2021-11-19
軽自動車のタイヤ交換の値段相場はいくら?お得なタイヤ購入方法も解説
「軽自動車のタイヤ交換の値段は?」「いつ交換すれば良いの?」と疑問に思っていませんか?軽自動車タイヤの選び方から、費用、交換時期の目安などを解説しますので、しっかりと把握して定期的にタイヤ交換を行いましょう!
軽自動車のタイヤ交換について知りたいと思っていませんか?「普通乗用車と比べて費用は安くなるの?」「交換する時期はいつ?」など、軽自動車を所有しているとさまざまな疑問が浮かびますよね。
タイヤは安全かつ快適に車を走行させるために重要なパーツなので、車の所有者はタイヤ交換についてきちんと把握して、しかるべきときに実施しなければなりません。
そこで本記事では、軽自動車のタイヤ交換について詳しく解説します。また、最後にはお得にタイヤ交換を行う方法もご紹介しますので、少しでも費用を抑えたいと考えている人も参考にしてくださいね。
軽自動車のタイヤ交換時期は?
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劣化が進んで寿命を迎えてしまったタイヤを使い続けると、パンクなどさまざまなトラブルの原因になるので、まずは軽自動車のタイヤの交換時期を知っておきましょう。
もちろん、タイヤの交換時期は使用状況によって大きく異なります。例えば、車の使用頻度が高かったり、長距離走行や悪路走行が多かったりする場合は、タイヤの消耗が激しく早く寿命を迎えてしまう可能性が高いです。反対に、車の使用頻度が低く、あまり長距離走行をしないという場合は、前者に比べてタイヤが長持ちする可能性が高くなります。
このようにタイヤの寿命は一概に言うことができませんが、交換時期の目安として、下記のような基準を頭に入れておきましょう。
- 使用開始から4~5年
- 製造から10年
- 走行距離30,000~50,000km
使用状況によっても寿命は大きく変わりますが、ゴムは使用していなくても徐々に劣化してしまうため、あまり車に乗っていないからといって、ずっと同じタイヤを使用できるというわけではないのです。上記の目安のうち1つでも該当する時期になれば、一度点検をして交換が必要かどうかを検討しましょう。
また、タイヤが寿命を迎えると次のようなサインが現れます。
- ひび割れや亀裂
- スリップサイン(ゴムが規定量以上すり減ったときに現れるサイン)
こういった状態のタイヤを使い続けるのは非常に危険です。先ほど紹介した交換時期の目安はあくまでも目安に過ぎないため、日頃から点検の習慣を付け、寿命を迎える兆候が見られたらすぐに交換を検討してください。
タイヤの寿命や交換時期についてはこちらの記事でさらに詳しく紹介しています。タイヤを長持ちさせるコツについても解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。
関連記事:タイヤの寿命はどれくらい?交換時期を徹底解説
軽自動車のタイヤの選び方
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普通自動車同様に、軽自動車にとってもタイヤ選びは非常に重要です。そもそもサイズが合っていないなど不適切なものを選んでしまうと、車に装着できない場合もあります。ここでは、軽自動車のタイヤの選び方を解説しますので、適切なものを購入しましょう。
軽自動車用のタイヤを選ぶ
軽自動車には、軽自動車用のタイヤを選ぶ必要があります。
車に詳しくない人でも、タイヤの大きさの単位の1つに「〇インチ」という単位があることはご存知ではないでしょうか。しかし、サイズの小さい普通自動車にも、軽自動車と同じインチ数のタイヤが使われているものがあります。そのため、インチ数だけを見てタイヤを選ぶことはできません。
しっかりと確認し、軽自動車用になっているタイヤを選びましょう。
タイヤのサイズ
正しいサイズのものを選ぶということは、特に重要なことです。基本的には、車を購入していたときに装着されていたタイヤと同じ大きさのものを購入しましょう。軽自動車用のタイヤは一般的に13~15インチですが、車種によって異なるので、まずは現在使用しているタイヤのサイズを確認する必要があります。
装着しているタイヤのサイズを確認するには、側面に記載されている英数字を探してください。表記方法はさまざまですが、下記のような表記が代表的です。
175/65R14 82S
この例では、82Sより前の「175/65R14」の部分の数字がサイズ情報となっており、次のように読むことができます。Rはラジアル構造という構造の種類を示しているのですが、サイズを確認するときには気にする必要はありません。
- 175…幅(㎜)
- 65…扁平率(%)
- 14…内径(インチ)
ここから、上記のタイヤサイズは「幅175㎜、扁平率65%、内径14インチ」であるということになります。
