2023-10-04
電動キックボードは折りたたみできるモデルが便利!おすすめ5車種を紹介
画像出典:photoAC
電動キックボードには折りたたみができるモデルがあります。折りたたみができると保管や持ち運びに便利です。本記事では、折りたたみができるおすすめ電動キックボードをご紹介しますので、ぜひお好みの1台を見つけてくださいね!
電動キックボードで折りたたみができるモデルをお探しではありませんか?電動キックボードを選ぶ際、折りたたみができるかどうかは重要なポイントです。コンパクトに折りたたみができる電動キックボードなら、自宅に十分な保管スペースがないという人でも安心して購入することができます。また、持ち運びもしやすいので、レジャーで活用したい人にもぴったりです。
そこで本記事では、折りたたみできるおすすめの電動キックボードをご紹介します。電動キックボードの購入を検討されている方は、ぜひこの記事を参考にお好みの1台を見つけてくださいね。
電動キックボードで折りたたみできるメリット
画像出典:photo AC
「電動キックボードで折りたたみができるかどうかはそんなに重要なの?」と思われる方もいるかもしれませんが、折りたたみができる電動キックボードには主に次のようなメリットがあります。
ここから考えると、自宅に電動キックボードを保管する十分なスペースがあり、一切持ち運びを考えていないという人であれば、折りたたみができない電動キックボードを選んでも良いでしょう。しかし、コンパクトに折りたためると非常に便利なので、保管スペースや持ち運びのことを考えると折りたたみができる電動キックボードがおすすめです。
保管スペースの確保が簡単
電動キックボードのサイズは車種によって異なりますが、長さ1.1~1.2m、幅0.5~0.8mくらいのものが多いです。自転車やバイクに比べるとボディサイズは小さいものの、自宅で保管しようと思うと意外に場所を取ってしまいます。
屋根付きのガレージがある家なら電動キックボードをそのまま保管することも可能かと思いますが、そうでなければ電動キックボードを折りたたまずに置いておくのは大変です。コンパクトに折りたためるモデルなら、玄関やバルコニーなどに置いておいてもあまり邪魔にならないので、マンションやアパートなどにお住まいの方でも安心して購入することができます。
また、自宅のガレージなどに十分な保管場所がある場合でも、荷物が多い方や電動キックボードを複数台所有したい方なら、折りたためる電動キックボードを選ぶことでスペースを節約することが可能です。
持ち運びに便利
折りたたみができる電動キックボードは、持ち運びをするのにも便利です。電動キックボードは高さが1~1.5mくらいあるものが多く、車のラゲッジスペースにそのまま積み込めないことが珍しくありません。
しかし、コンパクトに折りたためる電動キックボードなら、車のラゲッジスペースに問題なく積むことができるので、旅行先に持って行って使用することも可能です。
また、電動キックボードによっては、オプションでキャリーケースのように転がして運ぶためのキャスターや、肩に掛けるためのショルダーベルトやバッグが販売されていることもあり、車がなくても運搬することができます。
旅行先までは車や電車で移動して、現地ではより自由に動くことができる電動キックボードで観光を楽しむなど、レジャーにも電動キックボードを活用したい方は折りたたみができるモデルがおすすめです。
電動キックボードの折りたたみの可否以外のチェックポイント
画像出典:photo AC
折りたたみができる電動キックボードはとても便利ですが、電動キックボードを購入する際は折りたたみの可否以外にもチェックすべきポイントがあります。ここでは、電動キックボードの選び方について詳しく解説しますので、購入前にしっかり確認しましょう。
保安基準への適合
市販されている電動キックボードは、公道で走行できるモデルばかりではありません。中には、私有地で使うことを想定した公道走行ができないモデルもあるので十分に注意しましょう。
電動キックボードを含む車やバイクなどの車両には、それぞれ車両区分に応じた保安基準が定められています。保安基準とは、安全確保や環境保全を目的に定められた技術上の要件で、保安基準に適合しない車両で公道を走行することはできません。
電動キックボードでは、「公道走行可」「公道走行不可」など記載されていることが多いので、購入前に忘れずチェックしてください。
