2022-09-21
スタッドレスタイヤが1番安い時期はいつ?お得に購入するためのコツを解説
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「スタッドレスタイヤをお得に購入したい」と考えていませんか?本記事では、スタッドレスタイヤが特に安くなる時期や、お得に購入するコツなどを解説しています。スタッドレスタイヤの購入をご検討中の方は、ぜひ参考にしてくださいね。
「スタッドレスタイヤが安い時期はいつ?」「お得に購入するためのコツは?」と疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
スタッドレスタイヤは、雪道や凍った路面を走る際に欠かせないタイヤです。サマータイヤと比較して利用頻度の低いスタッドレスタイヤですが、4本購入するとかなり高額になります。利用頻度に対して割高感を感じるタイヤなので、少しでもお得に購入したいと感じる人は多いでしょう。そんなスタッドレスタイヤを安く購入できる時期があるのをご存じですか。
本記事では、スタッドレスタイヤを特に安く購入できる時期や、お得に購入するためのコツについて詳しく解説します。スタッドレスタイヤの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
スタッドレスタイヤが安い時期は9月〜10月ごろ
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冬に需要が高まるスタッドレスタイヤですが、特に安く購入できる時期は9〜10月です。全国の平均的な冬のシーズンは11〜1月と言われており、その時期になると交換を検討し始める方も多いでしょう。しかし、夏の終わりごろにスタッドレスタイヤを購入する方が、タイヤをお得に購入できるのです。
11月からの冬シーズンに備えて、カーショップやガソリンスタンドでは、多くのドライバーがスタッドレスタイヤを購入します。お店側からするとうれしいように思えますが、タイヤの需要が高まるピーク時だけ忙しく、ほかのシーズンは暇になるのはかえって効率が悪くなってしまいます。
そこで、冬のシーズンに集中する需要を分散させるため、シーズンより前の9〜10月に「早期割引キャンペーン」「予約セール」という名目で、安くスタッドレスタイヤを販売します。冬のシーズンと同じ販売価格では「9月に購入するのはまだ早い」と思われてしまうため、通常より安い価格設定で販売しているのです。冬にスタッドレスタイヤを使用することが決まっている方は、早期割引キャンペーンを利用して購入することで、お得にタイヤを購入できるでしょう。
ただし、スタッドレスタイヤの需要が高まるシーズン前はタイヤの在庫が少なく、希望通りの商品が見つからない可能性もあります。また、製造年月日が古い商品が混ざっていることもあるため、購入前には確認が必要です。シーズンよりも前にスタッドレスタイヤを購入される方は、メリット・デメリットをよく理解したうえで検討しましょう。
11月からは需要が増えるため高くなりやすい
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反対に、冬のシーズンが始まる11月前後は、スタッドレスタイヤの価格が高くなる時期と言えます。これは11月前後からタイヤを購入したいドライバーが集中し、スタッドレスタイヤの在庫が品薄になるためです。高い価格でも購入したいニーズが高まるため、需要と供給の関係からタイヤの販売価格が高騰します。
また、多くのドライバーは雪が降り始める前にスタッドレスタイヤへの交換をしようと考えるため、10月や11月にタイヤ交換のピークが来ます。10月下旬〜11月にかけては特に混みあうため、思うように予約が入れられない可能性もあります。
加えて、予約の枠は空いているものの、スタッドレスタイヤの在庫が不足して交換できないといったケースもあります。冬のお出かけを楽しむためにも、事前予約を利用した早めの購入・交換がおすすめです。
シーズンが終わったあとの在庫処分セール品はお得じゃない?
