2023-04-07
NDロードスターの燃費は良い?悪い?実燃費や旧型NB・NC系の燃費も紹介!
「NDロードスターの燃費は良い?悪い?」と疑問に思っていませんか?スポーツカーはかっこよくて高性能ですが、燃費の悪いイメージから敬遠している人もいるでしょう。本記事では、気になるNDロードスターの燃費を徹底解説します!
NDロードスターの燃費が知りたいとお考えではありませんか?マツダのスポーツカーであるロードスターは、1989年から販売されるロングセラー車種です。初代のNAから、NB、NCを経て2023年2月現在は4代目となるNDが販売されています。
本格的な走行性能やスポーツカーらしいスタイリッシュなデザイン、比較的安い価格などに魅力を感じて購入を検討されている方も多いのではないでしょうか?しかし、日常的に使用する車なら、燃費性能の高さも重要ですよね。
そこで本記事では、NDロードスターの燃費について解説します。カタログ燃費や実燃費の情報はもちろん、NA、NB、NCの旧型ロードスターとの燃費比較も交えてお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
NDロードスターの基本情報
出典:楽天Car
NDロードスターの基本情報
サイズ |
全長:3,915mm 全幅:1,735mm 全高:1,235mm |
車両重量 |
990~1,060kg |
乗車定員 |
2人 |
駆動方式 |
2WD(FR) |
総排気量 |
1.496L |
引用:マツダ
ロードスターは、スポーツカーの中でも「ライトウェイトスポーツカー」というカテゴリに分類されます。ライトウェイトスポーツカーとは、名前の通り軽量なスポーツカーのことです。明確な定義はありませんが、一般的にはスポーツカーとして設計されている車の内、車両重量が1,000kg程度またはそれ以下の車のことを指します。車体が軽いライトウェイトスポーツカーは、コーナリングや加速・減速時に車が制御しやすくなることなどがメリットです。
車種の特徴としては、2ドアのオープンスポーツカーであるという点が挙げられます。スポーツカーには明確な定義がないものの、やはり2ドアで車高が低いクーペタイプの車をイメージするという方が多いでしょう。ロードスターはいかにもスポーツカーといった美しいシルエットで、走行性能だけでなく見た目のかっこよさも魅力です。
ロードスターは1989年から販売されていますが、2023年2月現在までに3回のフルモデルチェンジが実施されました。それぞれのモデルにはアルファベットのNから始まる名前が付けられており、初代から順にNA(1989年モデル)、NB(1998年モデル)、NC(2005年モデル)、ND(2015年モデル)と呼ばれます。
現行モデルであるNDロードスターは、旋回時の安定性を高める「キネマティック・ポスチャー・コントロール」が新しく採用されている(2021年以降)ほか、FR車専用設計の1.5Lエンジンが搭載されるなど、スポーツカーらしい軽快な走りが楽しめるモデルです。
また、前方の歩行者や車を検知するアドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポートや、後退時に障害物を検知するスマート・シティ・ブレーキ・サポートなどの運転支援機能が全車に標準装備され、先進の技術により安全性も大幅に向上しています。
ロードスターのカタログはこちら
販売中のロードスターの中古車価格を見てみる
NDロードスターのカタログ燃費一覧
画像出典:photo AC
ここでは、NDロードスターのカタログ燃費を見ていきましょう。まず、NDロードスターには2023年2月現在次のグレードが展開されています。
NDロードスターのグレード(2023年2月時点)
|
トランスミッション |
S |
6MT |
S Special Package |
6MT / 6EC-AT |
S Leather Package |
6MT / 6EC-AT |
S Leather Package White Selection |
6MT / 6EC-AT |
RS |
6MT |
990S(特別仕様車) |
6MT |
Brown Top(特別仕様車) |
6MT / 6EC-AT |
