2019-10-07
これで完璧!手洗い洗車のやり方・コツ・注意点を徹底解説!
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手洗い洗車をするときは、正しい方法・注意点を意識しないとボディを傷つけてしまう可能性があります。そこで今回は、自分で行う手洗い洗車と洗車機の違いやメリット・デメリット、手洗い洗車のやり方、コツ、注意点について解説します。
「愛車を綺麗に保ちたい。」
「正しい方法で手洗い洗車を行いたいが、方法がわからない」
本記事をお読みの方は、そういったお悩みを抱えている方が多いことでしょう。
手洗い洗車をすると言っても、何を準備すればいいのか?
そもそも「手洗い洗車」か「洗車機」どちらがおすすめなのか?など、洗車の基礎から知りたい方も多いはずです。
そこで、本記事では、手洗い洗車と洗車機の違い、そして手洗い洗車の方法・コツ・注意点についてもお話しします。
そもそもなぜ手洗い洗車がおすすめなの?
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洗車には主に、手洗いと洗車機による洗車があります。
手洗い洗車は、「全て手作業で行う洗車」です。そのため洗車をするためのスペースの確保と、事前に道具を用意しておく必要があります。
自宅で洗車を行う場合は、蛇口とシャワー付きのホース、カーシャンプーやスポンジなど、洗車に必要な道具とスペースがあればいつでもできます。自宅に洗車をするスペースがなければ、手洗い洗車場に行くことも可能です。
また、洗車機を利用して洗車をする場合は、道具もスペースも必要なくガソリンスタンドなどに行くだけで洗車が出来ます。機械での洗車になるので約10分程で洗車が出来てしまいますので、時間の節約にもなります。
それぞれの違いやメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。
|
手洗い |
洗車機 |
作業スペースの確保 |
必要 |
不要 |
洗車道具 |
必要 |
不要 |
所要時間 |
1~2時間目安 |
10分前後 |
メリット |
きれいに仕上げれる 水道代だけで洗車可能 |
短時間で洗車が可能 洗車スペースは必要ない |
デメリット |
洗車スペースが必要 時間がかかる |
細かな汚れが落ちにくい 細かなキズが付く可能性あり |
それぞれメリット・デメリットありますが、愛車を常にきれいに保ちたいのであれば、手洗い洗車をおすすめします。スピードという意味であれば、洗車機に分がありますが、傷のつきづらさや仕上がりの綺麗さでいうと、断然手洗い洗車がおすすめです。
手洗い洗車のやり方・コツ・注意点とは?
手洗い洗車がおすすめだとお伝えしましたが、洗車時に注意すべき点が色々あります。大事なボディを傷つけないためにも、手洗い洗車の方法・コツ・注意点について詳しく解説しますね。
洗車で手洗いする方法
手洗いで洗車するときは、事前に以下のような道具を揃える必要があります。
- シャワー付きホース
- カーシャンプー
- スポンジ
- 拭き取りクロス(布)
- カーワックス
必要な道具を揃えたら、以下の順序で洗車を進めていきます。
- 周囲の邪魔にならないスペースに車を停め、手洗いで洗車ができるスペースを確保する
- 洗車を始める前に予めバケツに水を入れて、洗車道具を揃えて洗車の準備をする
- 車全体の汚れをシャワーを使ってキレイに落とす
- 車全体をシャワーで洗い流したことを確認して、洗剤を使わずにスポンジとシャワーで車の表面に残っている汚れを落とす
- 用意しておいたバケツでスポンジの汚れを洗い流し、洗剤を付けて車全体を泡で包むように洗う
- 車全体を洗い終えたら、シャワーでキレイに泡を洗い落とす
- シャワーで泡を洗い流しながら、細かな汚れが付着していたら再度泡で汚れを落とす
- 再度車全体をシャワーを使って洗い流す
- 泡が残っていないことを確認し、拭き取り専用クロスを使ってキレイに拭きあげる
必要な道具を揃え、正しい順序を守って洗車を行いましょう。次は手洗い洗車をする時のコツについて解説していきます。
洗車で手洗いするコツ
手洗い洗車でキレイに仕上げるコツについて、解説します。まず、洗車をする時の天気がもっとも重要です。晴れた日の日中に洗車をしたくなることがあると思いますが、日中は洗車に最も向いていない時間帯です。気温が高いとせっかく洗っても水分があっという間に飛んでしまい、水がウォータースポットととして残ってしまいます。洗車をする条件として最適な時間帯は夕方か日中であれば曇っている時です。洗車時の天気の次に大事なことは洗う順番です。
やみくもに洗うだけだと汚れが落ちないばかりか、車にキズが付く可能性があります。最初にしっかりと表面に付着している汚れを落とすために、シャワーで勢いよく水を落とします。表面の汚れが落ちたらスポンジにカーシャンプーを付けずに水で流しながら車全体を優しく洗います。この流れで作業することで、表面に付着した汚れは殆ど洗い流されます。細かな汚れを見つけて落とすこともできるので、洗車後の仕上がりが一段とよくなります。
