2023-02-17
止まってる車にぶつかる傷・ぶつけられた傷それぞれ場合の対処方法を解説
画像出典:photoAC
「止まっている車に傷が入った場合の対処法が知りたい」と思ったことはありませんか?
止まってる車にぶつけてしまった、車をぶつけられたという事故は、日常生活の中でも頻繁に起こる出来事です。それぞれの対処法について、詳しく解説します。
ぶつかり傷はどこで修理できる?
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車の事故で擦り傷やへこみができた場合、なるべく早めに修理に出すようにしましょう。塗装が剥がれている場合、水分が塗装の隙間から入り、ボディの鉄板にサビを発生させるためです。サビはボディを腐食させ、車の劣化に繋がるため、サビが発生してしまう前に修理業者に依頼するのが得策と言えます。
ただし、車の修理業者もさまざまな種類があり、特徴やメリットデメリットがそれぞれ異なります。納得感のある修理を行うためにも、修理業者についてしっかり押さえておきましょう。
修理業者は4種類
修理業者は大きく下記の4種類に分かれます。
カーショップ
ガソリンスタンド
ディーラー
板金塗装業者
それぞれの業者ごとのメリット・デメリットはこちらです。
修理業者 |
メリット |
デメリット
|
ガソリンスタンド |
・全国展開しており店舗が多い ・外出のついでにそのまま修理を受けられる ・利便性が最も高い |
・重度の傷は修理を断られる可能性がある |
カーショップ |
・全国展開しており店舗が多い ・外出のついでにそのまま修理を受けられる ・在籍しているスタッフの数が多く、回転率が早い ・利便性が高い |
・重度の傷は修理を断られる可能性がある ・基本的にどの整備も予約制なので、混み合っている場合は後日の修理になることもある
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ディーラー |
・仕上がりがきれいで安定している ・預かりの場合は代車サービスを利用できることもある。 ・修理業者を探す手間がかからない |
・費用が高い ・修理完了まで時間がかかる
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板金塗装工場 |
・費用が安い ・腕のいい工場なら仕上がりがきれい |
・腕のいい板金屋を探す手間がかかる |
4種類の依頼先のメリット・デメリットを比較し、手軽さ・費用・仕上がりの軸で考えると下記のようになります。
- 手軽に依頼できるのは、ガソリンスタンド・カーショップ
- 一般的に費用が安いのは板金塗装工場
- 仕上がりの美しさが保障されているのはディーラー
それぞれの特徴をふまえて、傷の状況別におすすめの依頼先を解説します。
軽度の傷なら「ガソリンスタンド」「カーショップ」
軽度の傷がついた場合は、ガソリンスタンドやカーショップへ持ち込むのがおすすめです。街中を走行中によく目にするカーショップやガソリンスタンドでは、店舗の敷地内で簡単な車の修理も行っており、外出のついでに修理を行うことができます。
加えて、店舗に在籍している整備士や、修理用のピット数も多いため、軽度の擦り傷程度なら、比較的短時間で修理してくれることが多いのが魅力です。
ただし損傷の大きな傷や、長時間の修理が必要な依頼は受け付けていない場合が多く、修理を断られる可能性があります。ガソリンスタンドやカーショップでは回転率を重視しており、何日も車を預けなければいけないような依頼を受けてしまうと、他の依頼が滞ってしまうためです。また、海外メーカーの車種は国産車と構造が異なるため、トラブルを避ける観点から依頼を断られる場合があります。
以上のことから、軽度の傷がついた場合は、カーショップやガソリンスタンドへ持ち込むのがおすすめです。傷の程度が分からない場合は、一度車を持ち込んでみるか、キズ画像診断などで事前に見積依頼をするのがおすすめです。
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