2025-07-25
賢く節約!ガソリン代を節約するための実践テクニック

画像出典:photoAC
「ガソリン代を節約する方法を知りたい」とお考えですか?本記事ではすぐに実践できる運転時やメンテナンス時、給油時などそれぞれの場面においてガソリン代を節約するための方法やお得なアプリを紹介します。
「ガソリン代を節約する方法を知りたい」とお考えですか?
車の使用にはガソリン代は必ず必要な出費ですが、ガソリン代は下がることなく日を追うごとに高騰し続けています。
一方、できるだけ出費を抑えて、カーライフを送りたいと思う方も多いでしょう。
本記事では、運転時やメンテナンス時、給油時などそれぞれの場面においてガソリン代を節約するための実践テクニックをご紹介します。
すぐに試せる方法やお得なアプリもあるため、ぜひ参考にしてくださいね。
ガソリン代が高い!ガソリン代の節約が大切な理由

画像出典:photo AC
まず初めに、ガソリン代が5年間にどれくら上昇しているのか確認しましょう。
経済産業省資源エネルギー庁によるレギュラーガソリン代の推移では、2020年2月には151.2円/Lでしたが、2025年2月には184.6円/Lにまで上がっています。(参考:経済産業省資源エネルギー庁)
このようにガソリン代は年々高騰し、今後も大幅に安くなるとは言えません。
このようにガソリンの価格が高騰する主な理由は、新型コロナウィルスです。
新型コロナウィルスが感染拡大した時には世界中で原油の需要が低くなり、原油価格が下落しました。
その時に経済的打撃を受けた石油輸出国機構(OPEC)が、再び需要が落ちるのを懸念し原油の増産を見送っているため価格が高騰し続けているのです。
原油価格はOPECの原油増産の延期のほか、円安ドル高やウクライナ情勢などさまざまな世界情勢によって影響を受けやすく、今後も先行き不透明です。
そのため、ガソリン代の節約を普段から意識し、実践することが大切であると言えます。
効率的な運転方法で燃費を向上させる

画像出典:photo AC
効率的な運転方法で燃費を向上させることは、ガソリン代の節約につながります。
本項では、運転する際に覚えておきたいポイントを解説していきます。
緩やかな加速を意識する
急加速は燃費を悪化させる原因の1つであるため、緩やかな加速を意識しましょう。
車は燃料を燃焼し熱を発生させ、その熱を運動エネルギーに変えて動きます。急加速を行うと多くの熱を発生させるため冷却する必要があり、冷却時に多くの燃料を消費し燃費を悪くしてしまうのです。
そのため、燃費を向上するためには急加速は避けましょう。
発進時は、最初の5秒は時速20㎞程度を目安に、ゆっくりアクセルを踏んで発進するのがおすすめです。普段の運転でゆっくり発進すると10%程度燃費が改善します。
速度を維持して走行する
ガソリン代を節約するための走り方として、一定の速度を維持する走行も重要です。
前述の通り、急加速はガソリンの消費が多くなるのに加え、減速時にもエンジンがエネルギーを回収する際にガソリンを消費するため、燃費の悪化の原因になります。
加速や減速を繰り返さず一定の速度を維持して走行することで、エンジンの消費を抑えられるのです。
緩やかにアクセルを踏み込んで加速し、ゆっくりブレーキを踏み込んで減速しましょう。
できる限り加速と減速を減らすためには、車間距離を十分とるのも効率的な運転方法であるためぜひ意識してみてくださいね。
アイドリングを控えて無駄な燃料を使わない
アイドリングは燃料を消費するため、できる限り控えましょう。
アイドリングとは信号待ちなどで車が止まっている時に、エンジンがかかっている状態のことです。
反対に、車が止まっている時にエンジンが止まっている状態のことを、アイドリングストップと言います。
一般財団法人 省エネルギーセンターのデータによると、 2,000cc車、Dレンジ、エアコンOFFの場合、アイドリングの長さが10分間で約130cc、1時間で780ccの燃料を消費します。 (参考:一般財団法人 省エネルギーセンター)
つまり、アイドリングストップで燃料費を節約できると言えるでしょう。
特に都市部など運転中に停止する機会が多い場合は、アイドリングストップをすれば燃料の消費を抑えやすいです。
アイドリングストップはガソリン代の節約する手軽な方法であるため、日常の運転で意識して取り入れていきましょう。
車のメンテナンスで無駄な燃料消費を防ぐ

画像出典:photo AC
車のメンテナンスは無駄な燃料消費を防ぐために重要です。
本項では、ガソリン代の節約のために実施しておきたいメンテナンスポイントを解説します。
国内の空気圧を適正に考える
タイヤの空気圧は燃費に影響を及ぼすため、定期的に確認するのがおすすめです。
空気圧には適正値があり、車種によって違います。
適正値より低めの場合、タイヤの接地面が増え抵抗が多くなることで適正値の時よりエネルギーを必要とするため燃費は悪くなります。
また、ハンドルが取られる感覚を感じたり、タイヤの損傷したりなど事故のリスクも高まります。
反対に、空気圧が高めの場合は燃費が伸びる傾向がありますが、空気圧を高くし過ぎると、乗り心地が悪くなるほか、消耗が激しくなりタイヤ自体を傷めてしまいかねません。
空気圧を低くしても高くしてもデメリットがあるため、適正値にしておきましょう。
定期的なオイル交換でエンジンの負担を軽減
オイル交換はガソリン代の節約のために定期的に行うことが重要です。
オイル交換はエンジンの動作をスムーズにし、エンジンの冷却や洗浄を行い、内部部品の防カビや防サビをする働きがあります。
オイル交換をせず劣化したオイルの場合、エンジンの性能が悪くなり車を動かすために多くの燃料を必要とします。そのため、燃費が悪くなってしまうのです。
オイル交換をしないと燃費が悪化するだけではなく、最悪の場合オーバーヒートでエンジンが壊れてしまいかねません。
エンジンを効率的に動かして本来の燃費を維持し、余計な出費を防ぐためにも定期的にオイル交換をしましょう。
車体を軽くする
車体が重いと燃費が悪くなり、反対に軽くすることで燃費が抑えられ、ガソリン代の節約になります。
車の重量が軽くなればなるほど、走行のために必要なエネルギーが少なくなります。
軽自動車も普通車と比較すると軽量であるため、燃費が良い車種が多いのです。
車体を軽くするためには、車に物をたくさん積み込まないようにしたり、不必要なパーツを外したりする方法があります。
例えば、重量があるアウトドア用品やゴルフバッグ、洗車道具など、普段は使わないものは車に積んだままにせず下しておきましょう。
また、走行に必ず必要ではないものは取り外すのがおすすめです。
例えば、スペアタイヤは万が一のパンクに備えたものであり通常は使用しないため、外しておいても良いと言えます。
ですが、不安になったり、パンクした時にはかえって出費が増えたりするため、本当に必要かどうかは個々人で考えてみましょう。
ガソリンの入れ方を工夫してコスト削減

