2021-03-01
【超基礎】家計を見直したいと思ったらまず最初にするべき4つのこと
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家計の見直しをしたいなら、最初にすべきことを知る必要があります。小さな節約術ではなかなか大きな効果は現れませんが、やり方次第で簡単に数万円の差が生まれるのです。まずは基礎的なところから家計の見直しを始めましょう。
「家計の見直しをしたいと思っているけど、どうすればいいのだろう」と悩んでいるあなた。インターネットや書籍などで勉強しようと思っても、難しいことばかりで何だかよくわからないという人も多いでしょう。
確かに、家計を見直すテクニックや節約術にはさまざまなものがありますが、実際には簡単なコツを少し押さえておくだけでも、家計の見直しを行うことができます。
そこで本記事では、家計を見直したいと思ったときにまずやるべきことを4つご紹介します。
基礎的かつすぐに実践できる身近な内容から詳しく説明していきますので、家計の見直し初心者はもちろん、家計の見直しに挫折したことがあるという人もぜひ参考にしてください。
家計を見直すためのコツ2つ
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効果的に家計を見直す方法は、まずは次の2つを意識して実践するということです。
- 固定費の見直し
- 支出の大きいものの見直し
もちろん、これ以外にも家計の見直し方はたくさんありますが、優先すべきは特に効果が出やすく、実践しやすいこの2つです。
家計の見直しと聞くと、「スーパーをはしごして少しでも安い食材を買おう」「家計簿アプリを使って無駄な出費を全部チェックしよう」といった、労力のかかる節約術を思い浮かべる人は少なくないでしょう。確かにこれも家計の見直しの一つではありますが、決して効果が高いとは言えません。まずは小さな労力で大きな効果が見込めるものから見直しを始めてみましょう。
コツその1|固定費の見直し
まず、支出は大きく分けて固定費、変動費という2種類があると考えましょう。その2つの内、優先的に見直すべきは固定費です。ここでは、固定費と変動費の違いについてご紹介しますので、毎月何にどれくらいの支払いが発生しているのか確認してみてください。
変動費
変動費とは、日々の状況によって変動する出費のことで、次に紹介する固定費とは異なり、月によって金額が異なります。主な変動費の例を挙げてみましょう。
- 食費
- 日用品費
- 水道光熱費(使用料金)
- 通信費(通話料金、使用料金)
- 被服代
- 娯楽費
- 美容費
- 交際費
- 医療費
- ガソリン代、交通費
「食費や日用品費などは節約しやすそう」などと思うかもしれませんが、家計を見直す上での優先順位としてはあまり高くありません。少額の節約をすることは容易なものの、金額が小さい上に継続的な節約になりにくいためです。
もちろん、よりしっかりと節約をしたいという人にとっては変動費も見直すべき項目ですが、節約初心者はまず、次の固定費から始めるのがおすすめです。
固定費
固定費とは、毎月決まって一定金額発生する出費のことです。主な固定費の例をご覧ください。
- 住居費
- 水道光熱費(基本料金)
- 通信費(基本料金、インターネット回線料)
- 保険料
- 教育費
- 車のローンや駐車場代
- その他のローン
先程も述べましたが、家計の見直しには変動費よりも固定費の優先順位が高いということを覚えておいてください。なぜなら、固定費は毎月必ず発生するため、一度見直しを行うだけでも継続的にその状態が続くためです。1カ月あたりの節約金額は少なくても、1年など長いスパンで考えると、非常に大きな金額になることも少なくありません。
コツその2|支出の大きいものから見直す
2つ目のコツは、支出の大きいものを優先的に見直すということです。
例えば、日用品や食材など単価が低いものは、少し安いものを購入するようにしたところで大きな節約にはなりません。当然ながら、金額の大きい出費を優先的に見直す方が効果的です。
また、1回あたりの出費が大きいものだけでなく、定期的な出費が必要なものも、長い目で考えると金額の大きい支出に含まれます。では、支出の大きい出費の例を挙げてみましょう。
- 生命保険料
- 住居費(家賃、引っ越し代、住宅購入費用)
- 車の維持費(車両購入費、車検費用、保険料など)
- 旅行、レジャー費
- 習い事代
これらの出費は少し見直すだけでも数万円の節約となることが少なくなく、家計を見直す上での優先度はとても高いです。
まず最初に見直しするべき支出4選
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では、ここで最初に見直すべき支出を4つ具体的にご紹介します。
