2023-12-19
ミニクーパーはやめとけと言われる理由は?メリット・デメリットやスペックを解説!
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ミニクーパーはやめとけという話を聞いたことはありませんか?ミニクーパーはやめとけと聞くと迷ってしまいますが、すべての人におすすめできないわけではありません。本記事ではその理由を解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
「ミニクーパーはやめとけ」と聞いて、購入を迷っていませんか?BMWが展開しているブランドであるミニの車は、コンパクトな車体や独特でおしゃれなデザインで人気です。日本国内でも人気の高い輸入車として知られており、購入を考えている人も少なくないでしょう。しかし、一部の人の間で「ミニクーパーはやめとけ」と言われることがあり、迷っている方もいるのではないでしょうか?
そこで本記事では、ミニクーパーはやめとけと言われる理由について解説します。ミニクーパーはやめとけと言われる理由の中には、人によっては全く気にならないようなこともあるので、ぜひ本記事を参考に購入を検討してくださいね。
ミニクーパーはどんな車?
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ミニクーパーはやめとけと言われる理由をお伝えする前に、ミニクーパーという呼称について解説します。
「ミニクーパー」という呼称は、車名やブランド名だと思っている人が多いですが、厳密に言うとこれはいずれも正しくありません。
正確に言うと、「ミニ」はBMWが展開するブランド名で、「クーパー」はミニの車に設定されているグレードの名称の1つです。
しかし、元祖「ミニクーパー」である、クーパーと名付けられたモデルがヒットしたことにより、ミニの車の総称として「ミニクーパー」と呼ばれるようになりました。
この記事では、一般的に浸透しているように、クーパーグレードに限らずミニの車の総称として「ミニクーパー」の言葉を使用します。
ミニクーパーはやめとけと言われる理由
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インターネットの口コミなどを見ていると、一部の人の間では「ミニクーパーはやめとけ」と言われているようです。こういった意見を見ると、購入を考えている人は迷ってしまいますよね。
そこで、ここではミニクーパーはやめとけと言われる理由を詳しく解説します。ミニクーパーの購入を考えていたけど、ネガティブな意見を聞いて迷っているという方はぜひ参考にしてください。
維持費が高くなる
ミニクーパーに限った話ではありませんが、輸入車は国産車よりも維持費が高くなる傾向があります。
例えば、修理をするにしても、使用する部品には海外からの仕入れコストなどがかかるため、部品代が国産車の部品代よりも高額になるケースが多いです。また、輸入車の車検代は国産車よりも高く設定されていることが多く、車検時の負担も大きくなるでしょう。
さらに、ミニクーパーを含む多くの欧州車は使用するガソリンにハイオクが指定されています。ハイオクはレギュラーガソリンよりも高額なので、燃料代の負担も大きくなってしまうのです。
しかし、維持費は工夫次第で節約することができます。例えば、修理や車検は業者によって料金が異なるので、安いところを探せば費用を抑えることが可能です。
また、ミニクーパーは車体がコンパクトで軽量なので燃費の良いモデルも多く、ハイオクガソリンを入れなければいけないことを考えても、輸入車の中では燃料代が比較的安く済むでしょう。レギュラーガソリンを使う国産車であっても、車体が大きい車など燃費があまり良くない車種だと燃料代が高くなるので、ミニクーパーの燃料代が国産車の燃料代より高くなるとは限りません。
大型車に比べると燃料代が安く済む可能性が高いことや、修理代や車検代は工夫次第で節約が可能なことを考えると、必ずしも「ミニクーパー=維持費の負担が大きい」というわけではないと言えるでしょう。
車体価格が高い
輸入車は維持費だけでなく車両価格も国産車に比べて高い傾向があります。高級車でなくても、輸入車は輸送にコストがかかったり、為替の影響を受けたりすることなどによって、どうしても割高になってしまうのです。
2023年11月現在新車が販売されているミニクーパーで最も安い車種はミニ3ドアで、新車価格は315万円からとなっています。国産車のコンパクトカーなら、100万円台から購入できる車種があることを考えると、ミニクーパーは購入費用の負担も大きいと言えるでしょう。
しかし、ミニクーパーは国内でも人気の輸入車であり、中古車市場にもたくさんの車が出回っています。そのため、中古のミニクーパーなら安くお好みの1台を見つけられる可能性も高いです。ミニクーパーの車体価格が気になる方は、中古車も視野に入れて検討してみてはいかがでしょうか。
こちらの記事では、車を安く購入する方法を解説していますので、ぜひあわせて読んでみてくださいね。
関連記事:車を安く買う方法を徹底解説!新車や中古車の損をしない買い方とは?
