スズキ ワゴンR(2013年式、14万km以上)の車検実績

ワゴンRの車検を実施させて頂き誠にありがとうございました！
ウォーターポンプからクーラントが漏れていたので交換させて頂きました。
【交換前】



【部品】


【交換後】



車のウォーターポンプは、エンジン冷却システムの重要な部品の一つです。その役割は、エンジン内を流れる冷却水（クーラント）を循環させることです。これにより、エンジンが適切な温度で動作できるように保たれます。以下は、ウォーターポンプの具体的な役割です
1. 冷却水の循環
エンジンの内部では燃料が燃焼するため、非常に高温になります。ウォーターポンプは冷却水をエンジンブロックとシリンダーヘッドを循環させ、熱を吸収した冷却水をラジエーターに送り出します。
2. 熱の放散
ウォーターポンプが循環させた冷却水はラジエーターに到達し、そこで熱を放散します。冷却されたクーラントは再びエンジンに戻り、これを繰り返すことでエンジンの温度を一定に保ちます。
3. エンジンのオーバーヒート防止
ウォーターポンプが正常に動作していないと、冷却水が循環しなくなり、エンジンがオーバーヒートする可能性があります。これはエンジンに深刻なダメージを与えるため、ウォーターポンプは非常に重要です。
4. 暖房装置への供給
車のヒーター（暖房）はエンジンの冷却水を利用しています。ウォーターポンプが冷却水を循環させることで、ヒーターコアに熱い冷却水が供給され、車内を暖めることができます。
ウォーターポンプは一般的にエンジンのタイミングベルトやドライブベルトによって駆動されています。もしウォーターポンプが故障した場合、冷却システム全体が機能しなくなるため、異常音や冷却水漏れなどの兆候が見られたら早めの点検や修理が必要です。