また、公道走行不可の電動キックボードには、「公道を走行する場合は保安基準を満たすよう仕様を変更してください」との記載があることがあります。そのため、どんな電動キックボードでも改造すれば公道で走行できると考える方もいますが、基本的に電動キックボードの改造はおすすめできません。
改造の内容にもよりますが、電動キックボードの改造には専門的な知識や技術が必要で非常に難しいです。正しく作業できていなければ、作業中や走行中にトラブルが起きる可能性もあり大変危険なので、公道での走行を想定している場合は最初から保安基準を満たす状態で販売されている電動キックボードを選びましょう。
車両区分
電動キックボードと一口に言っても、製品によって車両区分が異なります。車両の区分によって、必要な運転免許の種類が異なるので、新たに免許を取る予定がない場合はお持ちの免許で乗ることができる電動キックボードを購入しましょう。
2023年7月1日の法改正で新設された「特定小型原動機付自転車」という車両区分の電動キックボードなら、免許なしで乗ることも可能です。
電動キックボードに必要な免許
電動キックボードの車両区分 |
運転免許の種類 |
特定小型原付 |
不要
|
原付一種 |
原動機付自転車免許
|
原付二種 |
小型限定普通自動二輪車免許
|
また、電動キックボードの車両区分が違うと、適用される交通ルールも異なります。例えば、特定小型原動機付自転車区分の電動キックボードではヘルメットの着用が努力義務となっていますが、原付一種および原付二種の電動キックボードはヘルメットを必ず着用しなければなりません。
実際に公道を走行する際は、電動キックボードの区分にあわせた交通ルールも確認しておきましょう。
下記の記事では、2023年7月1日から設定された特定小型原動機付自転車区分の電動キックボードについて詳しく解説しています。購入を検討されている方は、こちらの記事で交通ルールや走行できる場所などをチェックしてくださいね。
関連記事:免許不要!電動キックボードのおすすめ5選|交通ルールや走行可能な場所も解説
価格
電動キックボードは、スペックやブランドによって価格が大きく異なります。価格相場は、特定小型原動機付自転車または、原付一種規格の電動キックボードで7~20万円、原付二種規格の電動キックボードで20~30万円程度です。一般的な原付バイク並の価格の製品も珍しくないので、無理なく支払えるように予算を決めておきましょう。
下記の記事では、電動キックボードの値段相場や初期費用など、購入時にかかるお金について解説しています。おすすめの電動キックボードの価格も比較していますので、費用面の不安がある方はぜひ読んでみてくださいね。
関連記事:電動キックボードの値段相場はどれくらい?免許不要モデルの価格も比較
スペック
電動キックボードは、製品によって重量や最大走行距離といったスペックが異なります。使っているときに不便を感じないように、購入前に電動キックボードの用途を想定して、目的に合った電動キックボードを選びましょう。
中でも、特にチェックしたいポイントは次の項目です。
- 重量
持ち運びを想定している方や、エレベーターのないマンションの上階に住んでいる方はチェックしたいポイントです。20~30kgのものを運搬する自信がない場合は軽量なモデルを検討すると良いでしょう。
- 最大荷重
耐荷重をオーバーすると故障の原因になります。自分の体重と荷物の重さに耐えられる電動キックボードを選びましょう。
- 最大走行距離
長距離走行をする方や、旅行先に持って行って長時間使用したいと考えている方は、最大走行距離が長いモデルがおすすめです。
- 充電時間
使用頻度が高いなら、満充電までに時間がかからないモデルが便利です。
- 防水機能
安全面を考えると、雨の中を電動キックボードで走行するのはおすすめできません。しかし、予想できない急な雨もあるので、頻繁に乗る方は防水機能があるモデルだと安心です。
また、取り外しできるサドルが付いていたり、ハンドルの高さ調整機能が付いていたりと、便利な機能が搭載された電動キックボードもあります。ハイスペックなモデルはその分価格が高くなる傾向がありますが、快適な走行を楽しみたい方は使用用途に合わせて必要なスペックが揃っているモデルを選びましょう。
電動キックボードの折りたたみできるおすすめモデル5選
画像出典:photo AC
