2022-06-24
ベンツにコーティングは必要?メリットや最適なコーティングの選び方を解説
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「ベンツはコーティングしたほうがいい?」「どのコーティングがおすすめ?」とお考えではありませんか?この記事では、ベンツにコーティングを施すメリットと、最適なコーティングの選び方を解説します。
「ベンツにコーティングって必要?」「営業にディーラーコーティングを勧められているけど、鵜呑みにして大丈夫?」と疑問をお持ちの方もいるかと思います。ベンツはもともと非常に高い塗装強度を持つ車であるため、コーティングは必要ないと考える方も少なくないでしょう。
そこでこの記事では、ベンツにコーティングの必要性に加え、コーティングのメリットやベンツに最適なコーティングの選び方について解説します。ベンツのコーティング選びになやんでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
ベンツにコーティングは必要?メリットを解説
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当然のことながら、「ベンツを所有している方は必ずコーティングをしなければいけない」ということはありません。ベンツのコーティングの必要性は、メンテナンスに対する意識や車の状態によって変わってきます。
「車を常に美しくきれいな状態に保ちたい」「洗車の手間をできるだけ省きたい」という方には、コーティングが必要です。しかし一方で、車の見栄えの良しあしに興味がない方にはコーティングは不要といえます。
コーティングは、「施工すれば一定期間汚れが付着しなくなる」というものではありません。あくまでも汚れが付着しにくくなるだけであり、定期的に洗車をしなければその効果を維持することはできないのです。
コーティングの特性を理解したうえで、本項ではベンツにコーティングを施すメリットについて詳しく解説していきます。
コーティングのメリット①見栄えがよくなる
ベンツは高級車に位置づけられ、ステータス性が非常に高い車です。オーナーの車に対する美意識も高く、新車のような美しい状態を長く保ちたいという方は多いでしょう。コーティングを施すと、塗装面にコーティング被膜が形成されます。これにより塗装面の凹凸をカバーして、光沢感を一層向上させることができます。
ベンツはその高級感や安全性能が高く評価されていますが、塗装強度においても最高峰の水準です。塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3工程の塗装+数回のクリア塗装で仕上げられるのが基本ですが、国産車で3~5層が一般的なのに対し、ベンツの塗装は7層と国産車の倍以上となっています。塗装の耐久性が非常に高いため、コーティングを施さなくてもある程度は美しい状態を維持することができるでしょう。
ただ、だからといって長期間メンテナンスを怠れば、砂や花粉、雨水などの付着物質によってボディの色がくすんだりボケたりするようになります。そのため、ベンツであってもやはりコーティングは必須と考えたほうがよいでしょう。
コーティングのメリット②洗車が楽になる
コーティングを施すと、水洗いだけである程度の汚れを落とすことができます。こびりついた頑固な汚れであっても、スポンジなどで軽くこするだけで落とすことができるものがほとんどのため、洗車が格段に楽になるでしょう。
ドイツの2大高級車であるメルセデスベンツとBMWは、ブレーキの効きに優れている反面、ブレ―キダスト(ブレーキバッドが削れることで付着する汚れ)が非常につきやすい車としても知られています。ブレーキダストは固着しやすく、一度固着してしまうと除去するのは至難の業です。
ベンツはホイールや下回りなどにダスト汚れが多量に付着してしまうため、頻繁な洗車が欠かせません。コーティングを施しておけば、頑固なブレーキダストなどの汚れも水圧だけで簡単に除去できます。
コーティングのメリット③車の査定額が上がる
コーティングの施工歴は、車の買取査定時にプラス評価となります。売る直前になってから急遽コーティングを施したケースなどはこの限りではありませんが、納車時から継続的にコーティングを施していた車の場合、コーティング歴のない車と比べると圧倒的に状態が良好です。特に錆は時間経過とともに除去が困難になるため、その程度が査定額に大きな影響を与えます。
コーティングは費用がかかるうえ、定期的なメンテナンスも必要になるなど、一定のコストと労力がかかる点をデメリットと感じる方は少なくないでしょう。しかし、車を手放す際の査定額の上乗せ分を考慮すれば、コーティング施工は非常に賢い選択といえます。
次項では、ベンツに最適なコーティングの選び方について詳しく解説します。
最適なコーティングの選び方
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もともと強度の強い塗装が施されているベンツですが、さらに光沢感をアップさせればベンツが持つステータス性をさらに向上させることができます。ではベンツにはどのようなコーティングが適しているのでしょうか。
本項では、ベンツに最適なコーティングの選び方を詳しく紹介していきます。
コーティングの種類
車のコーティングには、主に以下の4種類があります。
【全体コーティングの種類】
|
特徴 |
価格 |
持続期間 |
固形ワックスコーティング |
・セルフで施工できる ・熱に弱く雨で流れ落ちてしまう
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1,000~3,000円 |
1~2週間 |
ポリマーコーティング |
・ワックスよりは長持ちする ・排気ガスや花粉、黄砂などの油脂汚れが付着しやすい ・熱や酸性雨に弱く容易に剥がれる
|
1,000~3,000円 |
2~3カ月 |
ガラス系コーティング |
・持続性、防汚性に優れている ・光沢感が強い
|
40,000~60,000円
|
1~2年 |
ガラスコーティング |
・ガラス被膜を形成るため、ガラス系より持続性、防汚性に優れている ・光沢感が強くコーティング後の美しさは段違いだが、施工費用が高い |
50,000~150,000円 |
3年~5年
|
セラミックコーティング |
・硬度の高いコーティング被膜を形成するため、傷が付きにくい ・耐薬品性に優れている |
100,000~200,000円 |
5年 |
また、各種コーティングを部分的に施工してもらうことも可能です。
【部分コーティングの対象箇所】
- バンパー
- ボンネット
- ルーフ
- ドア
- フェンダー
- ハッチ・トランク
- ホイール
ベンツにおすすめのコーティングは?
