2022-04-15
タイヤが一番安いのはどこの店?タイヤにかかる費用を数万円おさえるコツを解説
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タイヤが安いお店をお探しではありませんか?タイヤの購入・交換は1回でも数万円は下らない出費になるので、少しでも安く済ませたいと思いますよね。そこで、この記事ではタイヤが安いお店や、交換費用を抑える方法をご紹介します!
「タイヤが安い店を知りたい」と考えていませんか?車を所有している限り定期的に新調しなければならないタイヤですが、車関連の消耗品の中でも安いものではないため、少しでも安く購入したいと思いますよね。また、業者にタイヤ交換を依頼した場合はタイヤ交換工賃もかかるので、より費用面での負担を感じているという人も多いでしょう。
そこで本記事では、タイヤの購入や交換にかかる費用を安く抑える方法について解説します。安いお店でタイヤを購入したり、お得なタイヤ交換サービスを利用したりすることで、数万円の節約となることも少なくないので、ぜひ参考にしてくださいね。
タイヤの購入は大きな出費
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まずはタイヤの購入にかかる費用を確認していきましょう。サイズごとのタイヤ価格の相場は次の通りです。
タイヤ価格の相場(1本あたり)
12インチ |
2,000~9,000円 |
13インチ |
3,000~11,000円 |
14インチ |
3,000~15,000円 |
15インチ |
4,000~19,000円 |
16インチ |
5,000~23,000円 |
17インチ |
7,000~33,000円 |
18インチ |
9,000~45,000円 |
19インチ |
10,000~55,000円 |
20インチ |
15,000~70,000円 |
21インチ |
23,000~77,000円 |
22インチ |
25,000~85,000円 |
タイヤは、サイズが大きくなるほど高額になります。
また、タイヤは1回買えば一生使用できるというものではありません。タイヤは使用によって少しずつすり減っていくため、寿命が来たら新調する必要がある消耗品です。1回あたりの購入費用の目安は上記の金額として、どれくらいの頻度で購入する必要があるのか、タイヤの寿命の目安をご覧ください。
タイヤの寿命の目安
|
使用開始からの年数 |
走行距離
|
サマータイヤ
|
4~5年
|
30,000~50,000km
|
スタッドレスタイヤ
|
2~3年
|
10,000~15,000km
|
後述しますが、これはあくまでも目安であり、実際にタイヤ交換を行うべきタイミングが必ずしもこの目安と一致するわけではありません。
しかし、サマータイヤなら少なくとも4~5年に1回、スタッドレスタイヤなら2~3年に1回くらいのペースで新しいタイヤを購入しなければならないことを考えると、費用面での負担は非常に大きいと言えます。
寒冷な地域に住んでいて毎年スタッドレスタイヤを使用している場合は、さらに出費が増えるため、その点も想定に入れて予算を組んでおきましょう。
適切なタイヤ交換のタイミング
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先ほど、タイヤの寿命の目安をご紹介しました。しかし、年数や走行距離はあくまでも目安であり、実際にタイヤ交換を行うべきタイミングとは異なります。日常的にタイヤの状態を確認し、次のようなサインが現れていたら速やかにタイヤ交換を行うべきです。
- 亀裂、ひび割れがある
- スリップサインが現れている
- プラットフォームが現れている(スタッドレスタイヤのみ)
異物の上を走行するなどの外的な衝撃や経年劣化によってタイヤが傷むと、亀裂やひび割れといった損傷が生じやすくなります。ごく小さな傷の場合はすぐに交換する必要がないこともありますが、大きな傷の場合はいつパンクを引き起こしてもおかしくないため、すぐに交換が必要です。
また、タイヤには交換時期が来たことを示すサインが設けられています。
まず、全てのタイヤに共通している「スリップサイン」は、タイヤの溝の深さが残り1.6mmになったときに現れるサインです。スリップサインが現れた状態のタイヤで走行することは、危険なだけでなく保安基準にも違反することになるため、必ず交換をしなければなりません。
さらに、スタッドレスタイヤの場合、「プラットフォーム」と呼ばれるサインもあります。プラットフォームは新品時から50%摩耗が進んだことを知らせるもので、雪道や凍結路における走行性能が落ちたことを意味します。
