2021-07-01
車検前の見積もりは!車検をお得に受けるためのコツとは?
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「車検の見積もりは必要ないのでは?」と考えている人もいるかもしれませんが、事前に費用を把握したり、業者の比較をしたりするために重要です。車検の見積もりをすべき時期やかかる費用、見積書の見方を把握しておきましょう。
「車検の見積もりって必要なの?」「見積もりだけでもお金がかかるのだろうか?」と疑問に思っている人は多いでしょう。車検は1回でも数万円もの出費になるため、見積もりを利用し、納得して車検が受けられる業者を探したいですよね。
そこで本記事では、車検の見積もりについて詳しく解説します。手順や費用、依頼する時期はもちろん、見積書の見方なども併せて紹介しますので、損をしないように予め把握しておきましょう。
車検の見積もりは必要?
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車検の見積もりは必要ないと思っている人がいるかもしれませんが、納得して車検を受けるために見積もりはとても重要です。車検は業者ごとに料金が数千円から数万円も違うことが少なくないため、見積もりを取ることでお得に車検を受けられるところを探すことができます。
また、見積書の中に不明な費用が含まれているなら事前に確認をすることができるので、不要な出費を避けることにも繋がるのです。車検を受ける時期が近付いたら、まずは見積もりを取りましょう。
車検の見積もり費用は無料?
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「見積もりだけでお金がかかったらどうしよう」と思っている人も多いでしょう。最近では、多くの業者が無料見積もりを実施しており、見積もり費用を請求されることは稀です。しかし、一部の業者では見積もりも有料としているところがあるので、事前に確認しておきましょう。
中には、「車検証に記載されている内容や走行距離などの情報を見て行う簡単な見積もりは無料」「点検するときのように一部分解をして行う高精度な見積もりは有料」など、内容によっては料金を徴収している業者もあります。また、有料や一部有料としているところでも、実際に車検を申し込みすれば見積もり料金を無料としてくれるところも少なくありません。
いずれにしても、依頼する時点で少しでも費用に不明な点があるのであれば、前もって問い合わせることをおすすめします。
見積もり方法は2つ
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車検の見積もり方法は大きく分けて2つあります。
ここでは、それぞれの特徴や所要時間の目安、必要なものなどを解説しますので、自分に合った方法を選んでください。
ネットや電話での見積もり
所要時間 |
3分~15分
|
手順(例)
|
ネットの場合
ネットの場合 1.業者を探す 2.ネットのフォームに年式、車種などを入力する 電話の場合 1.業者を探す 2.ネットまたは電話で電話見積もりの予約を取る 3.当日、電話で年式、車種、状態など聞かれた情報を伝える |
必要なもの
|
年式、車検証満了日、走行距離などの情報 |
ネットや電話での見積もりは、簡易的な見積もりという位置付けです。実際に車の状態を見てもらうわけではないため、確定的な費用ではなく概算見積もりとなります。
まず、最も簡単なものは、ネットの専用フォームに必要な情報を入力するだけの見積もりです。車の年式や種別などの情報を正確に入力すると、法定費用(重量税、自賠責保険料、印紙代)や車検基本料金などの金額が分かります。車の状態などで大きく変わる整備や部品交換料金などはわかりませんが、車検基本料金だけでもすぐに比較したいというときに便利です。
また、電話の場合は、年式や種別などの基本的な情報に加え、走行距離や車の状態などの質問に答えることで、大体の車検費用を見積もってもらうことができます。実際に車の状態を見てもらっているわけではないので正確ではありませんが、想定される整備費用なども含まれるので、ネットフォームで完結するものよりは詳細な金額を知ることが可能です。
ネットや電話での見積もりは、どちらも自分で年式などを業者に伝えなければなりませんので、車検証などを用意して必要な情報をメモしておくようにしましょう。どちらも、あくまで概算の金額ではありますが、気になる業者が多い場合にはとても便利です。まずは簡単に基本的な料金だけでも比較したいというときは利用してみましょう。
実際に車を確認する見積もり
所要時間 |
20~60分
|
手順(例)
|
1.業者を探す 2.ネットや電話で予約をする 3.当日車で来店し、見積もりを取る
|
手数料
|
300円 |
ネットや電話での見積もりとは異なり、実際に車を確認してもらうという方法もあります。
業者まで足を運ばなければならず、時間もネットや電話よりも時間がかかりますが、車の状態を実際に確認してもらうため、整備費用や部品交換費用なども含めたより正確な金額を知ることができるというメリットがあります。
手間を考えると多くの業者を比較するのは難しいかもしれませんが、すでに1~2つの業者に絞り込んでいるという人にはおすすめです。
また、内容に納得ができれば見積もり直後に車検の申し込みまで済ませることも可能なため、できるだけすぐに車検を受けたいという人もこちらの方法を検討しましょう。すぐに申し込みをしたい場合は、車検証に加え、自動車税納税証明書や自賠責保険証明書、認印なども必要になるので、予め用意しておくことをおすすめします。
車検の見積もりをする時期は?
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車検の見積もりを依頼する時期は、車検証の有効期間の満了日2ヵ月前頃がおすすめです。
まず、車検は車検証の満了日までであればいつでも受けることができますが、あまりにぎりぎりだと有効期限切れになるリスクがあります。しかし、1ヵ月以上前だと、車検を通した日から次の車検証の有効期間がスタートしてしまうため、少し損をしてしまうのです。そこで、車検を受けるベストな時期は、車検証の有効期間満了日1ヵ月前頃となります。
ここから、見積もりを取って料金を比較したり、依頼先を決定して予約を取ったりすることを考えると、余裕を持って車検証の満了日を迎える2ヵ月前には見積もりを申し込むようにしましょう。
車検の見積もりはどこに依頼できる?
