2023-03-16
軽自動車のタイヤサイズ一覧|注意点やインチアップの方法についても解説
画像出典:photoAC
「軽自動車のタイヤサイズってどのくらい?」と考えていませんか?
本記事では、軽自動車のタイヤサイズの目安や、タイヤサイズの調べ方、インチアップの方法などを解説しています。タイヤの購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてくださいね。
「軽自動車のタイヤサイズってどのくらい?」「タイヤサイズの調べ方は?」と疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
軽自動車用のタイヤは、普通車用のタイヤと比べて一回り小さいのが特徴です。タイヤサイズは車種によって異なり、同じ車種でも年式やグレードによってタイヤサイズが変わってきます。
本記事では、軽自動車のタイヤサイズの目安や、タイヤサイズの調べ方、インチアップの方法について詳しく解説します。タイヤの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
軽自動車のタイヤサイズはほぼ3パターン
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軽自動車の種類は何十種類もあるのに対して、標準装備されているタイヤの種類は少なく、ほぼ3パターンしかありません。ほとんどの軽自動車が下記のサイズのタイヤを使用しています。
- 13インチ(145/80R13)
- 14インチ(155/65R14)
- 15インチ(165/55R15)
実際は、15インチ以上のタイヤサイズも存在しますが、13〜15インチ以外のサイズのタイヤが標準装備されている軽自動車はごく一部。普通自動車と比較して、軽自動車に使用されるタイヤは少ないのが特徴です。国内で販売されている軽自動車の人気ランキング上位の車のほとんどが上記の3パターンのタイヤサイズを使用しています。
ですが、ハスラーは165/60R15、エブリーは145/80R12など、中には特殊なサイズのタイヤを装備している軽自動車も存在します。
また、タイヤに「軽自動車用」と記載されたタイヤも多少存在しますが、記載のないタイヤも多く、一目で軽自動車用のタイヤと分かりにくい場合も多いです。なので、タイヤの購入を検討している場合は必ずタイヤサイズを確認しましょう。
次項でタイヤサイズの確認の仕方を解説しますので、自分のタイヤと照らし合わせながらチェックしてみてください。
タイヤサイズの確認方法
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「タイヤのサイズ表記は数字とアルファベットばかりで分からない」という方のために、タイヤサイズの確認方法を解説します。サイズの確認方法は下記の手順で調べられるので、それぞれ参考にしてください。
● 標準装備のタイヤを見て確認する
● タイヤの空気圧ラベルを確認する
● 車の取扱説明書を確認する
● タイヤメーカーのHPで調べる
それでは、1つずつ解説していきます。
標準装備のタイヤを見て確認する
自分の目でタイヤサイズを確認する場合、まず購入時に標準装備されているタイヤサイズを見てみましょう。タイヤのサイズは数字とアルファベットで表記され、タイヤの側面に印字されています。
タイヤサイズ13インチ(145/80R13)を例に見てみます。
- 145(mm)…タイヤ幅
- 80(%)…扁平率
- R…ラジアル構造
- 13(インチ)…タイヤの内径
画像出典:BREDGESTONE
タイヤサイズの145というのは、タイヤの幅(断面幅)を指します。この場合、タイヤの幅は145mmになります。そして、80というのは扁平率を指し、タイヤの幅に対して80%の断面高さ(H)という意味です。扁平率が大きい数字になるほどタイヤの直径は大きくなり、逆に小さい数字になるほど、タイヤの直径は小さくなります。
そして、最後の15はタイヤ内径(リム径)のインチ数を表しています。1インチ=25.4mmなので、13インチは330.2㎜という計算になり、インチ数からタイヤ内径を割り出すことが可能です。
新しいタイヤを購入する際は、この標準タイヤのサイズを元にタイヤを選びます。忘れずにメモしておきましょう。
タイヤの空気圧ラベルを確認する
タイヤの空気圧ラベルは、運転席側のドアを開けた開口部に張られている場合が多いです。空気圧ラベルには、タイヤサイズとその車の適性空気圧が記載されており、点検や車検時に利用されます。
空気圧ラベルでタイヤサイズを確認する際の注意点としては、同じ車種でもグレードやバリエーションの違いによってタイヤサイズが異なるため、ラベル内に複数のタイヤサイズが記載されている可能性がある点です。
