2022-04-01
車のバンパーの修理費用はどれくらい?割れて交換になった場合も解説
画像出典:photoAC
バンパーに傷があると目立ってしまうため、早急に直したいという人は多いのではないでしょうか?しかし修理に出す前にある程度修理代などは把握しておきたいですよね。そこで本記事ではバンパーの修理代や適切な対処方法について解説しています。
身に覚えがないのに、気がついたらバンパー部分に傷やへこみがあったことはありませんか?バンパーは傷がつきやすい部分ですが、とても目立つ位置なので一刻も早く修理をしたいと考える人は多いのではないでしょうか。
しかし、いざ修理に出すとなると、どれくらいの費用がかかるのかとても気になりますよね。
そこで本記事では、バンパーの修理代や自分で直す方法について解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。
バンパーの場所はどこ?
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そもそも、バンパーとはどこの部分を指しているのかおさらいしていきましょう。
バンパーという名称がつく場所は、2カ所あります。
- フロントバンパー:車前方の下側。ヘッドライトよりも下の部分の事。
- リアバンパー:車後方の下側。トランクとテールランプよりも下の部分のこと。
どちらのバンパーも役割は同じで、人や車と衝突してしまった時に衝撃を和らげる役割があります。
バンパーの位置は人や壁などにぶつかる危険性が高い場所にあります。そのため、衝撃を吸収しやすい形状と素材でできており、車本体やドライバーへの衝撃を和らげるだけでなく、ぶつかってしまった車や歩行者への衝撃も最小限に抑える構造になっています。
また、衝撃を吸収しやすいバンパーの素材は、柔らかく変形しやすい樹脂素材でできていますが、樹脂素材は非常に傷つきやすいというデメリットもあります。
バンパーは修理と交換どっちになる?
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バンパーの傷やへこみの程度によって、修理で済むものと、バンパーの交換が必要な場合があります。
修理で済むものと、交換が必要になる場合の目安は以下の通りです。
バンパーの交換が必要
- 損傷の激しい傷やへこみ
- バンパーが割れてしまっている
小石などを跳ね上げてできてしまった傷や、縁石に軽く擦ってしまった場合などにできる小さな傷や、擦り傷であれば修理で済みますが、電柱や塀などの障害物に勢いよくぶつかってしまった場合などは、交換が必要になることがほとんどです。
さらに、最近増えてきた自動ブレーキや運転補助システムを搭載している先進安全技術自動車だった場合は、バンパーの内側に人や車両を検知するためのセンサーやカメラが搭載されているため、エーミング作業が必要になります。
エーミング作業とはセンサーなどを調整する作業のことで、現在この作業を行える業者はかなり限られていますので、事前によく確認することをおすすめします。
修理の場合の費用と時間
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バンパーの修理費用の相場と所要時間の目安は以下の通りです。
修理にかかる時間
- 手のひら程度の傷:〜3時間程度
- フロントバンパーのへこみ:3時間〜2日
- リアバンパーのへこみ:1日〜4日
もちろん、傷やヘこみの大きさ、範囲や場所によって金額が変わりますが、フロントバンパーよりもリアバンパーの方が費用がかかる傾向にあります。
また状態によっては交換よりも修理の方が安くなるケースもあります。
バンパーの損傷が内部にまで及んでいた場合や前述したエーミング作業が必要になる場合は、さらに時間がかかる場合があります。
交換の場合の費用と工程
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次にバンパーが交換になった場合の費用相場と所要時間の目安は以下の通りです。
修理にかかる時間
- バンパーの在庫がある:〜2時間程度
- バンパーが取り寄せになる:2日〜1週間程度
バンパーの交換費用はバンパー部品の値段によって大きく左右されます。
そのため車種によって費用に差が出ます。バンパー部品の費用だけで平均でも40,000円以上かかることがほとんどです。
さらに、外車などの場合は、海外から部品を取り寄せる必要があるため、さらに費用がかかる傾向にあります。
また、車種によって取り寄せたバンパーに色がついておらず、塗装代がかかるケースもあります。その場合は、30,000円〜50,000円程度の塗装代が加算されます。
所要時間については、バンパーの交換作業の場合だけであれば数時間で終わることがほとんどですが、塗装が必要であったり、商品の在庫がなく入荷の必要があるようであれば、作業完了まで数日必要になります。
バンパーの修理や交換はどこに依頼すればいい?
