ホンダ ライフ(2009年式、9万～9万5千km)の車検実績

こんにちは！
今回お送りするのは担当Nです！

今回は車検ではなく一般整備でご入庫したホンダのライフをご紹介します！
今回ご用命いただいたのはフロントのブレーキパッド交換です。

早速分解してブレーキパッドを外してキャリパーのピストンを戻そうとしたところ･･･

･･･え？

ピストンが動かない･･･(´；ω；`)ｳｩｩ

キャリパーとはブレーキ本体とも言えるものでコチラです↓

ホイールの中に見えるヤツです。
そして真ん中の銀色の筒状がピストンです。

このピストンでブレーキパッドをホイールの中に見える円盤状のディスクローターに押し付けるとブレーキが効くという仕組みになってます。

聞き慣れない言葉だと思いますが、このピストンが動かない現象を「固着」と言います。

ピストンが動かないということはブレーキがちゃんと効かなかったり、逆にブレーキが効きっぱなしになる場合もあるんです･･･
どちらにせよマズい状態なのは伝わったかなぁと思います(;^ω^)

これを解消するにはキャリパー内部の錆の除去とピストンの交換、
シールキットというゴム部品のセットの交換を行うオーバーホールという作業が必要になります。

早速ドライバーとハンマーでピストンを抜いていきます。

ピストンが抜けてキャリパー内部の状態を確認すると･･･

うーん錆びてますねぇ･･･(;^ω^)
そしてピストンの方は･･･

左が新品で右が外したブツ。
めちゃくちゃ錆びてますねぇ（笑）
ピストンとキャリパー内部の隙間は０ｍｍなので、
サビが発生したらそりゃピストンも動かなくなりますよね( ;∀;)

錆をワイヤーブラシ等で除去してピストン、シールキットも交換して組付けたところ
ブレーキの制動力もしっかりと出るようになりました！
これで安心してカーライフを送っていただけます！(*´▽｀*)