また、中古車の場合は、以前のオーナーがタイヤ交換を行い、標準タイヤが装着されていない場合もあります。そのため、タイヤに印字されているサイズと空気圧ラベルを照らし合わせながら、ダブルチェックするようにしましょう。
車の取扱説明書を確認する
車の取扱説明書で確認するのもひとつの方法です。購入時はダッシュボードの中に入っている場合が多いので確認してみましょう。取扱説明書内の目次に「メンテナンス情報」や「仕様一覧」といった項目があり、標準装備されている純正タイヤのサイズが記載されています。
ただし、こちらの確認方法も、空気ラベルで確認する方法同様に、説明書内に複数のタイヤサイズが記載されている場合があります。実際に装着しているタイヤのサイズを照らし合わせながらダブルチェックするようにしてください。
取扱説明書が見当たらない、紛失してしまった、という方は、公式サイトで閲覧・ダウンロードも可能です。
タイヤメーカーの公式サイトで調べる
タイヤメーカーの公式サイトで、車種ごとのタイヤサイズを検索できる場合もあります。自分の車のメーカー名・車種名・年式・グレード等を選択すると、該当するタイヤサイズが表示される仕組みです。こちらも、実際に装着されているタイヤと照らし合わせてダブルチェックを行うとより確実でしょう。
この方法のメリットとしては、該当するタイヤサイズの商品ラインナップも同時に知れるので、調べる手間が省けるという点です。購入したいタイヤメーカーがすでに決まっていて、サイズ確認を行いたい時に利用するのがおすすめです。
人気軽自動車のタイヤサイズ一覧表
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2022年に販売されている軽自動車の中から、特に人気のある軽自動車10種類をピックアップしました。使用しているタイヤのサイズを一覧にしているので参考にしてください。
通称名 |
15インチ |
14インチ |
13インチ |
N-BOX |
165/65R15 |
155/65R14 |
145/80R13 |
スペーシア |
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155/65R14 |
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タント |
|
155/65R14 |
|
ムーヴ |
|
155/65R14 |
|
ハスラー |
165/60R15 |
|
|
ワゴンR |
|
155/65R14 |
|
ルークス |
165/55R15 |
155/65R14 |
|
ミラ |
|
155/65R14 |
145/80R13 |
タフト |
165/65R15 |
|
|
アルト |
|
155/65R14 |
145/80R13 |
引用:一般社団法人 全国軽自動車協会連合会
主に14インチ・15インチのタイヤが多く使われており、グレードによっては13インチが使用されています。もしインチアップを試みるなら、15インチのタイヤを選択すれば失敗しませんよ。
軽自動車におすすめのサマータイヤ3選
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この章では、軽自動車におすすめのサマータイヤ3選をご紹介します。
- 【ブリヂストン】NEXTRY
- 【DUNLOP】 エナセーブ
- 【トーヨータイヤ】TRANPATH LuK
それぞれの特徴や価格をまとめたので、サマータイヤを購入する際の参考にしてください。
【ブリヂストン】NEXTRY
画像提供:楽天市場
おすすめサマータイヤの1つめは、ブリヂストンの「NEXTRY」です。
ブリヂストンが開発した「ナノプロ・テック」を採用したトレッドゴムにより、転がり抵抗を軽減しました。タイヤ重量のバランスを最適化し、低燃費性の向上に成功したタイヤです。濡れた路面でも滑りにくい「ウェット性能」と、乾いた路面をガッチリつかむ「ドライ性能」を両立しているのが特徴です。日常使いに持ってこいのタイヤですよ。
グレード |
転がり抵抗性能:A
ウェットグリップ性能:c |
性能 |
耐摩耗性能、耐偏摩耗性能、静粛性、乗り心地 |
対応車種 |
軽自動車、セダン、ミニバン、コンパクトカー |
本体サイズ |
13,14,15,16,17,18インチ |
参考価格(税込) |
1本あたり3,400円~(参照:楽天市場) 4本あたり13,600円~(参照:楽天市場)
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※2022年5月9日時点の価格、楽天市場調べ
【DUNLOP】 エナセーブ
画像提供:楽天市場
おすすめサマータイヤの2つめは、DUNLOPの「エナセーブ」です。