日頃からタイヤの状態を点検するように習慣づけ、タイヤ交換すべき時期を見逃さないように注意しましょう。タイヤの購入・交換にかかる費用は決して安くありませんが、劣化して性能の落ちたタイヤでの走行は非常に危険です。
安全には変えられないので、タイヤ交換をすべきサインが現れたらきちんと交換を行ってください。
タイヤ交換にかかる費用を安くおさえる方法
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先ほど相場をご紹介した通り、タイヤは決して安いものではありません。最低でも数年に1回は新調しなければいけないので、毎回タイヤの購入・交換にかかる費用に頭を悩ませているという人は少なくないでしょう。そこで、この項ではタイヤの購入・交換費用を安く抑える方法をご紹介します。
自分でタイヤ交換をする
タイヤ交換を業者に依頼するとタイヤ交換工賃がかかります。業者によって金額は異なりますが、タイヤ・ホイールをセットで交換する場合の工賃は1本1,000~3,000円程度です。
そこで、自分でタイヤ交換をすることで、このタイヤ交換工賃分の費用を節約することができます。
ただし、自分でタイヤ交換を行うためには正しい知識が必要です。十分な知識を持たないままタイヤ交換を行うと、作業中に怪我をしてしまったり、走行中にタイヤが外れて事故になってしまったりといった重大なトラブルに繋がる可能性があります。そのため、少しでも作業に自信がないという人は、費用がかかってもプロに依頼するようにしましょう。
国産タイヤにこだわらない
費用を抑えることを考えるのであれば、国産のブランドタイヤにこだわらず、アジアンタイヤにも目を向けてみましょう。アジアンタイヤとは、中国や韓国、台湾、インドネシアといったアジアのタイヤメーカーが製造しているタイヤのことをいいます。
一昔前は「アジアンタイヤは性能が悪い」とされており、何となく心配があるという人もいるかもしれませんが、近年アジアンタイヤの性能は向上しています。
世界的にもアジアンタイヤの性能は認められており、新車の純正タイヤとしてアジアンタイヤを採用している車メーカーもあるほどです。
少なくとも日本国内で購入できるアジアンタイヤであれば、安全面で問題のあるようなタイヤはほとんどないと言って良いでしょう。
オールシーズンタイヤを購入する
毎年スタッドレスタイヤを使用しているという場合、オールシーズンタイヤを使用することでタイヤの購入・交換にかかる費用を節約することができます。
オールシーズンタイヤとは、サマータイヤとスタッドレスタイヤの特徴を合わせ持ったタイヤです。冬季の使用において、スタッドレスタイヤと完全に同じ性能を持っているわけではありませんが、多少の積雪やシャーベット状の雪道には使用できます。
「冬になると常に積雪がある」「道路が凍結するほど気温が下がる」といった、極めて寒冷な地域の場合はスタッドレスタイヤを使用する必要がありますが、そこまで寒さの厳しくない地域に住んでいるのであれば、オールシーズンタイヤを検討する価値があるでしょう。
オールシーズンタイヤを使用することで、スタッドレスタイヤの購入代金はもちろん、年に2回のタイヤ交換費用も削ることができるので、非常に高い節約効果を得ることができます。
タイヤが安くなる時期を狙う
タイヤは時期によって価格が下がることがあるので、そういった時期を狙うことで安く買うことが可能です。
サマータイヤは1年中ある程度需要があるため、あまり安くなる時期はありません。しかし、スタッドレスタイヤの場合は11~12月頃に購入する人が多く、春先にはほとんど需要がなくなります。そのため、スタッドレスタイヤは春先から夏にかけて安く販売されることが多いです。
スタッドレスタイヤを購入するのであれば、寒い季節を待たず少し早めに買うことを検討しても良いでしょう。ただし、使用時期よりも早めにタイヤを購入する場合は適切な保管環境を用意しなければならないことに注意してください。
また、各店舗で開催されるセールの期間を狙うのもおすすめです。初売りセールや決算期のセールなど、定価よりも大幅に安くタイヤを購入できることがあるので、事前にセールの日程などをチェックしておきましょう。
タイヤを安く買いたいならインターネット通販がおすすめ
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タイヤの購入・交換にかかる費用を安くする方法をご紹介しましたが、タイヤを安く購入するのであれば、インターネット通販を利用するという方法もあります。
基本的に、インターネットではタイヤが安く販売されており、実店舗では4本で2~3万円するブランドタイヤが1万円台で購入できるということも珍しくありません。節約効果が非常に高いので、安くタイヤを買いたい人はインターネットで購入することを検討してみましょう。