車のコーティングには、主に以下の4種類があります。
【全体コーティングの種類】
|
特徴 |
価格 |
持続期間 |
Wダイヤモンドキーパー |
・3層構造のコーティング被膜がガラスのような透明感と艶感を演出する ・メンテナンスは洗車のみでOK
|
SSサイズ:72,200円 Sサイズ:79,900円 Mサイズ:87,600円 Lサイズ:93,200円 LLサイズ:102,900円 XLサイズ:131,400円 |
洗車のみで3年 (1年1回メンテナンスした場合は5年) |
※参考:キーパーコーティング|KeePer PRO SHOP
キーパープロショップのWダイヤモンドキーパーは、通常のガラスコーティングの2倍の被膜層を形成するものです。光沢感はもちろん耐久性にも非常に優れ、メンテナンスを行わなくても洗車のみで3年間もの持続性を持ちます。
2層の高密度ガラス被膜+1層のレジン被膜の3層構造で構成されており、最上部のレジン皮膜はしみを防ぐ効果が期待できます。ガラス被膜は通常のガラスコーティング被膜の50倍程度の厚みを持ち、塗装面の微細な傷や凹凸を埋めて表面を平らにすることで異次元の艶を演出します。
またガラス被膜はもともと無機質であることから、酸性雨や滋賀異性に対する耐性に優れているのが特徴です。厚いコーティング被膜によって、高い防汚性と光沢感を作り出すことができるため、ベンツのコーティングには最適といえるでしょう。
次項では、ベンツのコーティング施工にかかる費用について詳しく解説します。
コーティング費用はどれくらいかかる?
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コーティングの施工費用は、ベンツのサイズによって変わってきます。本項では、前項同様キーパープロショップの情報を参考に、ベンツのコーティング費用をサイズ別に紹介していきます。
ベンツのサイズ一覧
ベンツの車種別サイズ一覧は、以下の通りです。
なお、キーパープロショップではサイズ分けを「現行型の体積(車の全長×全幅×全高)」を基準に行っています。
※Mサイズ:20.5㎥~12.2㎥/Lサイズ:12.2㎥~14.0㎥/LLサイズ:14.0㎥~17.7㎥/XLサイズ:17.7㎥以上
【ベンツの車種別サイズ一覧】
サイズ |
車名 |
M |
・Aクラス ・Bクラス ・CLAクラス ・CLKクラス ・Cクラス ・Eクラスカブリオレ/クーペ ・GLAクラス ・GT ・SLクラス |
L |
・CLSクラス ・CLクラス ・Eクラス ・GLKクラス ・Sクラスカブリオレ/クーペ ・バネオ
|
LL |
・Gクラス ・GLCクラス ・GLEクラス ・Mクラス ・Rクラス ・Sクラス ・Vクラス ・ビアノ
|
XL |
・GLクラス |
※メルセデスベンツ 車種サイズ一覧|KeePer PRO SHOP
ベンツのコーティング費用
コーティングには車全体に施工する全体コーティングと、フロントガラスやホイールなどの一部に施工する部分コーティングの2種類があります。
ここでは、ベンツのコーティング費用の目安として、前項で紹介したキーパープロショップのメニューを紹介していきます。
【ベンツの全体コーティング費用】
|
全体コーティング |
Mサイズ |
・ポリマーコーティング(ピュアキーパー):7,040円 ・ガラスコーティング2層(クリスタルキーパー):21,800円 ・高密度ガラスコーティング2層(ダイヤモンドキーパー):60,400円 ・高密度ガラスコーティング3層(Wダイヤモンドキーパー):87,600円 |
Lサイズ |
・ポリマーコーティング(ピュアキーパー):7,560円 ・ガラスコーティング2層(クリスタルキーパー):23,900円 ・高密度ガラスコーティング2層(ダイヤモンドキーパー):64,400円 ・高密度ガラスコーティング3層(Wダイヤモンドキーパー):円
|
LLサイズ |
・ポリマーコーティング(ピュアキーパー):8,820円 ・ガラスコーティング2層(クリスタルキーパー):28,400円 ・高密度ガラスコーティング2層(ダイヤモンドキーパー):70,900円 ・高密度ガラスコーティング3層(Wダイヤモンドキーパー):87,600円
|
XLサイズ |
・ポリマーコーティング(ピュアキーパー):10,600円 ・ガラスコーティング2層(クリスタルキーパー):32,900円 ・高密度ガラスコーティング2層(ダイヤモンドキーパー):90,700円 ・高密度ガラスコーティング3層(Wダイヤモンドキーパー):87,600円 |
【ベンツの部分コーティングの費用】
フロントガラスコーティング |
・Mサイズ:3,620円 ・L〜XLサイズ3,850円 |
フェンダーコーティング (樹脂フェンダーキーパー) |
6,100円〜(GLA、GLB、GLCは18,300円) |
ホイールコーティング1層 |
・〜15インチ:10,400円 ・16〜19インチ:11,800円 ・20インチ〜:13,900円
|
ホイールコーティング2層 |
・〜15インチ:15,500円 ・16〜19インチ:17,600円 ・20インチ〜:20,900円
|
レンズコーティング |
8,190円(普通車) |
※参考:車外サイドメニュー|KeePer PRO SHOP
コーティングは使用するコーティング剤によって仕上がりが変わりますが、施工業者による違いはあるのでしょうか。次項では、施工業者によるコーティングの違いと、おすすめのコーティング業者について解説していきます。
コーティングはディーラーでするべき?
