2022-03-09
中古車の選び方|初めてでも失敗しない選び方のコツを解説
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「中古車の選び方を知りたい!」と思っていませんか?年式や走行距離などいろいろな条件があるので、後悔しないためにはポイントを押さえておく必要があります。本記事では中古車の選び方を解説しますので、参考にしてくださいね。
中古車の選び方を知りたいと思っていませんか?「中古車を購入するのが初めてだから失敗しないか不安」「走行距離や年式など、どんなことを重視すればいいのかわからない」など、中古車の購入を考えているとさまざまな疑問や心配事がありますよね。中古車は走行距離や年式、車体の状態など1台1台ステータスが異なるので、新車以上に慎重に選ばなければなりません。
そこで本記事では、中古車の選び方を詳しく解説します。この記事を読めば、中古車の購入が初めてでもどんな中古車を選ぶべきかわかるようになりますので、ぜひ参考にしてくださいね。また、記事の後半では、中古車をお得に購入する方法も併せてご紹介します。
中古車を買う前に整理すること
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中古車の購入を考えたら、まずは基本的な条件を整理しておきましょう。利用人数や利用目的をきちんと想定していないと、すぐに買い替えが必要になることもあるので、まずは基本的な条件を書き出してみてください。
車は人生の中でも高額な買い物です。いくら中古車といっても数十万円はくだらないので、無理をして家計を圧迫しないように余裕を持って考えましょう。ローンを組む予定であれば、月々いくら返済していけるのか、頭金はいくら用意できるのかもイメージしてみてください。
基本的に1人で使用するのか、家族や友達とグループで使用するのかを想定します。特に、結婚や出産を控えている場合、家族構成の変化も考えておきましょう。
通勤用やレジャー用など、どのような用途で使用するかによって、購入すべき車は異なります。日々の買い物で使用するだけなら維持費の安い軽自動車、キャンプなどのレジャーで荷物をたくさん積み込むことがあるなら大きめのミニバンやSUVなど、将来的に事欠くことのないように検討しましょう。
購入時に確認すべきポイント
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では、中古車の購入にあたって必ずチェックしておきたいポイントを把握しておきましょう。まずはこれらのポイントをチェックして、不明な点があれば販売店に確認するようにしてください。
年式とは、その車が新車登録された年のことです。基本的に、年式が古いほど価格は安くなります。しかし、古くても定期的にメンテナンスを受けていた車であれば、年式以上に状態が良いこともあり、決して「年式が古い=購入すべきではない」ということではありません。次の項を参考に、中古車購入で何を重視するかを決めて検討しましょう。
その車が過去にどれだけ走行したかを示す走行距離は、年式と並んで大事なポイントです。通常、走行距離が長いほど価格が安くなります。しかし、年式同様に「走行距離が長い=購入すべきではない」ということにはなりません。こちらも、中古車購入時に重視するポイントに合わせた考え方を後述しますので参考にしてください。
修復歴がある車は安全性や走行性に問題がある可能性があります。詳しくは後述しますが、修復歴のある車はできるだけ避けることが賢明です。
カーナビやバックカメラ、ETCなど必要な装備が揃っているか確認しましょう。必要な装備に足りないものがある場合、後付けする費用も考慮して車両価格に納得できるか検討してください。
購入後に後悔しないよう、傷や汚れの有無やその程度をチェックしましょう。特にネットで中古車を購入する際は、傷や汚れの写真を誠実に公開している業者から購入することをおすすめします。
車検切れの車は、車検証の有効期間が残っている車よりも販売価格が安いです。車検切れの車を購入する場合、すぐに車検を受ける必要があることを想定しておきましょう。また、車検がついている場合には、どのくらいの期間残っているかも確認してください。
第三者機関によって車の評価がされている中古車には鑑定書が付いています。客観的に品質のチェックが行われ、認定を受けたという証明になります。より安心して中古車を購入したい人は鑑定書のある車を探してみましょう。
中古車の選び方