サイズは特に重要なので、うっかり間違った大きさのものを購入してしまわないように前もってしっかり確認してください。
タイヤの性能
タイヤはどれでも同じ性能というわけではなく、商品によってさまざまな特徴があります。悪路走行に強かったり、走行中の騒音が抑えられたりと、優れた性能を備えたものもあるのです。例として、車に求める条件ごとにおすすめのタイヤをご紹介します。
- 車の使用頻度が高い人…耐摩耗性のあるタイヤ
- 雨天時の安全性を重視したい人…ウエット性能の高いタイヤ
- 快適性求めたい人…乗り心地の良さ、静粛性の高いタイヤ
- 燃費を良くしたい人…エコタイヤ
サイズをチェックしたら、こういった性能面にもこだわってみましょう。
軽自動車用のタイヤ費用相場
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タイヤの価格は、同じ大きさであっても性能によって大きく左右されるので、安いものから高いものまでさまざまですが、目安として内径サイズによる価格の相場をご紹介します。
軽自動車用タイヤの価格相場(1本)
13インチ
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3,000~11,000円
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14インチ
|
3,000~15,000円
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15インチ
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4,000~19,000円
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例えば、近年値段の安さで注目を浴びている格安アジアンタイヤに比べ、国産製品は価格が高くなります。また、燃費性能や走行性能などに優れた機能があるものは、そうでないものに比べて高いものが多いです。
タイヤは車の消耗品の中でも比較的高額なので、どうしても安いものを選びたくなってしまいますが、値段だけで選ぶことはおすすめできません。前項で解説した選び方を参考に、安心して使える商品を購入してください。
軽自動車のタイヤ交換費用
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タイヤ交換を業者で依頼する場合には交換工賃がかかります。
車にかかる維持費の中には、普通自動車と比べて軽自動車の方が安くなるものもありますが、タイヤ交換工賃は基本的に普通自動車か軽自動車かによっての区別がないところが多いです。しかし、一般的にはサイズごとに工賃が設定されているので、平均的にタイヤサイズの小さい軽自動車は、交換工賃が安くなる傾向にあります。
では、4本分の交換工賃の目安をご覧ください。
タイヤ交換工賃(4本分)の目安
|
店舗で購入 |
持ち込み |
ディーラー |
8,000~27,000円 |
12,000~40,000円 |
タイヤ専門店 |
8,000~10,000円 |
12,000~15,000円 |
カー用品店 |
4,000~10,000円 |
8,000~12,000円 |
ガソリンスタンド |
4,000~14,000円 |
8,000~25,000円 |
タイヤ交換出張サービス※ |
4,000~10,000円(+出張料金) |
6,000~15,000円(+出張料金) |
※店舗で購入…交換出張サービスで販売されているタイヤを購入し、サービス利用時に持ってきてもらう
持ち込み…事前にネットなどで購入しておいたタイヤへ交換してもらう場合
ここで紹介している工賃は、ホイールはそのままでタイヤのみ交換することを想定しています。タイヤとホイールをセットで交換する場合は、組み換えと呼ばれる作業が不要なので少し安くなることが一般的です。
基本的に、工賃はお店によって大きく差があり、4本で1万円を切るところから数万円かかるところまであります。また、店舗によっても値段設定が異なるので、具体的な値段は前もって利用する店舗に確認するようにしてください。
また、上記の料金に加えて次のような諸費用がかかります。
その他の費用(4本分)の目安
バランス調整
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2,000~4,000円
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ゴムバルブ交換
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1,200~4,000円
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タイヤ廃棄
