茨城県かすみがうら市上稲吉2004-27
2025年4月26日
トヨタ アクア(2012年式、6万~6万5千km)の車検実績
いつもお世話になっております。
茨城県かすみがうら市の車検専門店【車検のコバック 土浦中貫店】です☆
本日はトヨタ「アクア DAA-NHP10」の車検と整備を実施しましたので、ご紹介いたします。
年式が2012年、走行距離が60000キロになります。
ブレーキフルード交換の重要性と定期交換の理由について、説明します。

ブレーキは、クルマが安全に走行するために最も重要なシステムです。
ブレーキフルードは、ドライバーがブレーキペダルを踏んだ力を、実際に車輪を止めるブレーキキャリパーに伝える油圧作動油としての役割を担っています。
例えるなら、ブレーキペダルが「止め!」という命令を出す口、ブレーキフルードはその命令を伝える生命線のようなものです。この生命線が劣化すると、命令がきちんと伝わらず、止まれなくなってしまう危険性があるのです。
①ブレーキフルードの性質:水分を吸収しやすい
ブレーキフルードには吸湿性という、空気中の水分を吸収しやすい性質があります。
長期間使用すると、フルード中の水分量が増加します。
②水分混入による危険性
沸点の低下: ブレーキは、車輪が回転するエネルギーを摩擦によって熱エネルギーに変換して停止させます。この時、ブレーキシステムは非常に高温になります。水分が混入したブレーキフルードは、正常なフルードよりも沸点が低くなるため、高温になった際に**気化(ベーパーロック現象)**しやすくなります。気化したフルードは圧縮されるため、ブレーキペダルを踏んでも力が伝わらず、ブレーキが効かなくなるという非常に危険な状態に陥ります。
制動力の低下(フェード現象): 高温での連続使用により、ブレーキパッドとローターの摩擦力が低下するフェード現象も、沸点が低下したフルードではより起こりやすくなります。
ブレーキシステムの腐食: 吸収した水分は、ブレーキキャリパー、ブレーキホース、配管などの金属部品を腐食させる原因となります。腐食が進行すると、部品の強度低下や油漏れにつながり、ブレーキシステムの故障を引き起こす可能性があります。
③定期的な交換が安全を守る
定期的に新しいブレーキフルードに交換することで、水分による沸点低下を防ぎ、ベーパーロック現象やフェード現象のリスクを低減できます。
また、新しいフルードは腐食防止剤を含んでいるため、ブレーキシステムの金属部品を保護し、部品の寿命を延ばす効果もあります。
つまり、定期的な交換は、常に安全な制動力を確保し、予期せぬ事故を防ぐために不可欠なのです。
使用状況や走行距離によっては、車検の間隔よりも早くフルードが劣化する可能性があるため、推奨される交換サイクル、【一般的に2年に1回】を守ることが重要です。
当店は、トヨタ車の車検や一般整備にも対応しております!
トヨタのお車も、当店にぜひ安心してお任せ下さい。
またのご利用お待ちしております(^^♪
茨城県かすみがうら市の車検専門店【車検のコバック 土浦中貫店】です☆
本日はトヨタ「アクア DAA-NHP10」の車検と整備を実施しましたので、ご紹介いたします。
年式が2012年、走行距離が60000キロになります。
ブレーキフルード交換の重要性と定期交換の理由について、説明します。

ブレーキは、クルマが安全に走行するために最も重要なシステムです。
ブレーキフルードは、ドライバーがブレーキペダルを踏んだ力を、実際に車輪を止めるブレーキキャリパーに伝える油圧作動油としての役割を担っています。
例えるなら、ブレーキペダルが「止め!」という命令を出す口、ブレーキフルードはその命令を伝える生命線のようなものです。この生命線が劣化すると、命令がきちんと伝わらず、止まれなくなってしまう危険性があるのです。
①ブレーキフルードの性質:水分を吸収しやすい
ブレーキフルードには吸湿性という、空気中の水分を吸収しやすい性質があります。
長期間使用すると、フルード中の水分量が増加します。
②水分混入による危険性
沸点の低下: ブレーキは、車輪が回転するエネルギーを摩擦によって熱エネルギーに変換して停止させます。この時、ブレーキシステムは非常に高温になります。水分が混入したブレーキフルードは、正常なフルードよりも沸点が低くなるため、高温になった際に**気化(ベーパーロック現象)**しやすくなります。気化したフルードは圧縮されるため、ブレーキペダルを踏んでも力が伝わらず、ブレーキが効かなくなるという非常に危険な状態に陥ります。
制動力の低下(フェード現象): 高温での連続使用により、ブレーキパッドとローターの摩擦力が低下するフェード現象も、沸点が低下したフルードではより起こりやすくなります。
ブレーキシステムの腐食: 吸収した水分は、ブレーキキャリパー、ブレーキホース、配管などの金属部品を腐食させる原因となります。腐食が進行すると、部品の強度低下や油漏れにつながり、ブレーキシステムの故障を引き起こす可能性があります。
③定期的な交換が安全を守る
定期的に新しいブレーキフルードに交換することで、水分による沸点低下を防ぎ、ベーパーロック現象やフェード現象のリスクを低減できます。
また、新しいフルードは腐食防止剤を含んでいるため、ブレーキシステムの金属部品を保護し、部品の寿命を延ばす効果もあります。
つまり、定期的な交換は、常に安全な制動力を確保し、予期せぬ事故を防ぐために不可欠なのです。
使用状況や走行距離によっては、車検の間隔よりも早くフルードが劣化する可能性があるため、推奨される交換サイクル、【一般的に2年に1回】を守ることが重要です。
当店は、トヨタ車の車検や一般整備にも対応しております!
トヨタのお車も、当店にぜひ安心してお任せ下さい。
またのご利用お待ちしております(^^♪
車両情報
- 車種
- トヨタ アクア
- 年式
- 2012年
- 走行距離
- 6万~6万5千km
追加整備/車検費用総額(法定費用込み)
- 追加整備
- ・ブレーキフルード交換
・クーラントチャージャー
・ヘッドライトクリーニング - 車検費用総額
(法定費用込み) - 66,097 円
店舗情報
| 店舗名 | 車検のコバック土浦中貫店 | ||
|---|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ナオイオート | ||
| 住所 | 〒315-0056 茨城県かすみがうら市上稲吉2004-27 | ||
| 受付時間 | 9:00~19:00 | 定休日 | 水曜日・第2木曜日・第3木曜日(10月~11月)・年末年始(12/28~1/3)・GW・お盆期間 |