運転が難しいと感じる人もいる
ミニクーパーは車体が小さいので、運転のしやすさに期待を寄せている方も多いかと思います。しかし、ミニクーパーは思っていたより運転が難しいと感じる人もいるようです。
運転のしやすさには、車体の大きさだけでなく最小回転半径も大きく影響します。最小回転半径とは、ハンドルを左右どちらかに限界まで切った状態で旋回したときに外側のタイヤの中心が描く円の半径のことです。この数値が小さいほど小回りがきいて運転しやすい車になります。
国産のコンパクトカーには最小回転半径5mを下回る車も多いですが、ミニクーパーは全長約3.8mのミニ3ドアでも5.3mなので、コンパクトカーの中で特別運転しやすい車というわけではないのです。そのため、運転が苦手でとにかく小回りのきく車をお求めの方にとってベストな車だとは言えません。
とはいえ、より車体が大きい車と比較すればミニクーパーも十分運転しやすい車です。軽自動車並みの小回りを期待しているわけでなければ、ミニクーパーも問題なく運転することができるでしょう。
維持管理に手間がかかる
一般的に、ミニクーパーに限らず輸入車は国産車よりも維持管理に手間がかかるとされています。これは、消耗品の交換や修理に使う部品の取り寄せに時間がかかったり、一部の業者では輸入車の整備が断られてしまったりすることが理由です。
しかし、ミニクーパーは輸入車の中でも特に人気が高い車なので、部品類も国内で多く流通しています。珍しい輸入車に比べると整備に必要な工具やノウハウを持っている業者も多いので、業者探しのハードルもそれほど高くありません。
国産車より修理に時間がかかったり、業者探しに手間がかかったりする可能性はありますが、他の輸入車と比較するとミニクーパーはメンテナンスしやすい車だと言えるでしょう。
ミニクーパーのメリット
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先ほど、ミニクーパーはやめとけと言われる理由を解説しましたが、ミニクーパーにもたくさんの魅力があります。
人によっては、先ほどご紹介したようなデメリットがあまり気にならず、メリットがデメリットを大きく上回ると感じる方もいるでしょう。そこで、ここではミニクーパーのメリットを解説します。
室内外のデザインがおしゃれ
おしゃれなデザインはミニクーパーの特筆すべき魅力の1つです。丸みを帯びたボディにミニクーパーの象徴とも言えるヘッドライトが特徴的な外観は、一目見てミニクーパーだと分かる個性的なデザインとなっています。
インテリアにも丸を基調としたデザインが使われ、ミニクーパーらしいおしゃれな印象です。国産車はもちろん、他の輸入車とも一味違う魅力的なデザインは、ミニクーパーでしか味わえません。
安定した走行ができる
一般的に、輸入車は国産車よりも剛性が高い車が多いです。車の剛性とは、車のボディの強度のことで、剛性が高い車の方が操作性や安定性が上がります。
剛性の高い車はスピードを出したり急ブレーキをかけたりしたときにも車体がしっかりと耐えてくれるので、安定したドライブが可能です。ミニクーパーも剛性の高さに定評があり、安定した走行を楽しめます。
カスタマイズが楽しめる
ミニクーパーは国内でも人気の高い輸入車の1つです。そのため、カスタムパーツもたくさん販売されており、自分好みのカスタマイズが堪能できます。
例えば、ミニクーパー定番のカスタマイズでは、ミラーキャップの交換やボンネットにストライプ柄を貼り付けるボンネットストライプ、専用のステッカーをルーフ全体に貼り付けるルーフステッカーなどが人気です。
内外装を自分好みのデザインにしたり、運転のしやすさや快適性を向上させたりすることができるカスタマイズをすれば、ミニクーパーでのドライブをより楽しめるでしょう。
ミニクーパーがおすすめな人
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ここまで、ミニクーパーはやめとけと言われる理由や、ミニクーパーのメリットについて解説しました。メリット・デメリットを踏まえてミニクーパーがおすすめなのは次のような人です。
- おしゃれな車が欲しい人
- カスタマイズを楽しみたい人
- 走行の安定性を重視したい人
- 軽自動車並みの維持費の安さや取り回しの良さを求めない人
- 維持管理にお金や手間を惜しまない人
ミニクーパーはやめとけと言う人もいますが、すべての人にミニクーパーがおすすめできないわけではありません。むしろ、おしゃれな車が欲しい人やカスタマイズを楽しみたい人にとって、ミニクーパーはおすすめの車です。
