンパウンドやタッチペンを使った修理方法について詳しく解説しています。詳細な手順や注意点はもちろん、おすすめのコンパウンドやタッチペンもご紹介していますので、傷の修理を始める前にぜひ読んでみてくださいね。
関連記事:【初心者向け】車の傷消しの選び方や手順を解説!深い傷の補修方法も解説
割れの修理
エアロの割れの修理は業者に依頼するのがおすすめ
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続いて、エアロの割れを修理する方法をご紹介します。
エアロの割れの修理方法
必要な道具 |
・FRP用ポリエステル樹脂 ・ポリエステル樹脂硬化剤 ・ガラスマット ・パテ ・耐水ペーパー ・カッターナイフ ・塗装剤 ・水洗い後の拭き上げ用の布 ・ガムテープ、マスキングテープ |
大まかな手順 |
1.エアロを車から取り外す 2.エアロを水洗いして十分に拭き上げる 3.カッターナイフや耐水ペーパーなどで周囲をなめらかにする 4.ガムテープとマスキングテープで割れをふさぐ 5.ポリエステル樹脂と硬化剤を混ぜて準備する 6.準備したポリエステル樹脂を割れているところに流し込む 7.ガラスマットにしみ込ませてさらにポリエステル樹脂を塗る 8.硬化後、ガムテープとマスキングテープを外す 9.パテを塗って表面の凹凸を埋める 10.耐水ペーパーで磨いて表面をなめらかにする 11.修理箇所を塗装して仕上げる |
前述の通り、エアロが割れてしまっている場合は修理の難易度が非常に高いです。必要な道具も多くなり、ポリエステル樹脂や硬化剤、ガラスマットなどが必要になります。慣れていない人にとっては適切な道具な道具を選ぶのも難しいので、エアロの穴あきや割れの修理に特化した補修キットなど、必要なものがセットになっている製品を選ぶと良いでしょう。
また、割れているところの周辺はとがった部分が多く、素手で作業をすると手指を傷つける危険があります。さらに、ポリエステル樹脂の硬化剤には毒性があるため、身体に付着しないよう気を付けなければなりません。作業の際は、手袋や保護メガネを着用するなどの対策をしてください。
他にも、換気の良い場所で作業を行なうことや、ポリエステル樹脂および硬化剤を火気に近づけないことを徹底し、安全面に十分配慮して作業を行いましょう。
前述の通り、エアロが割れてしまっている場合は、自分で修理をせず業者に依頼するのがおすすめです。エアロの割れは、きちんと直さないと事故につながる可能性もあるので大変危険です。業者に依頼すれば適切な処置をしてもらえるので安心感があるのはもちろん、自分でするよりきれいに直してもらうことができます。
また、軽度の傷であればDIYで修理することも可能だとお伝えしましたが、修理箇所の仕上がりを重視したい人も業者に依頼しましょう。自分で修理をすると「傷は消せたけどかえって修理箇所が目立ってしまった」ということもあります。せっかく傷を消しても、修理箇所が悪目立ちしてしまったら意味がありません。特に、傷が大きい場合はきれいに仕上げるのが難しいので、プロの技術で直してもらうことをおすすめします。
エアロの修理を依頼できる業者
エアロの修理はカー用品店、ディーラー、ガソリンスタンド、修理工場などで依頼することができます。
修理を依頼できる業者とそれぞれの特徴
ディーラー |
・修理業者を探す手間がかからない ・預かりの場合は代車が借りられることがある ・メーカー保証の期間なら無償修理になることも ・費用は高い傾向がある |
カー用品店 |
・店舗数が多く立ち寄りやすい ・比較的短時間で対応してもらえることが多い ・傷・割れの程度によっては修理を断られることも |
ガソリンスタンド |
・店舗数が多く立ち寄りやすい ・遅い時間まで修理を受け付けている店舗もある ・比較的短時間で対応してもらえることが多い ・傷・割れの程度によっては修理を断られることも |
整備工場 |
・費用が安いところが多い ・修理内容は柔軟に対応してもらえることが多い ・修理技術は業者によって異なる |
軽度な傷であればどの業者でも対応してもらえる可能性が高いですが、エアロの割れは程度によって断られてしまうことも考えられます。対応できる修理の範囲は業者によって異なるので、車を持ち込む前に問い合わせが必要です。
以下の記事では、修理業者それぞれのメリットやデメリットについて解説しています。エアロの修理をプロに依頼しようと考えている方は、ぜひこちらも読んでみてくださいね。
関連記事:車の修理が安いのはどこ?おすすめの修理業者と選ぶポイントを解説
エアロの修理費用の目安
続いて、エアロの修理を業者に依頼するときにかかる費用の目安について見ていきましょう。あわせて、修理ができず交換になる場合の費用もご覧ください。
エアロの修理・交換費用の目安
修理 |
5,000~20,000円 |
好感 |
10,000~30,000円+新しいパーツ代 |
エアロの修理にかかる費用の目安は傷や割れの程度によって異なりますが、5,000~20,000円程度です。それに対し、パーツの交換になる場合は10,000~30,000円+新しいパーツ代がかかります。
また、修理代は業者によって大きく異なるので、費用を抑えたい方は複数の業者で見積もりを取りましょう。
エアロの修理なら楽天Carキズ修理!
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この記事では、エアロの修理方法や費用について解説しました。こだわりのエアロが割れてしまうとショックですが、ぜひこの記事を参考に修理してくださいね。
傷を目立たなくする程度であればDIYでも補修できますが、割れてしまっている場合は無理して自分で修理せず業者に依頼しましょう。対応できる修理の範囲や修理費用は業者によって異なるので事前に確認しなければなりませんが、お近くの業者を探して1軒1軒問い合わせをするのは大変ですよね。
そこで、車の傷の修理を依頼できる業者を探すなら「楽天Carキズ修理」がおすすめです。
楽天Carキズ修理は、車の傷やへこみの修理に対応している業者を探して予約ができるサービスで、インターネットで簡単にお近くの修理業者を検索することができます。修理箇所の写真を送るだけで見積もりを取ることができるので、依頼先を見つけるために何軒ものお店に足を運ぶ必要もありません。
また、楽天Carキズ修理から予約し修理が完了すると、料金に応じた楽天ポイントも進呈されるのでとてもお得です。
車に付いた傷の修理を考えている方は、ぜひ「楽天Carキズ修理」を利用してお近くの業者を探してみてくださいね。
楽天Carキズ修理
参考サイト
車検に通らないエアロを保安基準から考える(参照日:2023-07-12)
https://www.syaken-signpost.com/wp/?p=692
エアロの修理や補修の方法!割れた、擦った時の修理代ややり方は?(参照日:2023-07-12)
https://tcsa.jp/custom/post-8863/
車のエアロが割れた時の修理代はいくら?自分で直せるの?(参照日:2023-07-12)
https://driverepair.net/aero-cracked/
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