2021-04-21
子連れ女性やファミリーに人気の軽自動車5選
画像出典:Adobe Stock
前回は見た目重視で選ばれがちな軽自動車のなかでも、子育て女性が軽自動車選びをする上で重視するポイントをチェックしましたが、今回はそれに沿って重視するポイントを兼ね備えた車種を5台ピックアップします。車種ごとに特徴が異なる部分も少なくないため、自身の使い方にあった1台を見つける参考にしていただければ幸いです。
1.タント
2003年に初代モデルが登場したダイハツ タントは、現在の人気車種であるスーパーハイト軽ワゴンの元祖とも言える存在です。現在販売されているモデルは2019年に登場した4世代目であり、クルマの基礎となるシャシーからエンジン、ミッションに至るまで、先代モデルから一新されたダイハツの意欲作とも言える1台に仕上がっています。
画像引用:DAIHATSU|Media Websaite
グレードはどことなく柔らかい印象を与える標準タイプと、シャープでクールな印象のカスタムに分かれ、ボディカラーもパステル調が設定される標準タイプに対し、カスタムはスポーティなツートーンカラーが用意されるといった違いがあります。
画像引用:DAIHATSU|Media Websaite
ただ、どちらのシリーズもターボと自然吸気どちらのエンジンも選べるので、走りの面では大きな違いがないという点も嬉しいポイントと言えるでしょう。
先進安全装備に関しては、標準タイプのLグレードに非装着車が用意されている以外は全グレードで標準装備となっていますが、アダプティブクルーズコントロールはターボエンジン搭載車にのみオプション設定となっている点は注意が必要です。
タントの最大の特徴は助手席側のセンターピラーをフロントドアに埋め込むことで実現したミラクルオープンドアで、助手席側開口幅は1490ミリと非常に広大。
380ミリもの助手席ロングスライドや、一部グレードに採用される540ミリの運転席ロングスライドシートを併用すれば、乗り降りから後部座席の子どもや荷物へのアクセスもラクラクです。
2.スペーシア
現在販売中のスズキ スペーシアは、スーツケースをイメージしたデザインが印象的なモデルとなっています。各メーカーからリリースされているスーパーハイト軽ワゴンの中では珍しく、全車がハイブリッドとなっている点がポイントで、燃費性能に優れているというのが最大の美点となっています。
画像引用:SUZUKI|Media Websaite
スペーシアも他のスーパーハイト軽ワゴンと同じく、標準グレードとカスタムグレードに分かれており、ファニーな印象の標準グレードに対して、カスタムは大きく迫力のあるメッキグリルを備えており、一見すると同じ車種とは思えないほどの違いが特徴と言えるでしょう。
画像引用:SUZUKI|Media Websaite
ただ、ターボエンジン搭載車はカスタムにしか設定がなく、標準グレードの見た目でターボが欲しいという人には悩ましいところかもしれません。
先進安全装備は全グレードで標準装備ですが、非装着を選択できるグレードもあるため、購入を検討している個体が装着車なのか非装着車なのかの確認はマストです。
室内スペースについては、特段飛び道具的なギミックは存在しませんが、助手席も倒して長尺物を積載したり、フルフラットにしてくつろいだりと基本的なシートアレンジは網羅しており、ほぼスクエアで大開口のリアゲートには、自転車の積み下ろしをサポートするガイドが備わっている点も嬉しいポイントと言えるでしょう。
3.N-BOX
現在、スーパーハイト軽ワゴンの中では圧倒的な販売台数を誇っているN-BOX。その実用性はもちろんのこと、軽自動車という枠を超えた質感の高さも人気の要因のひとつと言えるのではないでしょうか。スペックなどの数字では伝わらない部分ではありますが、実際に触れてみるとその良さを実感することができます。
そんなN-BOXも他のモデルと同じく標準グレードとカスタムの二本立てとなっており、飽きの来ないプレーンなデザインの標準グレードと、上級ミニバンを思わせる押し出しの強いルックスを持つカスタムといった棲み分けがなされています。
画像引用:HONDA|Media Websaite
N-BOXもどちらのグレードでもターボ、自然吸気エンジンが選択できるので、見た目の好みでチョイスできる点も人気の秘訣と言えそうです。
先進安全装備に関してはこちらも全グレードで標準装備となっていますが、前期型の一部グレードでは非装着車の設定もあったため、ベースグレードを選ぶ際は装着されているかどうかを確認しておきたいところです。
室内スペースは、ゆったりとした座り心地が魅力のフロントベンチシート仕様と、左右が独立して自由にアレンジすることができるスーパースライドシート仕様の2種類が各グレードに用意されており、ユーザーの使い方によってチョイスすることができます。
画像引用:HONDA|Media Websaite
どちらをチョイスしてもリアシートのアレンジは共通なので、フロントシートをどう使いたいかで選ぶのが良いのではないでしょうか。
4.ムーヴキャンバス
ダイハツのトールワゴンであるムーヴの派生車種として2016年に登場したのがムーヴキャンバスです。スーパーハイト軽ワゴンほどは背が高くなく、ムーヴにほど近い全高ながら使い勝手のよいスライドドアを備えたモデルで、往年のクラシックカーを思わせる塗り分けのツートーンカラーも人気となっています。