また、輸入車の中では比較的維持費の安さや乗りやすさにも優れているので、日本の軽自動車並みの維持費や取り回しの良さを求めるわけでなければ、十分検討の価値があると言えます。
ミニクーパーのおすすめ車種
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ミニクーパーと一口に言っても、さまざまなモデルがラインナップしているのでどれを買えばいいのか迷ってしまいますよね。そこで、ここでは2023年11月現在販売されているおすすめの5つのモデルをご紹介します。デザインやスペックを比較して、お好みの1台を見つけてくださいね。
また、ここでご紹介する車種は中古車でも購入することができます。国産のコンパクトカーと比べると車両価格が高いものが多いミニクーパーですが、中古車なら予算に合った車が見つかる可能性が高いです。新車価格が予算オーバーしているという方は、ぜひ中古車もチェックしてみてくださいね。
ミニ3ドア
引用:ミニ
基本情報
サイズ |
全長:3,865~3,880mm 全幅:1,725mm 全高:1,430mm
|
車両重量 |
1,210~1,270kg |
乗車定員 |
4人 |
駆動方式 |
前輪駆動 |
総排気量 |
1.496~1.998L |
燃費(WLTCモード) |
15.0~19.5km/L |
価格※ |
新車価格:315~516万円
|
※2023年11月現在
引用:ミニ / ミニ / 楽天Car
ミニ3ドアはミニクーパーのスタンダードなモデルです。近年、ミニクーパーにも後述の5ドアをはじめ、ドアの数が多いモデルが多数ラインナップしていますが、「ミニクーパーと言えば3ドア」というイメージがある人もいるほど、ミニ3ドアはブランドを象徴するモデルだと言えます。
ミニクーパーの中では車体価格もリーズナブルで、初期費用を抑えてミニクーパーに乗りたい人にもおすすめです。
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ミニ5ドア
引用:ミニ
基本情報
サイズ |
全長:4,025~4,040mm 全幅:1,725mm 全高:1,445mm
|
車両重量 |
1,260~1,350kg |
乗車定員 |
5人 |
駆動方式 |
前輪駆動 |
総排気量 |
1.496~1.998L |
燃費(WLTCモード) |
15.0~19.5km/L |
価格※ |
新車価格:386~459万円
|
※2023年11月現在
引用:ミニ / ミニ / 楽天Car
ミニ5ドアは前述のミニ3ドアと同じデザインで、ボディサイズとドア数が異なるモデルです。スタンダードなミニクーパーのデザインですが、大きめのボディサイズと5つのドアで使い勝手に優れています。
ボディサイズは大きくなっているものの、全幅はミニ3ドアと同じで最小回転半径もわずかな差しかないので、ミニ3ドアに比べて大幅に運転がしにくくなることはなく、日本の狭い住宅街でも乗りやすい1台です。
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ミニクロスオーバー
出典:楽天Car
基本情報
サイズ |
全長:4,315mm 全幅:1,820mm 全高:1,595mm
|
車両重量 |
1,600~1,770kg |
乗車定員 |
5人 |
駆動方式 |
前輪駆動、4輪駆動 |
総排気量 |
1.498~1.995L |
燃費(WLTCモード) |
14.8~16.9km/L |
価格※ |
新車価格:335~647万円
|
※2023年11月現在
引用:ミニ / 楽天Car
ミニクロスオーバーはミニクーパーのSUVモデルです。見た目はミニクーパーらしい個性をそのままに、SUVらしいスポーティな印象がプラスされたデザインになっています。
走行性能の面では、パワフルなMINIツインパワー・ターボ・エンジンやALL4(4輪駆動システム)など、さまざまな路面状況をタフに走り抜けられる設計で、街乗りだけでなくアウトドアシーンでも活躍するでしょう。
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ミニコンバーチブル
出典:楽天Car
基本情報
サイズ |
全長:3,865~3,880mm 全幅:1,725mm 全高:1,415mm
|
車両重量 |
