2021-03-31
キャンプに最適な軽自動車5選【車中泊のコツやおすすめ装備も紹介】
画像出典:Adobe Stock
ここ数年、じわじわと注目度が上がっているアウトドアレジャーの王道であるキャンプ。大自然の中で過ごすということは普段とは全く異なる環境となるため、例え近所のキャンプ場であっても楽しみながらリフレッシュもできるというのも人気の秘訣かもしれません。
しかし、キャンプとなると大小さまざまなアイテムを用意しなければならないイメージもあり、大きなミニバンやSUVでないと難しいのでは? と考える人もいらっしゃることでしょう。そこで今回は、キャンプにも最適な軽自動車という視点で各車をチェックしてみたいと思います!
1.軽自動車でキャンプをすることは可能?
そもそも、軽自動車でキャンプをすることは可能なのでしょうか? 結論から言うと「可能」と言えるでしょう。
もちろん、キャンプに必要なアイテムがたくさん積めるクルマの方がキャンプ向きであることは間違いありませんが、必要最低限のアイテムを厳選して軽自動車に詰め込むというのもまたキャンプの醍醐味のひとつと言えるのです。
中にはオープン2シーター車でキャンプを楽しむツワモノもいるほどですから、4人も乗れる軽自動車でキャンプをするのは朝飯前。
ただ、さすがに初めてのキャンプでは何が必要で何が不要なのかの判断をするのは難しいかもしれませんから、経験者のアドバイスを聞いてみたり、その後に経験を積んだりしながらレベルアップしていけるのもキャンプの楽しみのひとつですね。
2.キャンプや車中泊に最適な軽自動車の特徴は?
・室内の広さ
当然ながら多くのキャンプ用品を載せるためには、室内空間が広い車種であることが有利なのは間違いありません。特にテントやチェアといったアイテムは長さもあるため、リアシートを倒してラゲッジルームを広げることができるものがベスト。さらに助手席も倒して長尺物が積載できるような機能を備えたモデルであればなおよいでしょう。
画像引用:DAIHATSU|Media Websaite
室内空間とは直接関係ありませんが、スライドドアを備えたモデルであれば、荷物の積み下ろしにドアが邪魔になることも少ないので、そちらもオススメです。
・燃費
キャンプに限った話ではありませんが、燃費性能は高いに越したことはありません。普段走り慣れた地域であればどこにガソリンスタンドがあるか把握できていると思いますが、レジャーで出かけた見知らぬ土地ではガソリンスタンドを見つけるのも一苦労……ということも珍しくありません。
画像引用:HONDA|Media Websaite
特にキャンプ場は人里離れた奥地に位置していることが多いため、キャンプ場から最寄りのガソリンスタンドまで相当距離がある可能性もあり、1度の給油で多くの距離を走ることができる燃費に優れたクルマをチョイスすれば安心感も高いと言えます。
・シート
都心部からキャンプ場までの移動となると、ある程度の長距離ドライブとなることが想定されます。そのため、必然的に車両のシートに座っている時間も長くなりがち。そのときにしっかりとしたシートを備えていない車種ではキャンプがスタートする前に疲れてしまうという本末転倒なことにもなりかねません。
画像引用:SUZUKI|Media Websaite
また、キャンプ場ではテントを使用することがメインとなりますが、車内で睡眠を取るときはしっかりシートがフルフラットになる車種であると快適性が段違いに向上することは間違いありません。
3.キャンプにおすすめの軽自動車5選
・タント
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タントのウリであるミラクルオープンドアは、テントなどの長尺物を出し入れするのに最適の装備と言えます。また、ドアを開け放ってシートのレイアウトを工夫することで、キャンプ先でももうひとつの部屋として使うこともできるため、より自由度が増すこと間違いなし。
特に非カスタム系グレードではシート表皮に撥水加工がなされているので、キャンプのときに汚れが付着しにくいという利点もあります。
また、メーカーオプションで全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロールも用意されているので、キャンプ場までの往復運転の疲労軽減にもつながります。
タント(ダイハツ)のカタログ・価格・燃費
https://car.rakuten.co.jp/maker/daihatsu/tanto/
・スペーシア
画像引用:SUZUKI|Media Websaite
長方形に近い大きな開口部と、低床がウリのスペーシアのラゲッジスペースはキャンプ用品を搭載するにはもってこいの形状と言えるでしょう。さらに、一部グレードではルーフレールの設定もあるため、キャリアなどを装着すれば、室内に入りきらない荷物やテントのような長尺物もルーフ上に積載することが可能です。
