2022-01-04
ディーラー車検のメリットは?やめるとどんなデメリットがある?
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ディーラー車検をやめるべきか検討していませんか?他にも業者はありますが、断りにくいなどの理由でディーラーを利用している人も多いでしょう。そこで、他の業者を利用するメリットやディーラー車検をやめるときの断り方を解説します!
「ディーラー車検以外で車検を受けていいのかな?」「これまでディーラーにお世話になっていたから車検を断るのが気まずい…」とお悩みではありませんか?ディーラー車検の料金は、他の車検業者に比べて高い傾向にあるため、節約のためにも他の業者で依頼しようと考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ案内が届いたり、お世話になっている販売員から電話がきたりすると断りにくくて困ってしまいますよね。また、他の業者の特徴を知らないと「やっぱり高くてもディーラーが一番安心してお願いできるのではないだろうか」と思ってしまう人もいるでしょう。
そこで本記事では、ディーラー車検のメリットとやめることのデメリットなどについて解説していきます。ディーラー車検を上手に断る方法や、ディーラー以外の業者で車検を受けるメリットもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
車検はディーラー以外でも受けられる
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車を購入すると、販売店から車検のお知らせが送られてくることが多いので、特に何も考えずにディーラー車検を受けていたという人も多いでしょう。
しかし、車検はディーラー以外の次のような業者でも依頼することができます。
- 車検専門店:
名前の通り車検を専門に扱っている車検専門店は、料金が安いというメリットがあります。また、「1日車検」に代表されるようにスピーディーな車検を受け付けており、数時間で車検を終えられるのも魅力です。ただし、最低限の検査項目以外の点検や整備は行われないことが多いので注意しましょう。
- 整備工場:
整備工場は、車に関する点検や修理、メンテナンスの設備が整っており、技術面で安心して依頼できます。国の指定工場に指定された工場であれば、その場ですぐに車検を受けることも可能です。ただし、土日祝日は休みとなっていることが多く、平日も夜遅くまで営業しているわけではないので、平日に休みがある人でなければ利用しにくいというデメリットがあります。
- ガソリンスタンド:
ガソリンスタンドは店舗数が多く、営業時間も長いので利便性が高いことに加え、料金が安い店舗が多いことがメリットです。整備の質を心配される方もいますが、指定整備工場を配置している店舗も増え、質の高い整備を受けられるようになっています。ただし、店舗によって料金やかかる日数、整備の質が異なったり、代車の貸し出しはしていないことが多かったりするため注意が必要です。
ディーラーおよび上記の業者における料金の目安については、こちらの記事で解説しています。車種別の費用相場なども詳しく紹介していますので、ぜひ併せて読んでみてくださいね。
関連記事:車検費用の相場はいくら?車種別の費用、安く依頼する方法も徹底解説!
ディーラー以外で車検を受けるメリットとデメリット
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ディーラー以外に車検が受けられる業者をご紹介しましたが、他の業者と比較してディーラー車検にはどのような特徴があるのでしょうか?そこで、ここではディーラーで車検を依頼するメリット・デメリットをご紹介します。また、どんな人にディーラー車検がおすすめかを解説しますので、ディーラー車検を選択すべきか検討するときの参考にしてくださいね。
メリット
他の業者と比較した場合の、ディーラー車検のメリットは次の通りです。
- 整備の質が安定している
- 確実に純正の部品を使うことができる
- サポートが充実しているので安心感がある
まず、ディーラー車検ならではのメリットといえば、整備の質が安定しているという点です。
他の業者は特定のメーカーの車だけでなく、さまざまなメーカーの車の整備を行っています。それに対し、ディーラーは特定の自動車メーカーの車だけを扱っているため、整備士もそのメーカーの車を知りつくしたプロばかりです。
また、整備に使用する器具もメーカー専用のものが用意されていたり、部品交換にも確実に純正のパーツが使えたりと、その自動車メーカーの車にとってこの上ない環境であると言えます。さらに、サポートも手厚いので、安心感があるというのも魅力の1つです。
デメリット
続いて、ディーラー車検のデメリットを見ていきましょう
何よりも特筆すべきディーラー車検のデメリットは、料金が高いという点です。車検専門店やガソリンスタンドは基本料金が安く設定されていることが多く、ディーラーでの料金と比較すると数万円もの差があることは珍しくありません。
また、部品交換などの整備を併せて行うことも多いですが、他の業者では安くて質の良い社外品のパーツを利用することで料金を抑えることができます。ディーラーでは、部品交換でも高額な純正品のパーツを使用することになるため、最終的な費用総額ではさらに大きな差ができることが多いです。
さらに、ディーラー車検は他の業者と比較して、時間がかかることが多いというデメリットもあります。
近年、1日車検のようにごく短時間で車検を終わらせられる業者も増えてきましたが、ディーラーは最低限の検査、整備だけでなく、独自の点検なども併せて行うため、必要日数が長くなってしまうのです。状況にもよりますが、少なくとも2~3日はかかることが多いので、数日は代車または公共交通機関を利用して過ごす必要があります。
ディーラー車検がおすすめな人
ここまでご紹介したメリットやデメリットを踏まえ、次のような条件に当てはまる人は、ディーラー車検がおすすめです。
- サポートが手厚い方が良い人
- 部品交換では純正品だけを使いたい人
こういった人は、ディーラー車検を受けるメリットが大きいと言えるでしょう。特に、ディーラーのように手厚いサポートがある業者は多くないので、高くても安心感があった方が良いという人はディーラーに依頼するのがおすすめです。
また、他の業者では部品交換の際に純正の部品の在庫がない可能性があるため、確実に純正品を使いたい人もディーラー車検が良いでしょう。
しかし、上記の条件に当てはまらない人はディーラー車検にあまりこだわる必要はないと言えます。
ディーラーは他の業者よりも料金が高額になることが多いので、料金が高くなってでもサポートの手厚さや純正部品の使用を重視したいという希望がないのであれば、他の業者に依頼するメリットが大きいと言えます。
ディーラー車検は断るとキャンセル料金がかかる?
