2022-01-18
タイヤとホイールの交換費用は? 交換費用の内訳や自分で交換する方法を解説
画像出典:photo AC
タイヤとホイールの交換についてお悩みではありませんか?
本記事ではタイヤとホイールの交換費用とその内訳について解説しています。タイヤとホイール交換の際にぜひ参考にしてみてくださいね。
タイヤとホイールの交換について以下のようなことにお悩みではありませんか?
- ホイール付きのスタッドレスタイヤを自分で交換したいが方法がわからない
- 業者にタイヤ交換を依頼した場合の費用相場どれくらいなのか知りたい
タイヤのみ交換の場合と、タイヤとホイール両方を交換する場合とでは、工程が異なるため工賃も異なります。
本記事ではタイヤとホイールの交換工程や費用について詳しく解説します。
タイヤとホイール交換の際にぜひ参考にしてみてくださいね。
タイヤ交換の内訳と流れ
画像出典:photo AC
タイヤ交換費用のメニューの中に、「脱着」と「組み換え」などの言葉を見たことはありませんか?
これらが何を指しているかわからず、タイヤ交換のためにどのような工程が必要で、費用はどれくらいかかるのか把握できないという方も多いのではないでしょうか。
タイヤ交換は状況によって必要な工程が変わり、工程数に応じて工賃が決まるため、ある程度、工程を理解しておけばタイヤ交換がしやすくなります。
この章では、タイヤ交換工程の内訳についておさらいしていきましょう。
脱着と組み換え
タイヤ交換の中で「脱着」と「組み換え」は基礎的な工程です。
業者によっては、タイヤ交換=「脱着」+「組み換え」の表記になっているところもあります。
この2つが理解できれば、基本的なタイヤ交換の内容や費用を理解できるようになるので、ぜひこの機会に覚えてみてくださいね。
「脱着」と「組み換え」の意味は以下の通りです。
脱着 |
車からタイヤを取り外し、取り付ける工程 |
組み換え(履き替え) |
ホイールからタイヤを取り外し、取り付ける工程 |
例えば、タイヤのみを購入し、ホイールは交換せずにタイヤだけを交換したい場合、以下のような手順が必要となります。
【タイヤのみを交換する場合の手順】
- 車からタイヤを外す(脱着)
- ホイールからタイヤを取り外す(組み換え)
- ホイールに新しいタイヤを取り付ける(組み換え)
- 車にタイヤを取り付ける(脱着)
- バランス調整をする
タイヤのみを交換する場合は、脱着と組み換えの両方の工程が必須となります。その上、組み換えを行った場合は、バランス調整などを行う必要があります。
そのため、業者にタイヤのみの交換をお願いした際には、脱着、組み換え、バランス調整を合わせた工賃がタイヤ交換費用になります。
次に、ホイールとタイヤの両方をセットで購入し交換をする場合の手順を見てみましょう。
【ホイールとタイヤの両方を交換する場合の手順】
- 車からタイヤを外す(脱着)
- 車に新しいタイヤとホイールを取り付ける(脱着)
ホイールとタイヤの両方をセットで購入した場合など、タイヤにホイールがすでに取り付けられた状態のものと交換する場合は、上記のような手順になります。
この場合、脱着のみの工賃がタイヤ交換費用となります。
タイヤのみの交換をする場合よりも、手順が少ないためもちろん工賃も安くなります。
タイヤ交換に付随する工程
「脱着」と「組み換え」はタイヤ交換の基礎的な工程と解説しましたが、状況によってはそれ以外の工程も必要となることもあります。
それぞれがどのような工程で、いつ必要となるか知っておくようにしましょう。
タイヤ交換に付随する工程は以下の通りです。
ホイールバランスの調整 |
組み換えを行った際に必要な工程。
ホイールバランスの歪みを調整する作業のこと。
バランスが取れていないと、走行中に車が振動しやすくなるなど、安全性や快適性に大きく影響が出るためホイールにタイヤを取り付けた際に必要となります。
|
タイヤの廃棄 |
不要になったタイヤを引き取ってもらうサービス。 タイヤは基本的に家庭ゴミとして処理できないため、廃棄をする際は業者に依頼する必要があります。 |
タイヤローテーション |
タイヤの位置を交換する工程。 走行距離5000㎞ごとを目安に行うことで、タイヤの偏摩耗を防ぐことができます。 |
エアバルブ交換 |
ホイールについている空気穴の部品(エアバルブ)を交換する工程。2〜3年程度で劣化するため、タイヤ交換時に一緒に交換するのが一般的です。購入したタイヤを業者に持ち込んで、交換する場合に必要となることが多いです。 |