電動キックボードの選び方を解説しましたが、市場では多くの製品が販売されているのでどれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
そこで、ここではコンパクトに折りたたみができる電動キックボードの中から、おすすめのモデルを5つご紹介します。価格やスペックに加えておすすめポイントも解説しますので、ぜひお求めの条件に合った1台を見つけてくださいね。
BLAZE【KICKBOARD EV】
(左:Lite / 右:Basic)
出典:BLAZE
基本情報
|
Lite |
Basic |
区分 |
特定小型原動機付自転車 |
サイズ(長さ×幅×高さ) |
1,130×590×1,420mm
|
1,170×580×1,300mm
|
折りたたみ |
可 |
重量 |
19.5kg |
24.6kg |
最大荷重 |
120kg |
最高速度 |
車道走行モード:20km/h 歩道走行モード:6km/h
|
最大走行距離 |
約30km |
約35km |
充電時間 |
約5時間 |
約3.5時間 |
防水機能 |
IP55 |
IPX4 |
価格(税込) |
98,780円 |
164,780円 |
引用:BLAZE
BLAZEのKICKBOARD EVは、特定小型原動機付自転車区分の電動キックボードです。LiteとBasicの選べる2タイプがラインナップしています。
Liteは軽量なボディとリーズナブルな価格が特徴のモデルです。また、電動キックボードとして必要十分な機能にフォーカスしてシンプルに設計されており、面倒なセッティング不要で使うことができるので、初心者でもすぐに乗ることができるでしょう。
Basicは、取り外し・高さ調節が可能なサドルが付属するほか、ハンドルにも高さ調節機能が加わります。体格や状況に応じて細かく調整することができ、より快適に走行を楽しみたい方におすすめのモデルです。
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acalie【MIRAI T/MIRAI T Lite】
※画像はMIRAI T Lite
出典:COSWHEEL JAPAN
基本情報
|
MIRAI T Lite |
MIRAI T
|
区分 |
特定小型原動機付自転車 |
原付一種 |
サイズ(長さ×幅×高さ) |
1,180×600×1,180mm (折りたたみ時1,180×600×490mm)
|
1,180×680×1,240~1,390mm
|
折りたたみ |
可 |
重量 |
約22kg |
約25kg |
最大荷重 |
120kg |
- |
最高速度 |
車道走行モード:20km/h 歩道走行モード:6km/h |
約39km/h |
最大走行距離 |
標準バッテリー:35~45km オプションの大容量バッテリー:70~90km
|
標準バッテリー:約30~40km オプションの20Ahバッテリー:約60~70km
|
充電時間 |
約3.5時間 |
防水機能 |
IP65 |
価格(税込) |
176,000円 |
引用:COSWHEEL JAPAN / COSWHEEL JAPAN
上り坂でもスイスイ走ることができるパワフルで高性能な電動キックボードをお求めなら、MIRAI Tがおすすめです。特定小型原付のMIRAI T Lite、原付一種のMIRAI Tともに強力なモーターを搭載し、電動キックボードが苦手な上り坂でも快適な走行を可能にしています。
取り外し可能なサドルや雨対策の防水機能など、日常使いに便利な機能も豊富です。別途購入できる前かごや荷台などのオプション品にも便利なものが多く、ライフスタイルに合わせて使いやすくカスタマイズすることも可能となっています。
また、どちらのモデルも6色という豊富なカラーバリエーションで、お好みのカラーを選べる点も魅力の1つです。
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SWALLOW【ZERO10X】
出典:楽天市場
基本情報
区分 |
原付二種
|
サイズ(長さ×幅×高さ) |
1,230×850※×1,400mm (※折りたたみハンドル装着時400mm) (折りたたみ時1,230×650×500mm)
|
折りたたみ |
可 |
重量 |
35kg |
最大荷重 |
120kg |
最高速度 |
50km/h
|
最大走行距離 |
デュアルモード:30km シングルモード:60km