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ディーラー車検を断ると、キャンセル料がかかるか心配になりますよね。基本的に、一度予約した車検をキャンセルしても、キャンセル料はかからないことがほとんどです。これはディーラーに限った話ではなく、大手のガソリンスタンドや車検専門店でも同様のことが言えます。
しかし、一部の店舗ではキャンセルに関してルールを設けており、状況によってはキャンセル料が発生することもあるので注意しなければなりません。
店舗によってキャンセル料がかかる可能性がある例は、予約した日の間際になってキャンセルするケースです。例えば、「当日のキャンセルなら代行手数料の75%」「前日のキャンセルなら代行手数料の50%」のように、車検当日の数日前から段階的にキャンセル料を設定しているところもあります。
キャンセルポリシーは事前に教えてもらえるはずなので、不明な点がある場合は必ず確認しておきましょう。
また、ここでのキャンセルはあくまでも実際に車を預ける前の段階でのキャンセルの話です。あまりないことですが、車検当日になって車を預け、すでに検査が開始されてからキャンセルしたい場合には、実費を請求されることが多いので注意しましょう。
ディーラー車検を断りにくい場合の対処方法3つ
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ディーラー以外の業者でも車検を受けられることはご理解いただけたかと思いますが、「他の業者を検討したいけど、ディーラー車検を断りにくい…」と感じる人もいるのではないでしょうか?特に、何年も同じ店舗を利用していたり、お世話になっている担当者がいたりするケースでは、なかなか切り出せないこともあるでしょう。
そこで、ここではディーラー車検を上手く断るための方法を3つご紹介します。きちんと準備しておけば、スムーズに断ることができるので、ぜひ参考にしてくださいね。
早い段階で車検を受ける意思がないことを伝える
車検の時期が近づくと、ディーラーから車検の案内が送られてくることが多いですが、電話などで直接的に営業を受けることもあるでしょう。そのディーラーで車検を受ける気がないのであれば、できるだけ早い段階で断りを入れるのが賢明です。特に、店舗に足を運んでしまうとますます断りにくくなってしまうので、電話を受けた時点で依頼する意思がないことを伝えるのがスムーズです。
「車検を断ったら今後利用しにくくなってしまうかもしれない」と思うかもしれませんが、ディーラー側から見ても車検はディーラー以外の業者に依頼するという顧客は珍しくないため、あまり心配する必要はありません。
もちろん、横柄な態度で断りを入れればディーラー側からの印象も悪くなりますが、あくまでも一般的な礼儀をわきまえた言い方で伝えれば、今後も変わらない付き合いを続けられるでしょう。
ディーラー以外の業者で車検の見積もりをとる
前述の通り、ディーラー車検は他の業者に比べて料金が高いという傾向があります。そこで、ディーラー車検をスムーズに断るために、まずは他の業者で見積もりを取り、料金の相場を把握しておくことが重要です。特に料金が安いことが多いガソリンスタンドや車検専門店を中心に見積もりを取ってみましょう。
相場を知っておくと、もしディーラー車検をやめるか迷っている場合にも検討材料になりますし、最終的にディーラー車検を断る段階でも、後述するように他社の安い見積もり額を提示して断る理由にすることができます。
他社の見積もり額を伝えて断る
メーカーによっては、販売員に車検のノルマを課していることがあり、断りの連絡を入れても食い下がられることがあります。そこで、販売員も諦めざるを得ないような理由を1つ用意しておきましょう。
そこでおすすめなのが、他社の見積もり額の安さを理由にすることです。前述したように、ディーラー以外の業者でも見積もりを取ったら、最も安い業者の金額を控えておいてください。
もしもディーラー車検を受ける意思がないと伝えても食い下がられるようであれば、他社での安い見積もり額を伝え、これ以上高い料金では車検を受ける意思がないことを伝えましょう。
お得な車検業者を探すなら楽天Car車検がおすすめ!
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参考サイト
この記事では、ディーラー車検のメリットとやめることのデメリット、ディーラー車検を断る方法について解説しました。ディーラーでは手厚いサポートが受けられるなどのメリットはありますが、料金は他の業者に比べて高くなってしまうことが多いため、車の維持費を抑えたい人は安い業者を探すことを検討してみましょう。
しかし、「料金が安い業者を見つけるのは大変そう…」と思う人もいるのではないのでしょうか?
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楽天Car車検
車検予約のキャンセル(参照日:2021-11-21)
https://www.aclass-next-stage-with-you.jp/syaken/4808/
ディーラー車検は高いって本当?メリットデメリットを他業者とも比較(参照日:2021-11-21)
https://car.rakuten.co.jp/magazine/articles/2020/shaken24/
車検業者の比較ポイントとは?費用や期間を徹底比較(参照日:2021-11-21)
https://car-mo.jp/mag/category/tips/carinspection/compare/
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