- 生命保険
- 通信費
- 車の費用
- 住居費
全て前述した2つのコツに当てはまり、実践しやすいものです。特に優先順位の高いものから順番にご紹介しますので、まずは1つずつでも試してみてください。
1.生命保険
いざというときのために加入する生命保険は、加入前にしっかりと検討することはもちろん、ライフステージが変わるごとに見直すべきです。収入に見合っていない保険料で家計を圧迫してしまっていたり、不必要な保障内容を契約して損をしていたりと、少し見直して改善することで家計が楽になるというケースは少なくありません。
特に、保険は一定期間ずっと支払い続ける出費なので、月々の節約金額が少なくても、年単位で考えると大きな節約となります。
とはいえ、保険料を安くすることにこだわりすぎて、必要な保障が受けられないということは避けなければならないため、慎重な検討が必要です。パートナーや子供の有無など、さまざまな状況を加味して検討することになりますが、下記の内容を中心に本当に現在の契約内容が適しているかを確認しましょう。
- 保険の保障はどんな内容か
- 保障金額はいくらか
- 保障期間はいつまでか
- 保険料はいくらか
もちろん、保険料だけで保険を決めることは推奨できませんが、最近ではインターネットから加入できる安くて保障内容の充実した保険もあります。
「保険は難しくてどうすればいいかわからない」という人は、一度見積りを取ってみたり、窓口で相談してみたりするなどして検討してみましょう。
「楽天生命」では無料の対面相談を受けることができますし、インターネット上で簡単な見積もりをすることもできるので、まずは一度保険料のシミュレーションをしてみてください。
2.通信費
インターネット回線をはじめ、スマートフォン、携帯電話にかかる通信費は、毎月必ず必要になる出費です。現代の生活では手放せないものなので、一生涯かかる長期的な出費の一つと考えることもできます。
例えば、スマートフォンや携帯電話の通信料で考えてみましょう。最近では、大手通信キャリアと比べて圧倒的に安い通信料で利用できる格安SIMが広く利用されています。
キャリアメールが利用できなかったり、オンラインでの手続きが中心で大手通信キャリアのような店舗での手厚いサービスが受けられなかったりと、デメリットがないわけではありませんが、契約する会社によっては通信料を月額2,000円くらいに抑えることも可能です。
この例の場合、これまで大手通信キャリアで月々約10,000円支払っていたという人なら、1ヶ月で8,000円、1年では96,000円もの節約となります。
このように、通信料は大幅な節約が期待でき、長期的に効果が続くのですぐにでも見直しを行うべきです。
3.車の費用
車を所有している人にとって、車関係の費用は軽視することができない出費です。特に地方に住んでいて、1人につき1台、車を所有している場合、家族単位で考えると非常に大きな金額になります。
まずは車を維持するために必要となる主な出費を挙げてみましょう。
- 車検費用
- 保険料(自賠責保険、任意保険)
- 自動車税
- ガソリン代
- 部品交換、メンテナンス費用
- 駐車場代
この中でも、車検は新車購入から3年後、それ以降は2年ごとに必ず受けなければならず、1回あたりの出費も高額になるものです。しかし、実は業者によって車検の費用は大きく異なり、安い業者に依頼することで数万円の節約になることが少なくありません。
インターネットで業者を1つ1つ検索し、安くて信頼のできる依頼先を見つけるのは非常に大変な作業ですが、「楽天Car車検」を利用すれば簡単に近くの業者を比較することができます。さらに、楽天ポイントも加算されてよりお得になるなど、車の維持費を節約したい人におすすめです。
4.住居費の見直し
住居費は固定費の中でも特に大きな割合を占める出費なので、見直しを行うことで大幅な節約が可能になります。
まず覚えておきたいことは、家賃は手取り収入額の2~3割に収まるようにするということです。反対に言うと、これ以上の金額の家賃は家計を大きく圧迫することになります。収入に見合った家賃に抑えることで、毎月の生活に十分な余裕が生まれます。
加えて、入居時に「24時間サポート」などのオプションの中で不要なものがあれば断ったり、火災保険は安いところで加入したりするなどの工夫をすることでさらなる節約が可能です。
家計の見直しのためにすぐ引っ越しを行うというのは現実的ではありませんが、住居費は家計の中でも大きな割合を占める項目なので、次に引っ越しをするときのためにしっかりと頭に入れておきましょう。
ポイントがたまる仕組みを作ればさらにお得に