|
充電時間 |
- |
防水機能 |
- |
価格(税込) |
289,800円 |
引用:SWALLOW
ZERO10Xは今回ご紹介する中で唯一の原付二種区分となります。日本国内で市販されている電動キックボードは、特定小型原付と原付一種区分の製品が多いので、原付二種モデルをお探しの方には必見のモデルです。
1000Wのパワフルなデュアルモーターを搭載し、加速力や登坂能力に優れています。原付一種のモーターは最大出力が600Wまでと定められているので、特定小型原付や原付一種の電動キックボードでは味わえない爽快な走行を楽しむことが可能です。
また、原付二種は交差点で二段階右折なしで右折することができるほか、30km/hの速度制限がなく車と同じようにスピードを出すことができます。普段、車やバイクに乗っている方には、公道での運転の感覚が似ているという点もおすすめのポイントです。
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FUGU INNOVATIONS JAPAN【Meister F】
出典:FUGU INNOVATIONS JAPAN
基本情報
区分 |
特定小型原動機付自転車
|
サイズ(長さ×幅×高さ) |
1,140×590×1,430mm (折りたたみ時1,230×590×500mm)
|
折りたたみ |
可 |
重量 |
約16.5kg |
最大荷重 |
約90kg |
最高速度 |
車道走行モード:19km/h 歩道走行モード:6km/h
|
最大走行距離 |
約30km |
充電時間 |
約5.5時間 |
防水機能 |
IP54 |
価格(税込) |
79,800円 |
引用:FUGU INNOVATIONS JAPAN
「電動キックボードが自分に合うかわからないから安いモデルで試してみたい」「あまり使わないかもしれないからシンプルな設計でリーズナブルな電動キックボードが欲しい」という方には、Meister Fがおすすめです。
Meister Fは、今回ご紹介する中で最もお手頃な79,800円で、抜群のコストパフォーマンスを誇ります。しかし、最大走行距離約30kmのバッテリーやIP54の防水性能をはじめ、日常的な使用には十分なスペックで、日々の移動手段としてしっかり活躍してくれる1台です。
また、見やすい液晶ディスプレイやシンプルな運転操作など、初心者でも乗りやすい設計になっています。
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KINTONE【Model One S】
出典:KINTONE
基本情報
区分 |
特定小型原動機付自転車
|
サイズ(長さ×幅×高さ) |
1,180×430×1,140mm (折りたたみ時1,180×430×490mm)
|
折りたたみ |
可 |
重量 |
約14kg |
最大荷重 |
100kg |
最高速度 |
車道走行モード:20km/h 歩道走行モード:6km/h
|
最大走行距離 |
初期搭載バッテリー:18km グレードアップバッテリー:30km
|
充電時間 |
5~6時間 |
防水機能 |
IPX3 |
価格(税込) |
99,800円 |
引用:KINTONE
Model One Sは、安定した乗り心地をリーズナブルな価格で実現した電動キックボードです。
電動キックボードとしては大型の8.5インチタイヤを採用し、段差や道路の凹凸も無理なく乗り越えて走行することができます。また、乗車中のストレスを軽減するように開発されており、ブランド名にもなっている「まるで筋斗雲(きんとうん)に乗っているかのような乗り心地」が実現されました。
また、ボディは14kgと軽量なので、折りたたんで旅行先などに持って行きたいという方にぴったりの1台です。
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折りたたみできる電動キックボードを買うなら楽天市場!
画像出典:photo AC
参考サイト
バイクについての基礎知識(参照日:2023-09-19)
http://www.tossnet.or.jp/portals/0/resouce/staticContents/public_html/u_qanda/bike01.html
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