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シーズンが終わった後のスタッドレスタイヤも、「在庫処分セール」という名目で安く販売されていますが、このタイミングで購入するのはあまりおすすめしません。シーズン後に販売されているスタッドレスタイヤは、少なくとも製造から1年が経過している状態であり、タイヤの寿命が残り少ないことが理由に挙げられます。
一般的なスタッドレスタイヤはサマータイヤより寿命が短く、製造から3〜4年が交換時期の目安とされています。
スタッドレスタイヤは雪や氷の上で路面に密着し滑らないよう、柔らかいゴムで作られているのが特徴です。スタッドレスタイヤを使用せず保管していたとしても、経年劣化でゴムが硬くなってしまうため、雪道や凍った路面で本来の力を発揮できません。
このように、シーズン後に販売されているスタッドレスタイヤは、本来必要なやわらかさを時間の経過で損なっているため、安く購入できたとしても、お得に購入できたとは言い難いでしょう。
また、シーズン後にスタッドレスタイヤを購入しても、次のシーズンまでタイヤを使用しない場合も十分に考えられます。製造から時間が経ったスタッドレスタイヤを購入し、翌シーズンまで使用しないのは、時間の経過とともにタイヤが硬くなり、タイヤの寿命が尽きていくだけなのであまりおすすめできません。購入するタイミングもしっかり見極めて購入するようにしてください。
関連記事:【基準は2つ】タイヤの交換時期と寿命の見極め方法を解説
降雪頻度が少ないならオールシーズンタイヤという選択肢も
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降雪頻度が少ない、降雪地域に住んでいないという方には、オールシーズンタイヤもおすすめです。オールシーズンタイヤは、スタッドレスタイヤとサマータイヤの中間に位置するタイヤを指し、ヨーロッパや北米でよく使われています。オールシーズンタイヤのメリット・デメリットは下記のとおりです。
メリット |
デメリット |
・乾いた路面から雪道まで走行可能 ・シーズンごとにタイヤを交換する手間がかからない ・夏用タイヤと冬用タイヤの2セットをそろえる必要がなくコスパがいい ・タイヤの置き場所を取る必要がないので省スペース |
・雪上性能はスタッドレスタイヤに劣る ・凍結した路面での走行はできない ・スポーツ走行には向いていない |
オールシーズンタイヤは、「全天候タイヤ」と言われるほど、どんな気候でも走行できるのが特徴です。
|
オールシーズンタイヤ |
スタッドレスタイヤ |
適した路面 |
・晴れて路面が乾いている ・雨で路面が濡れている ・路面に雪が積もっている |
・路面が凍結している ・路面に雪が積もっている ・路面がシャーベット状になっている |
上記のように、オールシーズンタイヤはドライ・ウェット・雪上での性能を合わせ持っているので、シーズンごとにタイヤを交換する手間がかかりません。また、夏と冬でそれぞれタイヤを用意する必要が無いため、結果的にタイヤにかかるコストが安く済みます。タイヤの置き場所も取られないので省スペースで済むのもうれしいポイントです。
反対に、オールシーズンタイヤのデメリットとして、スタッドレスタイヤと比較すると、オールシーズンタイヤの雪上性能が劣る点が挙げられます。凍結した路面や、降雪の多い路面では使用できないため、気温が低く降雪量の多い地域での使用には向いていません。また、雪上性能をもたせるために、タイヤのゴムがやわらかく作られており、コーナリングやグリップと言ったスポーツ走行にも向いていません。すべての気候にまんべんなく対応はしているものの、専門性の高い性能は備わっていないので注意が必要です。以上のことから、オールシーズンタイヤは、下記のような方におすすめです。
【オールシーズンタイヤがおすすめな人】
・シーズンごとにタイヤを交換する手間・費用を省きたい人
・タイヤの保管場所がない人
・突然の悪天候に日ごろから備えておきたい人
・降雪量の少ない地域に住んでいる人人
シーズンを選ばないオールシーズンタイヤは、タイヤを交換する手間やスタッドレスタイヤを購入する費用を削減できる魅力的なタイヤです。お住まいの地域や降雪量と照らし合わせながら、検討するようにしてください。
タイヤを安く購入したいならネット通販がおすすめ
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スタッドレスタイヤを安く購入できるタイミングを逃してしまった、出来るだけ安くスタッドレスタイヤに交換したいという人は、ネット通販でタイヤを購入するのがおすすめです。
ネット通販で販売されているタイヤは、店頭で購入するよりも安く購入できる場合が多く、品質も引けを取りません。安い価格で販売されているのにはいくつかの理由がありますが、大量に仕入れて安く売ることで利益を出している点が挙げられます。また、店舗や店員を抱えるコストがかからないため、店舗で販売しているよりも安く販売できるのです。
ただ、いくら安く購入できるからと言って、信頼できない販売元や詳細の分からない中古品を販売しているところから購入するのは、安全性の観点から見ておすすめできません。しっかりした信頼と実績のある販売元から購入するようにしましょう。
また、ネット通販でタイヤを購入した場合、自身でタイヤ交換を行う必要が出てくるので、別途交換費用がかかることを頭に入れておきましょう。カーショップやディーラーなどの店頭でタイヤを購入した場合は、安い値段でそのまま交換してもらえる場合が多いのですが、ネットでタイヤを購入して持ち込む場合は、交換費用を割高に設定している場合があります。
