2021-05-21
【車のタイヤ交換】自分でしたらどれくらい時間がかかる?
「タイヤ交換を自分でしたら、どれくらい時間がかかるの?」と疑問に思っていませんか?プロに依頼すると数十分の作業でも、自分で行うのは大変です。作業を始める前に、自分でタイヤ交換をするときの所要時間を把握しておきましょう。
タイヤ交換にかかる時間はどのくらいかご存知でしょうか?業者に依頼するのは費用がかかるからという理由で自ら作業をしようと考えている人は、どのくらいの時間で作業を終えられるかが気になりますよね。
そこで本記事では、タイヤ交換を自分でするときの所要時間の目安や、時間を短縮する方法について解説します。自分ですると節約になるからといって、膨大な時間をかけてしまうのはもったいないので、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
自分でタイヤ交換する場合の時間目安
画像出典:photoAC
所要時間の目安を見る前に、自分でできる作業を簡単に把握しておきましょう。
タイヤ交換には、ホイールはそのままでタイヤのみ換える場合と、タイヤとホイールをセットで換える場合があります。このうち自分でできる作業は、後者のタイヤとホイールをセットで換える「タイヤの脱着」と呼ばれる作業です。
タイヤのみ購入し、ホイールはそのままにしておく場合、ホイールから古いタイヤを取り外し、新しいタイヤを取り付ける「組み換え」という作業が必要になります。車整備に精通している人の中には、組み換えも自分で行うという人もいますが、難易度が高く上級者以外にはおすすめできない作業です。
自分でできるタイヤの脱着は、業者に依頼すれば4本でも15~30分で完了する作業ですが、自分で行った場合の時間の目安は以下の通りです。
自分でタイヤ交換(タイヤの脱着)をする場合の所要時間の目安
車整備に関する知識がある程度あり、何度も作業を行っている人でも4本で1時間半くらいはかかることが一般的です。初心者や女性など力が弱い人ともなると数時間かかることが珍しくありません。
もちろん、作業途中にトラブルなどがあると作業時間が長引きますので、自分でタイヤ交換をする際は時間に余裕を持っておきましょう。
タイヤ交換の手順
画像出典:Adobe Stock
では、自分でタイヤ交換をするときの手順について見ていきましょう。まず、用意すべき道具は次の4つです。
- ジャッキ…車体を持ち上げる
- レンチ…ナットを締めたり緩めたりする
- 輪止め…作業中、万が一にでも車が動かないようにする
- トルクレンチ…ナットの締まり具合を測定する
それぞれの価格は商品によって様々ですが、全て安いもので揃えるとしても7,000~10,000円くらいはかかります。
次に、作業の大まかな流れをご覧ください。
- 安全が確保できる平らで広い場所に車を停車させ、輪止めをかける
- ホイールキャップを外す
- ホイールナットを少し緩める
- ジャッキで車体を上げる
- ホイールナットを外し、タイヤを取り外す
- 新しいタイヤを取り付けて、ホイールナットを仮締めする
- ジャッキを降ろす
- ホイールナットを完全に締める
作業中に気を付けたいことは、安全面に細心の注意を払って行うという点です。
上記の手順4番目にある通り、作業中はジャッキアップといってジャッキで車体を持ち上げています。もしも作業中にジャッキが倒れてしまうと、骨折などの怪我をするリスクはもちろん、命に関わる可能性がないとも言い切れません。また、輪止めのかけ忘れなどで車体が動き、自分以外にも近くにいる人に怪我を負わせてしまうリスクもあります。
自分で作業をする場合は必ず安全第一で作業を行いましょう。
タイヤ交換の作業手順に関しては次の記事で詳しく説明していますので、ぜひ併せてご覧ください。
関連記事:初心者でもタイヤ交換は自分でできる?交換方法などについて解説
タイヤ交換の時間を短縮する方法3つ
画像出典:Adobe Stock
所要時間の目安を見て、「思ったよりも時間がかかって大変そう」と感じた人は多いでしょう。いくら工賃を節約できるからといって何時間もかかっていては本末転倒ですよね。そこで、ここでは時間を短縮する方法を3つご紹介していきます。
1.交換するのに便利な道具の購入する
タイヤ交換に最低限必要な道具は、全て安いもので揃えると7,000~10,000円程度で購入することができると解説しました。しかし、機能性の高い道具を用意すれば、作業効率を上げて時間を短縮することができます。
ここでは、特におすすめの道具を3つ見ていきましょう。
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概要 |
価格の目安
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クロスレンチ(十字レンチ) |
両手で使用できるレンチ
