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自動車の修理は整備工場やカー用品店？どこがおすすめ？

2022-04-28

自動車の修理は整備工場やカー用品店？どこがおすすめ？

画像出典：photoAC

「修理できる業者や店舗がどこか知りたい」と考えていませんか？この記事では、自動車の修理を請け負う業者の特徴やおすすめの修理業者を紹介します。自動車の修理業者選びを失敗したくない方はぜひ参考にしてください。

「車を修理できる業者やお店を知りたい」「自動車の修理にはどれくらいの費用がかかるの？」とお考えではありませんか？

自動車の修理業者には「ディーラー」「カー用品店」「ガソリンスタンド」「整備工場・修理工場」の4つがありますが、実は修理業者の良しあしはあなたが希望する条件によって変わってきます。

この記事では、自動車の修理業者の特徴や違いを詳しく解説します。各社の修理費用の相場や、希望条件別におすすめの修理業者まで詳しく紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

・板金塗装とは？自動車の修理はどこでできる？
・修理先別のメリットとデメリットを比較
・業者ごとに修理費用の違いはあるの？
・おすすめの修理先はどこ？
・車の傷やへこみを修理するなら楽天Carキズ修理
・参考サイト

板金塗装とは？自動車の修理はどこでできる？

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車を修理しなければならなくなった場合、どの業者に依頼すればよいのか迷う方は多いでしょう。車の修理を請け負う業者には、主に以下の4つが挙げられます。

ディーラー
カー用品店
ガソリンスタンド
修理工場・整備工場

本項では、まず上記4つの修理業者の特徴について解説していきます。

ディーラー

【ディーラーによる修理の特徴】

ほかの業者に比べると技術力が高く、仕上がりがきれい
純正の部品を使用する
自社の修理設備を持つところと提携先の修理業者に外注するところがある
メーカー保証範囲外だと割高

ディーラーとは、自動車メーカーと特約店※契約を結んだ正規販売店のことです。1つのメーカーの自動車のみを販売しており、ほかメーカーの商品の取り扱いはありません。

ディーラーの主な例は以下の通りです。

トヨタ：トヨペット、トヨタカローラ、ネッツトヨタ
ホンダ：Honda Cars
日産：日産自動車、日産サティオ、日産プリンス、日産モーター

ディーラーでは新車や中古車の販売、車検や定期点検のほか、故障や事故などによる修理にも対応しています。修理対応においては自社整備工場で行うところと、委託先の専門整備工場に外注するところがあります。

両者はどちらもメーカーからの直接指導を受けているため、高い知識力と技術力が担保されています。これにより、充実したサービスを受けられるのがディーラー修理の強みであり魅力です。

※特約店とは：製造業者が自社の商品を主力商品として継続的に販売させるための契約を結んだ特定の販売業者

カー用品店

【カー用品店による修理の特徴】

軽度な修理を中心に対応している
修理費用が割安
施工がスピーディで即日対応も可能
店舗によって技術力に差がある

カー用品店は、自動車に関連するアイテム（車用アクセサリーやメンテナンス道具など）を専門的に取り扱うお店です。

代表的なカー用品店は以下の通りです。

オートバックス
イエローハット
ジェームス
タイヤ館

販売店のイメージが強いですが、店舗内に修理設備を常設しているところも多く、軽度な修理であればスピーディに対応してもらうことができます。特に大手は短期間かつ低価格の修理サービスの提供に注力しています。

カー用品店の修理対応範囲は外装パーツやラジエーター、エアコンコンデンサーの交換からフレームの修正、フロント・サイド・リアの板金修理など多岐に渡ります。さまざまな種類の部品を豊富に取り揃えているカー用品店だからこその幅広い修理に対応することができます。

ガソリンスタンド

【ガソリンスタンドによる修理の特徴】

簡易修理のみ対応している
部品交換には対応していない場合がある
修理費用が割安
施工がスピーディで即日対応も可能

給油や洗車などユーザーの日常に密接に関わる存在であるガソリンスタンドですが、近年は給油以外の分野にも力を入れており、その一環として修理対応を積極的に行っているところが増えています。

給油のついでに修理に立ち寄りたいというユーザーの希望を汲んだ利便性重視のサービスを心がけており、カー用品店同様スピーディかつ低価格をコンセプトとした修理サービスを提供しています。専門の技術者による施工を行っており、軽微な傷や凹みであれば即日対応も可能です。

ただし、ガソリンスタンドで対応できるのは、基本的には簡易な修理です。

損傷範囲が広かったり部品交換が必要になったりする車の修理には対応していないところが多く、車の損傷の程度によっては修理を請け負ってくれない可能性があるため注意が必要です。

中には店舗内の設備で対応できないものについては、自社工場や提携先の工場に輸送して修理作業を行ってくれるところもあるため、店頭で相談してみることをおすすめします。

整備工場・修理工場

【整備工場・修理工場による修理の特徴】

ディーラーと遜色ない技術力を持つところがある
修理費用が割安
部品交換ではなく修理を優先して行う
簡易修理であれば即日対応してくれる場合がある

自動車整備（修理）工場はその名の通り自動車の整備や修理を行う工場ですが、自動車整備工場とカー用品店、ガソリンスタンドには大きな違いがあります。

それは、自動車整備工場は、地方運輸局長の認証を受けた「自動車分解整備事業者」である点です。

認証を受けている工場ではエンジンなどの分解作業が可能であり、カー用品店やガソリン店では請け負えない大規模な修理にも対応できます。在籍する整備士の技術力も高く、近年はディーラーと遜色ない水準の仕上がりを提供する業者も増えています。