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中古車を購入するときに確認すべきポイントをご紹介しましたが、「具体的にはどんな中古車を選べばいいの?」と思う人もいるでしょう。そこで、ここからは中古車選びの考え方を解説します。
まず、中古車を購入するにあたって、次の2つの内どちらを優先するか考えてみましょう。
中古車とは言ってもきれいな車に乗りたい人や、安心感を重視したい人は、車の状態の良さに重きをおくべきでしょう。こういった希望のある場合、安さを重視してしまうと、長期間の使用に耐え得る状態の車ではなかったり、想像以上にメンテナンスの手間がかかったりして、将来的に後悔する可能性が高まります。
反対に、「購入後、数ヵ月や1~2年など短期間しか乗らない予定である」「車の使用頻度が少なく、長距離走行はほとんどしない」などの理由があれば、ある程度は車の状態に目をつむって価格の安さを重視しても良いでしょう。
ここからは、車の状態と価格のどちらを優先するかによって、それぞれチェックすべきポイントを解説します。
状態の良い車を選ぶ場合
状態の良い中古車を選びたいのであれば、年式は新車登録から5年以内、走行距離は50,000km以内を目安に考えましょう。
ただし、走行距離は年式に対するバランスも重要です。人によって車の使用状況は異なるので一概には言えませんが、1年あたりの走行距離は10,000kmが目安だと言われています。状態の良い車を選ぶなら、1年あたりの走行距離が8,000~10,000kmくらいの年式と走行距離のバランスが取れているものが特におすすめです。
反対に、年式に対して走行距離が極端に少ない車には注意しましょう。「走行距離は短ければ短い方が良い」と考えている人も多いですが、1年あたりの走行距離が5,000kmに満たないような車は、長期間使われていなかったり、短時間の走行にしか使われていなかったりしてエンジンに負担がかかっている可能性が考えられます。
できるだけ安く買いたい場合
できるだけ安い中古車を購入したい場合、年式が5年落ちを超えた車または走行距離50,000km以上の車が狙い目です。
中古車の価格は新車登録から3年、5年、10年を経過するごとに下がることが一般的で、5年はちょうど一段階価格が下がるタイミングにあたります。同じ車種の新車価格と比べて50%以上安い中古車を見つけられる可能性も高まるので、価格を重視したい人には魅力的でしょう。
ただし、5年以上または50,000km以上走行するまで使用されていたことを考えると、新車に近い状態の良さは期待できず、多少の傷や汚れは許容しなければならないことに注意しましょう。
価格が安すぎる車には注意
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先ほど、できるだけ価格の安い中古車を買いたいときの選び方をお伝えしましたが、いくら価格の安さを重視したい場合でも、あまりにも安すぎる中古車には注意が必要です。同じ車種かつ同じような条件の車と比べて価格が安すぎる中古車は、修復歴のある車の可能性があります。
修復歴のある車とは、交通事故や災害などで車の骨格(フレーム)が損傷し、骨格の修理や交換を行ったことのある車のことです。骨格にまでダメージを受けるほどの損傷があった場合、たとえ修理済みであっても走行性や安全性が低下している可能性があります。
近年は修理技術の向上によって、修復歴があっても問題なく使用できる車もありますが、修復歴がある車を購入するときは必ず試乗を行い、操作上の違和感や異音などがないか念入りに確認するのがおすすめです。ただし、初心者にはそのような判断をするのも難しいので、そもそも修復歴のある車を選択肢に入れないというのも一つの手です。
中古車販売店は修復歴があることを告知する義務があるため、修復歴の有無は事前に確認することが可能です。価格が安すぎる中古車を見つけてもすぐに飛びつかず、修復歴の有無を確認するようにしましょう。
中古車をお得に購入するためのコツ
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新車よりも購入コストを抑えられる中古車ですが、できることならよりお得に購入したいと思いますよね。そこで、ここでは中古車をお得に購入するためのコツを3つご紹介します。少し時期をずらすなどの工夫をするだけで、さらに安く購入できる可能性があるので、ぜひ参考にしてください。
