2023-05-12
テスラのリセールバリューは低い?EV車は買取価格が低いって本当?
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「テスラの車はリセールバリューが低いって本当?」と考えていませんか?本記事では、テスラのリセールバリューが低いと言われる理由や、高価買取を狙うコツについて解説しています。ぜひ売却の際の参考にしてください。
「テスラの車はリセールバリューが低いって本当?」「高価買取を狙うコツについて知りたい」とお考えではありませんか?
リセールバリューとは、中古車としての市場価値であり、その車がおおよそいくらで売却できるのかを示した指標です。ただ、テスラ車をはじめとする電気自動車は世間一般的にリセールバリューが低いと言われています。テスラは価格帯も高いため、売却の際はなるべく高価買取を狙いたいと考える人も多いでしょう。
そこで本記事では、テスラのリセールバリューが低くなる理由や、少しでも高価買取を狙うためのコツを紹介します。より高くテスラ車を売却したい方や、買い替えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
テスラの車種別の残価率は?
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ではさっそく、テスラが販売する4つのモデルについて、残価率と性能を見ていきましょう。
- Model S
- Model 3
- Model X
- Model Y
テスラ車に関して、中古車市場にあまり中古車が出回っていないことから市場価格が確立されていません。今後のテスラの動向次第で残価率が大きく変動することもあるため、残価率はあくまで目安として参考にしてください。
Model S
テスラModel Sのラインナップと基本的な性能はこちらです。
テスラのなかでもセダンタイプのモデルが「Model S」です。2012年に米国で発売され2013年からは日本でも発売されています。また、Model Sをベースに高性能パワートレインを搭載した「Model S Plaid(プレイド)」も販売開始となり、注目を集めています。
Plaidの場合、時速100kmに到達するまで2.1秒しかかからず、性能はスーパーカーに劣りません。航続距離はどちらのモデルでも600km以上あるため、ロングドライブを楽しみたい人にもぴったりです。
|
Model S |
Model S Plaid |
新車価格 |
5,934,600 |
7,644,600 |
駆動方式 |
デュアルモーターAWD |
トライモーターAWD |
乗車定員 |
5人 |
全長 |
4,979mm |
全高 |
1,445mm |
全幅 |
1,964mm |
車両総重量 |
2,069kg |
2,162kg |
航続距離 |
652km |
637km |
引用:TESLA|Model S
Model 3
テスラModel 3のラインナップと基本的な性能はこちらです。
|
Model 3 パフォーマンス |
Model 3 ロングレンジ |
Model 3 RWD |
新車価格 |
7,284,600 |
6,524,600 |
5,469,000 |
駆動方式 |
デュアルモーターAWD |
トライモーターAWD |
RWD |
乗車定員 |
5人 |
全長 |
4,694mm |
全高 |
1,443mm |
全幅 |
1,849mm |
車両総重量 |
1,850kg |
1,850kg |
1,760kg |
航続距離 |
605km |
689km |
565km |
引用:TESLA|Model 3
2017年から米国を中心に販売が開始された「Model 3」は、テスラのエントリーモデルであり、Model Sよりもコンパクトなボディが特徴です。加速性能に最も優れた「Model 3 パフォーマンス」では、時速100Kmまで3.3秒を誇るのも魅力の1つ。
他のモデルと比較してラインナップが豊富で価格設定も幅広いことから、ニーズに合わせて選びやすい大衆向けの車と言えます。日常使いしたい人からエコな長距離ドライブを楽しみたい人まで満足できるモデルです。
Model X
テスラModel Xのラインナップと基本的な性能はこちらです。
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Model X |
Model S Plaid |
新車価格 |
1299~1499 万円(2016年モデル)※ |
駆動方式 |
デュアルモーターAWD |
トライモーターAWD |
乗車定員 |
7人 |
全長 |
5,037mm |
全高 |
1,680mm |
全幅 |
1,999mm |
車両総重量 |
2,455kg |
2,352kg |
航続距離 |
560km |
536km |
※現在は米国販売を先行しており、国内の販売価格は未発表。
引用:TESLA|Model X
テスラが発表した初代のSUVモデルが「Model X」です。テスラ車のなかでもめずらしい7人乗りシートを採用しているため、ファミリー層からの支持が厚いモデルと言えます。
とはいえ、大きく開くファルコンウィングや、加速性能の高さなど、テスラ車らしさもしっかり盛り込まれているのが特徴です。「Model S Plaid」であれば時速10km/hまで3.1秒と、SUVモデルの電気自動車のなかでもトップクラスの加速性能を持っています。
Model Y
テスラModel Yのラインナップと基本的な性能はこちらです。
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Model Y パフォーマンス |
Model Y RWD |
新車価格 |
7,644,600 |
5,934,600 |
駆動方式 |
デュアルモーターAWD |
RWD |
乗車定員 |
5人 |
全長 |
4,751mm |
全高 |
1,624mm |
全幅 |
1,978mm |
車両総重量 |
2,000kg |
1,930kg |
航続距離 |
595km |
507km |
引用:TESLA|Model Y
Model Xに引き続き、2代目のSUVモデルとして開発されたのが、「Model Y」です。初代SUVのModel Xと比較して一回りコンパクトなボディになっており、ドアも一般的なヒンジタイプです。
加えて、十分な積載量とシートアレンジのしやすさが加わり、各モデルの中では特に実用性に優れているのが特徴です。とはいえ、時速100kmまでの加速は3.7秒と、ポルシェやBMW と同等の加速性能を誇っています。
テスラのリセールバリューは低い?
