日産 ルークス(2013年式、8万5千～9万km)の車検実績

タイロッドエンドブーツの主な役割


グリースの封入・保持


ジョイント部には潤滑用のグリースが封入されています。


ブーツはこのグリースが漏れないよう密閉し、潤滑状態を維持します。




異物の侵入防止（防塵・防水）


泥、水、砂、ホコリなどがジョイント内部に侵入すると、摩耗やサビが発生します。


ブーツはそれらの異物からジョイント部を守ります。




タイロッドエンドの寿命延長


適切に機能していれば、ジョイント部の摩耗を防ぎ、部品の寿命が延びます。





ブーツが破れるとどうなる？


グリースが漏れる


異物が侵入して摩耗・ガタが出る


操舵に違和感が出たり、最悪ステアリングが効かなくなる恐れも


車検不合格になる（日本では破れは重大な整備不良とされる）



まとめ
タイロッドエンドブーツは小さい部品ですが、ステアリングの安全性や車両の操縦安定性に直結する重要な保護部品です。ひび割れや破れがあれば早めに交換することが推奨されます。