2023-02-19
車のバンパーの傷を放っておくとどうなる?修理の手順を徹底解説
画像出典:photoAC
「車のバンパーの傷を放っておくとどうなる?」と疑問に感じていませんか?
バンパーは、やわらかい樹脂でできていることが多く、衝撃によって傷やへこみの入りやすいパーツです。バンパーの修理手順や、修理費用ついて詳しく解説します。
「自分で修理する」「修理業者に依頼する」それぞれのメリット・デメリットを比較
小さめの傷なら、「自分で修理できそう」と感じる人も多いのではないでしょうか。確かに、バンパーについた傷を自分で修理することは可能ですが、修理するうえでのメリット・デメリットを知っておく必要があります。
自分で修理を行う場合と、修理業者に依頼する場合に分けて、それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。
【自分で修理する場合】
メリット |
デメリット |
・費用を抑えられる ・修理業者に持ち込む手間がかからない |
・失敗する可能性がある ・修理スペースの確保が必要 ・修理道具を自分で調べて買いそろえる必要がある |
自分でバンパーの修理を行う場合、必要なのは道具を準備する費用のみなので、傷の修理と塗装を含めて費用は1~2万程度です。修理道具を自分で調べて買いそろえる必要はありますが、通販やカーショップで揃うものばかりなので、そこまで難しいことはありません。
ただし、修理や塗装を行うにはある程度のスペースが必要になります。加えて、塗料の臭いなども周囲に漏れるため、ガレージのように周囲と遮断できる場所が理想的です。自宅にガレージがある場合は問題ありませんが、共有駐車場を利用していて作業スペースがない場合は、レンタルガレージを利用するといった方法をとる必要があります。
また、修理に慣れていない初心者にとって、傷の修理は想像以上に手間と時間がかかるものです。市販の道具を使用して完璧にきれいな状態に修復することはかなり難しいため、「傷を目立たなくさせる」程度の仕上がりになることを覚えておきましょう。
【修理業者に依頼する場合】
メリット |
デメリット |
・仕上がりが保障されている ・修理道具を買いそろえる必要がない ・代車サービスを利用できる場合もある |
・修理費用が高くなる ・修理業者に持ち込む必要がある |
修理業者に依頼する場合、自分で修理するよりも費用がかかります。ただし修理業者は設備が整っているうえに、熟練の技術を持った職人が修理を行うため、仕上がりが保障されているのがメリットです。修理道具を買いそろえる必要もありません。
また、修理業者によっては代車の貸し出しサービスを行っているため、修理中の車の手配を考える手間も省けます。
万が一、自分で修理を行って失敗してしまうと、やり直し作業の難易度はより高くなります。結果的に修理業者に依頼せざるおえなくなり、当初の修理費用よりも余計な出費が発生することになりかねません。「修理に失敗したくない」「仕上がりを重視したい」と考えている場合は、最初から修理業者に依頼する方が得策です。
バンパーの傷を直せる業者は?
画像:photoAC
バンパーの修理を依頼できる業者は、大きく分けて下記の3つが挙げられます。
それぞれ対応できる傷の範囲と、業者ごとのメリット・デメリットを解説します。
【対応できる傷の程度】
修理業者 |
修理できる範囲 |
ガソリンスタンド・カーショップ |
軽度~中度 |
ディーラー |
軽度~重度 |
板金塗装工場 |
軽度~重度 |
【修理業者別のメリット・デメリット】
修理範囲 |
メリット |
デメリット |
ガソリンスタンド・カーショップ |
・・全国展開しており店舗が多い ・その場で修理してもらえる ・在籍しているスタッフが多く、修理時間が短い |
・その場で修理できない重度の傷は、修理を断られる可能性がある |
ディーラー |
・仕上がりが保障されている ・修理業者を探す手間がかからない ・預かりの場合は代車サービスを利用できることもある。 |
・費用が高い ・パーツ交換になりやすい ・修理時間は短くても数日かかる
|
板金塗装工場 |
・費用が安い ・腕のいい板金屋なら仕上がりがきれい |
・腕のいい板金屋を探す手間がかかる |
ガソリンスタンド・カーショップ
ガソリンスタンド・カーショップは、店舗数が多いため気軽に持ち込みやすく、全国展開している店舗なら修理費用が大きく変動することがないので、安心して持ち込めるのが特徴です。軽度〜中度の傷ならその場で修理してもらいやすいうえに、回転率を重視してスタッフを店舗に多く配置している場合が多いため、修理時間が短いのも魅力のひとつでしょう。
ただしバンパーが大きく大破しているような重度の傷は、パーツ交換や大がかりな修理が必要になるため、修理を断られる可能性があります。あくまでも、軽度〜中度のその場で対応できる傷が対象と覚えておきましょう。
傷の程度が分からなくて、どこに持ち込めばいいのか分からないという人は、一度ガソリンスタンドやカーショップに持ち込んで、確認してもらうのがおすすめです。
ガソリンスタンド・カーショップへの依頼がおすすめの人 |
・どこに修理依頼を出せばいいか分からない人 ・傷の程度を確認してもらいたい人 ・家の近くで傷の修理を依頼したい人 ・軽度~中度の傷を短時間で安く直したい人 |
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