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テスラのリセールバリューは、一般的なガソリン車やハイブリッド車よりも低いと言われています。その3つの理由を見ていきましょう。
- 理由1:バッテリーの劣化
- 理由2:販売台数の少なさ
- 理由3:新車価格の値下げ
理由1:バッテリーの劣化
テスラ車をはじめ、多くの電気自動車に使用されているリチウムイオンバッテリーは、充電を繰り返すことでバッテリー内のイオンが減少し、劣化が進みます。具体的には、同じ時間だけ充電しても航続距離は次第に短くなり、充電の持ちが悪くなってくるのです。
そして、一般的にバッテリーの劣化が始まるのは新車購入時から2~3年と言われています。ガソリン車やハイブリッド車であれば、2~3年の型落ち程度ではそこまでリセールバリューが低くなることはありませんが、電気自動車はバッテリーの劣化が顕著になる時期なので、リセールバリューは大きく下がりがちです。
加えて、テスラのバッテリーの交換費用は国産の電気自動車と比較してかなり高く、300万前後かかるとも言われています。中古車買取業者も買い取り後にバッテリー交換が必要になってしまったら利益が出ないため、リセールバリューを低く抑えることで対策しているのです。
理由2:販売台数の少なさ
そもそも、リセールバリューというものは中古車市場での需要と供給のバランスを見て決められており、取引台数が年間を通してある程度多い車であるほど需要を予測しやすい傾向にあります。需要が予測できるからこそ、「この車は買取っても売れやすい」ということが分かるため、高価買取を提示しやすいのです。
テスラは国内の普及があまり進んでおらず、年間の新車販売台数もかなり少ないのが現状です。当然、中古車市場に出回る数も少ないため、需要と供給のバランスを見極めにくく、リセールバリューは低くなりがちと言えます。
今後のテスラの普及状況によってはリセールバリューが高くなる可能性もあるため、今後の動向に注目しましょう。
理由3:新車価格の値下げ
2023年に入り、「Model S」と「Model Y」の新車価格が各モデル10%前後値下げされました。新車価格が大幅に値下げされたことで、中古車の買取価格もそれにともなって下がるのが一般的です。値下げ前のテスラを購入していた場合、中古車の買い取り価格が下がったタイミングで売却してしまうと「リセールバリューが低かった!」となってしまうのです。
反対に、今後テスラの新車価格が高騰すれば、現状よりもリセールバリューは上がります。中古車買取価格は新車価格とも密接に結びついているため、タイミングを見計らいつつ売却するようにしましょう。
車のリセールバリューを高くするためにできること
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中古車を売却したいと考える方は、一般的にはこのような買取方法を選ぶ人が多いのではないでしょうか。
- 通常買取:中古車販売店に車を持ち込む
- 一括査定:ネット上で複数の中古車買取店に一括で査定依頼を行う
- 下取り:新車の購入に合わせてディーラーに古い車を買取ってもらう
このような買取方法は確実に車を売却・下取りしてもらえる利点がある反面、買い取り価格はどうしても買取業者の判断に左右されがちです。買取業者をいくつか回って見積もりを出してもらわないと世間一般的な買取相場がつかめないため、価格交渉に踏み込みにくく、高価買取を狙いにくいのが難点でした。
そのため、少しでも高値で売却したいと考えているなら、オークションの利用を選択肢に入れてみるのがおすすめです。
オークションとは、複数の買取業者に車の買取額を競り合わせる手法を指します。代行業者を通じて車を出品してしまえば、あとは各買取業者が次々と入札をかけ、一番高い入札をかけた業者が車を買取できるというシンプルな仕組みが特徴です。
スマホで出品したあとは買取業者が次々と入札をかけていくため、買取価格が上がっていく様子を見ているだけです。わざわざ複数の買取業者に車を持ち込んだり、見積もりをもらったりするなど、売却に余計な手間もかかりません。
オークションがおすすめな人 |
オークションが向いていない人 |
● 面倒な手間を省いて高額買取を狙いたい人 ● 複数の買取業者に持ち込んで見積もりを 取るのが億劫な人 |