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ここまで、普段の支出を減らすという観点で家計の見直しの基礎をご紹介しました。支出の見直しに加えて、さらにお得に暮らしたいという人は、買い物などでの支払いでポイントが貯まるサービスを利用するのがおすすめです。ポイントを貯める活動は「ポイ活」とも呼ばれ、主婦を中心に近年人気が高まっています。
支出金額にもよりますが、クレジットカードの支払いでだけで月に数千円分のポイントを稼いでいる人は決して少なくありません。
さらに、ポイントサイトなどを駆使してポイ活に励んでいる熟練者の中には、月に1万円分以上のポイントを獲得している人もいます。
無理のない範囲で取り組むことが大切ですが、やり方次第で数千円から1万円以上のお得になることを考えると、取り組む価値があると言えるでしょう。
ここでは、ポイントを貯める2つのコツを紹介しますので、日々の生活に取り入れられそうな方法を試してみてください。
使い勝手の良いポイントを選ぶ
最近ではさまざまなポイントサービスがあり、どれを利用すべきか迷ってしまうという人も多いでしょう。選ぶポイントによっては、「せっかくポイントを貯め始めたのになかなか貯まらない」ということがあるため、生活の中で使いやすいポイントを選ぶべきです。まずは次の2点を意識して、利用するポイントを選んでみましょう。
- 普段よく利用するお店で利用できる
- 公共料金、家賃、車検料金、保険料などの支払いでもポイントを貯めることができる
日々の生活でポイントを一本化して効率的に集めるなら、「楽天ポイント」がおすすめです。
街の加盟店や楽天市場での買い物でポイントが加算されることはもちろん、楽天の保険や楽天Car車検などのサービスを利用しても金額応じたポイントが付与されます。街のお店やネットショッピング、保険料、通信費、車検料金などさまざまな出費で一つのポイントを貯めることができるので、効率的にポイントを貯めることが可能です。
クレジットカードでの支払いを分散させない
キャッシュレス化が進む中、日々の支払いにクレジットカードを利用するという人は少なくないでしょう。クレジットカードで支払いをするなら、ポイント還元率の高いカード1枚に絞って使用すると効率よくポイントが貯まります。
例えば、毎月クレジットカード払いで15万円の出費があると考えた場合、ポイント還元率が0.5%なら750ポイント、1%なら1,500ポイントと、獲得できるポイントには大きな差ができるのです。同じ金額を支払うなら、当然たくさんポイントが加算される方がお得ですよね。
また、使用するカードを1枚に絞ることでポイントが貯まりやすくなることはもちろん、「利用は500ポイントから可能」など利用に条件があったとしてもポイントを利用しやすいというメリットもあります。
家計を見直したいなら普段の支出を見直そう
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この記事では、初心者でもすぐに実践できる家計の見直しについて解説しました。家計を見直すには、食費や日用品費などの小さな支出を減らすことよりも、固定費やまとまった金額の出費を優先的に考えましょう。
中でも、生命保険料や通信費、車検をはじめとする車の維持費は大幅なコストダウンができる可能性の高い項目です。
「契約内容の変更で料金を抑えられる生命保険料や通信費はともかく、車検料金はそんなに節約できないのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、「楽天Car車検」を利用すればお得に車検を受けることができます。
「楽天Car車検」を利用するとどれくらいお得になるのかをまとめてみましょう。
- 料金の比較をして安い業者を探すことができ、数万円の節約が可能
- 早割でさらに1万円引き
- 楽天Car車検からの依頼で楽天ポイントが2,000~3,500ポイント加算される
- カード払いに対応している業者を探すことができ、クレジットカードのポイントも獲得できる
車検を依頼するときは、ぜひ「楽天Car車検」を利用してみてくださいね。
楽天Car車検
参考サイト
家計の見直しは「固定費」の削減から!節約アドバイザーの家計見直し術(参照日:2021-01-14)
https://www.soldi.jp/articles/household_review/
生命保険の見直し|損をしないための4つの注意点(参照日:2020-01-14)
https://hoken-all.co.jp/hoken/need-review/
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