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2,000~4,000円
|
タイヤを安く購入できても、工賃が高いところで作業を依頼すると「思っていたより高くついてしまった」ということがあるので、費用を抑えたい人は依頼先に支払う料金もしっかり確認するようにしましょう。
工賃や各依頼先の特徴は次の記事で詳しく解説していますので、ぜひ併せて読んでみてくださいね。
関連記事:タイヤ交換にかかる工賃の相場は?お得に交換依頼する方法も解説
お得に購入したいならネットでの購入がおすすめ
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軽自動車のタイヤ購入の費用および交換工賃をご紹介しましたが、「もっと安くすることはできないの?」と考える人は多いでしょう。1回の交換で数万円は必要になるため、少しでも費用を抑えたいと思うのは自然なことです。
まず、タイヤを安く購入するには、実店舗よりもインターネットがおすすめです。例えば、実店舗では20,000~30,000円するブランドタイヤでも、インターネットでは1万円台から販売されているなど、タイヤは実店舗よりもインターネットでの方が大幅に安値で販売されています。
しかし、インターネットでタイヤを購入した場合、自分で交換作業ができなければお店にタイヤを持ち込んで交換を依頼しなければなりません。先ほど紹介した通り、持ち込みタイヤの交換工賃は、店舗で購入したタイヤの交換工賃よりも高めに設定されています。せっかくインターネットで安くタイヤを購入しても、工賃が高いことで結局あまり節約にならないことも少なくありません。
そこで、インターネットでタイヤを購入し、少しでも工賃を節約したいと考えているのであれば、提携店舗でのタイヤ交換までセットで依頼できるサービスを利用するのがおすすめです。中には、タイヤを交換店舗まで直接発送してくれるなどさらに便利なものもあるので、タイヤ交換を検討する際はお得かつ便利なサービスを活用してみてください。
お得に賢くタイヤを交換したいなら「楽天Carタイヤ交換」
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この記事では、軽自動車のタイヤ交換について解説しました。タイヤは車の安全性や快適性を担う重要なパーツなので、日頃からきちんと点検を行い、必要に応じて交換を行いましょう。
少しでもお得かつ手間をかけずにタイヤ交換行いたいと考えているのであれば、「楽天Carタイヤ交換」の利用がおすすめです。
「楽天Carタイヤ交換」は、楽天市場でタイヤを購入し、お近くのお店での交換までセットで依頼できるサービスで、お得にタイヤ交換をすることができます。実店舗でタイヤの購入と交換をセットで行うよりもリーズナブルなことに加え、購入金額に応じた楽天ポイントも獲得できるのでさらにお得です。
また、タイヤ販売店から交換を予約した店舗までタイヤが直送されるため、自宅でタイヤを受け取って保管したり、自分で運搬したりする手間もかかりません。自分で交換作業ができないという人でも安心して利用できるので、まずは一度「楽天Carタイヤ交換」をチェックして、お近くの店舗を探してみてください!
参考サイト
タイヤのサイズについて(参照日:2021-03-11)
https://tire.bridgestone.co.jp/about/knowledge/size/index.html
軽自動車タイヤの選び方は?ノーマルタイヤとスタッドレスのオススメ5選(参照日:2020-03-11)
https://221616.com/norico/tire-kei/#%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A4%E9%81%B8%E3%81%B3%E3%81%AE%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88
【備考】
軽自動車のタイヤ交換工賃
https://car.rakuten.co.jp/magazine/articles/2020/tireexchange02/?l-id=pc_c_new_06
の記事の料金に対し、各業者サイトを参考に16インチ以上のタイヤ交換と13~15インチのタイヤ交換工賃差額を想定して計算。楽天Carタイヤ交換の料金より安くなるものについては、別途調整しています。
軽自動車タイヤの相場参考
https://kakaku.com/car_goods/tire/itemlist.aspx?pdf_Spec012=1&pdf_so=p1
http://www.tirefactory.jp/item/tiresize.html
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