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ベンツの購入時にディーラーコーティングを勧められた方は多いかと思います。しかし、実際にはディーラーコーティングがほかの業者が行うコーティングよりも優れているということはありません。
前提として、ディーラーは車の修理や整備には精通しているものの、コーティングに関しては専門外です。そのためディーラーコーティングのほとんどは、外注先の委託業者が行っています。
ディーラーの場合、コーティングの仕上がりの良しあしは外注先の業者の腕に左右されます。この点を踏まえ、コーティング業者を選ぶ際には、ディーラーだけでなくいくつかの業者を比較検討したほうがよいでしょう。
ディーラー以外にコーティングを行う業者には、以下の3つが挙げられます。
- コーティング専門業者
- ガソリンスタンド
- カー用品店
【コーティング施工業者の特徴と違い】
|
コーティング専門店 |
カー用品店 |
ガソリンスタンド |
価格相場 |
100,000~150,000円 |
10,000~50,000円 |
5,000~100,000円 |
仕上がり |
◎ |
〇 |
〇 |
実績 |
◎ |
〇 |
◎ |
施工環境 |
◎ |
〇 |
〇 |
コーティングメニューの充実度 |
◎ |
△ |
△ |
コーティング専門店はほかの施工業者に比べると料金は割高なものの、耐久性の高いコーティング剤を用いており、またスタッフの技術力も高いためコーティングの仕上がりの美しさは段違いです。一方、ガソリンスタンドのコーティングはコーティング専門店には劣るものの、安価で手軽にコーティングを施工できることから非常に高い人気を集めています。
カー用品店のコーティングは、カー用品販売のサービスの一環として設けられているものであるため、簡易的なメニューに限って施工を請け負っている店舗が多い傾向にあります。ただ中には専門業者に外注しているところもあり、その場合には高い水準の仕上がりが期待できるでしょう。
ガソリンスタンドが行うコーティングというと「給油のおまけ程度」なイメージがありますが、近年はガソリンスタンドに併設する形で店舗を構えるコーティング専門店が急速に増えています。その代表格が、前項でも紹介したKeePer PROSHOP(キーパープロショップ)です。
KeePer PROSHOPでは、ガラスコーティングを主軸としたコーティングメニューを取り扱っています。ベンツに適した被膜層の厚いガラスコーティングメニューもあるため、興味がある方はぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。以下の記事では、KeePer PROSHOPが取り扱うキーパーコーティングの特徴や料金について詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
関連:キーパーコーティングの効果や価格とは?3つのおすすめプランも解説
コーティングするなら楽天Car洗車・コーティング!
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この記事では、ベンツのコーティングについて解説しました。ベンツが持つ圧倒的なステータス性をさらに引き上げたいという方には、コーティングが欠かせません。ベンツはもともと国産車の倍以上の塗装強度を持つ車であるため、コーティングを施さなくてもある程度はその美しい見た目を維持することができるでしょう。
ただ「新車同様の美しさを長く保ちたい」「いずれは買い替えたいと思っているから、できるだけ高値で売却したい」という方は、購入時から定期的にコーティングや洗車などのメンテナンスを行うことをおすすめします。
コーティングは専門業者に依頼した方が、きれいな仕上がりと高い持続性が期待できます。
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参考サイト
ボディコーティング|メルセデス・ベンツ(参照日:2022-06-05)
https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/being-an-owner/after_service/car-care/body-coating.html
ベンツ ガラスコーティング専門店 カーコーティングの施工実績紹介(参照日:2022-06-05)
https://www.pro-iic.com/kagayaku/benz.php
【徹底解説】メルセデスベンツのコーティングの選び方(参照日:2022-06-05)
https://polishfactory.jp/column/66723/
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