NDロードスターには、6MT(6速マニュアル)と6EC-AT(電子制御6速オートマチック)の2つのトランスミッション形式がありますが、一部のグレード(S、RS、990S)では6MTのみです。NDロードスターでは、グレードによる燃費性能の違いはなく、トランスミッション形式によって差があるので、トランスミッション形式ごとの燃費性能をご覧ください。
NDロードスターの燃費(km/L)
|
6MT車 |
6EC-AT車 |
WLTC |
16.8 |
17.2 |
WLTC/市街地 |
12.0 |
12.7 |
WLTC/郊外 |
17.7 |
17.9 |
WLTC/高速道路 |
19.5 |
19.7 |
引用:マツダ
WLTCモードの燃費は、6MT車で16.8km/L、6EC-AT車で17.2km/Lとなっています。大きな差ではありませんが、オートマ車の方がより低燃費です。
近年、燃費の良い車種が増え、燃費ランキングで上位に入る車はどれもWLTCモードで20km/L台後半以上の燃費性能を誇ります。そのため、NDロードスターの16.8~17.2km/Lはあまり燃費が良いように感じないかもしれませんが、スポーツカーは燃費性能よりも走りの性能に重きを置いている車です。
スポーツカーでは燃費性能が10km/L台前半の車種も珍しくないため、ライトウェイトスポーツカーであるNDロードスターの燃費性能は、スポーツカーの中では非常に優れていると言えます。
NDロードスターの実燃費と燃料費
画像出典:photo AC
先ほどNDロードスターのカタログ燃費をご紹介しましたが、カタログ燃費の数値はあくまでも一定の条件の下で測定された結果です。燃費は積載量や道路状況、運転の仕方などに影響されるので、実際の燃費がカタログ燃費と大きく異なっているということは珍しくありません。
そこで、ここではNDロードスターのユーザーが計測した数値から、実燃費の目安をご紹介します。
NDロードスターの実燃費の目安
6MT車 |
13.60~17.60km/L |
6EC-AT車 |
13.13~17.13km/L |
参考:e燃費
ここから、NDロードスターで1,000km走行したときのガソリン代をシミュレーションしてみましょう。
NDロードスターのガソリン代の目安
|
6MT車 |
6EC-AT車 |
実燃費の目安 |
13.60~17.60km/L |
13.13~17.13km/L |
ガソリン単価※1 |
168.1円/L |
ガソリン代(1,000km走行時)※2 |
9,551~12,360円 |
9,813~12,803円 |
※1 2023年1月30日時点の小売価格調査結果
※2 小数点以下四捨五入
参考:経済産業省 資源エネルギー庁
NDロードスターでは、マニュアル車でもオートマ車でもカタログ燃費に大きな差はありませんでした。
ただし、実際の使用状況によって実燃費は変動します。例えば、同じNDロードスターのマニュアル車で走行しても、燃費13.60km/Lのときは1,000km走行時のガソリン代が12,360円になる計算ですが、燃費17.60km/Lのときは9,551円になる計算です。
NDロードスターはスポーツカーの中では低燃費な車種ですが、使い方によって実燃費は大きく変わるので、燃費を重視したい方は購入後の使い方にも注意しましょう。
旧型ロードスターの燃費
画像出典:photo AC
この記事では、NDロードスターの燃費性能について解説しましたが、旧型であるNA、NB、NCロードスターの燃費も気になりますよね。ここでは、ロードスター各モデルの燃費性能を比較してみましょう。
歴代ロードスターの燃費一覧(km/L)
|
ND |
NC |
NB |
NA |
WLTC |
16.8~17.2 |
- |
- |
- |
JC08 |
17.2~18.6 |
11.2~12.6 |
- |
- |
10・15 |
- |
11.8~13.4 |
11.4~14.8 |
10.2~13.2 |
参考:楽天Car / e燃費
まず、注意しなければならないのは、カタログ燃費の測定方法は変化しているという点です。
1991年からは10・15モード、2011年からはJC08モード、そして2017年からはWLTCモードという燃費表示が使われています。実際の走行状況に近い数値が測定できるよう、技術の進歩と共に新たな測定方法が採用されてきました。
