2020-06-01
車検証の見方はどうしたらいいの?車検の時に確認すべきポイントを解説!
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「車検証は項目が多くて、どこを見たらいいかわからない...」と思っていませんか。この記事では、車検証の見方について解説します。「車検に関連のある項目」と「その他」に分けて解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「車検証は項目が多くて、どこを見たらいいかわからないんだよな…」「車検証ってどのタイミングで見ればいいいんだろう…」と思っていませんか。車検証は、車検で必要なのはもちろんのこと、車の名義や住所変更の際にも必要です。ただ日常的に使うものではないため、内容を詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、車検証の見方について押さえておきたい項目を解説します。「車検に関連のある項目」もまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
車検証の見方は?
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車検証は、正式名称を「自動車検査証」と言います。車検証は、車検費用に関わる項目も多いため、見方を覚えておくのがおすすめです。そこでまず、以下2つに分けて車検証の見方を解説します。
・車検の時に確認する項目
・その他に車検証が必要な項目
1つずつ詳しく解説しますね。
車検に関連する項目
車検時に車検証で確認する項目は、以下の通りです。
- 有効期間の満了する日
- 「車両重量」 + 「初年度登録」+ 「車両型式」
それぞれ車検の何に関係があるか、詳しく解説します。
1. 有効期間の満了する日
車検証には、「有効期間の満了する日」が記載されています。「有効期間の満了する日」は、車検が切れる日を表しています。車検切れの状態で車を運転してしまうと車検証の不携帯となり、罰則の対象になるので注意しましょう。こんなこと言うと、「忘れないように、早めに車検を受けた方がいいのかな......」と思う人もいるかもしれません。
ただ受ける時期が早すぎると、「次の車検までの期間」が早くなってしまい、残りの期間が無駄になってしまいます。そのため、適切なタイミングで受けることが重要です。「でも、車検を受けるベストタイミングがわからない…」と思う方もいるかもしれませんね。そんな時は、以下の記事がおすすめです
関連記事:車検はいつからいつまで受けられる?満了日の確認方法や最適な時期を解説!
2. 「車両重量」 + 「初年度登録」+ 「車両型式」
車検証には、法定費用の計算に使える項目もあります。「法定費用」にある「自動車重量税」の費用を計算するときは、以下3つの項目が必要です。
・車両重量
・初年度登録
・車両型式(エコカー減税の適用有無)
たとえば、「車両重量」は0.5tごとに金額が増えてきます。そのため、所有している車の車両重量がわかると、料金が計算できるのです。次に登録年数です。自動車重量税は、車両の登録年数が13年を超えると費用が高くなります。所有している車の年数を確認する時は、「初年度登録」に記載されている年月日を確認しましょう。最後に「車両型式」です。車両型式を使えば、「エコカー減税対象車」を調べることができます。以下サイトで調べることができるので、確認してみましょう。
参考:https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000030.html
自動車重量税の具体的な費用を確認したい場合は、以下の記事を参考にしてくださいね。
関連記事→自動車重量税とは?車ごとの費用が決まる仕組みや計算方法全まとめ!
その他の項目
車検証は、車に関する手続きの際にも必要です。具体的には、次の5つで使用します。
- 所有車の売買手続き
- 自動車保険加入手続き
- 住所変更
1. 所有車の売買手続き
1つ目は、所有車の売買手続きです。車の売買を行う時は、名義変更が必要です。車をローンで購入した時、車検証の所有者欄がディーラーになっている場合があります。所有者の欄が自分名義になっていない場合、車の売買はできません。忘れずに所有者の欄を確認しましょう。
ただ、車検証の名義変更方法は、やや複雑です。以下で詳しくまとめているので、変更時はぜひ参考にしてみてくださいね!
関連記事→車検証の名義変更は必要?必要な書類や費用・手続きまで徹底解説
2. 自動車保険加入手続き
2つ目は、自動車保険の加入手続きです。自動車保険に加入する時は、次の項目をチェックしましょう。
・車両型式
・初年度登録
・車両登録番号
・車台番号
・車両所有者
・車両使用者
保険会社によっては、上記項目以外も必要なケースがあります。自動車保険に加入する際に、保険会社に確認しておくのがおすすめです。
3. 住所変更
3つ目は、車検証の住所変更です。引っ越しなどで住所が変わった場合は、15日以内に「所有者の住所」を変更しましょう。車検証の住所変更の手続きに必要な書類は、次の8点です。
・車検証
・申請書
・手数料納付書
・自動車税、自動車取得税申告書
・住民票
・車庫証明書
・印鑑
・ナンバープレート
参考:自動車検査・登録ガイド
車検証の住所が変更されていない場合、変更前の住所に自動車税の納税通知書が届いてしまいます。そのため、納税通知書が届いていることに気が付かず、自動車税の支払い遅延になる可能性があります。結果的に税金の滞納になりますので、住所変更があった場合は速やかに変更しておきましょう。
車検証が保管されている場所は?見つからない時はどうすればいいの?
車検証は常に携帯する必要があるため、保管場所を決めておくのがおすすめです。一般的には、助手席の目の前にある「グローブボックス」や「ダッシュボード」などに保管されていることが多いです。ただ車検証と気づかず移動してしまい、見つからない人もいるのではないでしょうか。車検証を紛失した場合は、再発行が必要です。車検証の不携帯で車を運転してしまうと、罰則対象になってしまいます。
ただ、具体的な再発行方法がよくわからない人も、いるのではないでしょうか。そんな方向けに、車検証の再発行にかかる費用や持ち物、手順について以下で詳しく解説しています。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
関連記事→車検証の再発行にかかる費用・時間は?理由書・委任状の書き方も解説
車検証の名義や住所が変更したときはどうすればいい?
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車検証は車の名義や住所が変更になった場合、変更手続きが必要です。名義変更を行わない場合車両法違反となり、最大で50万円の罰金となります。そのため、名義変更が必要な場合は、速やかに手続きを行いましょう。
でも、名義変更や住所変更をしようにも、具体的な方法がわからない人もいるのではないでしょうか。そんな時は、以下記事がおすすめです。必要書類や費用だけでなく、変更手続きの具体的な手順を解説しています。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
関連記事→車検証の名義変更は必要?必要な書類や費用・手続きまで徹底解説
車検証の見方を理解して車検を受けよう!
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ここまで、以下の内容について解説しました。
・車検証の「有効期限の満了する日」を見れば、車検が切れる日がわかる
・車検証の「車両重量」「初年度登録」「車両型式」の3つで、自動車重量税が計算できる
・車検証が見つからない時は、早めに再発行しよう
・車検証の情報(住所や名義)が変わった時は、変更手続きをしよう
特に車検証の「有効期間の満了する日」は、早めに確認しておくのがおすすめです。もし満了日が近づいている場合は、車検手続きをしておきましょう。車検手続きには、『楽天Car車検』がおすすめです。『楽天Car車検』では、近くの車検店舗を調べたり、車検費用の見積もり比較したりできます。また、車検実施に応じて楽天ポイントが貯まるお得な特典もついてきます。ぜひ、この機会にご利用ください!
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参考サイト
減税対象自動車一覧(平成27年4月30日以前に新車新規登録等した自動車)(参照日:2020-02-07)
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000030.html
自動車検査・登録ガイド(参照日:2020-02-07)
http://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/toroku/trk03.htm
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