インターネット通販のタイヤが安い理由
タイヤに限ったことではありませんが、実店舗よりもインターネット通販の方が安く買い物ができることが多いですよね。「安いと品質に問題があるのでは?」と、あまりに安いと心配になってしまう人もいるかと思いますが、インターネット通販の安さには次のようにきちんとした理由があります。
- 家賃や電気代などの店舗維持費がかからない
- 流通コストがかからない
- 人件費がかからない
通常、店舗を構えると、家賃や電気代などの維持費、接客スタッフの人件費、商品を店舗まで仕入れる流通コストなどがかかります。実店舗で販売される商品は、これらの経費も踏まえて利益が出るように値段が設定されるので、どうしても価格が高くなってしまうのです。
インターネットの場合は、こういった費用が大幅にカットできるため、商品の価格も安く抑えられます。決して、「ネット通販の商品は安いから品質に問題がある」ということではないので、安心して利用してくださいね。
インターネット通販でタイヤを購入するメリット
インターネットでタイヤを購入するメリットは、タイヤ価格の安さだけではありません。他にも、次のように多くのメリットがあります。
- タイヤの種類が豊富
- 24時間利用できる
- 店舗に足を運ぶ必要がない
- 時間をかけてゆっくり選ぶことができる
インターネットでタイヤを購入するメリットとして、価格の安さと並んで特筆すべきは、実店舗にはない豊富な品揃えです。
実店舗では、取り扱いのあるメーカーが少なかったり、特殊なタイヤは在庫がなかったりすることが珍しくありません。それに対し、インターネットではメーカー、性能、サイズに至るまで、多種多様なタイヤが揃っています。例えば楽天市場の場合、国内外40を超えるメーカーのさまざまなタイヤから選ぶことができるので、性能や価格の面で希望する条件に合うタイヤが見つかる可能性も高いです。
また、インターネットなら店舗に足を運ぶ必要がなく、時間を気にせずにゆっくりタイヤを比較して検討できるという点もメリットの1つと言えるでしょう。
ネット通販でも正規品のタイヤが買える
ネットでタイヤを購入することに対し、「もしかしたら偽物のタイヤが売られているかもしれない…」と不安に感じている方もいるでしょう。確かに、タイヤに限らずインターネット通販においては、偽物を販売する詐欺業者の存在がしばしば問題となります。
しかし、そういった業者を選ばないように注意すれば、インターネット通販でも正規品のタイヤを購入することができるので過度な心配は不要です。
基本的には、大手通販サイトや有名タイヤメーカーの公式サイトを利用するようにすれば、偽物が届くという心配はなくなります。また、偽物でなくても届いたタイヤに万が一問題がある場合にも、大手通販サイトなどではきちんと対応してもらえるので安心です。
インターネット通販でタイヤを購入する場合の注意点
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インターネットでは実店舗よりも安くタイヤを購入できると解説しました。しかし、インターネットを利用してタイヤを購入する場合、注意しておかなければならないこともあります。購入後に困らないよう、事前に確認しておきましょう。
自分でタイヤサイズを調べる必要がある
実店舗でタイヤを購入するときは店員に相談することもできますが、インターネットの場合は自分でタイヤサイズを確認する必要があります。
タイヤサイズにはさまざまな項目があり、多くの数字や英語が並んでいるので、きちんと見方を理解しておかなければなりません。それでは、実際のタイヤサイズの記載例を見てみましょう。
タイヤサイズの例
表記
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165/55R15 75V
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各項目の意味
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165(mm)…断面幅
55(%)…扁平率
R…ラジアル構造
15(インチ)…タイヤの内径
75…ロードインデックス(負荷能力387kg)
V…速度記号(最高速度240km/h)
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この内、タイヤの大きさに関する規格である断面幅、扁平率、内径は基本的に標準タイヤと同じものを選びます。それに対し、ロードインデックスと速度記号は標準タイヤと同等かそれを上回るものなら問題ありません。