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1,500~7,000円
|
インパクトレンチ |
電動式のレンチ
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7,000~30,000円 |
電動ジャッキ |
電動式のジャッキ
|
6,000~20,000円 |
まず、レンチの中でもクロスレンチと呼ばれるタイプのものは、普通のレンチよりも作業効率を上げるアイテムの1つです。一般的なレンチは片手で使用するのに対し、クロスレンチは両手で使用できることが特徴で、女性や力のない人でも力を入れやすくなります。ナットを外したり締めたりする時間を短縮できるおすすめの道具です。さらに予算を上げれば、インパクトレンチと呼ばれる電動式レンチもあり、これを利用すればさらに時間短縮となります。
また、ジャッキも電動式のものを選べば、手作業でジャッキアップするよりも短時間で車体を上げることが可能です。人力でのジャッキアップは時間がかかる上に体力も使うので、費用がかかっても電動式にする価値があるでしょう。
このように、電動式など便利なアイテムを使用することで、大幅に時間を短縮することができます。
2.数をこなす
タイヤ交換にかかる時間は慣れと経験で短縮することができます。
作業に慣れていない場合、「次の工程は?」「ジャッキはどこにかければいいの?」「ナットはどれくらい締めるの?」とその都度調べながら作業をすすめなければなりません。道具の使い方や手順を確認しながらの作業は当然作業時間を倍増させてしまうのです。
何度も作業を行ううちに、手順が頭に入り効率よく動けるようになりますので、作業時間は段々と短くなっていきます。
3.業者へ依頼する
先程簡単にご紹介した通り、タイヤの脱着は業者で依頼すると4本でもわずか15~30分で完了します。自分でやれば節約できそうだからといって、数時間もの時間と手間をかけて慣れない作業をするのは非常に大変なので、時短を優先するならプロに依頼してしまいましょう。
時間が大幅に短縮できるだけでなく、安全面でも業者に依頼するメリットは大きいと言えます。自分で作業をする場合、作業中の事故の危険は常につきまといますが、業者に依頼すると怪我やトラブルの心配は一切ありません。
また、知識が十分でない人が自分でタイヤの交換をすると、作業中だけでなく走行中の安全性にも不安があります。例えば、ナットの締め方が適切でなかった場合、走行中にタイヤが外れてしまう危険性もあるのです。
時間短縮はもちろん、安心して車を走行させるためにも、少しでも不安がある人は業者に依頼するのが賢明です。
ディーラーやタイヤ交換業者に依頼すると高い?
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「タイヤ交換を自分でしてみようと思ったけれど、難しそうだな」と感じたのであればタイヤ交換を業者に依頼することも検討してみましょう。
タイヤ交換の頻度が少ない人は、業者に依頼する方が、自分で作業をするよりもかえって安く済むつくことがあるのです。
「自信がないから業者に依頼したいけど、費用が高くなりそうで心配」と思っている人も多いでしょう。そこで、ここでは業者にタイヤ交換を依頼するときの工賃を紹介します。
業者でタイヤ交換を依頼する場合、依頼先の店舗で購入したタイヤに換えてもらう場合と、インターネットなどで購入したタイヤを持ち込んで交換してもらう場合が想定できますが、それぞれ費用が異なることが一般的です。
また、こちらでご紹介する料金は、自分でタイヤ交換をするときと同じようにタイヤとホイールをセットで換えることを想定しています。タイヤのみ換える場合、作業が増えるため料金が割り増しになるのが一般的です。
工賃の目安(4本あたり)
|
店舗で購入 |
持ち込み
|
ディーラー |
4,000~21,000円
|
6,000~32,000円
|
タイヤ専門店 |
4,000~8,000円
|
6,000~12,000円 |
カー用品店 |
2,000~6,000円
|
4,000~10,000円 |
ガソリンスタンド |
2,000~11,000円
|
4,000~20,000円 |
タイヤ交換出張サービス※ |
2,000~8,000円(+出張料金)
|
3,000~12,000(+出張料金) |
※店舗で購入…利用サービスで販売されているタイヤを購入し、利用時に持ってきてもらう
持ち込み…事前に購入しておいたタイヤへ交換してもらう場合
ディーラーは工賃が高く設定されていることも多いですが、タイヤ交換の工賃は4本でも数千円から依頼できることが多いです。自分でタイヤ交換をするための道具は、すべて安いもので揃えても7,000~10,000円、便利な道具を購入すると数万円かかることを考えると、数回のタイヤ交換なら業者に依頼しても自分で作業をするのに比べて費用が高くつくというわけではありません。
ネットでタイヤを購入して実店舗で交換してもらうサービスも!