画像出典:photo AC
最後に、ガソリンの入れ方を工夫してコストを削減する方法を紹介します。
こちらも意識的に行うことで効率的にガソリン代を節約できるため、実践してみてくださいね。
給油のタイミングを見極める
給油する時には満タンにせず、こまめに給油することでガソリン代の節約になります。
なぜなら、満タンにすると車体が重くなり燃費が悪くなるからです。
ただ、満タンにしても燃費への影響は小さく、個々人の環境によっては満タンにしておいた方がよい場合もあります。
例えばガソリンスタンドが遠い場合は、給油のためにガソリンを使うため満タンにしておくと良いでしょう。
また、長距離移動をする機会が多い人は、給油する手間がかかることに加えガス欠の不安を抱える場合があります。
そのため、こちらの方法は、ガソリンスタンドが近くにある人や長距離移動をする機会が少ない人におすすめであると言えます。
ガソリンスタンドの会員カードや割引制度を活用する
ガソリンスタンドの会員カードや割引制度の活用は、ガソリン代の節約に有効です。
会員カードがあるガソリンスタンドでは、非会員と比べると1~2円/Lほどガソリン代が安くなる場合があります。
また、ガソリンスタンドの指定のクレジットカードで支払ったり、割引クーポンがあったりすれば割引制度を活用できる場合もあります。
ポイントを貯めれば、ポイントをガソリン代にあてられるガソリンスタンドもありお得です。
普段からよく利用するガソリンスタンドがあれば、割引制度がある会員カードやクレジットカードなどがあるか確認してみましょう。
お得なアプリ楽天Carを利用する
ガソリンスタンド独自の割引制度は、特定のガソリンスタンドでしか適用されない場合が多いです。
そのため、旅行などで長距離移動する際など、他のガソリンスタンドを利用する時には割引を受けられずもったいなく感じる方も多いでしょう。
そのような方には、数多くある割引制度の中でも、給油だけではなく運転や車検、洗車でも楽天ポイントが貯まるお得な「楽天Carアプリ」がおすすめです。
日本全国にある楽天ポイントが貯まるガソリンスタンドで給油すると、ポイントが貯まります。ガソリンスタンドはアプリで探せてとても便利です。
その他、20㎞以上のドライブや車検、洗車などでもポイントが貯まり、貯まったポイントは1ポイント=1円として楽天のさまざまなサービスで利用でき、結果的にガソリン代の節約ができます。
時期によって楽天ポイントが2倍になるキャンペーンもあるため、ポイントを貯めやすいですよ。
今すぐ「楽天Carアプリ」をダウンロードして、お得にポイントを貯めていきましょう。
ハイブリッドや電気自動車に買い換える

画像出典:photo AC
ガソリン車からハイブリッド車や電気自動車に買い換えるのも、車の出費を抑える方法の1つです。
例えば、トヨタのシエンタ(Z 7人乗り)のガソリン車とハイブリッド車の燃費(WLTCモード)を見てみると、ガソリン車は18.3km/L、ハイブリッド車は28.2km/Lとなっており、ハイブリッド車の方が燃費が良いのが分かります。(参考:トヨタ シエンタ 主要諸元)
電気自動車はガソリン代の代わりに電気代がかかりますが、電気代の方が安く出費を抑えられる可能性が高いです。
また、ハイブリッド車や電気自動車は、エコカー減税の対象となり、税金が優遇される場合もあります。
そのため、ガソリン車からハイブリッド車や電気自動車への乗り換えも、ガソリン代の節約になると言えるでしょう。
本記事では、ガソリン代を効率的に節約する実践テクニックをご紹介しました。
普段のドライブでガソリン代を節約する方法は多くあるため、実際に実践してみてくださいね。ガソリンスタンドの割引制度やポイントカードの利用する方法もあり、中でも「楽天Carアプリ」は給油以外でもカーライフに必要な洗車や車検でもポイントが貯めやすく大変お得です。ぜひダウンロードして活用してみてください。
参考サイト
経済産業省資源エネルギー庁(参照日:2025-2-27)
https://www.enecho.meti.go.jp/
一般財団法人 省エネルギーセンター(参照日:2025-2-27)
https://www.eccj.or.jp/idstop/say/08/cont3.html
トヨタ(参照日:2025-2-27)
https://toyota.jp/index.html

楽天Carマガジンは、楽天Carが運営するウェブマガジンです。クルマの維持費をお得にする様々なコンテンツをお届けします!
この記事をシェアする!
あなたにおすすめの記事