自動車整備工場の特徴としては、損傷の程度に関わらず総じて費用が安く済む傾向にある点が挙げられます。

費用が安い理由は、以下の通りです。

直接依頼となるため、ディーラーのように中間手数料がかからない
純正部品ではなく汎用部品や中古の再生部品を使用する
修理対応に特化している

自動車整備工場では部品交換よりも修理に注力しているため、コストパフォーマンスの高い修理内容を検討して提案してくれます。

ただし、工場によっては整備士の技術力に差があったり設備がなく修理できない分野があったりするため、事前に問い合わせるなどして確認することが必須です。

修理先別のメリットとデメリットを比較

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前項では各修理先の特徴について解説しましたが、本項ではそれぞれのメリットとデメリットに焦点を当てて紹介していきます。

「ディーラー」「カー用品店」「ガソリンスタンド」「整備工場・修理工場」それぞれのメリットとデメリットは、以下の通りです。

【ディーラー】

メリット	メーカー保証の範囲であれば無料で修理を受けられる純正部品のみを使用するため、修理後の故障リスクが低い特殊な構造の車でも修理が可能整備技術が高い水準で担保されている柔軟にスケジュールを調整してくれる
デメリット	メーカー保証の対象外だと割高になる安全性重視で厳正な診断・点検項目を設けているため、費用がかさむ高年式車や部品が生産終了となっている車は修理対応できない場合がある

ディーラーは、4社の中で最も高い水準の仕上がりが期待できる修理先といえます。

整備士の技術力や知識力が非常に高く、自社メーカー車種の特性も熟知しているため、安心して修理を任せることができます。

また、メーカーによって構造差が大きいハイブリッド車などは、整備工場でも対応できるところが非常に少ないのが現状です。そのため、複雑な構造を持つ車に関してはディーラーに依頼するのが確実でしょう。　

【カー用品店】

メリット	修理費用が安価部品の在庫が豊富でさまざまなメーカーの修理に対応できる料金体系が明瞭会員価格で利用できる
デメリット	スタッフの技術力に幅がある工賃は均一だが部品の選択などは対応するスタッフの判断によるため、見積額に差が出る原則店舗で取り扱う部品を使用しての修理となるため、対応できる範囲や規模が限られる

カー用品店は店舗に豊富な部品を備えており、比較的価格が安い廉価部品などを使用した修理にも対応してくれるため、ディーラーに比べて費用を抑えられる点が大きなメリットといえます。

ただし、カー用品店の主業務はあくまでも自動車に関連する商品の販売であり、修理サービスは補完的業務です。限られた人員と設備で修理対応を行っているところがほとんどのため、分解を伴うような大規模な修理作業は原則できません。

【ガソリンスタンド】

メリット	給油や洗車のついでに見積もりを依頼できる料金設定が安価で気軽に利用できる安くて速いをコンセプトとしているところが多く、即日対応してくれる場合がある
デメリット	簡易的な修理のみ行うところがほとんどで、分解を伴う修理（エンジンやドライブシャフト、ブレーキドラムなど）には対応していない修理スペースや修理に対応するスタッフの人員に限りがあるため、混雑時は待ち時間が発生する場合がある

ガソリンスタンドは給油や洗車のついでに見積もりが依頼できる利便性に加え、安くて速いをコンセプトとしているところが多く、気軽に利用できるのが最大の特長です。

ただ、ガソリンスタンドもカー用品店同様、主業務の補完的業務として修理サービスを提供しています。

限られた人員と設備を効率的に回してサービスを提供しなければならない都合上、対応できるのは時間がかからない簡易修理のみという場合もあります。

【整備工場・修理工場】

メリット	修理費用が割安他社で部品の欠品を理由に断られた事例でも、適合する汎用部品や中古の再生部品などを見つけて対応してくれる場合がある予算などを考慮したうえで修理方法を提案してくれるさまざまなメーカーの修理に対応している
デメリット	在籍する整備士の技術力、知識力に幅がある部品は取り寄せとなることが多く、修理に要する期間は長め

ディーラーやカー用品店では、修理よりも部品交換を勧める傾向にあります。

これは、部品交換をしたほうが修理に要する時間が短時間で済むことに加え、その後の故障リスクも低いためです。その一方で整備工場は修理を優先に作業方針を決めます。

部品交換よりは修理のほうが費用を安く抑えることができるため、あまりお金をかけたくない方やコスパを意識する方におすすめです。

業者ごとに修理費用の違いはあるの？

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「ディーラー」「カー用品店」「ガソリンスタンド」「整備工場・修理工場」の修理費用は、どの程度の違いがあるのでしょうか。

