2023-02-23
車のドア傷の原因は?予防方法や板金修理の手順についても解説
画像出典:photoAC
「ドアに傷が入った!どうすればいいの?」と困っていませんか?
ドアは人の手で動かすことが多い分、ぶつけたり擦ったりと傷がつきやすいパーツです。本記事では、ドアについた傷の修理方法や予防方法などに関して詳しく解説します。
車のドアに傷が入ってしまった場合、「自分で修理できるの?」「板金修理の手順が知りたい」と考える人も多いのではないでしょうか?
ドアは人の手によって動かすことの多いパーツなので、思わぬ瞬間にぶつけたり、ぶつけられたりして傷がついてしまいがちです。また、縁石やガードレールと接触して傷が入る場合もあるでしょう。そのような場合、傷の状態によっては自分で修理することも可能です。
本記事では、車のドア傷を板金修理するための手順や、必要な道具などについて詳しく解説します。ドアの板金修理に関する基本知識を深めたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
車のドア傷の原因は?
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車のドアは、走行中や駐車しているときなど、なにかと傷のつきやすいパーツです。どういったときに車のドアに傷がつくのか、詳しく見ていきましょう。
ドアパンチされてしまった
駐車場に駐車した際に、隣の車のドアが勢いよく開いてしまい、自分の車にぶつかることを「ドアパンチ」と呼びます。隣の車との距離が近い、狭い駐車場内で起こりやすい事故の1つです。実際にドアパンチの被害を受けると、下記のような傷が入ります。
力加減にもよりますが、ドアパンチでそこまで大きな傷がつくことはありません。上記のように、よく見ないと分からない程度の傷がつくことがほとんどなので、その場でドアパンチの被害を受けない限りドライバーも気付かないことが多く、そのまま放置してしまいがちです。
ドアパンチの被害をなるべく受けないようにするためにも、駐車場内の壁側に駐車したり、駐車していた車に乗り込む際は、ドア付近に傷がないか確認したりしましょう。
自分でドアを開ける際などにぶつけてしまった
自分でドアを開ける際に、強風にあおられて隣の車や壁にぶつけてしまう場合もあります。この場合、下記のような傷が入ります。
自分でドアをぶつけた場合、ドアの表面ではなく端に傷が入ります。パッと見て一目で分かりにくいため、傷の存在に気付かず放置してしまいがちです。また、ぶつけたのが私有地内にある所有物の場合は問題ありませんが、他人の車・自転車・家の壁などの場合は事故扱いとなり、思わぬトラブルに発展する場合があるため注意が必要です。
ドアをぶつけないよう、強風の日はドアの開閉に注意したり、あたりに障害物がない場所に駐車したりするなど工夫しましょう。
助手席側が死角となり擦ってしまった
走行中、左折時に助手席側に障害物があることを見落としてしまい、擦ってしまう場合があります。また、駐車時に助手席側の距離感が分からず、ガードレールや縁石に擦ってしまうのも、ドアに傷が入る原因の1つです。この場合、下記のような傷が入ります。
助手席に人が座っている場合は、とくに助手席側の外が見えにくくなるため、サイドミラーでしっかり周囲の状況を確認することが大切です。
ドア傷の修理方法
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ドアについた傷は、損傷が激しくないのであれば自分で修理することも可能です。
傷の種類ごとに、修理方法と修理にかかる費用の相場を解説します。
擦り傷は、縁石やガードレールなどで擦れてつく傷を指します。おもに、ドライバーから死角になりやすい左側のフロントドア側につきやすいのが特徴です。車の表面にあたるクリア層のみに傷がついている場合は、コンパウンドを使用して傷を消しましょう。
【準備物】
- コンパウンド(磨き用・仕上げ用)
- 台所用中性洗剤
- スポンジ
【修理手順】
- スポンジと台所用中性洗剤で傷周辺の汚れを落とす
- コンパウンドで磨き用→仕上げ用の順に磨いていく
クリア層に傷が入った場合は、研磨剤のコンパウンドで磨き、表面のデコボコをならして傷を消していきます。コンパウンドは1,000円前後で販売されており、比較的手に入れやすいアイテムです。作業時間は30分~1時間程度なので、傷に気がついたらサクッと修理できるでしょう。
擦り傷の修理方法
ひっかき傷の修理方法
ひっかき傷とは、車のキーや枝などの尖ったものがドアに接触してできる、線状の傷を指します。ひっかき傷も擦り傷と同様、クリア層のみに傷が入る場合がほとんどなので、コンパウンドを利用して傷を消す方法が一般的です。
【準備物】
- コンパウンド(磨き用・仕上げ用)
- 台所用中性洗剤
- スポンジ
【修理手順】
- スポンジと台所用中性洗剤で傷周辺の汚れを落とす
- コンパウンドで磨き用→仕上げ用の順に磨いていく
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