タイヤサイズが間違っていると使用できない可能性があるので、しっかりと確認するようにしましょう。タイヤサイズの見方については、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。
関連記事:【初心者必見】一番わかりやすい車のタイヤサイズの見方を解説
信頼できるサイトで購入する
タイヤをインターネットで購入する場合、信頼できるサイトを利用するようにしましょう。
近年、ネットショッピングが広く普及し、口コミなどを確認してから利用する人が増えたことで、悪質なサイトは淘汰されつつあります。しかし、どのサイトでも同じように信頼できるかというとそうではありません。
特に、発送が遅れたり、サイトに記載されていた情報とは異なるタイヤが届いたりした場合の対応は、サイトによってさまざまです。トラブルのときにスムーズに対応してもらえるように、口コミなども参考にして信頼できるところから購入するようにしましょう。
取り付け方法を確認する
実店舗でタイヤを購入した場合、その場でタイヤ交換を依頼することができますが、インターネットでタイヤを購入する場合は、どうやってタイヤ交換をするかを考える必要があります。
過去に何度も自分でタイヤ交換をしているという人であれば問題ありませんが、一度もタイヤ交換をしたことがないという人は、事前に交換方法を調べておきましょう。
タイヤ交換には正しい知識が必要なので、タイヤ交換方法を調べた上で少しでも自信がないと感じるのであれば、プロに任せることをおすすめします。その場合は、どこでタイヤ交換を依頼するかも併せて考えておきましょう。
インターネット通販で購入したタイヤの交換方法
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インターネットでタイヤを購入する場合、タイヤ交換の方法まで考えておく必要があると前述しました。自分でタイヤ交換をする自信がないのであれば、迷わず業者に依頼するようにしましょう。
インターネットで購入したタイヤの交換方法として最もおすすめなのは、タイヤ交換サービスを行っているネットショッピングを利用するという方法です。
タイヤ交換サービスを行っているネットショッピングを利用しないのであれば、持ち込みでタイヤ交換をしてくれる店舗に依頼する必要があります。
しかし、持ち込みは通常のタイヤ交換工賃よりも高いことが多く、せっかくインターネットで安くタイヤを購入しても、タイヤ交換工賃との総額で考えると高くついてしまうことも少なくありません。また、そもそも持ち込みを受け付けていない業者もあるので、依頼先を探すのにも手間がかかります。
さらに、自宅で受け取ったタイヤをタイヤ交換を依頼する業者まで持ち込むのは非常に大変です。車のトランクに十分なスペースを確保しなければならなかったり、タイヤに傷が付かないように保護したりといった手間がかかることはもちろん、タイヤは重いので運んだり積み下ろしをしたりするにも負担がかかります。
タイヤ交換サービスがあるネットショッピングを利用すれば、持ち込みでのタイヤ交換を受け付けている業者を探したり、タイヤを運搬したりする手間もかからず、持ち込み工賃の高さを心配する必要もありません。
タイヤを購入するなら楽天Carタイヤ交換がおすすめ!
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この記事では、タイヤの購入・交換を安くする方法をご紹介しました。安くタイヤの購入・交換をしたいと考えているのなら、インターネットでタイヤを購入することを検討してみましょう。
そこで、お得にタイヤ交換をしたいと考えている人におすすめの「楽天Carタイヤ交換」をご紹介します。楽天Carタイヤ交換は、楽天市場でのタイヤ購入と実店舗でのタイヤ交換までセットで行えるサービスです。
楽天市場では、実店舗型のお店に比べてタイヤが安く販売されており、タイヤ価格と工賃の総額で考えた場合、実店舗よりもお得にタイヤの購入・交換を行うことができます。さらに、楽天市場には豊富な種類のタイヤが揃っているので、さまざまなタイヤから安くて質の高いものを選ぶことができます。
さらに、購入金額に応じた楽天ポイントの進呈もあるのでよりお得です。また、近くの店舗の検索やタイヤ交換の予約も簡単にできる上に、購入したタイヤは、タイヤ交換を行う店舗まで直接送られるので、自宅で受け取ったり店舗まで運搬したりといった手間もかかりません。
ぜひ一度「楽天Carタイヤ交換」をチェックして、お近くの店舗を探してみてくださいね。
楽天Carタイヤ交換
参考サイト
タイヤを通販で購入するメリットは(参照日:2022-02-21)
https://magazine.tire-hood.com/select/shiru_118/
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