これらの工程は、状況によって1つも必要ない場合もあれば、全て必要になる場合もあります。もし、タイヤ交換時の費用を事前に把握したいのであれば、どの工程が必要になるのか確認しておくようにしましょう。予想外の金額になってしまう状況を避けることができます。
タイヤとホイールを自分で交換する方法
画像出典:photo AC
ホイールとタイヤをセットで購入した場合や、ホイール付きのスタッドレスタイヤを交換する場合などは、脱着の工程のみとなります。タイヤ交換のそのほかの工程と比べて比較的簡単な作業なので、自分で交換したいという人もいるかもしれません。
そこで、この章ではタイヤとホイールの選び方と交換手順について解説していきます。
タイヤとホイールの選び方
新しくタイヤとホイールを新調する場合、気をつけなくてはならないのはタイヤとホイールのサイズを合わせるという点です。
直接ディーラーやタイヤ専門店などに車を持ち込めば、プロに依頼して合うタイヤやホイールを選んでもらうこともできますが、インターネットなどで購入する場合は、タイヤやホイールのサイズを自身で確認して購入する必要があります。
タイヤやホイールのサイズと言うと、一見難しいように思えますが、車に装備中のタイヤやホイールを確認すれば簡単に確認することができます。
タイヤとホイールのサイズ表記の一例は以下の通りです。
【タイヤのサイズ表記例】
165/70 /R14
(タイヤ幅/扁平率 /ラジアルとリム径)
【ホイールサイズ表記例】
5.50/-14 4H/100
(リム幅/リム径 ボルト穴数/P.C.D)
タイヤとホイールを購入する場合は最低限、上記のサイズを把握しておくとスムーズです。
また、インターネットで購入したいけどサイズ選びに自信がないという方の場合でも、最近では購入時のサポートやサービスが充実した店舗などもありますので、そちらを利用するのもおすすめです。
脱着の交換手順
ホイール付きタイヤへの交換は、脱着の工程のみになりますのでタイヤ交換の中では比較的難易度の低い作業になります。
脱着に必要な工具や手順は以下の通りです。
【脱着に必要な工具】
【脱着の手順】
- サイドブレーキをかけ、交換するタイヤの対角線のタイヤに輪止めをつける
- ホイールキャップがあればレンチなどで外し、ホイールナットを緩める
- ジャッキを使ってタイヤが路面から離れるまで持ち上げる
- ホイールナットを全て取り外し、タイヤを外す
- ホイール付きタイヤを取り付ける
- 上、下、左、右の順でタイヤのガタつきがなくなるまで2〜3回に分けてホイールナットを仮締めする
- 車体をおろし、トルクレンチを使用してホイールナットを十分に締める
慣れてしまえば、難しい作業ではありませんが、初心者が行う場合は交換場所の確保や工具などを用意する必要がありますし、4本のタイヤ全てを交換するのに数時間かかってしまうこともあります。
また、タイヤ交換は一歩間違えると、大きな事故などにも繋がり兼ねませんので、正しい知識と手順でタイヤ交換を行うことが難しい場合は、タイヤ交換はプロにお願いするようにしましょう。
タイヤとホイールの交換を業者に依頼する方法
画像出典:photo AC
タイヤとホイールの交換が自分で難しいと判断した場合、タイヤ交換を行ってくれるプロにお願いすることになります。
こちらの章ではタイヤとホイールを業者にお願いした場合の工賃や、事前に知っておきたい注意点について解説していきます。
タイヤとホイールの交換工賃
タイヤとホイールの交換工賃は、依頼する業者によって様々です。
ホイール付きタイヤの交換工賃の相場は以下の通りです。
脱着のみ・タイヤ4本を交換した場合の工賃相場
ディーラー |
6,000~8,800円 |
タイヤ専門店 |
4,000~6,000円 |
カー用品店 |
4,000~6,000円 |
ガソリンスタンド |
2,000~6,000円 |
※2021年12月現在の価格相場
タイヤのみの交換と比べて、ホイール付きタイヤの交換は組み替えの作業がないため、半分もしくは3分の2程度の費用ですむことが多いです。
しかし、この金額はそれぞれの業者でタイヤとホイールを新たに購入したことが前提であることに注意が必要です。
インターネットなどで購入したタイヤを持ち込むと、上記の費用よりも工賃は割高になってしまうことがほとんどです。持ち込みタイヤの工賃相場については次項でご紹介します。