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車検の見積もりを検討しているなら、どんな業者に依頼するかを考えましょう。車検を依頼できる業者は次の通りです。
- ディーラー
- 車検専門店
- ガソリンスタンド
- 整備工場
行きつけのガソリンスタンドやディーラーがあるのであれば、そこで依頼するのが便利ですが、そうでなければ依頼先を探さなければなりません。依頼するところによって費用が違うことはもちろん、車検完了までにかかる時間やサービス(代車無料貸し出しの有無など)も異なります。まずは近くのお店をいくつかチェックしてみましょう。
各業者の車検費用相場を比較
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見積もりを依頼する前に、各業者の車検費用相場を把握しておきましょう。
車検費用の相場
ディーラー
|
軽自動車 |
71,000円~
|
普通自動車
|
83,000円~
|
車検専門店 |
軽自動車
|
52,000円~ |
普通自動車
|
63,000円~ |
ガソリンスタンド |
軽自動車
|
46,000円~ |
普通自動車 |
58,000円~ |
整備工場 |
軽自動車 |
66,000円~ |
普通自動車 |
83,000円~ |
比較的料金が安く設定されていることが多いのは、ガソリンスタンドや車検専門店です。ただし、店舗によっても料金設定は異なるので、「ガソリンスタンドなら絶対に安いだろう」などと考えず、見積もりを依頼するようにしてください。
車検の費用に関しては、こちらの記事で詳細に解説していますので、ぜひ併せて読んでみてくださいね。
関連記事:車検費用の相場はいくらかかる?安く依頼する方法も徹底解説!
お得に車検を受けるためのコツ3つ
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車検費用を抑えるためには、見積もりの段階で意識しておきたい3つのポイントがあります。同じ車を車検に出すとしても、さまざまな条件で料金は大きく変わりますので、損をしないようにきちんと理解しておきましょう。
1.正しい見積書の見方を知る
車検の見積もりを取っても、見積書の見方を理解していなければ、正しく比較することができません。依頼する前に、車検費用の内訳を把握しておきましょう。車検費用の内訳は次の通りです。
- 法定費用(重量税、自賠責保険料、印紙代)
- 車検基本料金
- その他の費用(代車料金、整備・部品交換代金など)
ここで、ポイントとなるのが、法定費用はどの業者でも一律の金額であるという点です。重量税は車の重さ、自賠責保険料は車の種別などによって料金が定められているので、業者によって安くなるということはありません。万が一法定費用を他より安く提示している業者があれば、正しく見積もりが行われていないため要注意です。
車検費用を比較するには、法定費用以外の料金を確認してください。また、先ほど紹介したネットでの簡易的な見積もりでは、法定費用や車検基本料金などの費用のみの概算見積もりであることが多いです。車の状態を見てみないとわからない整備や部品交換にかかる費用は含まれず、実際の費用とは大きく差異があることも多いので注意しましょう。
2.車の状況や要望を伝える
車検を依頼する前には、必ず自分でも車の状態をある程度把握しておき、要望を伝えられるようにしておきましょう。特に、車に関する知識がない人は、業者側の言うがままに整備や部品交換などを追加してしまいがちです。実際には、車検の検査に関わらないものであれば、修理や部品交換を勧められても断って問題ありません。
車検時に勧められる修理や部品交換は、その時点で問題や不具合がない場合でも、次回の車検までの期間に故障してしまう可能性を考えて勧められていることがあります。もちろん、定期的に交換した方がいいパーツは多いので、必要性が認められるのであれば、安全のために交換をしておくべきです。
しかし、車検前に交換した部品など、明らかに交換や修理の必要性がないものもあるでしょう。「エンジンオイルは最近交換したので交換する必要はない」「近々自分でメンテナンスをする予定があるので、今回は必要最小限の整備をしたい」など、きちんと要望を伝えられるようにしておくことで、無駄な出費を避けることができます。
3.複数の業者で見積もりをとる
車検の見積もりは、車検を依頼する前にかかる費用をある程度想定しておくためのものでもありますが、複数の業者を比較するためにも役立ちます。少しでも車検費用を抑えたいのであれば、1つの業者だけに依頼せず、いくつかの業者で見積もりを取るようにしましょう。
そもそも、車検の費用はどの業者でも一律というわけではなく、業者によって差があります。これは、車検時に支払う重量税や自賠責保険料はどこでも同じ料金ですが、車検基本料金や追加修理、部品交換などにかかる諸費用は業者ごとに決められているためです。依頼するところによって、数万円もの差があることも少なくないため、複数の業者で見積もりを依頼し、料金を比較することをおすすめします。
車検をお得に楽天Car車検がおすすめ!
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この記事では、車検の見積もりについて解説しました。車検の見積もりは無料なことが多いので、少しでも車検の費用を抑えるためにも、複数の業者を比較して検討するようにしましょう。
しかし、近隣の業者を1つ1つ探し、各業者に連絡をして見積もりをするのはとても大変です。たとえ安い業者が探せるとしても、あまり手間をかけたくないと思いますよね。
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参考サイト
車検は見積もりだけ取っても大丈夫|手順や注意点をご紹介(参照日:2021-05-08)
https://press-feed.com/page/article/965/
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