そのため、実際に公道を走行したときの燃費に近いのはWLTCモード→JC08モード→10・15モードの順になり、同じ順でカタログ燃費の数値は低くなる傾向があります。もちろん、測定方法が異なる燃費の数値を単純比較することはできません。
NDロードスターの燃費を見ると、WLTCモードでは16.8~17.2km/Lという数値でしたが、JC08モードでは17.2~18.6km/Lです。1つ前のモデルであるNCロードスターのJC08モードの燃費は11.2~12.6km/Lなので、フルモデルチェンジによってNDロードスターでは大幅に燃費性能が向上しているということになります。
NAロードスター、NBロードスターのカタログ燃費は10・15モードなので、NDロードスターと単純に比較することはできません。しかし、10・15モードよりも実燃費に近いとされるJC08モードやWLTCモードでもNA、NBロードスターの燃費を大きく上回っていることを考えると、やはり新しい技術が注がれている現行型のNDロードスターの燃費性能の方が圧倒的に優れていることは明らかです。
NDロードスターの価格
画像出典:photo AC
NDロードスターの購入を検討されている方にとっては、燃費性能だけでなく車両価格も気になりますよね。2023年2月現在、NDロードスターの新車価格・中古車価格は次のようになっています。
NDロードスターの価格
新車価格 |
249.4~368.2万円 |
中古車価格 |
144~479万円 |
(2023年2月時点)
引用:楽天Car / 楽天Car
NDロードスターの新車価格は249.4~368.2万円です。本格的なスポーツカーは、性能の高さから車両価格が高くなる傾向があり、200万円台で購入できるNDロードスターはリーズナブルな車種として人気があります。
しかし、スポーツカー以外の車であれば、100万円台で購入できる車も珍しくないので、「もう少し安ければいいのに…」と感じてしまう方もいるのではないでしょうか?
そこで、NDロードスターを安く購入したい方は中古車も検討してみましょう。NDロードスターは、ロードスターとしては現行型の一番新しいモデルになりますが、2015年から販売されているので中古車市場にも多く流通しています。
中古車市場に多く流通しているということは、安くなっている中古車があることはもちろん、走行距離や年式、車の状態などお求めの条件に合った車を見つけられる可能性が高いということです。
しかし、中には中古車の購入に不安があるという方もいるでしょう。中古車を購入される際は、鑑定書付きの中古車を扱っていたり、保証などのアフターサービスが充実していたりする販売店を利用することで、思わぬトラブルを避けることができます。
こちらの記事では、中古車を購入するときの流れを詳しく解説していますので、中古車の購入に不安がある方はぜひ併せて読んでみてくださいね。
関連記事:中古車購入の流れ|必要書類や新車購入との違いも解説
NDロードスターの中古車を購入するなら楽天Car!
画像出典:photo AC
この記事では、NDロードスターの燃費について解説しました。NDロードスターは、ライトウェイトスポーツカーと呼ばれる軽量なスポーツカーであり、燃費性能にも優れています。「スポーツカーが欲しいけど、燃費が悪い車はちょっと…」とお悩みの方にもぴったりの車なので、ぜひこの記事を参考に購入をご検討くださいね。
しかし、車の購入は日々の買い物の中でも高額なので、費用面で負担を感じているという人も多いのではないでしょうか?
NDロードスターは比較的リーズナブルなスポーツカーですが、中古車市場にも多く流通しているので中古車も狙い目です。中古車なら新車よりも安く購入できることはもちろん、予算内でより上のグレードの車を購入できる可能性があるといったメリットもあります。
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楽天Car
参考サイト
MAZDA ROADSTER|(NDロードスター)スポーツ|マツダ(参照日:2023-02-07)
https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/
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