また、それぞれの業者の特徴などを具体的に知りたいという方は、以下の記事でご紹介していますので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。
関連記事:タイヤ交換の値段相場はいくら?工賃を安くするお得な方法も解説
持ち込みタイヤの交換工賃
前項でも触れた通り、業者にタイヤ交換を依頼する際に、注意しなければならないのは、タイヤとホイールを持ち込んだ場合は、持ち込み料金が別途かかってしまうという点です。
ホイール付きタイヤの工賃相場は以下の通りです。
脱着のみ・持ち込みでタイヤ4本を交換した場合の工賃相場
ディーラー |
9,000~13,200円 |
タイヤ専門店 |
6,000~12,000円 |
カー用品店 |
4,000~12,000円 |
ガソリンスタンド |
4,000~8,000円 |
※2021年12月現在の価格相場
基本的に業者は、新しくタイヤを購入してくれた人に対して、サービスとしてタイヤ交換を安く請け負っているところが多く、他店などで購入したタイヤの持ち込みの場合は1.5〜2倍程度の工賃が割増になってしまうことがほとんどです。
もし、持ち込みでタイヤ交換を検討しているのであれば、必ず持ち込みの場合のタイヤ交換工賃をチェックするようにしましょう。
持ち込みタイヤの交換工賃をお得にするには?
画像出典:photo AC
最近では、インターネットで安くタイヤを購入できるようになりましたが、購入したものを業者に持ち込み、交換を依頼した場合は工賃が割高になってしまいます。
これでは、「インターネットでの購入は諦めて、実店舗でタイヤとホイールを購入してタイヤ交換をお願いした方がいいのかな?」と感じてしまう人も多いのではないのでしょうか。
実は、インターネットでタイヤとホイールを購入しても、お得にタイヤ交換をしてもらえる方法があります。
それはタイヤ購入と交換をセットで提供する楽天Carタイヤ交換のサービスです。
楽天Carタイヤ交換の手順は以下の通りです。
1. 楽天市場で楽天Carタイヤ交換に対応している店舗でタイヤとホイールを選ぶ
2. タイヤ・ホイールとタイヤ交換チケットを購入する
3. 交換の日程を予約する
4.予約日までに取付店にタイヤ・ホイールが届く
タイヤとホイールを購入した時に、タイヤ交換チケットも一緒に購入するだけで簡単にタイヤ交換の予約をすることができます。
特に、タイヤ交換が難しい方や、豊富な種類からお得なタイヤやホイールを選びたいという方にはおすすめです。
タイヤとホイールを購入するなら楽天Carタイヤ交換がおすすめ!
画像出典:photo AC
本記事では、タイヤとホイールの交換方法についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
楽天Carタイヤ交換ならタイヤ交換料金が全国一律なので安心してお願いできます!
タイヤ・ホイールを4本セットで購入した場合の交換工賃
12〜18インチ |
4,840円(税込み) |
19〜22インチ |
6,600円(税込み) |
※2021年12月現在の価格相場
※ゴムバルブの交換、タイヤの破棄は別途料金
また、ホイール付きタイヤの交換だけでなく、タイヤのみの交換にも対応していますし、本数も1本から交換を承っています。
「楽天Carタイヤ交換」で交換するメリットは以下の通りです。
- 豊富な種類のタイヤ・ホイールが探せる
- 実店舗よりも安くタイヤ・ホイールが購入できる
- 購入と交換の予約がまとめて簡単にできる
- 購入したタイヤは実店舗に送られるため自分で運搬する必要がない
- 楽天ポイントが貯まる
- キャンペーン期間にはエントリーで楽天ポイントが数倍貯まる
- タイヤ交換工賃は全国一律料金
ぜひ一度、楽天Carタイヤ交換をチェックしてみてくださいね。
楽天Carタイヤ交換
参考サイト
タイヤ交換の方法(参照日:2021-12-19)
https://tire.bridgestone.co.jp/about/tire-size/tireexchange/
パンクしたときのタイヤの交換方法は?(応急用タイヤへの交換)(参照日:2021-12-19)
https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-trouble/subcategory-support/faq269
楽天Carマガジンは、楽天Carが運営するウェブマガジンです。クルマの維持費をお得にする様々なコンテンツをお届けします!
この記事をシェアする!
あなたにおすすめの記事