世界中で成功を収めている輸入コンパクトSUVのパイオニア
日本市場において、輸入コンパクトSUVのパイオニアとして、初代フォルクスワーゲン・ティグアンが導入されたのが2008年9月。約8年が経過した2017年1月に2代目となるティグアンが日本に導入された。VWの生産モジュールである「MQB(モジュラートランスバースマトリックス)」を用いた第5弾で、MQBを採用したブランド初のSUVモデルとなる。ボディサイズは全長4500mm×全幅1840mm(Rラインは1860mm)×全高1675mmでDセグメントに属する。搭載されるエンジンは1.4L直4DOHCガソリンターボでACTと呼ばれる気筒休止システムやブルーモーションテクノロジーによって、高出力と低燃費を両立させている。組み合わされるミッションは6速DSGで、駆動方式はFFのみとなっている。JC08モード燃費は16.3km/Lを実現している。新しい時代の「つながるSUV」を目指して、インテリアにはナビゲーション付きの純正インフォテイメントシステム、ディスカバープロやコンポジションメディアを搭載し、インターネットとの接続を強化している。安全装備では、オールインセーフティという考えに基づき、プリクラッシュセーフティシステムのフロントアシストをはじめ、アクティブボンネットやポストコリジョンブレーキシステムを全車に標準装備。加えて、レーンアシストや半自動運転を実現するトラフィックアシストを設定している。グレードは専用デザインのエクステリアとなるRライン、装備の充実したハイライン、スタンダードなコンフォートラインの3グレードで売れ筋はハイライン。新車価格は360万円~463万2000円。