● 少しでも早く手元に現金が欲しい人 ● 自分で価格交渉したい人 |
ただし、オークションで取引が成立するまでの一定期間は買取ってもらえないので、早く現金化したい、スピーディに買取ってもらいたいと感じている人にはおすすめできません。希望の買い取り価格に達しない場合もあるため、確実に希望する額で売却できる訳ではないことを頭に入れておきましょう。
売却の手間をかけずに、高額買取を狙いたいのであれば、選択肢の1つとしてオークションを選んでみてはいかがでしょうか。
実際に楽天Car車買取に出品されたテスラの「Model 3」リセールバリューを見ていきましょう。
モデル |
Model 3 |
年式 |
2020年(オークション時点で2年落ち) |
走行距離 |
12,906km |
新車価格 |
593.4万円 |
落札価格 |
485.8万円 |
残価率 |
約81% |
※参考:楽天Car車買取|Model 3
モデル |
Model 3 |
年式 |
2021年(オークション時点で1年落ち) |
走行距離 |
11,615km |
新車価格 |
593.4万円 |
落札価格 |
452.4万円 |
残価率 |
約76% |
※参考:楽天Car車買取|Model 3
モデル |
Model 3 |
年式 |
2019年(オークション時点で3年落ち) |
走行距離 |
13,895km |
新車価格 |
593.4万円 |
落札価格 |
438.8万円 |
残価率 |
約73% |
※参考:楽天Car車買取|Model 3
新車から2~3年たったテスラはバッテリーの劣化が始まると言われていますが、上記の買い取り価格ではしっかりリセールバリュー70%以上を維持しています。高価買取を狙いたいのであれば、まずはオークションに出品してみてみましょう。
車を高く売りたいなら「楽天Car車買取」
電気自動車であるテスラは、国内の普及率の低さやバッテリーが劣化する関係で、一般的にはリセールバリューの低い車と言われています。そこで高価買取を狙うのであれば、オークションサイトといった中古車買取サービスを利用して買取シュミレーションをするのがおすすめです。
また、テスラに限らずどの車も日を追うごとに価値が落ちていきます。愛車の売却を少しでも考えている場合は、自分の車が一体いくらくらいで売却できるのか相場感だけでも把握しておきましょう。
そして、中古車買取サービスの中でも、複数の中古車販売店がオークション形式で自動車を競り合う、楽天Car車買取がおすすめです。「楽天Car車買取」は、信頼度の高い中古車販売店が多数登録しているオークション形式の中古車買取サービスです。
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車の売却を検討している人は、ぜひ一度楽天Car車買取をチェックしてみてくださいね。
楽天Car車買取
参考サイト
Tesla|Instagram写真と動画(参照日:2023-3-26)
https://www.instagram.com/teslamotors/
lowcarb.style|2022年、日本国内でテスラは一体どれほど売れたのか?(参照日:2023-3-26)
https://lowcarb.style/2023/01/23/tesla-deliveries-in-japan-2022/
EVsmart|テスラが発売している電気自動車のモデル一覧(参照日:2023-3-26)
https://evsmart.net/carMaker/Tesla/
COBBY|テスラ モデルSのスペックまとめ!100kwhモデルは航続距離632km(参照日:2023-3-26)
https://cobby.jp/tesla-models.html
Ancar Channel|テスラモデルYの試乗した感想は?実際の走行性能を紹介 (参照日:2023-3-26)
https://www.ancar.jp/channel/48881/
tepco|テスラ・モデルY。テスラ史上2番目となるSUVは、驚きが満載!(参照日:2023-3-26)
https://evdays.tepco.co.jp/entry/2022/11/22/ev_review16
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