ホイールをそのままでタイヤのみ4本交換する場合、タイヤ代とは別にかかる交換費用の目安は下記のとおりです。
【タイヤ代とは別にかかる交換費用の目安】
|
店舗で購入したタイヤに交換 |
持ち込みタイヤに交換 |
ディーラー |
8,000~32,000円 |
12,000~48,000円 ※工賃とは別に持ち込み料金(1本あたり1,000~2,000円ほど)が必要になる場合があります。 |
タイヤ専門店 |
8,000~12,000円 |
12,000~18,000円 |
カー用品店 |
6,000~8,000円 |
8,000~14,000円 |
ガソリンスタンド |
4,000~20,000円 |
8,000~30,000円 |
タイヤ交換出張サービス |
4,000~12,000円 (+出張料金) |
6,000~18,000 (+出張料金) |
参照:楽天|タイヤ交換の値段相場はいくら?工賃を安くするお得な方法も解説
※2022年6月時点の価格
このように、タイヤの購入費用と交換費用がそれぞれかかるため、出費がきついと感じる方も多いでしょう。そのような場合は、ネット通販で購入したタイヤをそのまま取付店舗で交換してもらえるサービスの「楽天Carタイヤ交換」がおすすめです。タイヤの購入と交換がセットになっているため、タイヤの購入と交換をお得に行えます。
また、「ネットで安くタイヤを購入したいけど、タイヤを自分で取付店舗まで運ぶのは面倒」と感じる方も多いのではないでしょうか。楽天Carタイヤ交換なら、取付店舗までタイヤを直送してもらえるため、自宅でタイヤを一時的に保管したり、重いタイヤを自分で持ち運ぶといった面倒な作業がなくなります。ドライバーは購入時に予約した取付店舗に行くだけで、そのまま交換作業を受けられるので、手間や時間をとられません。
こういったサービスを利用することで、購入費用を抑えるだけでなく、手間をかけずにタイヤ交換を行うことが可能です。
タイヤをお得に購入するなら楽天Carタイヤ交換!
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本記事では、スタッドレスタイヤを特に安く購入できる時期を解説しました。スタッドレスタイヤを安く購入できるタイミングはいくつかありますが、最もおすすめなのが、冬シーズンが始まる前の9月~10月です。「早期割引キャンペーン」「予約セール」という名目でシーズン前に安売りされることが多く、お得にスタッドレスタイヤを購入できます。
反対に、あまりおすすめしない購入のタイミングはシーズンが終わった後に行われる在庫処分セールのタイミングです。シーズン後の処分品は、製造から既に1年以上経過していることが考えられるため、劣化の早いスタッドレスタイヤを購入するタイミングとしては適していません。
少しでもタイヤを安く購入したいと考える方は、ネット通販でタイヤを購入しましょう。店頭でタイヤを購入するよりも、安く購入できるのが魅力です。ただし、インターネットで購入したタイヤをガソリンスタンドやディーラー等に持ち込んでタイヤ交換してもらうと、割高な持ち込み料がかかる可能性があります。せっかくインターネットで安く購入出来ても、手間と費用がかかってしまい、あまりお得にはなりません。
楽天Carタイヤ交換を利用すれば、楽天市場の対象店舗でお得にタイヤを購入できるほか、取付店舗への予約が同時に行えるので、割高な持ち込み料を支払う必要もありません。どこの店舗でも定額でタイヤ交換ができるのも、うれしいポイントです。そのほかにも多くのメリットがあり、お得にタイヤを購入・交換できます。
【楽天Carタイヤ交換のメリット】
・実店舗よりも安い価格でタイヤを購入できる
・工賃が一律の料金設定で分かりやすい
・購入したタイヤを取付店舗へ直送してくれる
・購入金額に応じて楽天ポイントが獲得できる
ぜひ一度「楽天Carタイヤ交換」をチェックしてみてください。
参考サイト
楽天Carマガジン|【基準は2つ】タイヤの交換時期と寿命の見極め方法を解説(参照日:2022−06−17)
https://car.rakuten.co.jp/magazine/articles/2021/tireexchange04/
楽天Carマガジン|タイヤ交換の値段相場はいくら?工賃を安くするお得な方法も解説 (参照日:2022−06−17)
https://car.rakuten.co.jp/magazine/articles/2020/tireexchange02/
タイヤ流通センター|スタッドレスタイヤの寿命は約4年!?夏に使用すると危ない理由や交換時期についてご紹介(参照日:2022−06−17)
https://www.tokyo-tire.com/column/studlesstire_replacement/
タイヤ・ホイール買取専門店|スタッドレスタイヤのベストな交換時期はいつか?なぜスタッドレスタイヤに交換する必要があるか紹介します(参照日:2022−06−17)
https://azallcompany.com/trade/190901/
タイヤ館|オールシーズンタイヤがオススメ!(参照日:2022−06−17)
https://www.taiyakan.co.jp/service/tire/all_season/
GOELIFE|ネットのタイヤが安い理由と知っておくべきデメリット(参照日:2022−06−17)
https://goe-life.com/kuruma/net-tire/
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