画像引用:DAIHATSU|Media Websaite
その可愛らしいキャラクターからか、カスタム的なグレードは用意されず、搭載されるエンジンも自然吸気のみとなっており、高速道路での移動が多いユーザーや山坂道の多い地域に住むユーザーにとってはやや残念な点と言えるかもしれません。
先進安全装備に関しては、デビューから2017年9月までのモデルはスマートアシストIIが、それ以降のモデルについてはスマートアシストIIIが用意されており、できれば高年式のモデルを狙いたいところです(非装着車もアリ)。
室内スペースに関しては、リアシート下部が引き出しのようになっており、直接床に置きたくないものや、シートから何かの弾みで荷物が落下するのを防ぐことができます。ただし、シートアレンジはそこまで豊富というわけでないので、実際の使用方法をしっかり検討した上で選びたいところです。
画像引用:DAIHATSU|Media Websaite
5.アルトラパン
スズキのベーシック軽であるアルトから派生したアルトラパンは、ウサギのマークが印象的な可愛らしい軽自動車に仕上がっています。3代目となる現行モデルでは、スズキ社内の女性ワーキンググループのメンバーも携わり、可愛らしさの中にも大人っぽさも備わる絶妙なデザインに仕上がっています。
画像引用:SUZUKI|Media Websaite
過去にはスポーティな「SS」や異なるフロントマスクが与えられた「ショコラ」など派生グレードも存在していたアルトラパンですが、現行型ではそういった派生グレードは存在せず、エンジンも自然吸気のみとなっています。
先進安全装備は当初から赤外線レーダーのみを用いたレーダーブレーキサポートが設定されていましたが、2019年6月の改良時に赤外線レーダーとカメラを組み合わせたデュアルセンサーブレーキサポートへと進化。2015年デビューということで安価な個体も多いですが、できれば先進安全装備が進化した以降のモデルを狙いたいところです。
室内スペースに関しては、背の高い形状の他のモデルとは異なり、リアシートを折りたたむくらいしかシートアレンジができず、大きな荷物や長尺物を積載するにはやや不向き。ただ、その分車幅感覚などは掴みやすいため、近場の運転がメインであればそこまで苦にならないかもしれません。
画像引用:SUZUKI|Media Websaite
6.軽自動車を買うなら中古車?新車?
軽自動車を購入する際は大きく分けて新車と中古車という2つの選択肢があります。新車の場合はカタログに掲載されている多くのグレードやボディカラーから自分が気に入った仕様をチョイスできるというメリットがありますが、当然ながら納車までは時間がかかり、価格も割高になってしまうというデメリットも存在します。
一方の中古車であれば、自由に仕様は選べないものの売れ筋の車種であれば、流通台数も多く、自分が求めるものと同じ仕様の中古車を見つけることも難しくありません。また、中古車は当然ながらすでに存在している個体を購入するため、早ければ1週間ほどで自分の愛車として乗り出すことも不可能ではありません。
高年式、低走行車の個体であれば、状態も新車に近いものが多く、それでいて価格は新車よりも圧倒的に安価となっていますから、軽自動車を中古車で見つけるメリットは非常に大きいと言えるでしょう。
気になる故障などについても、販売店の保証も充実していますからほとんど心配はありません。新車より安く、早く確実に手に入る中古車という選択肢は賢くスマートなものというワケなのです。
欲しいグレードは決まったけれど、もっとリーズナブルなお値段をお求めの方、納車を長く待たずにすぐ乗り始めたい方には、実は中古車もおすすめです!
中古車と聞くと不安に感じる方もいらっしゃると思いますが、むしろ以下のような魅力がたくさんあります。
【中古車の魅力】
・新車よりもリーズナブルな価格で買える
・納車をあまり長く待たずに乗れる
・販売終了した特別仕様車が買える
・0からオプションを購入しなくて良い
・自分にぴったりのお値段・状態の車両を探し出すことができる
このように中古車には独自の魅力があります。中でも人気のボディカラーは「ホワイト」と「ブラック」。車を売却される際もこの2色は安定した人気がありプラス査定になることもあるようです。
そんなお買得な中古車をお探しの際は、楽天の中古車販売サービス「楽天Car」がおすすめ。価格や走行距離、年式などを簡単に比較でき、もちろん楽天ポイントも貯まります!
お店に行かずに車を購入したい方や、鑑定書付きの車を安心して選びたい方はぜひ「楽天Car」を利用してみてくださいね!
参考サイト
SUZUKI公式HP(参照日:2021年4月19日)
https://www.suzuki.co.jp/car/
HONDA公式HP (参照日:2021年4月19日)
https://www.honda.co.jp/Nbox/
DAIHATSU公式HP (参照日:2021年4月19日)
https://www.daihatsu.co.jp/lineup/
楽天Carマガジンは、楽天Carが運営するウェブマガジンです。クルマの維持費をお得にする様々なコンテンツをお届けします!
この記事をシェアする!
あなたにおすすめの記事