エナセーブは、耐摩耗性能・耐偏摩耗性能を向上させることで、タイヤを最後まで長く使うことを目的としています。タイヤのアウト側のブロック剛性を高めることで、カーブ走行や、住宅地での細かいハンドル操作によって発生する偏摩耗を抑制するのが特徴です。タイヤを最後まで長く使い続けられるので、環境やお財布にやさしいメリットがあります。
グレード |
転がり抵抗性能:AA
ウェットグリップ性能:c
|
性能 |
耐摩耗性能、耐偏摩耗性能、環境性能 |
対応車種 |
軽自動車、セダン、ミニバン、コンパクトカー |
本体サイズ |
13,14,15,16,17,18インチ |
参考価格(税込) |
1本あたり3,200円~(参照:楽天市場) 4本あたり12,800円~(参照:楽天市場)
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※2022年5月9日時点の価格、楽天市場調べ
【トーヨータイヤ】TRANPATH LuK
画像提供:楽天市場
最後におすすめするサマータイヤは、トーヨータイヤの「TRANPATH LuK」です。
TRANPATH LuKは、タイヤを構成している内部の繊維を高く巻き上げた「スーパーハイターンアップ構造」によって剛性を高めたタイヤです。タイヤと路面の接地面を大きくするワイドトレッドでタイヤの摩耗も抑制しているのが特徴。横風の影響を受けやすい、車高の高い軽自動車も、しっかりと支える安定感が魅力的なタイヤです。
グレード |
転がり抵抗性能:AA
ウェットグリップ性能:c
|
性能 |
耐摩耗性能、耐偏摩耗性能、静粛性、乗り心地 |
対応車種 |
軽自動車 |
本体サイズ |
13,14,15,16インチ |
参考価格(税込) |
1本あたり4,257円~(参照:楽天市場) 4本あたり17,028円~(参照:楽天市場)
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軽自動車におすすめのスタッドレスタイヤ3選
画像出典:photo AC
次に、軽自動車におすすめのスタッドレスタイヤ3選をご紹介します。
- 【ブリヂストン】BLIZZAK
- 【DUNLOP】WINTER MAXX 02
- 【トーヨータイヤ】OBSERVE GIZ2
それぞれの特徴や価格をまとめたので、スタッドレスタイヤを購入する際の参考にしてください。
【ブリヂストン】BLIZZAK
画像提供:楽天市場
おすすめスタッドレスタイヤの1つめは、ブリヂストンの「BLIZZAK」です。
氷上でのブレーキ性能やコーナリングに定評のあるBLIZZAKは、さまざまな冬道に効く安定感のあるタイヤです。凍った地面をしっかり掴むグリップ力の高いトレッドゴムを採用しています。タイヤのイン側とアウト側の形状に差をつける「非対象サイド形状」により、快適な乗り心地を実現したタイヤです。
性能 |
ブレーキ性能、ライフ性能、低燃費性能、静粛性 |
対応車種 |
軽自動車、セダン、スポーツ、ミニバン、コンパクトカー |
本体サイズ |
12,13,14,15,16,17,18,19,20インチ |
参考価格(税込) |
1本あたり5,270円~(参照:楽天市場) 4本あたり22,800円~(参照:楽天市場)
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【DUNLOP】WINTER MAXX 02
画像提供:楽天市場
おすすめスタッドレスタイヤの2つめは、DUNLOPの「WINTER MAXX 02」です。
WINTER MAXXのシリーズは、安定した氷上性能が長く続くことに定評がありますが、トータルバランス型という位置付けであるWINTER MAXX 02は、氷上、雪上だけでなくウェット、ドライなどの走行性能や、長持ち性能が高いレベルでバランスが取れており、様々な路面状況で使用することのできるタイヤです。
液状ファルセンゴムと高密度ゴムを採用することによって、氷上性能が長持ちし、さらにタイヤがすり減りにくくなるため、4年間氷上ブレーキ性能が持続するのが特徴です。
性能 |
耐摩耗性、静粛性、乗り心地 |
対応車種 |
軽自動車、コンパクトカー、セダン、ワゴン、ミニバン、SUV |
本体サイズ |
12,13,14,15,16,17,18,19,20インチ |
参考価格(税込) |
1本あたり2,900円~(参照:楽天市場) 4本あたり11,600円~(参照:楽天市場)
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※2022年5月9日時点の価格、楽天市場調べ
【トーヨータイヤ】OBSERVE GIZ2
画像提供:楽天市場
最後におすすめするスタッドレスタイヤは、トーヨータイヤの「OBSERVE GIZ2」です。
氷道からウェット・ドライ路面まで安定感のある操縦性を実現したOBSERVE GIZ2は、高い制動性が特徴的なスタッドレスタイヤです。タイヤの表面に「鬼クルミ殻」を配合することで、凍った路面をしっかりとらえ、ひっかきながら走行します。トーヨータイヤ独自の技術で実現した高いグリップ力が魅力的なタイヤです。