1,330~1,370kg |
乗車定員 |
4人 |
駆動方式 |
前輪駆動 |
総排気量 |
1.498~1.998L |
燃費(WLTCモード) |
14.8~15.6km/L |
価格※ |
新車価格:342~568万円
|
※2023年11月現在
引用:ミニ / 楽天Car
ミニコンバーチブルは4人乗りのオープンカーです。2023年現在、現行モデルが販売されている国産のオープンカーは大変少なく、4人乗りの車種となるとさらにその数は少なくなります。輸入車を含めても、コンパクトなボディサイズで4人乗りのオープンカーは希少なので、オープンカーをお探しの方はぜひチェックしたい車種です。
コンパクトなサイズですが、ラゲッジスペースは屋根を閉じた状態なら215リッターの容量を誇り、シートアレンジ次第では長い荷物も積み込めるなど、かっこよさと実用性を兼ね備えています。
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ミニクラブマン
出典:楽天Car
基本情報
サイズ |
全長:4,275mm 全幅:1,800mm 全高:1,470mm
|
車両重量 |
1,430~1,550kg |
乗車定員 |
5人 |
駆動方式 |
前輪駆動、4輪駆動 |
総排気量 |
1.498~1.998L |
燃費(WLTCモード) |
13.2~17.4km/L |
価格※ |
新車価格:290~607万円
|
※2023年11月現在
引用:ミニ / 楽天Car
ミニクラブマンは、実用性の高さが魅力の車種です。ミニクーパーの中では比較的大きなボディサイズや快適な5人乗りシート、乗り降りのしやすい設計で、子供や高齢者も乗りやすい1台になっています。
また、特徴的な観音開きのバックドアは、現行モデルでセンサーによる自動開閉機能が追加されてより使いやすくなりました。ミニクーパーのおしゃれな印象はそのままに、使い勝手の良さでファミリー層にもおすすめです。
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ミニクーパーを購入するなら楽天Carがおすすめ!
画像出典:photo AC
この記事では、ミニクーパーはやめとけと言われる理由について解説しました。維持費や車両価格が高いといった輸入車ならではのデメリットもありますが、独特でおしゃれなデザインなどミニクーパーでしか堪能できない魅力もあります。
車両価格の高さをネックに感じている方もいるかもしれませんが、中古車を選ぶことで安く購入することも可能なので、初期費用を抑えてミニクーパーを購入したい方は、中古車の購入を検討してみてはいかがでしょうか?
中古のミニクーパーを安心して購入したいなら、楽天の中古車販売サービス「楽天Car」がおすすめです。
楽天Carでは、10万台以上の豊富な在庫の中から価格や走行距離、年式などを簡単に比較して中古車を選ぶことができます。また、保証などのアフターサービスも充実しているので、購入後も安心です。もちろん、購入金額に応じた楽天ポイントも進呈されます。
お店に行かずに車を購入したい方や、鑑定書付きの車を選びたい方はぜひ「楽天Car」を利用してみてくださいね!
楽天Car
参考サイト
MINI 3 DOOR | MINI(参照日:2023-11-29)
https://www.mini.jp/ja_JP/home/range/mini-3-door-hatch.html
MINI 5 DOOR | MINI(参照日:2023-11-29)
https://www.mini.jp/ja_JP/home/range/mini-5-door-hatch.html
MINI CROSSOVER | MINI(参照日:2023-11-29)
https://www.mini.jp/ja_JP/home/range/mini-crossover-new.html
MINI CONVERTIBLE | MINI(参照日:2023-11-29)
https://www.mini.jp/ja_JP/home/range/mini-convertible.html
MINI CLUBMAN | MINI(参照日:2023-11-29)
https://www.mini.jp/ja_JP/home/range/mini-clubman_new.html
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