安くなりやすい時期を狙う
中古車の価格は車のステータスだけでなく、時期的な要因によっても変化します。そこで、次に挙げる車の価格が安くなりやすい時期を狙うことで、より安く購入することが可能です。
- 決算期(3月、9月)
- 新年度開始後(4月、5月)
- 大型連休後
- ボーナス前
他の業界同様に、中古車販売業界でも3月を決算期、9月を中間決算期としている販売業者は多いです。決算期には、少しでも多く車を売ろうとする販売業者がほとんどで、「決算セール」などのキャンペーンが多数開催されます。できるだけ安く車を購入したい人は、決算期のタイミングに合わせて車の購入を検討しましょう。
また、車に限ったことではありませんが、供給と需要のバランスも商品価格に影響する要素です。供給に対して需要が低くなる時期は、価格が安くなりやすい傾向にあります。
例えば、新年度が始まる前は、就職や進学で車が必要になる人が車を求めるため、車購入の需要が高まる時期です。そのため、購入時期にこだわらないのであれば、4~5月まで待つことで需要が落ち着き、安く購入できる可能性があります。
同様に、ゴールデンウィークやお盆休みなどの大型連休前やボーナス支給後も中古車の需要が増えるので、大型連休後、ボーナス前は需要が落ち着く時期です。
安く購入したいと考えている人は、購入時期を工夫してみましょう。
モデルチェンジやマイナーチェンジ後に購入する
同じ車種であっても、車は数年ごとにモデルチェンジが行われ、どんどん進化しています。モデルチェンジは中古車価格にも影響があり、現行型の新しいモデルが中古車市場にも出回り始めると、同車種の古いモデルの中古車は価格が下がっていくのです。
また、デザインや機能が完全に一新されるフルモデルチェンジほどの価格の変化はありませんが、マイナーチェンジ後にも中古車の価格は下がる傾向があります。マイナーチェンジとは、内装や外装の一部が変更されることです。
少しでも安く中古車を購入したいのであれば、モデルチェンジが行われて価格が下がった古いモデルの中古車を狙うことも考えてみましょう。
下取りをしてくれる業者を選ぶ
中古車購入時にこれまで乗っていた車を手放すのであれば、下取りをしてくれる業者を選ぶことでお得に中古車を購入できます。
下取りとは、そのお店で新しく車を購入することを前提として、これまで乗っていた車を買い取ってもらうことです。下取り額はそのまま車の購入代金に充てられるので、車の購入にかかる経済的な負担が軽減されます。
中古車販売店の多くは下取りを行っていますが、念のために下取りをしているか確認しておきましょう。
中古車を購入するなら楽天Carがおすすめ!
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この記事では、中古車の選び方を解説しました。
中古車は、新車と違って車の状態が1台1台異なるため、新車以上にしっかりと条件を確認しながら選ばなければなりません。
しかし、反対に考えると「短期間しか乗らないから古くてもとにかく安く車を買いたい」「新車よりは費用を抑えつつ、スペックの高い車を買いたい」など、中古車ならそれぞれのニーズに合わせた車に出会えるということでもあります。選び方をしっかり押さえておけば、希望にピッタリの車を見つけられる可能性も高まるので、ぜひ本記事を参考に中古車を探してみてくださいね。
しかし、それでも「中古車の購入には何となく不安がある」という人もいるかもしれません。そこで、安心してお得に中古車を購入したい場合は、「楽天Car」がおすすめです。
「楽天Car」なら、価格や走行距離、年式などを簡単に比較でき、もちろん楽天ポイントも貯まります。お店に行かずに車を購入したい方や、鑑定書付きの車を安心して選びたい方はぜひ「楽天Car」を利用してみてくださいね!
楽天Car
参考サイト
車選びの方法とは?後悔しないために知っておきたいこと(参照日:2021-12-14)
https://car-mo.jp/mag/2019/08/16147/
中古車の値段はどうやって決まっているの?中古車の値段の決め方9つを紹介(参照日:2021-12-14)
https://magazine.kurumaerabi.com/articles/58
楽天Carマガジンは、楽天Carが運営するウェブマガジンです。クルマの維持費をお得にする様々なコンテンツをお届けします!
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