性能 |
安定性、アイス性能、ウェット性能 |
対応車種 |
すべての車種に対応可能 |
本体サイズ |
13,14,15,16,17,18インチ |
参考価格(税込) |
1本あたり4,940円~(参照:楽天市場) 4本あたり19,760円~(参照:楽天市場)
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※2022年5月9日時点の価格、楽天市場調べ
軽自動車におすすめのオールシーズンタイヤ3選
画像出典:photo AC
最後に、軽自動車におすすめのオールシーズンタイヤ3選をご紹介します。
● 【グッドイヤー】 Vector 4Seasons Hybrid
● 【DUNLOP】 オールシーズンマックス AS1
● 【センチュリー】LANDSAIL 4-SEASONS
それぞれの特徴や価格をまとめたので、オールシーズンタイヤを購入する際の参考にしてください。
【グッドイヤー】 Vector 4Seasons Hybrid
画像提供:楽天市場
おすすめオールシーズンタイヤの1つめは、グッドイヤーの「Vector 4Seasons Hybrid」です。
Vector 4Seasons Hybridは、四季を通じて安定した走行が可能なタイヤで、欧州・日本ともに冬用タイヤとして認証されています。冬タイヤ規制時でも走行可能かつ、ぬかるんだ道路での走破性も高いため、アクティブなお出かけにぴったりのタイヤです。シーズンごとにタイヤを交換するのが面倒、チェーンの装着が苦手、という方におすすめです。
性能 |
安定性、アイス性能、ウェット性能 |
対応車種 |
軽自動車、セダン、ワゴン、ミニバン、コンパクトカー |
本体サイズ |
13,14,15,16,17,18インチ |
参考価格(税込) |
1本あたり6,000円~(参照:楽天市場) 4本あたり24,000円~(参照:楽天市場)
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【DUNLOP】 オールシーズンマックス AS1
画像提供:楽天市場
おすすめオールシーズンタイヤの2つめは、DUNLOPの「オールシーズンマックス AS1」です。
オールシーズンマックス AS1は、どんな天候も気にせずお出かけ出来るようにと設計されたオールシーズンタイヤです。急な積雪や悪天候に慌てる必要が無く、タイヤ交換や保管場所のコストもかからないので、経済的にやさしいタイヤと言えるでしょう。ただ、路面凍結時のブレーキ性能はスタッドレスタイヤにやや劣るので、豪雪地帯での使用にはおすすめできません。
性能 |
アイス性能、ウェット性能、ライフ性能 |
対応車種 |
軽自動車、セダン、ミニバン、コンパクトカー、SUV |
本体サイズ |
13,14,15,16,17,18,19,20インチ |
参考価格(税込) |
1本あたり4,430円~(参照:楽天市場) 4本あたり17,720円~(参照:楽天市場)
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※2022年5月9日時点の価格、楽天市場調べ
【センチュリー】LANDSAIL 4-SEASONS
画像提供:楽天市場
最後におすすめするオールシーズンタイヤは、センチュリーの「LANDSAIL 4-SEASONS
」です。
こちらのタイヤは路面凍結時の走行性能が高いのが特徴です。国産トップブランドスタッドレスタイヤと比較して、やや制動距離は伸びるものの、コントロール性をしっかり保ったままブレーキを効かせることが可能。もともと雨の多い欧州向けに開発されたタイヤなので、ウェット性能も高く、排水性に優れているのもうれしいポイントです。悪天候の中でも安定した走行を求めている方にぴったりのタイヤですよ。
性能 |
アイス性能、ウェット性能、ライフ性能 |
対応車種 |
軽自動車、セダン、ミニバン、コンパクトカー |
本体サイズ |
13,14,15,16,17,18,19インチ |
参考価格(税込) |
1本あたり4,070円~(参照:楽天市場) 4本あたり16,280円~(参照:楽天市場)
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※2022年5月9日時点の価格、楽天市場調べ
軽自動車をインチアップする方法とは?
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「標準装備されているタイヤからインチアップしたい」と考えている方も多いでしょう。やみくもにインチアップしてしまうと、車検に通らない可能性も。インチアップの解説と、適切なサイズを紹介しますので、参考にしてください。
インチアップとは?
