ダイハツ ミラ(2003年式、7万5千～8万km)の車検実績

１０月７日（月）実施
ダイハツのミラの車検を実施しました。
整備箇所・交換箇所がかなりありましたが、こうして整備を行う事で、長く安全に愛車に乗る事が出来ます。

■ドライブシャフトブーツ交換
写真左：ドライブシャフトブーツ交換前
写真右：ドライブシャフトブーツ交換後

ドライブシャフトブーツはハンドル操作をタイヤに伝えるジョイントを保護する部品です。
破れてシャフトからグリースが漏れている為、交換を行いました。
ドライブシャフトブーツは破れたままにしておくと、ハンドルの利きが悪くなり安全走行に影響が出来るので、定期的な交換が必要な部品です。


■ブレーキパッド交換
写真左：すり減ったプレーキパッドと新品のブレーキパッドの比較です。
写真右：ブレーキパッド交換中のブレーキローター。

ブレードパットがすり減っていたので交換をしました。
ブレーキパッドは二枚一組でブレーキローターの両側に設置されています。ブレーキをかけると、ブレーキパッドがこのブレーキローターを両側から強く挟み、パッドの摩擦によりタイヤの回転を停止させるしくみです。
車の場合、制動時にブレーキから異音がするのはブレーキパッドの摩耗が原因の場合があります、なぜなら、車のブレーキパッドは摩耗によって目減りしてくると音が出るようにつくられているからです。
そのまま使用を続けていると事故のリスクが増加することもあるため、早めに点検してもらうようにしましょう。


■マフラー交換
写真左：車体から取り外した古いマフラー
写真右：新しく交換した新しいマフラー

マフラーが錆びついていたので、新しい物に交換しました。
マフラーはエンジンによって発生した燃焼ガスを外部に放出する際に、「①発生する排気音の低減」「②ガス中に含まれる有害物質の減少」などの役割を担います。
海水からの塩分や融雪剤、酸性雨の成分などをマフラーに付着したままにしてしまうと、錆が発生して鉄が腐食していきます。
錆はマフラーに穴を開けたり、つなぎ目部分からの排気漏れを引き起こします。エンジンの排気系に影響を与えるので、燃費の悪化や排気音増大などのトラブルが発生します。もちろん穴の空いたマフラーでは車検は合格しませんので、修理や交換を余儀なくされます。また、走行中にマフラーがまるごと落ちてしまうという重大な事故にもつながるのです。マフラーの腐食や錆は、いち早く見つけてしっかりとした対策をする必要があります。

■リアブレーキシュー交換
写真：リアブレーキシュー交換中

ブレーキシューはドラムブレーキ特有の部品で、車輪のドラム部分に内側から押し当てる事で車輪の回転を止める三日月形の部品になります。
ブレーキシューは摩擦力によって車輪の回転を止める仕組ですが、当然、摩擦によってブレーキシューは消耗していきます。
足回りは安全に直結する部分なので、当店では車検点検時には特に入念に点検を行います。