次にカーシャンプーをスポンジに付け、車全体を優しく洗います。力を入れて洗ってしまうと、残っていた汚れが原因で車にキズが付く可能性があるので、優しく洗うようにしましょう。カーシャンプーを使用する際の注意点として、タイヤに長時間洗剤が付着したまま放置しないようにしましょう。タイヤのゴム部分はデリケートなので長時間洗剤が付着した状態で放置しておくと劣化の原因になります。洗剤を使ってタイヤを洗う際は10分程度もあれば十分汚れは洗い落とせますので、長時間洗剤を付けて洗わないようにしましょう。タイヤを洗う時に、もう一つ気をつけていただきたいのがブレーキローターです。ブレーキローターはとてもサビやすいので頻繁に水がかからないように注意して洗うようにしましょう。
洗車で手洗いする時の注意点
手洗い洗車では、注意しないと車を傷つけてしまう可能性があります。そのため、洗車時の注意点について詳しく解説しますね。
注意点1:タイヤ・ホイール洗車する時
車を洗車する時は、タイヤ・ホイールから始めるのが鉄則です。理由は、タイヤには油分や汚れが付いているため、洗車中にタイヤ・ホイールの汚れがボディに飛び汚れの原因になってしまうからです。折角洗ったボディをまた洗い直すことになるため、最初に洗うように徹底しましょう。洗う順番だけでなく長時間洗剤を付けないこと、ブレーキローターやサスペンションへの水のかけ過ぎには注意しましょう。
※サスペンションはブレーキローターの裏側についており、見えにくい位置についている衝撃を吸収するための重要な部品です。
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奥に見える円盤の形をしている部品がブレーキローターです。ブレーキローターはとてもサビやすく、10分もすればサビが浮いてきてしまいます。ブレーキローターの劣化を防ぐためにも、タイヤを水で洗い流すときは水流をゆるめるようにしましょう。
注意点2:ボディは最初に優しくシャワーで流す
ボディを洗う時は、最初からスポンジを使って洗うことをせず、シャワーを使って優しく洗い流すようにしましょう。例え、目立つ汚れがボディに付着していなくても、洗車前のボディには細かな汚れが付着しています。細かな汚れが付着している状態で、いきなりスポンジを使って洗車を始めると、ヤスリを使って洗っているのと同じように、ボディにキズを付けながら洗うことになってしまいます。ボディにキズを付けないようにするためにも、最初はシャワーを使って優しく洗い流してからスポンジを使ってボディを洗うようにしましょう。
注意点3:すすぎ残しが起こりやすい箇所は最後にチェック
すすぎ残しが起こりやすい箇所は、最後にチェックして丁寧に拭きあげるようにしましょう。すすぎ残しがあると、そこから水が垂れてきて折角キレイに磨き上げたボディに水垢がつく原因にもなります。以下の箇所は最後にチェックして拭きあげるのがおすすめです。
■すすぎ残ししやすい箇所一覧
- ドアミラー可動部分
- ドアノブ
- ボンネットの隙間
- トランクの隙間
- バンパー裏側
- サイドステップ(ドアを開けたところ)
注意点4:コンデンサーを洗う時は特に丁寧に流す
車にはエアコンを使うときに室内を冷やすための冷却装置(コンデンサー)があります。コンデンサーは車のフロントバンパーの奥にあり、普段は見ることはありません。万が一コンデンサー部への頻繁に水をかけることや、勢いの強い水をかけるようなことになると、コンデンサーのフィン部分を痛めてしまう原因になります。コンデンサーのフィンが傷んでしまうと、エアコンが正常に働かない原因にもなりかねません。
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コンデンサーのフィン部分に勢いの強い水をかけると、フィンを痛めてしまう原因にもなります。コンデンサーのフィンが傷んでしまうと、エアコンが正常に働かない原因にもなりかねません。
手洗い洗車をプロにお願いするメリットとは?
自分で手洗い洗車をすると車への愛着が湧き、車に乗ることが楽しみにもなります。しかし、先ほど洗車時の注意点として挙げたようなデメリットもあります。上手く洗車が出来ていたと思っても、水シミが出来てしまったり、ブレーキローターがサビてしまったり。キレイに洗車したと思ったら、キズを付けてしまったり…そんな不安がある場合は、洗車のプロに頼むことも検討してみましょう。ガソリンスタンドや洗車専門店、カーディーラーでは手洗い洗車のプロがいます。洗車のプロにお願いすると、高い技術と知識で車を傷つけず洗車してくれます。
プロが洗車をする時は、車のボディにキズを付けず汚れをしっかり落とすムースシャンプーやムートンモップを使って洗車します。拭き上げの際にはマイクロファイバーのクロスを使うため、愛車のボディにキズが付くこともありません。洗車のプロは愛車をキレイに保つための技術力や知識が高いため、安心して洗車をお任せすることが出来ます。プロにお任せする場合でも、手洗い洗車であれば2,000円前後から可能です。自分で洗車をすることが不安な方は、プロに洗車を依頼するのがおすすめです。
手洗い洗車してくれる場所を探す方法とは?
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