また、スペーシアは全車ハイブリッド車となっているため、燃費性能に優れている点も見逃せないポイント。特に長距離ドライブとなるキャンプ場までの往復で力を発揮してくれることでしょう。
そして、スペーシアはデザインコンセプトそのものが旅行用のスーツケースとなっていることから、キャンプのようなアクティビティとの親和性が高いという点も気分を盛り上げてくれる大切な要素となっています。
スペーシアのカタログ・価格・燃費
https://car.rakuten.co.jp/maker/suzuki/spacia/
・N-BOX
画像引用:HONDA|Media Websaite
N-BOXの荷室はダイブダウン機構を備えたリアシートで広くフラットな荷室を実現できるだけでなく、チップアップすることもできるため、積み込むキャンプ用品に合わせてさまざまなレイアウトを作り上げることができ、限られた室内空間を有効に使うことができます。
また、軽自動車販売台数ナンバーワンの実力が示す通り、走行性能においても軽自動車の枠を超えたものを備えており、長時間のドライブでも疲労感が少ないのは特筆すべき点。
さらに全グレードでアダプティブクルーズコントロールを含む先進安全装備が標準装備となっている点も高い安心感につながるポイントです。
N-BOXのカタログ・価格・燃費
https://car.rakuten.co.jp/maker/honda/n-box/
・ジムニー
画像引用:SUZUKI|Media Websaite
本格的なオフロード性能を持ち合わせるジムニーは、軽自動車という枠を飛び出して高い評価を集めているモデルです。ジムニーであれば、少々キャンプ場までの道のりが険しくても難なく走り抜けてくれることでしょう。
ただし、その代償として乗り心地に関しては一般的な乗用モデルに比べるとやや劣るというのが正直なところ。また、リアシートやラゲッジスペースもミニマムとなっているので、多くの荷物を積載する場合はルーフラックなどの装着を視野に入れたいところです。
ジムニーのカタログ・価格・燃費
https://car.rakuten.co.jp/maker/suzuki/jimny/
・エブリイワゴン
画像引用:SUZUKI|Media Websaite
軽ワンボックスのエブリイワゴンは、何よりも圧倒的な室内空間が魅力の1台。シートアレンジでフルフラットにすることもできますし、リアシートをたたんで格納すれば、2メートル弱の巨大なラゲッジスペースに早変わりしてくれます。
しかし、元々は商用バンとして誕生したエブリイだけに乗り味はやや商用車的で、ペダル類も中央寄りにオフセットされているため、長時間の運転では疲労が蓄積する可能性があります。
そして広い室内空間を実現するための四角いボディが災いし、高速道路などでは横風の影響を受けやすいため、慣れないうちは戸惑ってしまうかもしれません。
エブリイワゴンのカタログ・価格・燃費
https://car.rakuten.co.jp/maker/suzuki/every-wagon/
4.軽自動車で快適なキャンプや車中泊をするコツ2選
・シートのデコボコを減らす
軽自動車の車内で車中泊をする場合、フルフラットになる車種であれば快適性が段違いに高くなります。しかし、フルフラットとはいえ、シートベルトのバックルやシートのくぼみなど、完全に平らになることは稀。
そのために、その隙間を埋めるクッションやマット類を用意することでより快適に車中泊をすることができるでしょう。
・車内の温度をコントロールするためのアイテムを用意する
基本的に車中泊をする際にエンジンをかけっぱなしにしておくのはNGとなっています。となると必然的にエアコンの冷暖機能は使えなくなります。そのため、冬であれば毛布や寝袋など、夏であれば窓を開けていても虫などが入ってこない窓用の網戸のようなものを用意しておくとよいでしょう。
また、車内のプライバシーを守るためにシェードやカーテンなどを用意するのも効果的です。
5.軽自動車をお得に買うならば中古車もあり!
いかがでしたでしょうか?
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参考サイト
SUZUKI公式HP(参照日:2021年3月25日)
https://www.suzuki.co.jp/car/
HONDA公式HP (参照日:2021年3月25日)
https://www.honda.co.jp/Nbox/
DAIHATSU公式HP (参照日:2021年3月25日)
https://www.daihatsu.co.jp/lineup/tanto/
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