タイヤのインチアップとは、タイヤの外形を変えずに内径(ホイール)のみをサイズアップすることを指します。インチアップの目安は、もとの内径の1~2インチほどで、内径を大きくすることでタイヤの厚みが薄くなります。
画像出典:ブリヂストン
「何のためにインチアップするの?」と感じる方も多いでしょう。実は、タイヤをインチアップすることでさまざまなメリット・デメリットが生まれます。
メリット |
デメリット |
- スタイリッシュな見た目になる
- 運動性能がアップする
- コーナリング性能がアップする
- グリップ性能がアップする
|
- 乗り心地が悪くなる可能性がある
- ハンドルの重さやロードノイズが気になる
- 燃費が悪くなる
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インチアップを行うことで、タイヤの厚みが薄くなり、周囲と差をつけたスタイリッシュな見た目になります。また、タイヤを薄くすることでタイヤのたわみが減少し、剛性(硬さの度合い)が増します。運動性能・コーナリング性能・グリップ性能がアップするので、スポーティーかつ安全な走行を楽しみたい方におすすめです。
反対に、タイヤを薄くすることで、走行中の凸凹を拾いやすくなり、ロードノイズが増す可能性があります。また、タイヤの幅が広くなることで「転がり抵抗」が増えたり、ホイールのサイズアップで重量が増すため、燃費が悪くなるデメリットもあるので注意しましょう。
インチアップのメリット・デメリットをしっかり理解したうえでインチアップを検討してくださいね。
軽自動車に最適なインチアップのタイヤサイズ
結論からお伝えすると、インチアップに最適なサイズは、標準装備のホイールサイズ+1インチです。+2インチまでがインチアップの限界となり、これ以上のインチアップは車体にタイヤを取りつけられなくなる可能性があるため、おすすめしません。
また、インチアップを行う際は、ホイールサイズが変わっても、タイヤ全体の外径を変えないように注意しましょう。タイヤのサイズが変わってしまうと、下記のような不具合が発生する可能性が出てきます。
● 車の規格に合わなくなり、車検に通らなくなる
● タイヤの外径が変わることによって、走行距離メーターが狂う
● タイヤの負荷能力が下がってしまい破損やバーストの危険性が出てくる
また、インチアップを行った後は、空気圧が適正な値になっているか確認してもらいましょう。インチアップすることでタイヤが薄くなり、クッション性を空気で補う必要があるため、空気圧を高めに設定する必要があります。空気圧不足で走行を続けると、タイヤの破損やバーストの危険性もあるため、インチアップ直後だけでなく、定期的に空気圧をチェックしてもらいましょう。
タイヤを購入・交換するなら楽天Carタイヤ交換!
画像出典:photo AC
本記事では、軽自動車のタイヤサイズの確認方法、おすすめのタイヤや、インチアップの解説を行いました。それぞれのタイヤの特性を比較して、自分に合ったタイヤを選びましょう。
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参考サイト
BRIDGESTONE|タイヤの偏摩耗について(参照日:2022−04−18)
https://tire.bridgestone.co.jp/about/maintenance/friction/
AUTOBACS|タイヤサイズの見方・調べ方(参照日:2022−04−18)
https://www.autobacs.com/static_html/srv/tire/2031/top.html
タイヤワールド館BEST|失敗しない軽自動車のインチアップについて(参照日:2022−04−18)
https://tireworldkan.com/column/%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E8%BB%BD%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/
ファルケンタイヤ公式サイト|インチアップのメリット・乗り心地や燃費の変化(参照日:2022−04−18)
https://www.falken.co.jp/inchup/guide/attraction.html
ハンコック日本|Dynapro i*cept - Winter Tires(参照日:2022−04−18)
https://www.hankooktire.com/jp/passenger-cars/hankook-dynapro-i-cept-rw08.html
BRIDGESTONE|カタログPDFダウンロード (参照日:2022−04−18)
https://tire.bridgestone.co.jp/search/catalog/
BRIDGESTONE|NEXTRYNEXTRY(参照日:2022−04−18)
https://tire.bridgestone.co.jp/nextry/
DUNLOP|エナセーブ(参照日:2022−04−18)
https://tyre.dunlop.co.jp/enasave/
トーヨータイヤ|TRANPATH LuK
https://www.toyotires.jp/product/taluk/(参照日:2022−04−18)
BRIDGESTONE|BLIZZAK(参照日:2022−04−18)
https://tire.bridgestone.co.jp/blizzak/
HANKOOK|ダイナプロ アイセプト(参照日:2022−04−18)
https://hankooktire.com/jp/passenger-cars/hankook-dynapro-i-cept-rw08.html
TOYO TIRES|OBSERVE GIZ2(参照日:2022−04−18)
https://www.toyotires.jp/product/obgiz2/
日本グッドイヤー|ベクター フォーシーズンズ (参照日:2022−04−18)
https://www.goodyear.co.jp/products/tires/4seasons/4seasons.html
DUNLOP|オールシーズンタイヤ ALL SEASON MAXX AS1(参照日:2022−04−18)
https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/lineup/allseason/
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