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業者でのタイヤ交換工賃は、多くの人が思っているよりも高くないことがおわかりいただけたでしょう。しかし、それでも「もっと費用を抑える方法はないの?」「業者に依頼するのも予約などが大変そう」と思っている人が多いのではないでしょうか?
そこで、タイヤ交換をするなら、インターネットでのタイヤ購入から、実店舗でのタイヤ交換までセットで提供しているお得で便利なサービスの利用をおすすめします。
まず、費用の中で大きな割合を占めるのは、タイヤそのものを購入する商品代金です。これは、自分で作業をする場合も、プロに作業を依頼する場合も必ずかかります。
実は、インターネットでは実店舗よりもタイヤが安く販売されているのが一般的で、お店で購入すると数万円はするブランドタイヤでも1万円台から購入できることが少なくありません。そのため、インターネットでタイヤを購入すると、タイヤ交換にかかる費用の総額を大幅に抑えることができるのです。
しかし、普通にタイヤを店舗に持ち込んだ場合、持ち込み料が上乗せされて店舗で購入したタイヤを交換してもらうときの工賃よりも高くついてしまいます。そこで、インターネットでのタイヤの購入と、実店舗でのタイヤ交換がセットになっているサービスを利用することで、タイヤ交換にかかる費用を節約することができるのです。
また、近くにある業者を1つ1つインターネットで検索して、料金などを調べるのはとても手間がかかります。ご紹介したサービスなら、システム上で近くの店舗を絞りこむことができるので、予約の手間も削減できるのが魅力です。タイヤ交換をする際は、ぜひ便利なサービスを利用してみてください。
タイヤ交換なら楽天Carタイヤ交換がおすすめ!
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この記事では、タイヤの交換にかかる時間について解説しました。タイヤ交換は、十分な知識と技術があれば自分で行うことができるものですが、時間がかかる上に正しくできていなければ事故や怪我などトラブルのリスクもあります。少しでも自信がない人や手間をかけたくないという人は、業者に依頼するようにしましょう。
しかし、「やっぱり少しでも費用を抑えたい」と考えている人も多いかと思います。そこで、楽天市場で購入したタイヤを近くの提携店舗で交換してもらえる「楽天Carタイヤ交換」を利用するのがおすすめです。
「楽天Carタイヤ交換」なら、実店舗でタイヤの購入と交換をするよりもお得にタイヤ交換を依頼できる上に、購入金額に応じた楽天ポイントも付与されます。前述した通り、タイヤ・ホイールセットの交換工賃はそもそもリーズナブルなので、ポイントが進呈されることを加味すると、ほとんどの人が思っているよりも費用が安く済むのです。また、5の倍数の日には楽天カード決済でポイント5倍のキャンペーンもあり、よりお得にタイヤの購入、交換を行うことができます。
さらに、購入したタイヤが直接タイヤ交換店舗まで送られるため、自宅で一度受け取ったり、業者まで自ら運搬したりする手間もかかりません。
このように、「楽天Carタイヤ交換」なら、費用だけでなく手間や時間も節約することができ、膨大な時間と労力をかけて自分でタイヤ交換をするよりも総合的に見てコスパが良いと言えます。
タイヤ交換の際は、ぜひ「楽天Carタイヤ交換」を利用してみてくださいね。
楽天Carタイヤ交換
参考サイト
パンクしたときのタイヤの交換方法は?(応急用タイヤへの交換)(参照日:2021-04-14)
https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-trouble/subcategory-support/faq269
第3回:タイヤ交換の季節。電動工具で作業は劇的に楽になる(参照日:2021-04-14)
https://car.watch.impress.co.jp/docs/series/oku_race/1242336.html
楽天Carマガジンは、楽天Carが運営するウェブマガジンです。クルマの維持費をお得にする様々なコンテンツをお届けします!
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