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バンパーの修理が必要になった時、行きつけの業者がないとどこに依頼すればいいのかわからないという人は多いのではないでしょうか。
「小さな傷だからできるだけ安く抑えたい」などの希望がある場合は、車の傷やへこみの状態で業者を変えた方がいいケースもあります。
この項では、傷の状態別におすすめの修理業者を解説していきます。
小さな傷やへこみなら:カー用品店・ガソリンスタンド
簡単な修理で済みそうな小さな傷やへこみなら、カー用品店やガソリンスタンドにお願いするのがおすすめです。
理由としては以下の通りです。
- 修理にかかる期間が短くすむことが多い
- ディーラーや修理工場と比べて修理費用が安く済むことが多い
さらに、カー用品店やガソリンスタンドにも、それぞれメリットとデメリットがあります。
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カー用品 |
ガソリンスタンド |
メリット |
- ・部品の在庫が多く、その場で修理してもらえることもある
- ・バンパー修理以外にも幅広く修理に対応してもらうことができる
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- ・給油のついでに気軽に修理に持ち込むことができる
- ・簡単な修理ならお得な価格で行ってもらえることがある
- ・店舗数が多い
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デメリット |
- ・ガソリンスタンドに比べると店舗がすくない
- ・交換が必要になってもある程度は対応してくれる
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- ・傷やへこみの状態によっては修理を断られることがある
- ・店舗によっては修理を行っていないところもある
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カー用品店なら、ある程度であれば交換にも対応してくれるので、修理になるか交換になるか判断がつかない傷やへこみなどの場合でも安心です。また、もし交換が必要になった場合でも、整備工場と同じように中古部品を使ってくれる業者もあるので、比較的リーズナブルに済みます。
ガソリンスタンドは、店舗数が多いため気軽に修理に持ち込めるのが魅力です。また、簡単な傷やへこみであればお得な価格で対応してもらえることが多いので、安く気軽に修理をしたいという場合におすすめです。
大きな傷やへこみでバンパーの交換が必要:整備工場・ディーラー
バンパーの交換が必要なら整備工場やディーラーにお願いするのがおすすめです。
理由としては以下の通りです。
- カー用品店やガソリンスタンドではバンパー交換ができないことがある
- バンパーだけでなく内部まで損傷していて別の修理が必要になる可能性があるため
さらに、整備工場とディーラーそれぞれのメリットとデメリットがあります。
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整備工場 |
ディーラー |
メリット |
- ・中古純正パーツを取り寄せて交換してくれる
- ・工賃がディーラーよりも安く済む
- ・部品の取り寄せができなくても、柔軟に対応してくれることがある
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- ・新品の正規品で交換してくれる
- ・専門知識が豊富でどの店舗でも修理の品質が高い
- ・エーミング作業も対応できる
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デメリット |
- ・部品の在庫が少ないため対応に時間がかかる
- ・修理工場によって対応や品質が様々
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- ・正規品での交換なので費用がかかる
- ・部品の在庫がなけれなそのまま対応を断られるケースもある
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正規部品で交換したい、先進安全技術自動車でセンサーなどのエーミング作業が必要になる場合はディーラーに修理をお願いするのがおすすめです。
また、バンパー交換を中古純正パーツで済ませたい、交換費用を抑えたい場合は修理工場にお願いするのがおすすめです。
車の傷・へこみを直すなら「楽天Carキズ修理」
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バンパーの修理について解説してきましたがいかがでしたでしょうか?
傷やへこみの状態で修理業者を変えれば、よりお得に修理をしてもらうこともできるので、車の状態を見て修理業者を選ぶようにしましょう。
小さな傷やヘこみの修理業者をお探しなら、楽天Carキズ修理がおすすめです!
自宅近くの修理業者を一括で比較することができる上に、修理箇所の写真を送ればすぐに修理費用の見積もりを送ってもらえます。
支払い金額に応じて楽天ポイントも最大5%(最大10,000ポイント)獲得できるので、とてもお得です。
ぜひ、修理を検討しているのなら楽天Carキズ修理をチェックしてみてくださいね。
参考サイト
【画像ファイルID一覧】
ASV(先進安全自動車) | 自動車総合安全情報(参考日:2022-3-6)
https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/01asv/index.html
【傷の種類別】
車のバンパーの修理期間を解説!バンパー修理期間を短くする方法も(参考日:2022-3-6)
https://www.ikeuchi-jidousha.com/column/96-2/
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