本項では、各業者の修理費用の相場を紹介していきます。

【ディーラーの修理費用の相場】

擦り傷（20cm以内）	料金
バンパー	10,000円～30,000円
ボディ	22,000円～40,000円
ドア	40,000円～60,000円
フェンダー	50,000円～60,000円

へこみ（20cm以内）	料金
ドア	70,000円以上

【カー用品店の修理費用の相場】

擦り傷（20cm以内）	料金
バンパー	10,000円～20,000円
ボディ	40,000円程度
ドア	25,000円～50,000円
フェンダー	40,000円前後

へこみ（20cm以内）	料金
ドア	40,000円～50,000円以上

【ガソリンスタンドの修理費用の相場】

擦り傷（20cm以内）

15,000円～

へこみ（20cm以内）

30,000円～

【整備工場・修理工場の修理費用の相場】

擦り傷（20cm以内）	料金
バンパー	3,300円～
ボディ	20,000円～30,000円程度
ドア	25,000円程度
フェンダー	25,000円程度

へこみ（20cm以内）	料金
ドア	30,000円程度

次項では、希望条件別におすすめの修理先業者について解説していきます。

おすすめの修理先はどこ？

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メーカー保証対象外で有償で修理する場合、どの修理先が適しているのでしょうか。

本項では、希望条件別におすすめの修理先を紹介します。

小さな傷やへこみを修理したいならカー用品店・ガソリンスタンド

小さな傷やへこみなどの簡易的な修理を依頼したい方には、カー用品店、ガソリンスタンドがおすすめです。両者は料金設定が安価であり、スピーディーな施工を行っています。

そのため、車用アクセサリーを買いに行ったり給油や洗車をしに行ったりしたついでに修理してもらうことも可能です。

また傷やへこみなどの修理以外にもタイヤ交換やパンク修理、オイル・エレメント交換などのサービスも提供しています。

車のホームドクターとしての立ち位置を確固たるものにしており、利便性の高さでは群を抜いています。

正規部品で修理したいならディーラー

メーカーの純正部品での修理を希望する方には、ディーラーがおすすめです。修理業者の中で純正部品を取り扱うのはディーラーのみです。社外部品を使用した場合に起こり得る互換問題などの心配はありません。

また整備士はメーカー車に精通し、高い技術力と豊富な専門知識を有しています。対応力にばらつきがなく仕上がり度も非常に高いため、安心して修理を任せることができるでしょう。ただその一方で、社会部品を使用して修理を行うカー用品店や整備工場などの業者に比べると費用が割高になる点は念頭に置いておくことが大切です。

大規模な修理を依頼したいならディーラー・整備工場

エンジン部分の修理など、分解を伴う修理を依頼したい方には、ディーラーもしくは整備工場がおすすめです。

両者は国土交通省地方運輸局長の認証を受けているため、大規模な修理にも対応できます。ただ自動車整備工場の数は非常に多く、ホームページや口コミなどを見てもどこがよくてどこが悪いのかわかりづらいのが現状です。

そこで頼りになるのが、ドイツの第三者機関であるテュフラインランドジャパンが整備工場（板金塗装工場）を対象に行っている「テュフ認証」という認証制度です。

出典：テュフマークライセンス(TÜV Bauart license)

テュフラインランドは、自動車製造業をはじめ医療やITなどのあらゆるサービスの品質を認証する世界的な第三者機関です。整備工場向けのテュフ認証は、自動車修理の技術力や設備、環境などのレベルによってゴールド、プラチナの2段階に分かれており、審査が非常に厳格なことで知られています。

日本でテュフ認証を受けている工場はわずかではありますが、BMW認定の整備工場やヤナセ傘下の工場でも取得が進められており、今後は整備工場選びの一つの指標として確立していくことが予想されます。

車の傷やへこみを修理するなら楽天Carキズ修理

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車の修理が必要になった場合は、本記事を参考に、修理の目的に合った以下業者を選んで依頼してみてください。

ディーラー
カー用品店
ガソリンスタンド
修理工場・整備工場

実際に業者を選ぶ際には、修理業者の比較サイトを使うという方法も便利です。

『楽天Carキズ修理』は、簡単な車の傷やへこみを修理してくれる業者を比較・予約できるポータルサイトです。

お近くの修理業者を一括で探せる上に、修理箇所の写真を送信するだけで見積もりも送ってもらえるので、家から出ずに見積もり業者を決められます。

楽天ポイントも貯まるので、修理で貯まったポイントで他の買い物ができるのもうれしい点です。

車の傷やへこみを直したい方は、『楽天Carキズ修理』でお近くの業者を比べてみてくださいね。

参考サイト

車修理はディーラーでいい？整備工場・カー用品店と費用や特徴を比較（参照日：2022-03-15）
https://car-mo.jp/mag/category/tips/carlife/dealer/repair/

車の傷の修理代【ディーラー・カー用品店・自動車修理工場】相場比較。一番安いのはどこ？（参照日：2022-03-15）
https://www.ikeuchi-jidousha.com/column/car-repair-cost/

ボディリペア（キズ・ヘコミ修理）（参照日：2022-03-15）
https://www.eneos-frontier.co.jp/business_repair.html